『Fit Boxing 2』がアニメ『セスタス』とコラボをやっています。パンチ1000発打ち込んだスクリーンショットをタグつきでtwitterにポストして、のべ人数よね? 達成人数2500人を目指そうというキャンペーン。これにあわせて、『セスタス』で主役を演じている峯田大夢さん出演の動画が公開されたりしているのですが、その番外編ですよ! 『セスタス』で格闘シーンアドバイザーをされている亀海喜寛さんによるFit Boxingのプレイ動画が公開! うひょー、これすごーい。元プロボクサーによるFit Boxingとか、ずっと見たかったやつだ。もう大興奮ですよね。いやもう、こいつはたまらんですよ。
というわけで、まずは動画を見てくれ。
これ見てみると、ボクシングとFit Boxingは当然全然違うんだなっていうのがよくわかります。
Fit Boxingは音楽にあわせてボクシング動作を行なうフィットネスゲーム。パンチの打点がマーカーの拍に一致するよう打つのが基本です。そのため、予備動作である腕を引くとかは一拍前から行っているんですが、とりわけアッパーとかが顕著ですかね(本当はFit Boxingでもアッパーの打ちはじめが一拍前なのははやすぎる)、ボクサーは全然違うんだなってのが冒頭からよくわかります。
だってね、なにがすごいって、マーカーにあわせてアッパーを打ちはじめて、きっちりJust判定中に打ち終わりますからね。最初こそは遅れてGoodになってたのが、数発打ったらもうJust。って、それはやすぎん? いやもう、目を見張るアッパーでした。
フックもすごいの。最初こそはタイミングが遅れてたものの、ひねって打ってのリズムに慣れる4分12秒くらいのフック。もんのすごい剛腕。見てたら笑みがもれてしまったくらいのするどさで、なにこれ、すごい。いやもう、とんでもないもの見た思いがしますよ。
Fit Boxingの判定は、パンチを打ち切るというよりも、マーカー位置でしっかり当てていくというか、きっちりとめていくことでとるという感じだから、打ち切っていくボクサーのパンチだと拾ってくれないだろうなあってのが終盤の苦戦されてる様子を見た時の感想でした。というか、亀海さんが終盤キツいとおっしゃってましたが、ボクシングは1ラウンド3分じゃないですか。なのにFit Boxing鬼モードは14分くらいある。セーブされたパンチではなく、渾身でがつんがつん打ち込んでいく14分ですからね、あれものすごい消耗すると思いますよ。絶対、表示される消費カロリーどころじゃない熱量だったんじゃないかと思います。
この亀海さんのFit Boxingプレイ動画は、Fit Boxingはリアルボクシングに共通するところも多いが、根本的に違っているところも多々ある、そうしたことを教えてくれてすごく刺激的でした。その、普段取り組まれているボクシングとは違う土俵、いやリングというべきか、で健闘された亀海さんは、いわばルールの違う相手と戦う異種格闘技に挑戦されたようなものなのかも知れませんね。
はっ、そういえば『セスタス』も拳闘でパンクラティオンに挑む異種格闘ものなのでは!?
本格的なボクサーのプレイするFit Boxing、ずっと見たいと思っていたものが、思いがけないかたちで、しかも予想以上のクオリティで実現されて、本当に感動しています。ありがとう、『セスタス』。アニメ、きっちり見ていきます。『セスタス』、本当にありがとう!
ステップとかダッキングとかの足回り使う動作も見てみたいといったら欲張りすぎですかね。ある程度プレイされて、慣れた状態でプレイされるガチFit Boxingとか、ほんと夢の対戦カードだと思います。
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