『まんがタイム』2021年5月号、昨日の続きです。
『午前0時のおねだりごはん』
牛喰、米沢と一緒に商談の席についたのはいいけれど、ものすごい緊張しているのね。と、そこで米沢のピンチ! そこですかさずフォローをした! と思ったら微妙な面白ペンを差し出しちゃってて、えらいっちゃ、大変だ。でも、これが怪我の功名といったらいいのか、向こうさんに好評で、場が暖まっていいアイデアも出てきたじゃありませんか。結果オーライではあるけど、牛喰、いいサポートできてよかったですね。
そして、仕事が終われば今度はおねだりでサポート。牛喰、大活躍ですよほんと。
今回、米沢が壊してしまった愛用のペン。その思い出話を聞いてみれば、昔同僚からプレゼントされたものだという。ああ、かっこいいお姉さんだな! 女友達、でも米沢は好きだったのでは!? えらいこと焦る牛喰がほんとその本心なんとかかんとか隠しながらも、伝わらない焼き餅に身を焦がしてるのがね。これ米沢が鈍いのか、あるいは常識が強固なのか。もう、明言していくくらいじゃなきゃ通じないですよ。
『お天気おねえさんの晴れ舞台』
他局の天気予報に興味津々の面々。奥田が興味示していたのがきっかけなんですが、牧が思い浮かべたのがセクシー天気予報。牧の中で奥田はいったいどういうキャラなんでしょう。
さて、話題の天気予報は、体操お兄さんによるエクササイズ天気予報。天気予報を伝えながら軽くエクササイズをしていこう、そんな体験型? 番組であるんですね。これを受けて新しいジャンルにチャレンジしていこうという琴音だけど、結局は本来の、もともとの路線に立ち返っていくところ、これがよかったなって。
見た目の奇抜さ、面白さに走るのではなくて、天気予報とはなにか、一本芯の通ったポリシーを見せた琴音。浅井の後押し、そっと手に触れて勇気を支えてくれるところもとてもよかった。まだまだ半人前、そんな風に見られがちなこの子たちだけど、けれど大切にしているものがある、その心意気、伝えたい思い、それが素晴しかった。感動的でさえありましたよ。
『秘密のお姉さん養成ノート』
素敵お姉さんを目指す蛍だけど、なかなか思うようにはいってない。この人の今回のテーマは、ヨシヨシされたいお姉さんなのだそう。主任が、またおかしなこといいはじめたって当惑してるのがおかしくて、でも主任にもヨシヨシの魅力、通じちゃってるのがおかしい。主任、素直になりましょう。主任も紀ノ川さんにヨシヨシしてもらえばいいんですよ。
蛍が周囲のお姉さん、それぞれのヨシヨシを取材しにいくくだりがおかしくて、ひまわり相手には脇に着目、って、あんたおっさんか! 藤先生はというと、ちょっと蛍の実感からはズレてるみたい。そして蛍のヨシヨシ実践ですよ。見事に大失敗に終わって、スタンガンヨシヨシ! なんか新しいジャンルみたいになっとる。ちょっと意気込みすぎましたね。でも、あの驚いてるすずらんちゃん、なんか可愛かったですよね。
しかし、蛍、なにをするにもちょっと過剰なところのある子です。それがよさなんですが、玉に瑕ともいえるかも知れないですね。あのツヤツヤすぎる蛍。主任には魅力と映ったかあ! いやあ、やりすぎですよ、蛍さん。
- 『まんがタイム』第41巻第5号(2021年5月号)
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