『まんがタイムきらら』2021年5月号、昨日の続きです。
『スロウスタート!』
花名たちの文化祭が保護者大集合かつ大邂逅祭になってるのがものすごい。十倉父母と千石父母はもともと交流あったみたいですけど、そこにさらに一之瀬父母が加わって、そして子供たちに出会ったところで百地一家とジョイントするっていうんですね。
この、友人の親御さんに出会って、ちょっとかしこまってしまう感覚とかね、懐かしくそしてむずがゆい? なんか居心地悪いというか面映いというか。いや、自分の両親が友人と話す方がそうかな? なんかこのところ感じていなかったものを思い出したようにも思われて、そんな季節もあったなあと、ああ、これ、昔懐かしむモードか! いけませんなあ。
しかし今回面白かったの、十倉父と百地父の関係ですよ。仕事で会う予定になってたのに、互いに気づいてなかったのか! 思わぬ初顔合わせ。これ、百地父、ばつが悪かったろうなあ。
『そらコミュニケーション』
冬休み、このシーズンのイベントというとクリスマスです。明後日がクリスマス、という時にニュースでは火球が観測されたと語られて、ああ、ここでの会話、宇宙船が火球や流れ星に誤認されることがあるというの、なるほど、そういうことだったんですね。
ソラがいうんです、それからテンペスタも。サンタクロースはくるのかって。千十星はいじわるなこというんですけど、煙突がないなら作ればいいと口からビーム出そうとするソラとかね、ほらあ、いじわるするからそんなことになるんですよ。そして翌朝、外には雪が積もって、ああ、ソラもテンペスタも雪を見たことなかったのか。早速皆で外に出て雪遊びしてね、そうしたらテンペスタがちょっと気になる情報をぽつりともらして。ああ、実際、せんりの両親が捕えられている? そんな可能性があったりするのか。
いや、連絡こそはとれないものの、自らそこに居座ってたりしそう。
今回、せんりに聞こえた謎の声。それは母のもの? そして残されたプレゼント。この声が聞こえたこと、以前もありましたよね。これ、やはりせんりの母からのメッセージと思っていいのかな? そして家の外にいるフードの人物。あの手にしているのは、せんりも持ってるやつじゃないのかな?
ええ、ちょっとなにかひとつ物事が動いていきそうな予感です。
『推しごとびより』
よっし、無事ライブ開催!
自信をなくしかけている柚葉。空も心町も、それぞれ自分たちのライブに間に合わないのではないかと、不安になったり弱気になったりしていたのだけれど、自分の漫画のファン、自分の推しとの交流が気持ちを高めてくれて、さらにはもっともっと先へと進みたい、決意も新たに踏み出せる、そんな一日になったのは本当素晴しかったですよ。
柚葉は台車で在庫を押しながら走ったんですね。いやあ、そこは宅配便で送ろうよ! え、そんな時間の余裕もなかったりしたの!? そして空も、心町、なるも走ってきて、ああ、皆ぎりぎりだけど間に合いましたね。
そしてここからのライブシーン、自分たちの気持ちの充実がライブでの出来に直結した皆の様子。リハーサルなしっていうのは本当にものすごい度胸だと思うし、無茶するなあ! の一言なんですけど、この子たちにとっては普通にリハを経由してステージに立つよりも、悔いなく自分の推し活動、推しごとをまっとうしてからの、心のエネルギー充填満タンで臨むステージこそが最も輝ける場所なのでありましょうね。
ほんと、今回描かれたステージ、見事、素敵でしたよ。
- 『まんがタイムきらら』第19巻第5号(2021年5月号)
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