『まんがタイムきららMAX』2022年2月号、昨日の続きです。
『のむラリアット!』
初戦を勝利で飾った海音、桃ペア。さあ続くは星、みるくペア。戦うは相手校部長のローズ。どのような試合となるのか。その期待も高まろうというその前に、一方的に火蓋の切られた試合。出遅れることとなった星、みるくだけど、これ、どうなるのか。
ローズの狙いはみるくだったんですね。実績をあげつつあるものの、まだまだ新人、経験不足は否めない。そのみるくを捕えるためにあえて蹴りを食らってくるローズの手腕。こうした流れの作り方見るに、この人、反則行為しなくても普通に強いよね? それをあえてゴング前に攻撃してきたり、また星のディーバ、ありすを人質にとるなど卑怯な真似をするの、これ、自分たちがヒールであることに徹して、卑怯を演じきってると考えていいのかな。
プロレスにおけるショーの側面、それをきっちり考慮に入れての行動と考えればこうした卑怯なやり口もまたプロレスの華なのでしょうね。でも、これってどこまでが許されるんだろう。選手として試合に臨んだ末の負傷ならある程度は受け入れざるを得ないところあるだろうけど、それが選手ではないディーバであるならどうなのか。事故ではなく故意で負傷させた場合はどうなるんだろう。これってそもそも反則とられないの? などなど、プロレスにはどこまでがOKで、どこからがアウトか、ちょっと見ただけではわからないところあって難しいなあ、なんて思っちゃいましたよ。
星のカットが僅かに及ばず、みるくがダウンを喫したことで、勝負は1-1となって、恵、翼ペアの活躍に期待するほかない展開となりました。梟池最強のペアといっていいと思うんですが、すなわち次回はこのふたりの見せ場がくるのでしょうか。またなにか苦しい戦いになりそうな予感しますよね。そうした不安をもはねのける、そんな活躍を見たいものだ、なんて思いますよ。
『白魔導士はゾンビの夢を見るか?』
おお、新登場人物が! いや、人じゃないけど。
リルーの持っていた杖がしゃべりだしたんですね。ジジ・ガルガル。リルーの指南役として目覚めた、そういうのですが、今回ざっと見るかぎりあんまり指南してないね……? むしろ慣れぬ異世界に身を置いて、あれもこれもわからぬと戸惑う、そんな役割を一手に引き受けている感があって、いやね、ゾンビに襲われかけている猫を助けた時のね、モンスターではないからそこまで警戒する必要はないにせよ、危険度合いのわからぬ相手を思いっきり侮ってひっかかれるとか、ジジ殿の今後が危ぶまれる展開でありました。
杖の目覚めは所有者の17歳の誕生日。ということで、リルーのためにプレゼントを調達に出たアヤ。いやもう、ほんとハラハラしましたよ。いつもなんだか粗忽で、うっかりピンチも多かったじゃないですか。だから普通に帰ってきた時には、なるほどこれまで生き抜いてきた、それだけのことはあるのだな。さすがにいろいろ見直しましたよ。
で、その見直した矢先にレサナでビクンビクンって! リルーじゃないけど、やっぱ台無しだよなあ。このあまりの落差、ほんと、予想以上にヤバい様子見せてくれたもんだから、アヤさん、いろいろ大丈夫なの!? イメージとかそのへんも大切になさって!? もう笑わずにはおられないインパクトありました。
- 『まんがタイムきららMAX』第19巻第2号(2022年2月号)
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