『まんがタイムきらら』2022年1月号、昨日の続きです。
『えるくえすと!』
皆で海。けどエル一同はあんまりテンションあがってなくて、なるほど、海イコール旅の通り道という認識だったんですね。でもって水着もはじめての経験? そうか、エルたちのいたゲームの世界はあぶないみずぎとかなかったんだ。
海で遊ぶという段になって誰ひとりなにをしたらいいのかわからないっていうのがおかしくって、海は通り道組は当然としても、こっちの世界組もなの!? ああ、基本インドアな人たちだから……、っての、ほんとに面白い。だよなあ、自分も最後に海に入ったのいつだったかもう思い出せないくらい昔。なにをどうしたらいいかわからない組であるのは間違いなさそうです。
でも遊びはじめたら楽しくなるのがいいですね。海に入ってもいい、浜で遊んでもいい、それぞれに海を楽しんでいて、と思ったらまさかの魔物出現!? そうでした、魔物もきてましたね。しかも悪いことに、レベルが下がって魔法が使えなくなってるアレッタが襲われてしまってさあ大変。って、きらら誌で触手は結構ぎりぎりでは!? いいんですか!? 小学生も読んでるんですよ! 巻頭のカラーページに書いてました!
今回はセリが大活躍でしたね。腕力でもってモンスターを引きちぎって撃退。めでたくふたりもレベルがあがって、セリがレベル3にアレッタが2に。ええ、こうして少しずつ歩みを進めていけたこと、セリも少し自信が持てるようになったこと、大変よかったと思います。
ああ、それと、アレッタさんは気にしなくていいと思います!
『むすんで、つないで。』
うわあ、榊姉妹、めちゃくちゃ可愛い! ハロウィンの仮装だっていうんですが、お化けっぽいフードつきポンチョみたいのんかぶってましてね、それがまあ可愛いの。お化けというかてるてる坊主というか、みたいな格好になってますけどね、でもイベントを楽しんでるふたりのそのきらきらの笑顔。素晴しいものがありますね。ええ、素晴しい。
対照的なのが苺。ああ、君、わりとやる気ないな! うん、まあこの子の来歴考えたら花ノ子や白百合みたくはしゃぐのはちょっとキツいよね。
今回素晴しいの、七色ですよ! うわあ、頑張りましたね! 軽く仮装をとつなぐにいわれて、黒いワンピースで魔女っぽい装いしてみたら、えらい気合いはいってるみたいになっちゃって、恥ずかしい!? でもすごいよね、めちゃくちゃ可愛いよね。七色、ポテンシャル高い子! いやもう自信持っていこう。君は最高だ。
この子のつなぐとのやりとりの合間合間に見せる表情、それもよくって、ああ、つなぐと一緒にいろいろ経験して、それがこの子の可能性を開くことになったら素晴しいなと思う。子供たちにお菓子を配るのも、なんかハッピーハロウィンって繰り返してるだけだってキャプションにいわれてますけど、それでもだんだん気持ちが開かれていってる感じしてますやん。それがいいんだと思う。少しずつでも七色、成長してるんですよ。頑張れ七色。やれてる! やれてるよ、七色!
そしてミステリアス白百合! この子、本当に美少女だな。次のページの舌出し白百合も素晴しいよね。ええ、ものすごい威力。で、それを受けて混乱してる七色もまたいい。ええ、七色、いけてる、いけてますよ!
『推しごとびより』
今回は2本立て! 1本目は同人誌のイベントなんですが、ということはゆず湯先生メインですね? 会場に到着するまではやる気たっぷりだったゆず湯先生。しかし設営の途中、そのやる気がくじける!? なんと、ダンボール頭からかぶってゆず湯先生不在を装う。いったい、いったいなにが!?
なるほど、カラフルリウムのチラシ置いたもんだから、同人作家ゆず湯とアイドル柚葉、異なるイメージの自分がまじらないようにとの苦肉の策だったんですね。
でも、ほんと、強引すぎておかしいんですよ。ダンボール箱仮面がね、チラシのこの子はゆず湯先生? との疑問が呈されるたびに、違います、気のせいです、ことごとく否定していくんですけど、無理すぎるよ! そもそも常連さんだったらゆず湯先生の顔、知ってるでしょう? とか思ったんだけど、これでゆず湯先生の気がおさまるならこれでいいのかな。
と思っていたら、完売後に訪れたお姉さん。くろまめ茶先生との交流が柚葉の気持ちに区切りりをつけて、隠したかった自分の違う側面、それを表に出すことに納得いったんですね。これはおそらくは柚葉の自己像、異なると思っていた、分けたいと思っていたものが、そうではない、両方ともに自分なんだと思えるように変化したっていうことでもあるのかも知れませんね。いわば柚葉の気持ちのバージョンアップの瞬間、それがあの時だったのですね。
そして2本目ではCDのジャケット写真を撮りますよ。ここでね、なるが心町とのお揃い衣装をしれっと用意してきたりしててね、おお、やってくれるなあ、なるさん! あくまで偶然といいはるなるさん、素晴しいわ。で、その表情が実にいいんですよ。ほんとマイペースさが魅力です。
しかしCDジャケットどうしましょう。柚葉の発案で、アニメのオープニングとかでよくありそうなジャンプシーン撮影してみたりね、おお、これすごくいい感じじゃないですか! みたいに思ってたら、ばたんと落下して現実は厳しい……。続く芝生案も、ちくちくする、アリがいる! 軽いパニックで、全然しまらなくって、こういうドタバタが実にカラフルリウムらしいって感じましたよ。
そしてジャケットの写真、いい感じに仕上がるくだり。ああ、彼女たちが一番輝いてるのはどういう時か、それをよくよくわかってもらえていましたね。そう思わせてくれる展開。ええ、実際とても魅力的だったと思います。
- 『まんがタイムきらら』第20巻第1号(2021年1月号)
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