2011年10月31日月曜日

iPhone 4S

iPhone先日ちょこっと触れてましたけど、iPhoneを買いました。iPhone 4S、つい先日出たばかりのモデル。正直買おうかどうか、ぎりぎりまで迷っていたんですけど、結局、というか、やっとこさ買うことを決意しました。新しい端末が出たから、というよりも、キャリアを選択できるようになったというのが理由でしょうか。それと、ジョブズが亡くなった。それもちょっと後押ししたんだろうなあ。合理性や理念よりも、情念、不合理なもので動くのが私です。

さて、iPhoneを入手して、いやあ、驚くほどなんも変わらないですね。電話番号をもらった。ezwebのメールアドレスも作って、けど、まあ、ばんばんメールが届いてとか、ないねえ。まあ、家族以外にはまだ3人しか教えてないというのが悪いんだろうけど、でも、まあ、もともとメールのやりとり、そんなに多くなかったから、これからもこんなものでしょう。

しかしiPhone、これは便利です。いや、iPhoneに限った話ではないのでしょうけど、外出した先でネットにアクセスできるということが、これほど便利だとは思っていませんでした。最初に立ち寄った店で見付けた商品、他の店では特典がつくのだろうか。今までなら、実際にその店にいってみるか、一度自宅に帰って確認するかしかなかったのが、今だとその場で調べられる。結果が即座に得られるというのは極めて便利なことだと実感させられました。

iPhoneはカメラもいい出来だっていいますけど、まだ使ったことありません。電話として使ったのは1度だけ。活用しているとは到底いえない状況です。メールは少々。カレンダーはiMacのiCalと、連絡先もiMacのアドレスブックとデータを同期させられるので、新規に登録するような手間はありませんでした。iCalは数年前までまめに入力してたんだけど、最近は全然使ってなかった。けれどiPhoneのおかげでまた使うことになりそうです。

今は主にtwitterアプリを使ってて、けどまあいつも使ってるtwittering-modeの方がはるかに使いやすいので、これをメインにすることはなさそう。でも、ちょっとした暇潰し、ATMの順番待ちとかですね、そういう時にはすごく便利。あとはまいにちゆるゆり、毎日のイラストそれからコメント、楽しみにしています。今、一番稼動してるのはこのふたつですね。侵略!イカ娘 侵略時計でゲソも買ってるんですが、意外とこちらは使ってません。起動時間でイベントが発生するので、常時起動しておくのが正しいのでしょうけど、なぜかあまり使っていません。

といったわけで、ほぼ娯楽目的の端末になってます。春の震災でネットがすごく便利だったという、そういった話を聞いたこともiPhoneを買おうと思った動機のひとつなんですけど、当座は普通に使ってるだけであります。

  • iPhone 4S

2011年10月30日日曜日

『まんがタイムきららキャラット』2011年12月号

『まんがタイムきららキャラット』2011年12月号、一昨日の続きです。

うらバン!』、最終回でした。千夏が卒業して、ゆみが部長になって、部員も増えました。コンクールでの自分の演奏、ビデオで見て、自分自身を理解した。それからの発奮が今の部の状況であるのですね。最終話は後日譚といったところでしょう。実質の最終回は前回だったように思います。それでもゆみと千夏の関係が進んでいるというか、ただ可愛がられてるだけではない、みたいに変化していたの、よかったと思います。1巻からまた読み直してみたら、ふたりの関係を軸にゆみの成長が見えたりするんだろうか。そうした読みなおしもまた楽しそうに思います。しかし、最後のページ、きりっと凛々しく演奏している皆、その表情、様子、たいへんよいです。

『こーじーまいすてりー』、ゲストです。高校で部活に打ち込みたい、いや違うか、インターハイに出たい、よくわかってないくせにそんなこといってる女の子ゆきがヒロインです。つっこみ役のなお。そして探偵部のちびっこ部長。なんだか謎掛け仕掛けてくるんだけど、いろいろとなんか残念な感じ。簡単すぎるというか、それ以前にちゃんと成立してないというか。けど、こういう推理やなにか、物語の探偵的な面では残念な人だけど、尾行とかはしっかりできるんですね。そんな先輩に弱味握られて入部を強いられるなお。きっと、ゆきにつっこみ、先輩につっこみ、そんな毎日になるんでしょうね。

『ウォーターガールズ』、いい展開を見せますね。晶部長が最近部にこない。それで音をあげてるのがもなかっていうのがアレですが、1年生を泳げるようにするための方法、それを考えてきた。でも、本当のところは教育実習生ほたかに教えを乞うていた。あの部長が! そう思わされる展開でした。後輩を伸ばすために必死、自分のプライドなんかに構っていられない。そんな部長の決意が伝わるようで、またこの人もひとつなにかを乗り越えたんでしょうね。ほたかの一歩退いて見守っている姿もすごくいい。あの親指、サムアップで通じる、そんなふたりの様子、信頼感がアップした、そんなところもすごくよかったです。

『九十九神いりませんか?』は文化祭での出来事。たからの恋の成就を狙ってキョウとこゆりが暗躍する話です。暗躍? もちろん人間側も頑張っていて、和紗とたから、文化祭の伝説を信じ、狙う相手からなにかもらおう、そういうんですね。最初は随分頑張ってたたからが、土壇場で弱気になったりするのは、もう期待どおりといえるでしょう。しかし面白かったのは、キョウとこゆり、そして和紗も、手伝う、そんな風にいいながら結構自分の好きなようにやってしまってる、なのにその結果が万事オーライになってしまったってところですよ。あれはよかった。一発逆転っぽい、そんな急転直下っぷりが最高でした。

  • 『まんがタイムきららキャラット』第7巻第12号(2011年12月号)

2011年10月29日土曜日

『まんがタイムオリジナル』2011年12月号

『まんがタイムオリジナル』2011年12月号、一昨日の続きです。

『先生のたまご』は、学園祭ということで1年1組、生徒側の様子が中心に描かれて、面白いですね。劇をすることになって、シナリオがすらすら出てきたり、それで自分の個性でもってこれやりたい、やらせたいという人が続々。先生が小人役っていうのも、本当に期待どおりであります。これ、劇の準備で終わったということは、次回に学園祭当日がくるのでしょうか。あの、ぎりぎりまで伸びる可能性を信じたいふたりの思い、あれはよかった。で、あのだぶだぶも可愛いと思うんです。あれはあれでよろしくってよ。

『恋は地獄車』、30年前の先生がエレガントで素敵だなあ。やってることは、まあ、アレなんですけどさ……。後藤さんが風邪でダウン。この人の、なんとなく万里子のこと好きなんだっていうところ、本人は認めないでしょうけど、私はすごく気にいっていて、いつかヒモと対決とかあるのでしょうか。いや、そういうのないような、いや、どうなんでしょう。あの、普段家事しない、世話されてるだけって人間の看病は最低っていうの、実際、こんなやついるん? とか思いがちですが、いるらしいですよね。風邪をひいたら夫がカツ丼を買ってきた、食えるかこんなもん、みたいな話はちょくちょくあるそうで、いやもう、驚き。で、カズくんもその口だっていうね。ええ、実際それで違和感ないところがこの人らしいです。最後の病院での後藤さん。あれはただ酷い人というだけでなく、嫉妬まじりなんだろうか。そんなことも思ったりしてしまうんですね。

『さくらこRule』。桜子さんはひきこもり、みたいにいってたけど、いやこれって悠々自適ってやつで、ひきこもりとは違うよね、そんな風に思ってたら、漫画のなかでも同じようなこといわれてた。町を自分のテリトリーとして、そのうちにひきこもってる。って、やっぱり悠々自適な人だと思います。かくありたいなあ。この自適な桜子さんと、いろいろ振り回されるひかるん、彼女のその性格の違いがよいですね。しかし、ひかるん、なんのかんのいって素直ないい子です。

『だぶるる!!』、クラスメイトが出てきましたね。フランクでハキハキしてる鈴木苺。おどおどしてるように見えて結構失礼な中山千春。あの、ふたりは付き合ってるのに対して、大丈夫かとかね、しっかり者だのうっかり者だの、結構いいたい放題な感じ、こういうの好きです。しかし留年2回の瑠璃子、勉強はかなりできる。苺が写すのに10分かかった問題を10分で解くってことは、問題見たら答が即座にわかるレベルなのか。素敵です。こういう人、大好きです。でも、しかし、この漫画、普通の人が出てこない。お父さんもすごいし、町のみんなもすごいし、常連の彼もたいがいだし。こうした人たちに囲まれてる留美、怒ってばっかりな印象ですけど、実際大変そうで、でもそれはそれで楽しそうです。

  • 『まんがタイムオリジナル』第30巻第12号(2011年12月号)

2011年10月28日金曜日

『まんがタイムきららキャラット』2011年12月号

『まんがタイムきららキャラット』2011年12月号、発売されました。表紙は『GA — 芸術科アートデザインクラス』から如月ちゃんです。読書の秋といったらよいのか、ソファにかけて厚い本を読んでいる。グリムの童話ですね。淡く暖かな色合いが印象的。背後にある窓の光がとてもきれいです。しかし、この表紙、如月が可愛いのはあたりまえだから言及しないとして、あの衣装、ストッキングというかタイツですよね、膝やくるぶしあたりのあまり具合とか最高だと思います。そして、彼女をかこむ枠飾り。アール・ヌーボー風といっていいんでしょうか。赤が基調のイラストに、補色の緑がかぶってくる。けれどそれがイラストの雰囲気を邪魔せず、うまく調和している。素敵ですよね。目に入らないのに、しかししっかり存在している。プレゼントの図書カードのシンプルさもいいけれど、表紙のこのちょっとゴージャスな感じも、とてもよいと思います。

『ぱわーおぶすまいる。』は、環の髪型の話からスタート。ポニーテールが可愛い、そういうんですが、宗馬からいいといわれてうろたえる。この人もこの人で可愛いな、そう思わせて、けど、あれは心底嫌なのか? 誉められ慣れてないのかなあ。というわけで、今回は全体に髪型の話。髪を伸ばしていた頃のまゆの写真。ああ、ほんとだ、可愛い。けど、その気持ちを素直に出せなかった宗馬、その反応でちょっと落ち込んだまゆとかね、ほんと、仲のいいふたりです。この様子見て、まだまゆに挑戦しようという景佑、この人は無謀だと思います。しかし、最後でまた環が可愛くて、ぬいぐるみ好きなのね。大事にしてあげてください。

けいおん!』、今回は奥田さんメインの回。奇行が目立つ彼女、最高やわ。めっちゃくちゃ可愛いと思います。自分のこと、できない子と思ってる奥田さん。一種の完璧超人である憂に苦手はないのかと思って探るっていうんですが、ほんと、可愛い子だと思います。経験者の梓もおののく憂の能力。コードを聴いて、即座に弾いてみせる。なおさらコンプレックスにさいなまれる直なんですが、けど最後には憂と仲良くなって、憂のちょっとした失敗、人のことを考えて、自分のこと忘れちゃうっていうのを知って、かなわないと思いながらも、親しみ覚えたんでしょうね。いい関係が作れてる。ええ、いい話でした。ふたり、仲良くなってほしいです。

『せいなるめぐみ』、最終回、っていうか、これは驚きました。まさかこんなギミックが!? 進路や自立ということを考えたり悩んだりの高校生たち、そんな話と思って読んでたら、もう、ほんと、あのラスト。ええええ、最後に最後にこんなの持ってくるの!? たまげまして、ええと、単行本は12月26日発売。描き下ろしも必見、って、いや、そりゃもう、必見だろうな。ほんと、驚かされました。全部の感想がふっとんだ、そんな感じでありますよ。

『ネガ→ポジ』、ゲストです。再登場というんですが、このタイトルに覚えなし。調べてみたら『読書びより。』の人ですね。今回は、寮に暮らす女の子たちの話? ヒロイン綾乃に、知沙と音々。世話焼きの知沙と、自由奔放な音々って感じでしょうか。そして綾乃には憧れの人があって、それは黒瀬先輩。部屋の窓から見える。きれいなお姉さん。ハンカチ貸してもらっちゃって、舞い上がるかと思いきや、なんかうじうじしちゃって、ストーカー認定されて。どうにも煮え切らない綾乃は、ちょっと自信がない感じ。けど、それがすごくいい雰囲気作っていたと思います。

  • 『まんがタイムきららキャラット』第7巻第12号(2011年12月号)

2011年10月27日木曜日

『まんがタイムオリジナル』2011年12月号

『まんがタイムオリジナル』2011年12月号、発売されました。表紙は手品がテーマですね。中央にハートのエースを手にした山下さん。衣装もばっちり決めてかっこいい。他には、シルクハットからウサギを出してるらいか、剣を手に弟を串刺しにしようとしている『あねぐるみ』、そしてウサ耳にウサ尻尾が可愛い『トリセツなカテキョ』井原センパイです。

『満開!Sister』は、ほんと、なんというか、色っぽくて困ります。カンナが上半身裸でうろついている。いや、これ、たけしじゃなくとも困るでしょう。で、うろたえるたけしにさくらも同じように迫ってみるんですけど、たけしまったくもって冷静で、この子供扱いがくやしいさくら、いいですよね。で、半裸の姉なんですが、うちの姉はまったくそういうことがなかったので、実はいまいちたけしには共感できないのですが、でもこうなったらきっと困るだろうな。で、たけしはシスコンじゃないっていってるけど、実際守ろうとしてるものは違うんだろうと思うけど、彼は彼で、またひとつのシスコンなんだと思います。ところで、カンナが大学で着てる服、あれ可愛いですよね。ああいうの好きです。

『ひよりすと』、びっくりした、最終回だよ。ひよりがハロウィンのイベントで景品になってしまった。仮装コンテストの優勝者に、ひよりがキスをするという。ああ、それで弟と妹が必死で頑張るのか! そう思ったら、そうすけは出場しないのか。かわりに、というわけではないだろうけど、一郎太が出る。変態代表。で、こいつが勝ち抜くのか、そう思ったら、驚いた、ことごとく身内は負けるのか。オリジナルではこれで終わり。あとは、スペシャルで続くというのかな? ちょっと盛り上がって、けれど平常運転とも思える最終回。楽しく、面白かったです。

『あねぐるみ』は新キャラ登場、っていうか、違うね、あの人だ! 『ゲンセンカラン』の源からん、登場でありますよ。お姉さん、楠木暦の配下。姉のこと、力いっぱい尊敬していて、だからタケローのことも慕ってる、というか相手して欲しいのか。ハロウィンのイベント、それを会社でやりますっていうんですね。仮装してきた参加者にお菓子を配る、結局そう落ち着いたんですが、それまでに野球と結びつけるとか、謎な展開見せて、面白かったです。そして、常に一枚上手な姉。ああ、実に見事であります。

しまった、姉ものが続いてしまった。

『明日もひまわり荘!』は、みずきと笹井さんが一緒に焼き肉にいくという話なんですが、管理人さんからはデートといわれる、けれど本人たちはどうもそんな感じじゃない模様。可愛い格好しても、目的は食、それだけというみずき。またそれをよくわかってる笹井。もう、さあ食え、もっと食えって、ほんとこのほのぼの感は最高だと思います。部活帰りの高校生にっていってますけど、自分の子を相手にしてる風でもありますよね。おいしそうに食べてる姿を、嬉しそうに見ている。そんな、色気のないふたりではあるけど、穏かなつきあい、10年続くのかな。なにかいい雰囲気。燃え上がるだけが恋じゃないもんな。そんなこと思わせてくれるふたりでした。

  • 『まんがタイムオリジナル』第30巻第12号(2011年12月号)

2011年10月26日水曜日

ゆるゆりのおんがく♪ YURUYURI ORIGINAL SOUNDTRACK

 これで『ゆるゆり』の関連商品、BDのぞいて出揃ったって感じでしょうか。アニメ『ゆるゆり』のサウンドトラックCDが発売された、ってことで買ってきました。というか、『Aチャンネル』のBDを買いにアニメイトにいったら、サントラが並んでいまして、そうだったそうだった、そろそろ出るっていってたっけ。で、iPhoneですよ。アニメイトには特典がなかったけど、とらのあなならどうだろう。ぱっとさっとwebで調べてみましたら、キーホルダーがつくんだ。ということで、とらのあなに移動して購入したのでした。超便利! そんなiPhoneではまいにちゆるゆりが好評稼働中です。

さて、サントラ。さすがに耳に覚えありの数々です、って、そりゃあんだけリピートしまくってたんだから覚えてて当然だよな、って感じですが、作曲者もいうように木管楽器主体のアンサンブル、その音色感がすごくよいなって思える曲が多くて、とりわけバスーンが印象的。中域から高域にかけての独特のユーモラスな雰囲気がうまく使われているんですね。で、よく聴くとキーノイズとかブレスの音も録音されていて、このすぐそばで聴いていますって感覚、ちょっと好きだなって思います。

このサントラでは面白い試みがなされていまして、曲のタイトルをごらく部とニコ生視聴者からの投票によって決めているっていうんですね。こういう視聴者参加型というんでしょうか、イベントが多かったアニメだったっていうのは印象としても残っています。で、視聴者に愛されてるなあ、って思えることも多かった。このタイトル決めもそんな風に思います。制作者と視聴者、楽しみ楽しませようという、そうした気持ちの感じられるところ、それもまたヒットした理由のひとつであったのかも知れませんね。応援してる、その気持ちがちゃんと届いてる、このサントラにしても自分が参加した、そうした気持ちが大切にされている、そんな感覚が得られるつくりになっているのでしょうね。残念ながら私は参加してないんですけどね。

各曲の解説は、ごらく部、主役4人を演じられた声優による記名のコメントでして、こういう印象、感想ですっていうのが楽しかったです。また作曲者によるものもちょっとあって、こういうところを工夫した、気を配った、そんな作り手の意図が見えるコメントも面白かったです。

  • なもり『ゆるゆり』第1巻 (IDコミックス 百合姫コミックス) 東京:一迅社,2009年。
  • なもり『ゆるゆり』第2巻 (IDコミックス 百合姫コミックス) 東京:一迅社,2010年。
  • なもり『ゆるゆり』第3巻 (IDコミックス 百合姫コミックス) 東京:一迅社,2010年。
  • なもり『ゆるゆり』第4巻 (IDコミックス 百合姫コミックス) 東京:一迅社,2011年。
  • なもり『ゆるゆり』第4巻 (IDコミックス 百合姫コミックス) 東京:一迅社,2011年;限定版,2011年。
  • なもり『ゆるゆり』第5巻 (IDコミックス 百合姫コミックス) 東京:一迅社,2011年。
  • なもり『ゆるゆり』第6巻 (IDコミックス 百合姫コミックス) 東京:一迅社,2011年。
  • なもり『ゆるゆり』第7巻 (IDコミックス 百合姫コミックス) 東京:一迅社,2011年。
  • なもり『ゆるゆり』第7巻 (IDコミックス 百合姫コミックス) 東京:一迅社,2011年;限定版,2011年。
  • 以下続刊

Blu-ray

DVD

CD

2011年10月25日火曜日

『まんがタイムきららフォワード』2011年12月号

『まんがタイムきららフォワード』2011年12月号、昨日の続きです。

『ハナヤマタ』は、ヤヤちゃんの話ですね。仲良しのなるが変わっていってしまう。よさこいに興味を持って、そしてハナともどんどん仲良くなって、面白くないヤヤちゃん。なるのこと大好きなのにね、っていうか、大好きだからこそ面白くない。私のなるのままでいて。その気持ちはよくわかるのだけど、それで喧嘩してちゃしかたないですよね。でも、ヤヤに認めてほしいからと頑張るなる。まっすぐでいい子やなあ。それにヤヤも、なるのよさこいに魅せられた? うん、あのターンから仲直りにいたるまでのシーン、とてもよかった。いい友達だなって思いました。

少女素数』、すみれがかなりぱっクンのこと意識してるっぽい。押していくわけでもないけれど、これまでとは違う親しみを示して、その若干の踏み込みがぱっクンに強烈に働きかけて、いや、もう、ぱっクン、男の子だな。すみれが可愛い。そして有美も可愛い。選べそうにないっていうのですが、そういう性格、女の子たちにばっちり見抜かれてしまってるというところ、ああ、女の子はしたたかです。そのしたたかな女の子たちの会合は、事前の心配も杞憂に終わり、協定だのなんだのかんだの。ああ、本当にこの子らはしたたかだなあ。そのしたたかさは、むしろ魅力的。とても、とてもいいと思います。

『ハナレビの楽園』にはちょっと驚かされました。暇磨のこと。いつもなにか飄々として、どこか呑気そうなやつだったのに、今回の彼女はそうじゃなかった。なにか思うところがありそうで、そして秋桜の気付いた暇磨の離レ火。ずいぶんと小さくなって、ああ、なんか嫌な予感がする。雨に降られて、桜子が寝込んで、そして秋桜と暇磨の会話。ああ、いやな予感がする。桜子の見た夢? 桜子の一部ってどういうことだろう。そして暇磨と桜子の関係も。なにか知っているっぽい、なにかあったっぽい。それは一体なんなのか、すごく気になる展開で、そして暇磨とお別れ? ああ、いやな予感がしてたんです。これ、本当にどうなるんだろう。秋桜と一緒に、状況に置き去りにされた気持ちでいます。

2011年10月24日月曜日

『まんがタイムきららフォワード』2011年12月号

 『まんがタイムきららフォワード』2011年12月号、発売されました。表紙は『7時間目の音符』です。あずみと頼子、ふたりの表紙。携帯音楽プレイヤー、ひとつのイヤフォンを左右で分け合って聴いている、そんなところだったみたいです。こちらに手を降るあずみさん、ピンクのカーディガンが可愛い頼子さん。なにか新鮮さ感じさせる表紙です。ああ、私もトロンボーン、それからクラリネット、頑張らないと。

『私がヒロインじゃない理由』、新連載です。超能力者がごろごろいるらしい円上町。そこで彼らは、自分の能力に見当った配役を演じないといけないというのですが、これどういうことなのか。未知情報開示の能力持っている人間が占い師役をやっている? それで正義の味方をやっている人もいる。というんですが、ちょっとこのへんの感じ、よくつかめません。わかったのは、ヒロインじゃない理由、それ、つまりヒーローだから、ですね。狙撃衛星に狙われるお嬢さんを助けてみせた。ダイナミックな活劇、そんな感じの漫画。もうちょっと読みやすいといいとは思うけど、この勢いでぐいぐい引っ張ってもらえるなら、悪くないのかも、みたいにも思っています。

『ハームフル・ビューティフル』は、これ、誰かに命を狙われている、狙っているのは誰だ、そんな状況で誰も信じられなくなって、みたいなサイコサスペンス、みたいなのかと思ったら、もしかして、何度もバッドエンドを踏みながら、方向修正して、生き残れるルートを探索する、そんな漫画になるのんか? 正直今回のラストは意外で、なんと、そういうギミックだったのか。バッドエンドを重ねるごとに、見えてくるものがある。そんなだったりしたら、ちょっと、いや、かなり興味ありそうです。

『魔王のマオちゃん』、ゲストです。四コマなんですが、勇者が魔王を狙っている、というのでその対策を、というのですが、行き止まりには宝箱を置くのが義務とか、RPG的お約束をもっておちょくる、そんな感じの漫画みたいですね。可愛いキャラクターで、ちょいとナンセンスな展開。けれど、この漫画、四コマながらも『きらら』系四コマ誌とはちょっと違う風合い。それは雑誌のベースが違うから、そう感じるだけなのかな。ちょっと不思議な感覚で読みました。

そして、『お悩み解決部活動中!』、こちらもゲストで四コマです。お悩み解決部、部長と部員、ふたりだけの部活なんですが、部長がどうしようもない。恥ずかしがり屋をなおしたいという女の子を、メイドの衣装着せて、水着着せて、ふたりで凝視して、変態に進化させた。勢い頼みなところが強い、そんな印象です。もうちょっと、なにかひっかかるものがあったらよかったかな、そんな気持ちがありました。

2011年10月23日日曜日

『まんがタイムスペシャル』2011年12月号

『まんがタイムスペシャル』2011年12月号、昨日の続きです。

シュガービーチ』はみなととエミが喧嘩ですよ。朝からエミが不機嫌。怒ってるらしい。けどその理由がわからないみなと。なにか我慢ならんことがあったのか。しかし、怒ったエミのいけずさ、これがいい。夫婦喧嘩とかって、こんな感じ? 地味に小さなダメージを重ねていくエミの攻撃、それがもう。自分の手間増やしてまでも攻撃する。うん、夫婦喧嘩ってこんな感じ? しかしこれで、部長たち上級生組のお昼の風景見られたり、うん、面白かった。北条は本当に部長のこと、大好きだな。エミの怒った理由、最後に明かされて、そしてその解決。面白かった。仲直りの和気あいあい、そんな場面にさす微妙な違和感、それもよかったです。でも、いいふたりよね。

少女カフェ』は、前回のビジネスパートナーの話が続いておりまして、みおが気にいっちゃったみたい、なんとかパートナーっていう響き。広告の仕事を以前一緒にしていた江藤さん、葉月さんとまた一緒に仕事をしようという、そんな話。独立して会社おこしたとか、そんなんじゃないのか。会社勤めは無理と断る葉月さんですが、うん、それはなんかわかる。なんというのだろう、出社して定められた時間拘束されて帰宅して、そのパターンが週何日も続く、それがキツくなっちゃうんよね。さて、今回一番面白かったの、お父さんですよ。ものすごいですかねやっぱり。なんていい笑顔なんだ。しかし、葉月さん、有能なんですね。実際、フリーランスで働く、それだけの実力があるってことだろうなあ。かっこいいなあ。江藤さんならずとも、ちょっと憧れてしまいますよね。

だんつま』はメイドの衣装。ひなよさんが、文化祭で使ったという衣装を高校生からもらってきた。で、昼間からそいつを着込んでうろついてる。似合いますよね。でも団地には似合わない、ということでユキさんちにいくっていうんですが、ユキさんが楽しそう。どんな人でも、一度友達となったからには離してなるものかという意気込みが見事です。しかし、格好だけメイドでも、家事は得意じゃない。で、結局ユキさんがニコニコおもてなししてという、ほんと、ユキさん、いい人。友達が遊びにきてくれた、それが本当に嬉しかったんだなってわかる。いい話でした。でもって、英理子さん、可愛いですね。でもって、克っちゃん、メイド服に夢中の誤解。その含みに気付かないひなよさん、子供みたいなところ、それがほんとにいい味になってます。

『おすすめ!看板娘あんちょこ』、すごくいい話。ガトー・カトウの看板娘、千代子のことなんですが、店の商品を全部ちゃんと把握してる。だからおすすめにハズレがないっていうんですが、つまみ食いですよね。そんな彼女の、役に立ってるというところ、いいところがいろいろ語られるんですが、同時に、ちょっと寂しかった子供時代や働きはじめたころの不安、語られまして、ああ、なんかじんとしますね。あの人、以前から出てる常連さんですよね。千代子さんのこと、ただ見た目がきれいだから、とかで気にいってるんじゃないんだ。初めの一歩を踏み出した、その瞬間に立ち合った人。そして影響されて、自分自身、一歩を踏み出す勇気を出せた人。この、人と人の関わりが描かれたエピソード、すごくよかったです。千代子の、ただ元気、ただ明るい人じゃないっていうの、それがすごくよかったです。

  • 『まんがタイムスペシャル』第20巻第12号(2011年12月号)

引用

  • 板倉梓「少女カフェ」,『まんがタイムスペシャル』第20巻第12号(2011年12月号),135頁。

2011年10月22日土曜日

『まんがタイムスペシャル』2011年12月号

『まんがタイムスペシャル』2011年12月号、発売されました。表紙は『恋愛ラボ』のマキであります。ハロウィンですよね、ということで魔女の衣装を着てまして、ああ、なんと素敵。帽子にはジャック・オ・ランタンやお菓子、そして黒猫になったリコがいて、それもまたキュートです。他には『ベツ×バラ』、環さんが包帯ぐるぐる巻きで、うわあ、えらいことになってるよ! いや、事故とか怪我じゃなくてミイラコスプレ。そんな荒い巻きじゃ、荒い巻きじゃ! そして『ひよりすと』お姉ちゃんもいらっしゃいます。

笑って!外村さん』は、お母さんが帰ってきてたんだった! ということでお母さんの話です。って、人気あるのですか、としらじらしくいいましたが、そりゃそうだろう、魅力的だもの。ちょっとぐうたらなお母さん。まるでお姉さんかと思うような容姿、穏やかそうな美人なんだけど、元ヤン。笑顔で後輩を優しくたしなめる、その笑顔の向こうに恐怖が見える模様です。いいわあ。しかしなにがいいといっても、娘思いなんですよね。それで外村さんもお母さんのことが好きで、あのしばしのお別れの場面、あれはよかったです。それと、お母さんの娘時代。ああ、やっぱり親子なんだなって思わされる、そんなエピソードでした。

『トンネルの華子さん』、なんかいい話だったなあ。華子さんに花を届けようとする一夫、ちょっと好きになっちゃった? いいよ、いいよ、すごくいいよ。いろいろ困ったお姉さんだけど、人助けばかりしてる、本当はいい人。そんな華子さんが好かれる、愛されるっていうのは、やっぱり嬉しいのであります。そして、またも人助け。あのスクーターを追う華子さんの凛々しさ、素敵だわ。昔のこと、思い出はあれこれ台無しだったけど、今の一夫と華子さんの関係、いい感じに進展してくれるといいなあって思います。

『ネコガミちゃん』、ゲストです、多分。中学生の太一が帰ってくると、部屋には知らない女の子が。なんと、これ、飼い猫のノラちゃん。化け猫らしい。猫の姿にも人の姿にもなれる。異様な感動示してる太一があれだけど、実際ノラちゃんは可愛い。でも、かなりの年齢っぽいのが話し口からわかる。いいですね。好きな子だとか、その他もろもろ、筒抜けなのもいい感じ。純情少年と化け猫美少女。ラノベでありそう! とかいったらアレですが、こういうの、わりと好きなので気にいりました。雰囲気もまたよいと思います。

『踊る!アントワネットさま』は史実を基にしたフィクションであり、史実とは異なる箇所があります。ああ、ギロチンとかなしにしてね! そんな史実はなしにしてください! というわけで、アントワネット様が馬車でマリーん家にやってきた。って、おそろしく豪奢な馬車。しかも着替え付きときたもんだ。それで宮廷にいくのですが、田舎娘だの相手は選んだが方がだの、散々な物言いに怒るマリーが可愛くってしかたありません。そしてハープの演奏。マリーはピアノとか歌とか、ああ、この頃の貴族の子女は音楽を習うというの、いいますね。バイエルとか、こうした子女に音楽教えてたとかいうんじゃなかったっけ。住み込みの教師がいたりしたとかじゃなかったかなあ。ええ、いいパトロンでありますよね。そんな時代の雰囲気がよく出てて、本当にこうだったかは知りませんよ。でも、貴族の暮らしと、馴染みのないマリーの当惑と、そのギャップ、いい感じです。ほんと、このしあわせが続いて欲しい、そう願いますよ。

  • 『まんがタイムスペシャル』第20巻第12号(2011年12月号)

2011年10月21日金曜日

『まんがタイムきららMAX』2011年12月号

『まんがタイムきららMAX』2011年12月号、昨日の続きです。

『放課後センショーション』は、すごいな、まさに誌面狭し、そういう表現がぴったりだと思います。扉絵の飛び出してくる感、地の四コマにしても、コマいっぱいどころではなく、それこそはみ出してくるような勢いで、これが葵のアグレッシブなんでしょう。すごくよいと思わされるんですね。さて、本編はといいますと、芸術の秋、写生なんですけど、校内めぐって、いろんな場所のいろんな魅力を見出していくという、RPGっぽさ加味された展開は面白かったです。そして行き着いたのが植物園。飼われている鳥を見付け、スケッチをしてという、その結果が尋常でなかった。その暴発的表現が、ああ、やっぱり葵のアグレッシブなんでしょうね。面白かったです。

『ふわふわ科学』、センターカラーです。ということは、人気あるのでしょうか。だとしたら、嬉しいかぎりです。今回は電気の話。電気がない時、どうやって発電しようか、そんな話なのですが、ちょっとだけ時事なのかも知れませんね。披露される発電方法は、とにかく自分の労力を使うか、あるいは他のエネルギーを使うもの、二分されまして、しかしこの自分の力でもってというの、非効率的ですよね。揚水発電はバケツリレーだし、後はもう人力発電。すごく大変そう。かといって、他のエネルギーを使う発電、ボルタ電池とか蒸気を使ったものとかね、いずれにしても簡単でないなあ。そう思わされます。楽にエネルギーを得ることはかなわないんだよ、そういうことをいいたいのではないと思いますけど、なんとなくそんなメッセージを感じました。それで最後にレモンティー。このオチのつけかたはすごくいい感じです。

お願い神サマ!』、この展開はすごくよいと思います。最終回へ向けたスパートなのでしょう。ロザリオをめぐって、柚梨子と実優が争って、自分の手元に置きたい、ふたりの一緒にいたという証に、そういうのですが、そうした「自分が」という思いを乗り越えて、柚梨子さんのためにと思いを綴る実優、実優のその気持ちを知り、一生懸命に応えようとする柚梨子、とてもよかったと思います。ものが繋いでる関係ではないんだ、それを取り合う必要なんてないんだ、そうしたラストへと向かう助走、そしてラストの静かな落ち着き、すごく心に兆すものがありました。次回、最終回、どうなるか、それはまだわからない。けれど、決して私の期待を裏切ったりはしないだろう、そんな予感がするのです。

  • 『まんがタイムきららMAX』第8巻第12号(2011年12月号)

2011年10月20日木曜日

『まんがタイムきららMAX』2011年12月号

『まんがタイムきららMAX』2011年12月号、昨日の続きです。

『√中学生』は、内容が銀についての『ふわふわ科学』でした。素晴しい。友情アップのラッキーアイテムが銀貨、というので、月がいつも持ってる銀貨を出してきて、ここから銀の話題です。純銀の銀貨。彫られてる顔は月、って、さすがはお姫様。銀細工から銀食器の話になって、なぜ銀を食器に使ったか。鞘が滔々と知識を披露する、その姿が素晴しい。銀食器を引き継ぐ話。シルバーを磨くのは執事の仕事とか聞いたことありますよ。しかし、今回は銀についての情報がすごく濃いです。銀食器の意味や価値からはじまり、銀の価格、そして卵で硫化されて黒ずむとか、いろいろ銀にまつわる話を展開しながら、お決まりの月の姫と信じてもらえないネタが繰り返されて、いい感じ。で、最後の手品、って魔法? これが、ちゃんと最初の友情アップに繋ってるんですね。いいですよ、面白い。うまいこと話がまわっていて、キャラクターも動いていて、すごく魅力的です。そしていたずらっぽい月、最高です。

『空色フラット』、ゲストです。発明家ハルの家に居候している雲莉がヒロイン? 眼鏡の可愛い女の子。ハルは白衣のちっちゃな女の子。姉があって、ユキさん。この三人で暮らしてる、そこでのちょっと楽しげなやりとり、ハルに困らされるくもりってところでしょうか。ハルのペースにまきこまれるくもりはいい感じ。ハルのこと好きなんですね。ハルの奇妙な発明。水を石油に変える装置を作ろうとして、水をオレンジジュースに変える機械ができる。久しぶりに使ってみたら、ババロアが出てくるようになってしまった。ナンセンスなコメディです。これ、強いインパクトはないんだけど、うまいことキャラクターが馴染んできたらちょっとほのぼのでよさそう、そんな風に思います。

『アキタランド・ゴシック』はすごいな。インパクトのかたまりみたいだ。今回はUFO。エイリアンクラフトですね。家の庭先、超低空で止まってる。これはさすがにコマチもアサヒも信じないんじゃないか、そう思うアキタちゃんが音をあげるところが面白い。それからの展開、動画に撮ってネットに出そうというの、インチキと思われたら嫌だからといって対策する、そのやり方がなんともいえん面白さ醸し出してて、アサヒの消耗ぶりですよ、めちゃくちゃ面白かったです。しかし今回のは、UFOや動画をめぐるもろもろも面白い、宇宙来たとか女児ときいてとか、もうたまらんわけですが、他にもちらほら映画のパロディ、というか引用ですよね、ありまして、『Xファイル』と『宇宙戦争』と『スターシップ・トゥルーパーズ』と、フォーゼもいれていいかな、面白かった。すみません、これらはイメージでしたね。あのゾンビと宇宙人の入れ替わりとかも、地味なんですけど、見た目にも面白い。ほんと、面白い話でした。

『R18!』。大晦日、初詣、二年参りですよね、神社を訪れた面々、っていうんですが、酷い。巫女さんを見て妄想。この人たちは除夜の鐘とか、お参りとか、まったくものともしないなって感じです。いや、まあ、その妄想こそが仕事の種なんだから、祓われてしまったらいけないんですが。しかし今回はバキューンからはじまる、諸事情により伝えられないっていうの、あれ、べらぼうに面白かった。最初のはなにかわかりますよね。後のは、さすがに無理ですけど。ああいう、書かないというのは、あからさまにするよりも膨らみができて、いいと思います。めちゃくちゃ面白かった。

  • 『まんがタイムきららMAX』第8巻第12号(2011年12月号)

2011年10月19日水曜日

『まんがタイムきららMAX』2011年12月号

『まんがタイムきららMAX』2011年12月号、発売されました。表紙は『落花流水』。散った紅葉に横になっているふたり、秋穂と水夏であります。いや、横になってるからといって、そういうのんじゃない。ふたりともに弓道着姿で、腹這いの秋穂はどこかいたずらっぽく、普通に横になっている水夏はなんだか大人しめで、その表情もあいまって、いい対照。きれいな表紙です。

『LSD — ろんぐすろーでぃすんたんす』は記録会後半、ついに椿の出番です。3000mを走る。これまで練習してきて、けれどペースが掴めないで、それでついていこうと思った相手が椿にとっては速すぎた。自分を見失ってしまったんですね。ばてて、転んで、散々で、落ち込んで、その悔しさにひとり泣いてしまう椿の姿はしみますね。前回がコミカルだっただけに、シリアスな今回はぴしっと話を引き締めて、ああ、いい陸上ものだ。柘植さんの椿にいった言葉、ベストタイム、胸を張って下さい、これもなんていい言葉だろう。これがベスト。これがはじまり。これから少しずつタイムを縮めていけばいい。ひとしきり泣いてまた走り出す椿は、本当、応援したくなるヒロイン。きっと伸びる、きっと伸びてほしい、そう思えるヒロインであります。

『ご注文はうさぎですか?』、今回もまた素敵な扉。アラビアンナイトですね。ココアが手にしてるのはタロットかな。過剰にならないくらいに色気があって、きれい。あのタイトルの入れ方とか素敵だと思います。さて、今回はコーヒー占いです。カフェ・ド・マンシー。こういうのできると面白そう。実際、ヨーロッパやアラブなど、コーヒーが盛んな地域ではポピュラーだったりするとか? いや、そういう話、聴いたことがあるだけですけどね。

しかし面白かった。よく当たるというチノ、しかもあんなに具体的なのに! それはすごいんだけど、ココアのイマジネーション、それもすごいと思います。そしてティッピーの占い、おじいちゃんのカフェ・ド・マンシーですよね、ああいうのがいい占い、当たる占いといっていいと思います。未来のことは曖昧に、大きくざっくり予言して、現在のことは性格診断でいいから、具体的に、あるいは相手のいわれたいと思ってそうなところをいう。で、痛いところを突かれて怒るリゼがちょっと可愛かったです。で、面白いのがこの翌日からで、どんどん当たっていく予言。いや、ココアがチノやリゼ、ティッピーにいったことも、すべてココアに降り掛かってくるっていうんですね。ナンパ、降ってくるうさぎ、セクシー、水玉、投げ付けられるコイン、こうした冒頭の振りをきれいに回収していく展開、面白かったです。で、そのはしばしに現れる、絵の魅力、キャラの魅力、それがとてもよかったです。魔性千夜、ココアの水玉に気付いて戸惑う千夜、うさぎに怯えるシャロ、実によかったです。

『カレーの王女さま』、カレー部の活動です。というか、王女ヴィッキーの権力発動の話といった方がいいかも知れません。無理に認めさせる、批判が予想されると先回りして対策。怖ろしい現場です。しかし、前回からの流れですが、ちょこちょこ出てくる実在するカレー食品。ラムネ、キャラメル、今回はカレー饅頭ときて、なんでもあるものだなあ。しかしこれが面白いのは、最初は抵抗あった皆が、カレーまんを思い出したら突如平気になるっていうね、これは見事、確かにこういうことあります。そして、平広美、眼鏡でヘッドホン、今回の扉、カレーマニア。なんだかあやしげだったりもしますが、カレー以外だと割と普通の感性の人。素敵だと思います。

『こずみっしょん』は、前回のエイリアンクラフト、臣美の宇宙往還船を見せられた鈴子の気持ちの変化を描いて、これはいい話でしたね。これまで臣美のいってることを、「そういう設定」なんだと思ってた。けれど、それを事実と知って、臣美にどう対したらいいか、ちょっとわからなくなって、けれど最後には、臣美は変わらず臣美のままなんだと納得する。その見せ方は丁寧で、飛躍、唐突さのようなものは感じなかった。自然と受け入れられた、その感覚が、そのまま鈴子の感覚だったのかもなって思います。そして臣美の鈴子への感謝。このふたりの気持ちが繋った、そんなところもとてもよかったです。ところで、ハナ子は臣美の船を見ちゃってるわけですけど、これ、どうなるんだろう。どう動くかわからないところが今後への期待を募らせます。

『▲コンプレックス』、ゲストです。女の子と女の子の恋愛もの? 実にMAX的? そんな風にも思ったのだけど、第1話ではまだわからないですね。下駄箱の手紙、屋上に呼び出された鋼音ですが、先輩を助けたその時の台詞、それで鋼音のこと好きになってしまったらしい。というので、屋上。待ち人はふたり、許婚という鋼太、そしてくだんの女生徒。鋼音は鋼太を退けるために、同居している友人の円と付き合っている、その様子を見せ付けて、というんですね。これは鋼音の嘘なのか、それともふたりの真実なのか。どうも後者っぽいですね。で、鋼太は別にいいんだけど、あの呼び出した女生徒ね、とばっちりでダメージうけてるっていう、それは面白かった。悲しいほどに関われなかった、そんな様子が不憫ながらもおかしかったです。

  • 『まんがタイムきららMAX』第8巻第12号(2011年12月号)

2011年10月18日火曜日

『まんがタイムファミリー』2011年12月号

『まんがタイムファミリー』2011年12月号、昨日の続きです。

『ひよっこシスターの安息』の導入、うまいですね。遅刻ぎりぎり、間違えてロザリオじゃなく鍵を首にかけてきてしまうシスター雛形。ここから、鍵の話が広がっていくというんですね。ヘアピンで開ける、日記に鍵など、小さな単発のネタでとんとんとテンポよく話を進めたかと思えば、2階の角部屋、開かずの扉? 皆が興味津々、好き勝手に想像期待していたのが、全然違う結果に落ち着きましたというシリーズが展開されて、このあたりもすごくよく構成されていると思いました。そして、ラストに向かう流れですよ。ラーメン屋常連の彼女と学校の怪談めいた話していたかと思ったら、そこから場面は学校に。冒頭の遅刻ぎりぎりシスターをラストで回収し、そして門扉の鍵もかけられてしまう。全編をひとつのテーマで統一しつつ、始まりと終わりを同モチーフで繋いで、テーマでしめる。見事な構成だと思います。

『もふもふファミリー』、扉絵がめちゃくちゃ可愛いな。実際、これ、親父さんこそ違和感あるけれど、女子高生美羽なら別段違和感ない、っていうか、充分充分いけてるよね。お母さんだって、特段おかしくない。もう諦めて受け入れちまえよ、そんな風にも思ってしまう次第です。さて今回は、引っ越ししてきたお隣さん。美羽の好きだという桜居先生が隣りに!? それでふたりは大接近? といった感じ。いや、ほんと、あの先生の隠された嗜好。そして、出会ってしまったうさ美羽。隠したい美羽と、そのうさぎ姿こそを求める先生のすれ違いぎみラブコメになるのかしら。なかなかに面白そうな展開です。

『くらドル』、よいですね。桃のオシャレがなんか変にレトロで、けどそれが妙に可愛くて、チューリップハット? なんか不思議なお嬢様観が垣間見られる一コマでした。いや、可愛い。です。そして、朔也くんの二枚目変身。桃がすごく喜んでるのね。ゲーセンでの桃も、彼氏さんとかいわれちゃって、意識して、もう、すっかりこの子が可愛くなってしまいました。最初はあんなにビクビクしてた朔也も、ちょっとはしっかりしてきて、このふたりのいつか接近する日、それがなんだか楽しみでなりません。ところで、コンタクトの彼女はもう出ないのかしら。

『おかいあげ!』は化粧の話。見事に化けます、っていうんですけど、超極甘ソフト伊丹さんとか、確かになんかいつもと違う。っていうか、お面みたいよ! 二阪の前に現われたクローンたち、ああ、もうこれは一種のホラーであります。けど、このイベントの集客を利用し、各売り場の宣伝をしますというの、うまいなあ。実際、こうしたフロアをまたいで、客の消費を促進するというのは、なされてるのでしょうね。で、宣伝が功を奏し、商品売れに売れてメークどころじゃなくなってしまうという、その忙しさを崩れた表情で表現する、これがいいなって思うんですね。きれいな顔、可愛い顔だけじゃなくて、ここまでめちゃくちゃな顔にできる、それでキャラクターを見失わないというのはすごいことだと思うのです。

そして最後にいつも通りの伊丹さん。ああ、こっちの方が断然好みです。つり目が凛々しい。素敵です。

  • 『まんがタイムファミリー』第29巻第12号(2011年12月号)

2011年10月17日月曜日

『まんがタイムファミリー』2011年12月号

『まんがタイムファミリー』2011年12月号、発売されました。表紙は読書の秋でしょう。メインは『ぽちゃぽちゃ水泳部』からカツ代と梶先輩。ふたりして読書をしてる、そのふたりともに眼鏡というんですね。眼鏡ブームきてるわ、確実に。しかし、ふたりの読んでるのが「トンカツ辞典」や「副部のススメ」という謎っぽい本というのはつっこみどころ。でも、それ以上に梶先輩のエレガンス。こうした服装、落ち着いて、すごく素敵だと思います。そして他には『ひよっこシスターの安息』からシスター雛形とシスター栗栖が描かれて、ああ、確実にきてるわ、っていうのはよすとして、「秋の食彩」ですね。読書の秋と装いつつ食の秋から離れないのは、なんというか、やはり基本なのでしょう。そして『村ドル』。佐野妙の新作告知カットもございます。

教師諸君!!』は、もう11月。なにをぼーっとしてたのか、なげくふたりからスタートですが、えっと、いったいなんだろう。ボーナス月とかだったっけ? なんていってる私は、間違いなくあの二人側、負け組です。いや、「目にイタい」でやっと理解したの。いや、ほんと、駄目だわ。私は西名先生の眷属のような気がします。というわけで、クリスマス。石窯でシュトーレン焼いたりっていうのは、本格的というか、まさしく趣味の世界ですよね。日本におけるクリスマスはちょっと変だ、そういう意見なのですが、実際西洋のクリスマスはもっと静かで、家族とミサと、みたいな感じらしいですね。最近ではどうかわからないんですが。といった具合にずっとズレたまま会話してる西名先生がいい感じ。ええ、あれでよいのだと、そう思うんですね。というか、西名先生はそのままでいて欲しい、そう思うのです。

『村ドル』、新連載です。村おこしのためにご当地アイドルを募集します、というのに勝手に応募されてしまった中学1年生、芦原あおいが主人公。っていうんですが、すまぬ、表紙の告知カット見て、OLものかあ、なんて思ってしまってました。すまぬ、すまぬ。お婆ちゃんに勝手に応募されて、めでたく玉川村のアイドルになってしまって、本当はやめたくてしかたないんだけど、祖父母の期待、それから役場の皆の盛り上がりに押されて断りきれない。そんなあおいの、ご当地アイドルになっていくという漫画。あおいがおひとよしそうなところがよさそうです。

『博士の白衣女子攻略論』。私はIDカードを胸ポケットとか内ポケットにつっこんでしまう派です。さて、今回は白銀さん。なんか好かんたらしい男やな、そう思って読んでいた。あのマイペースハカセ、ええと、水野さんっていうんだ。あの人のこと、敵視してるというか反発してるというか、そんな様子が気になって、でも読んでるうちに、ああ、いいよ、大丈夫、問題ないですね。赤星さん、須藤さんには太刀打ちかなわず、そのなんだか背伸びしてる感じ? いやあ、若い男子、って感じですね。加えて丹沢さんにもぐさりとやられる、無意識で。あの丹沢さんの鋭さ、とてもいい。あの子は、いい子で素直で、クレバー。いいキャラクターだと思います。この女性陣の切れ味、それがほんとに素敵です。

『ギュっとして!よねちゃん』、面白かった。恋をしてしまったというよねちゃん。相手はコンビニのパン祭り、マユゲバードのマグカップというんですね。けれど、自分はおにぎり屋の娘。コンビニのパンを買うなんて、買うなんて! と思い悩むんですが、もうほんと、一途というか、融通のきかない娘さんです。それで、きみちゃんたちに誤解されて、その誤解を解こうと慌ててるよねちゃんが本当に可愛かった。そしてコンビニの店長さんかな。ずっとよねちゃんを見てた、暖かく見守ってくれてるんですね。きっと、よねちゃんの気持ち、わかってたんだろうな。このラストにいたる展開は本当によかった。面白かった、ほのぼのとして暖かだ。あのおじさんの優しさが沁みますね。

  • 『まんがタイムファミリー』第29巻第12号(2011年12月号)