『まんがタイムきららキャラット』2026年9月号、先日の続きです。
『魔法少女は羞恥心で強くなる』
チラミンくん、普通にそのへん、うろうろしとるのか。ゆずの与り知らぬところで、勝手に姉、らいむと仲よくお話ししとる。まったくもって制御不能のチラミンに、さらにはノクタン。いっそのこと、全部話した方がいいのだろうか。というの、魔法少女のことは秘密なのね。チラミンとノクタンについて知っておいてもらおうかどうか、悩んでいるってわけですね。
ゆず、姉との関係をちょっとこじらせているんでしたよね。姉のことをずっと避けている。らいむは、自分が過剰にゆずをかまいすぎたせいで、嫌われたんじゃないかって思ってる。なんとかできないかなあと、わりと本気で悩んでいる、そいつをチラミンが、チーズ目当てに解決してくれようというのです。
その方法はわりかし強引。羞恥心が気迫ならいむと、多めのゆず。そいつをいじって、強引にバランスとれば解決するのでは!? デリカシーとか人の心とかってのが微塵も感じられないのがチラミンくん! それでこそチラミンくん!
そして、無謀にも起動させてしまった装置を壊してしまうのも、またチラミンくんなのですよ。
いつもは見せないネガティブな一面を全開にするらいむです。ゆずとの関係に悩んでいる様子が誰の目にも明らか。いつになく取り乱す姉を見たゆずは、それがチラミンの仕業だとわかった上で、なんとかしたいと自分の気持ちを言葉にして伝えるのです。
姉のこと、嫌いになったりしていない。なのにどうして距離を置くようなことしたのか、その理由、胸のうちがとつとつと語られて、そして通じあうその思い。仲なおりの写真を撮って、さらには家でも普通に話せるようになって、ああ、姉妹の関係、すっかり修復じゃないですか。
お母さんも感涙。いろいろしくじりもあったチラミンくんだけど、結果オーライ、らいむとゆずの助けになれたの、ほんとよかったです。チラミンの存在も、らいむと、お母さんにも? 好印象で認識してもらえるようになって、それもよかったですね。
『ずんだもんTV』
ずんだ喫茶の夢を胸に抱き、ずんだスイーツが人気のカフェでバイトすることにしたずん子です。しかしまさかの店長交代。しかも悪いことに、その店長にはずんだ愛が欠けていた。以前のものとはまるで違うずんだの味に、ショックを受けるずん子。改善を申し出るも、新人の分際で口出しまかりならぬ、なにもできなったずん子です。ならば、異能力ずんだの頂でずんだを改善しようとするも、能力もまた発動しない!
このピンチ、ずん子はどう切り抜けようというのでしょうか。
残念、切り抜けることかなわなかったのですね。
味が落ちたと不人気になったずんだスイーツはメニューからなくなって、店もあんこメインの暗黒カフェとして新装開店。さらにはずん子はあん子と呼ばれる始末。すっかりあんこの軍門に下ったというのですね。
そこに現れるは、我らが主人公、あんこもん。違った。ずんだもん。ずん子のずんだもちと店長のおはぎ、どちらが売れるか対決を申し出る。さあ、この勝負、どうなりますか!
これ、店の立地が東北でなければ、あんこの勝利確定ですよね。でも、ここは東北、勝ち目はあるはず。ずん子、ずんだもんに割り当てられたずんだは、店長が仕入れた低品質のずんだだけど、ずんだもんがいればずん子の能力も発揮できる! そうか、ずんだの頂はずんだもんがいたからこそなんだ。新たな発見とともに生み出された、ずん子のずんだもち。これで勝負はわからなくなりました!
結果は引き分けだったのですね。でも、そのほうがきっとよかった。あんこ一色になっていたお店にずんだスイーツが復活して、あんことずんだの共存がかないました。この、仲よく一緒にいられるというところ。ずん子たちの願う世界そのものだと思ったのです。
- 『まんがタイムきららキャラット』第22巻第9号(2026年9月号)
『まんがタイムきららキャラット』2026年9月号、
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