『まんがホーム』2026年9月号、先日の続きです。
『座敷童子あんこ』
家に繁栄をもたらす守り神、座敷童子であるはずのあんこ。座敷童子としての能力はいまだ不明ながらも、怪異としてはめっぽう強い実力者中の実力者であることが描かれる今回。廃ビルに封印された怨霊をしれっと解放しながらも、平手打ち一発で沈黙させる。人間への復讐心に突き動かされる怨霊を、マッチョスタイルでビビらせ黙らせる。
ほんと、座敷童子の本領が発揮されてる感じはしないのだけど、廃ビルで肝試しする不埒な若者をビビらせまくり、ヤバそうな怨霊の心をへし折るその猛威。さらには、あやふやな都市伝説まで生み出して、怨霊に心の傷を刻み込む。
ほんと、あんこの方がよっぽど怨霊よりもたちが悪い。でも今回は、そのたちの悪さで、しっかり高額報酬を手にしたのですから、やっぱり座敷童子としての才能あり? いや、これ、家の繁栄とかでなく、あんこの個人資産ですよね。座敷童子としての本分はいまだ果たされていない模様です。
『歌詠みもみじ』
まりな、めちゃくちゃポジティブですよね。友人が自分に内緒で放課後集まる話をしている。自分はのけ者!? と考えがちなこの展開に、自分のためのサプライズパーティを計画してるんだわ! と、とにかく前向き。このむやみなポジティブ、むやみな自己肯定感の高さこそが、この人の魅力なのだと思います。
さて、なぜ皆がまりなをのけ者にしていたのか。それは優しさからだったのですね。まりなが皆の集まる理科準備室にいったことで、すべてが判明。そうか、怪談を持ち寄って百物語してたのですか。
まりなは怖い話が苦手だから、そっとはずしてくれていたのですね。結局参加しちゃうことになったのですけど。
しかしこの子たちの怪談、なかなか怖くならないのがいいですね。怖い話!? と思ったら、友人をだしにした曝露話? とぼけた失敗談があったかと思ったら、話下手に脱線と、とにかくなかなか怖くならない。そんな中、話ではなくその振る舞いで怖がらせる坂和、考えると怖い川柳を提供したもみじ、なかなかに健闘していましたよ。
しかし今回のMVPはまりなさん? 最後に弱気の一面見せたら、かわいいかわいいと大好評。ええ、まりなさん、皆から愛されています。
- 『まんがホーム』第40巻第9号(2026年9月号)
『まんがホーム』2026年9月号、
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