2011年10月27日木曜日

『まんがタイムオリジナル』2011年12月号

『まんがタイムオリジナル』2011年12月号、発売されました。表紙は手品がテーマですね。中央にハートのエースを手にした山下さん。衣装もばっちり決めてかっこいい。他には、シルクハットからウサギを出してるらいか、剣を手に弟を串刺しにしようとしている『あねぐるみ』、そしてウサ耳にウサ尻尾が可愛い『トリセツなカテキョ』井原センパイです。

『満開!Sister』は、ほんと、なんというか、色っぽくて困ります。カンナが上半身裸でうろついている。いや、これ、たけしじゃなくとも困るでしょう。で、うろたえるたけしにさくらも同じように迫ってみるんですけど、たけしまったくもって冷静で、この子供扱いがくやしいさくら、いいですよね。で、半裸の姉なんですが、うちの姉はまったくそういうことがなかったので、実はいまいちたけしには共感できないのですが、でもこうなったらきっと困るだろうな。で、たけしはシスコンじゃないっていってるけど、実際守ろうとしてるものは違うんだろうと思うけど、彼は彼で、またひとつのシスコンなんだと思います。ところで、カンナが大学で着てる服、あれ可愛いですよね。ああいうの好きです。

『ひよりすと』、びっくりした、最終回だよ。ひよりがハロウィンのイベントで景品になってしまった。仮装コンテストの優勝者に、ひよりがキスをするという。ああ、それで弟と妹が必死で頑張るのか! そう思ったら、そうすけは出場しないのか。かわりに、というわけではないだろうけど、一郎太が出る。変態代表。で、こいつが勝ち抜くのか、そう思ったら、驚いた、ことごとく身内は負けるのか。オリジナルではこれで終わり。あとは、スペシャルで続くというのかな? ちょっと盛り上がって、けれど平常運転とも思える最終回。楽しく、面白かったです。

『あねぐるみ』は新キャラ登場、っていうか、違うね、あの人だ! 『ゲンセンカラン』の源からん、登場でありますよ。お姉さん、楠木暦の配下。姉のこと、力いっぱい尊敬していて、だからタケローのことも慕ってる、というか相手して欲しいのか。ハロウィンのイベント、それを会社でやりますっていうんですね。仮装してきた参加者にお菓子を配る、結局そう落ち着いたんですが、それまでに野球と結びつけるとか、謎な展開見せて、面白かったです。そして、常に一枚上手な姉。ああ、実に見事であります。

しまった、姉ものが続いてしまった。

『明日もひまわり荘!』は、みずきと笹井さんが一緒に焼き肉にいくという話なんですが、管理人さんからはデートといわれる、けれど本人たちはどうもそんな感じじゃない模様。可愛い格好しても、目的は食、それだけというみずき。またそれをよくわかってる笹井。もう、さあ食え、もっと食えって、ほんとこのほのぼの感は最高だと思います。部活帰りの高校生にっていってますけど、自分の子を相手にしてる風でもありますよね。おいしそうに食べてる姿を、嬉しそうに見ている。そんな、色気のないふたりではあるけど、穏かなつきあい、10年続くのかな。なにかいい雰囲気。燃え上がるだけが恋じゃないもんな。そんなこと思わせてくれるふたりでした。

  • 『まんがタイムオリジナル』第30巻第12号(2011年12月号)

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