今日も『ダークソウル』。いや、ほかに書くネタがないというわけじゃ……、ないと思いたい。さて、『ダークソウル』はオンライン対応で、というか、これがまさに売りですよね。『デモンズソウル』でもオンラインが楽しくて、実際『ダークソウル』でもこれが楽しみなんだっていう人は多かったのではないかと思います。ええ、私もそのひとりです。助け助けられ、狙い狙われる、その楽しみを知ったら、シングルプレイではものたりない。ええ、オンライン、『ダークソウル』では、さらによくなってますね。
まあ、実際にはマッチングしにくい問題というのがあるのですが、それでも気長に待ってたらマッチングしますよ。はじめてのマルチプレイは、この先どうなってるかわからないマップをリスクなしに偵察することを目的にしたお助けファントムでした。残念ながらその時は、ホストを守りきれなくてエリアボスに辿り着けなかったのですが、次のセッションでは無事ボスまで辿り着けて、見事撃破できました。かくしてボスまでの道のりを把握して、別のお助けファントムさんと一緒にボス討伐にいったら、なぬー、ボス前にNPCの召喚サインがある!
あれはびっくりしました。最初、NPCコスプレの誰かだと思ったんだけど、いや違う、コスプレじゃああいう風にはならない。すごい仕掛けがあるなあ。なるほど、今回のお助けNPCはこういう風に出てくるんだ、感心したのでした。
さて、『ダークソウル』のマルチプレイは、『デモンズソウル』で気にする人も多かった評価システムがオミットされています。このため、一生懸命頑張ったのにDつけられたー! みたいな悲劇もおこらなくなって、また評価する必要がないというのも気楽でとてもいい感じです。なんだっけ、S評価つけたのにB評価になるバグとかあるっていう話で、ええーっ、せっかく頑張ったのにB評価かよ! みたいに思われなくてすむ。ええ、楽になりました。
と、よくなったのはこれだけじゃなく、お助けファントムとして参加する条件ですね。『デモンズソウル』では生身とソウル体と呼ばれる死者の状態の2種類があって、このソウル体じゃないとお助けも妨害侵入もできなかった。で、これ、目的達成すると生身に戻るんですよ。だから、連続してお助け/妨害したい人は、即座に自殺でもして生身を捨てないといけなかった。
これがですね、『ダークソウル』だと生者でも亡者でもお助け/妨害侵入が可能になっていて、わざわざ自殺する必要がなくなってます。さらにいえば、目標達成で入手できる人間性、これを使って生者に戻るも、使わずストックしておくも自由。こういう柔軟性はとてもいい。気軽にお助け、気軽に敵対、さらにはNPCに呼び出されてマルチプレイ、みたいなのもあって、『デモンズソウル』でいえば翁のバイトですね。けど、今回はそれよりももっと大規模な、イベント性のより強いものが用意されている模様です。
あと、ファントム、つまりホストでないプレイヤーは、体力を回復するアイテムを使えないというのもいいですね。ホストプレイヤーが回復すると一緒に回復するようになっているので、ボス戦などでは、ホストは前に出るよりも、ちょっと退いて仲間の残り体力を把握、やばくなったら回復するみたいな役に徹するのがよさそう。そして、回復できないから敵対プレイが長引かない。『デモンズソウル』では、侵入してきた敵対ファントムが、がんがん回復するから全然倒せないってことがあって、回復するファントムがウザいと散々だったのですが、今回はそういう軋轢はなさそうですね。奇跡で回復という手段は残ってますけど、これは隙が大きいから、あんまり批判されることもなさそうです。
こんな具合に、前作の不満をうまくすくいあげるかたちで、マルチプレイはずいぶん洗練されてきているみたいです。
いや、まあ、また別の要素で、いろいろ軋轢生じてるみたいではあるんですけどね。それもあんまりなら、修正アップデートなんかもあるでしょう。
- DARK SOULS (ダークソウル)
- DARK SOULS (ダークソウル) 特典「特製マップ&オリジナルサウンドトラック」付き
- Dark Souls (輸入版) PS3
- Dark Souls (輸入版) XBOX 360
- 『ダークソウル 公式ガイドブック』(ファミ通の攻略本) 東京:エンターブレイン,2011年。
0 件のコメント:
コメントを投稿