『まんがタイムきららMAX』2023年6月号、昨日の続きです。
『さうのあっ!』
サウノアというのは、フィンランド語でサウナのことなのかな? とか前回いっていましたけど、そうじゃないのか。サウナはサウナでも、サウナに入るという意味の動詞なのだそう。これを教えてくれたの、フィンランドからやってきたリューディアなのかと思いきや、さにあらず、実は前回すでに登場していた清水芹香。眼鏡が可愛い物静かそうに見えるクラス委員。
しかしどこに出てたんだろうと読み返してみたら、あれか! サウナハット被ってた人! 突如サウナうんちくを語り出した謎の人! あれが、あれがシミズさん!
物静かなのは学校でだけなのかの? 普段はテンションあまり高くないものの、サウナに入ると状況が変わる。サウナハイ!? サウナのこととなると怒涛のうんちく、長広舌を奮う清水。そこまでサウナに入れ込んでるのになぜ普段は内緒にしているのかと思ったら、なるほど、サウナ好きってなんだかおっさん臭いからと、それで隠していたんですね。
いやいや、趣味がおっさん臭いのは、風呂三日に一回で具体的に臭いよりずっとマシですよ、シミズさん!
いやしかし、その風呂三日に一度の影山さんも昨日のサウナで今日は快調? 今日のサウナで明日はもっと快調かも知れませんね。
『瑠東さんには敵いません!』
体育の授業。ペアを組んでストレッチをする瑠東と和村。黙々とストレッチするかと思いきや、いやいやこのふたりがそんな黙々だなんてあるわけありませんよね。人の気持ちがわかるようになりたいと悩みを打ち明ける瑠東に、対し人の顔色伺いすぎる嫌いのある和村。どっちも過剰になるとよろしくない。そのちょっと過剰に踏み込みつつあるのが和村で、過剰になってしまわないようそれをごまかす方に舵を切ったのが瑠東。
ふたりともに不器用ものなんですね。
それゆえに、互いにないものを埋めあわせようとするかのごとく、気持ちと気持ちは近づいてしまうのか……。いや、そんなロマンティックな感じじゃあないと思うんだけど、ともあれ和村の前だとありのままの自分を出せる瑠東と、そんな瑠東に幻惑される和村と、ほんと、ふたりのこのコンビネーション! そしてふたりの接近は、ただ気持ちの距離だけでは収まらず、ついには手と手が触れあうまでにいたるというのです!
けど、手を繋いだって人の気持ちなんてわからんよ? ハグでも駄目よ。そう、時代はおでこぱしー! さあ、和村と瑠東よ、おでことおでこをくっつけるのです。そうしたらもう、他の人と手がどうたらこうたらゆうてる事態じゃなくなりますから!
ということで、近いうちにふたりのおでこぱしーが実現するの、期待してしまうのでありました。ええ、絶対ふたりのおでこぱしーは本家本元に負けないくらいに美しく素敵なものになると思うのです。
いや、ギャグになる可能性もあるな……。
- 『まんがタイムきららMAX』第20巻第6号(2023年6月号)
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