2023年4月16日日曜日

女家庭教師 伊都香先生と密室にいたら○○しちゃうかもしれない。

 ニンテンドーeショップ、駆け込み購入したソフトシリーズ。この長いタイトルのソフト、『女家庭教師 伊都香先生と密室にいたら○○しちゃうかもしれない。』を買ったのは昨年2022年の12月。結構余裕を持って購入していますね。きっかけはセールでした。ある種のタイトルは、それこそ毎月末には決まってセールをしているみたいなところがあって、このゲームもそうしたもののひとつでした。最初はどういうゲームかさっぱりわからずスルーしていたのですが、どうも脱出系であるらしいと知って、価格も100円ならどんな出来でも許せるだろうと思い押さえておいたのでした。

このころ、脱出系とかに興味があったんですね。もともとは『脱出アドベンチャー』のシリーズが面白く、この系統のゲームをいろいろやってみたくなったのでセールに脱出系があると買っておく、みたいな行動をしていました。

さて、このゲームですが、見るからにあやしいですよね。女家庭教師とかいってる。密室にいたらなんたらかんたらいってる。3DSのゲームだから直球のアダルト寄りってこたあないだろう、と思っていたのですが、CEROを見てみるとD(17才以上対象)だそう。いや、でもまあ3DSのゲームですからね。そこまで期待はできません。

基本アドベンチャーゲームなので、テキストを読みながらストーリーを進め、途中なにかしらの条件を満たすと密室からの脱出モードに移行するという流れである模様です。メインシナリオがあって、そこから密室脱出のサブシナリオを開いていく感じ。冒頭をプレイしてみた感じでは、一定のストーリーを進めたら自動でサブシナリオに入っていくという理解でいいのかな。

密室からの脱出モードは、謎解きが割と強引で、考えて解くとかよりも勢いでやっつけてよっしゃー! みたいなノリ重視といった印象でした。教室に閉じ込められた。ロッカーになにか入ってそう。けれど取っ手がなくて開かない! という状況で、なにかしらの手段で扉を開けるのですが、そこで必要になるのが賞味期限切れの大福とかね!

わ、わかりにくい! しかも大福の粉を黒板消しクリーナーで落としてベタつかせてから扉にくっつけるとかね、わかりにくいよ! とまあ、こんな感じの割と強引な謎解きなんです。

このゲームの売りは、主人公の興奮度が高まることで移行するヘブン状態。このモードに入ると、3D表示された先生をぐるぐる見回すことができるようになる。これがためにCERO Dなのでしょうが、見えないものを見ようとして3DS本体傾けたりすることで、隠された脱出に必要なアイテムを発見できたりするので、ゲーム進行においては重要だったりするみたい。

シナリオのテキストがくどいというか、やりとりがすっきりきっぱり進まないとか、いわゆるノリ重視の会話メインで進行するギャルゲー的な感触もあって、ちゃっちゃと要点かいつまんで先へ先へと進みたい、みたいな人には向かない感じもあります。ですが、これはこれでひとつのジャンルのお約束ではあると思うので、好きな人は好きなはず。枝葉を楽しむのが好きという人にはきっと向いているゲームなのだと思いました。

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