2023年4月20日木曜日

『まんがタイムきららMAX』2023年6月号

 『まんがタイムきららMAX』2023年6月号、昨日の続きです。

『性別不明な殺し屋さんがカワイすぎる。』

つくしの周辺、変わった人しかいない説!? 性別不明の殺し屋ユーリもそうですが、お隣に越してきた女の子、昼日中倫ってのも相当におかしい。銃を手に外に出ようとしたユーリからあっさり銃を奪って、ロシアンルーレット気取りで自分の頭に突きつけたかと思うと、オートマチック拳銃の引き金をひく!

死ぬ、死ぬから! 安全装置がかかってるから無事だったとはいえ、へたしたらここで死んでいた。あるいはユーリのいうように、一般人を装う殺し屋かなにかなのか? 銃の知識はまったくないといってるけれど、銃の知識があるからこそ安全装置を解除しなかったのではないか? バカを装ってる可能性もあるとユーリはいいますが、銃を手に殺し屋だなんだ大声で触れ回りながら練り歩くユーリも相当なものよ?

いやいやそのあたりさておいても、倫はちょっと変わり者の一般人じゃないかなって感じがしますよね。いや、ほんとにそうか?

ユーリとの相性は悪いかも知れない。というか、ユーリが銃を取り戻せないって、どういうこと!? って気もするのですが、謎の存在、昼日中倫。今後活躍が見られるのか、あるいはつくしとユーリの日常をこれでもかとひっかきまわすのがこの子のミッションなのか。いやはや、さっぱりわかりませんよ!

でも可愛いよね。そんでもってサメリュック。

『SAN値直葬!闇バイト』

ヤバいことになっとる! 本日の釣果なるタイトルからはじまった今回。いわゆるモキュメンタリーの手法で進行していくのですが、動画投稿者異留美なてぃが最凶スポットとして知られる海辺の廃村を訪れ、その禁忌に触れてしまう。同行者は相方のドタキャンを受け急遽参加してくれた女の子。廃村の奥へ奥へと向かうなてぃが、わりと常識的な判断を見せる中、その同行者がより深みへ、危険な方へと促していくんですね。

そしてついに同行者が唱えはじめたおまじない。食ったら太る! 食ったら太るぐんぐん! 冒涜的なその響きは、かつてこよとあかりが経験した悪夢のような出来事を引き起こしたアレじゃないか!

かくしてなてぃは囚われの身に!? これはクトゥルフの娘、くてらに食われてしまう!? それともなにか苗床のように使われてしまう!? なてぃのピンチ! はたしてここに忌しきものを超えるヤバいやつ、あかりが駆けつけること叶うのか!? あるいはまるで彼女らの関わりのないうちにすべてが終わってしまうのか。

この漫画、思った以上にヤバい。ほんと、なてぃにはなんとかして助かってほしい。いや、どうなのだろう。ここは残念ながら絶望的な局面かも知れませんね。

『マグロちゃんは食べられたい!』

扉絵が素晴しいな……。なぎさが、なぎさが最高なのです……。

さて、学園生活を楽しむまぐろです。学生の本文、勉強にも余念がないまぐろ。といいたいけど、余念だらけだな。いかにみさきに食べてもらえるか、そんな計画ばかり練っている。でもこうして勉強そっちのけにしていると追試に落ちるよ、留年しちゃうよ? シビアな話!

でも、まぐろは人と同じ価値観を有していないから、将来についてもなんら頓着しないし、なんせ希望はみさきに食べてもらうっての一辺倒だからなあ。なかなか勉強なりなんなり、やる気にさせるのは難しいんですね。

5教科赤点克服が難しいなら、まずは実技教科から攻めてみよう! かくして体育。バスケットボールに挑戦させるのですが、すごいなまぐろ、赤身魚だけあって筋肉量がすごいのか……。そして試合においてはその筋力使ってまぐろ大活躍! といいたいけどまるで役には立っておらず、なぎさひとりで勝っとるやん! いやもう、なぎささん文武両道。素敵やわあ。

家庭科は調理実習、鮭のムニエルを作るというのですが、まぐろに刃物持たせると自分の身を使おうとするって、危なくってしかたないな! ではみさきに任せるかとなると、この子はこの子でマグロ馬鹿。鮭のムニエルだ! っていってんのにマグロを出してくる。いや、焼いたマグロもおいしいと思うよ。ともあれ、みさきにしてもマグロにしても、ふたりともに相当なやつらでした。

でもね、このやたらややこしい学校生活。それはそれで楽しんでることがわかるの、とてもよかったです。そしてやっぱり勉強あかんかったみさき! うん、最悪の場合はまぐろと一緒に留年すればいいよ。『きらら』誌には留年の先輩もたくさんいるからきっと大丈夫です!

『ラスボスは逃げ出した▽』

魔王を人質にとられた勇者が、魔法剣士、ゴブリンのふたり組に圧倒されてしまってさあ大変! このピンチをいかに切り抜けるのだろうか、からの四天王妖狐の無双でありますよ!

魔法禁止空間だというのに、躊躇なく狐火を使いまくる妖狐。ああ、やっぱりそうか、妖術だから魔法禁止に引っ掛からないんだよ! 魔法剣士は出落ちレベルで撃退。多少は頑張ったゴブリンも、苦もなく軽くあしらわれて、なんだよ、すごいな、やっぱ四天王の連中、めちゃくちゃ強いんだ!

そこからのふたたびの魔王人質、悪人の刃にかかろうというのか!? という局面でチェンソー持ってふいに出現する堕天使ですよ! 圧倒的だな! というか、ほんとに強かったんか。でもって、ここぞという時にはしっかりこうして役に立つんだなあ!

一旦は魔王に敵対したゴブリンだけど、魔王の温情? あるいは無垢な笑みに陥落? チョロく籠絡されて、いいように使われる運命に踏み込んでしまったわけですが、さらにここで勇者側の事情も語られて、なんと、この勇者の兄! 眠り続けている本当の勇者の存在が明らかになって、この漫画思った以上にいろいろ込み入ってるんですね! もっとなにか、魔王が楽しようとぐだぐだするばかりの漫画かと思っていましたよ。

0 件のコメント: