2023年4月17日月曜日

星霜のアマゾネス

 ニンテンドーeショップ、駆け込み購入したソフトシリーズ。設定やシナリオを担当された方がtwitterにてセール情報を告知なさっていたのを見て知ったゲームなのですが、なんと『脱出アドベンチャー』シリーズのスタッフさんが関係なさってたのか! ということで、セールを利用して購入。2023年3月19日購入なので、本当の本当にラストセール待ちで買ったという感じですね。しかし、定価にして6071円がセール価格で500円。パッケージ版はなんか変に高騰していて1万円くらいするっていうね! ほんと、これがチャンスでないとすればなにをチャンスといえばいいのかっていう価格でありました。

なお、CERO Dです。またかよ!

でもね、CERO Dだから買ったのではなく、はじめにも述べましたが『脱出アドベンチャー』に参加されていた方が関係しているからというのがひとつ。そしてもうひとつは3Dダンジョン系ゲームであること。3Dダンジョン系ゲーム、好きなんですよ。ほら、エルミナージュとか買ってましたでしょ? エルミはちょっとボリュームがありすぎて、1作目のエンディングを見て3周目に突入したところで疲れて放置になっていますが、もうちょっとコンパクトで収集要素とか少ないのがあったら遊びやすいのになあ。

みたいに思っていた自分にとって、このゲーム『星霜のアマゾネス』はどうもうってつけかも知れません。

とりあえず第1章だけクリアしてますよ。プレイしてみて驚いたのが、3Dキャラがよく動き、よくしゃべる! マジか! ってくらいしゃべります。シナリオはフルボイスっぽくて、これ全部聞いてると全然進まなくってきっと自分は投げてしまうので、心を鬼にして飛ばしながら読んでいます。

ゲームは、3Dダンジョンとしてはわりと簡単なのかな? まだ序盤だからかも知れませんが、迷路もわかりやすく、迷う心配はまずありません。下画面に表示されるマップもありがたい。近場にある情報ポイント、トレジャーボックス、そしてイベント発生ポイントなど、あまさず表示してくれるから、わけもわからずうろうろして結果迷子になるということはあまりなさそう。親切な遊びやすいゲームのようで安心です。

しかし、じゃあゲームとしては楽勝なのかというとそうではなく、リソースの把握、管理が結構重要になりそうですよ。このゲームは通常攻撃においてもデンチと呼ばれるエネルギーを消費し、各キャラ手持ち3のデンチを使い切るとパーティ共有のバッテリーからデンチにエネルギーを移して回復させてやらないといけない。このバッテリーの残量が問題で、ダンジョン内に補給ポイントはあるものの、それを見つけられなかったらエンカウントするごとにエネルギーすなわち行動力を失っていってしまう。

迷路の構造がわかっていたら楽勝でしょう。ですが最初はなにがどこにあるかわからんわけです。たとえば私がクリアした第1章でのことですが、ひとつめの回復ポイントに寄らずに進んでしまったためにエネルギー残量がぎりぎりといっていいくらいまで減ってしまい、あやうくふたつめの回復ポイントに辿り着けなかったら行動不能になってしまうところでした。

このゲームは、キャラクターの可愛さやボイス、そしてセクハラ尋問などが前面に押し出されてはいるものの、遊びの本質としては、限られたリソースを使い切るまでに補給ポイントを発見し、ダンジョン内の物資を確保、ステージボスを撃破し無事探索を終えるという、シビアなリソース管理が要求されるエリア脱出系ゲームであったんですね。

一般的なRPGって、街を拠点としてダンジョンなりフィールドを探索、行動可能範囲を広げていって次の拠点に到達。そしてふたたび行動範囲を広げるべく探索をするということの繰り返しだと思います。対して『星霜のアマゾネス』は、主人公たちが監獄惑星からの脱出を目指す囚人ということもあり、身を落ち着けられる拠点といえる場所がないんですね。

いや、この先、シナリオを進めると拠点を持つこともあるかも知れませんけどね? ですが序盤においては、監獄からの脱出をやると決めたらもう進むしかない片道キップの探索行。ちょっと進んで行動力を消費したらスタート地点に戻って回復、みたいな従来のRPGのセオリーは通用しないんです。

とはいったけど、そういえばダンジョンの序盤に回復ポイントあったような気がする。戻れないと思ってたけど、もしかしたら第1章ダンジョンって回復ポイント3つあったのかな?

終わったことは気にしない! ともあれ、回復ポイント発見が遅れるといきおい強行軍となってしまうこのゲーム。自分のように、とりあえずまわれるところは全部まわる、みたいなスタイルでやっている人間だと命取りになりそうです。

あと、公式サイト見てみたら特定のギミックを作動させておかないとクリア後の再訪問時に進行不能になってしまう仕様があるらしいじゃありませんか。

ダンジョン内のギミックというギミックは動作させねば気がすまない自分なら大丈夫なのではないかと思いますが、いやはや危険危険、これ、心にとどめておきましょう。

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