2021年5月31日月曜日

『まんがタイムきららキャラット』2021年7月号

 『まんがタイムきららキャラット』2021年7月号、昨日の続きです。

『またぞろ。』

またなんで、こんなことになってしまっているのか!?

のっけからバンジーに直面していることちゃんですよ。普通、なかなかこんなことないよね。いったいなにごとかと思ったら、ひきこもってたことを巴がほぼ無理矢理に引っ張り出して、川にいこうぜ、って嘘じゃあないんだけど、目的地は川の上じゃん! 渓谷にかかる橋の上。詩季&巴プロデュースで、ことと楓をバンジーするしかない状況に追い込んでいくんですけど、もうお金は払ってある、キャンセルしてもいいけどキャンセル料は巴持ちだからって、断ったら悪いみたいな雰囲気を作り上げていくところ。うまいよなあ。

これ、こういう雰囲気に弱いからこそ、この子たちの今があるように思うんですよね。よくわかってるんだねえ。実際、ずっとぐずぐず嫌そうにしてた、ぎりぎりまで無理無理っていってたことも、無事ちゃんと飛べました。いやあ、飛んだ後にやたらテンションあがった楓とは対照的に、妙にぐったりしてるんですけどね。こういうとこに個性出るのも面白かった。

このバンジー大会。ただの思い付きの突発イベントとかじゃなくて、ことの意識を転換させようって、そういう目論見だったんですね。こういうところもよくわかってるのかも知れない。帰りの電車での会話。わっとしたにぎやかさから、しみじみとした話しあいに転換する、その様子が鮮烈でした。

そして、ひとりになったこと、ああ、楽しかったんだね。それはよかった。でも帰宅したらまさかの待ったなしの状況に!? ほんと、今回はことにとってやたらと慌しい日ですよ。

『しずねちゃんは今日も眠れない』

夏が近づいてきて、だんだん寝苦しくなってきます。それで冷感抱きまくらの導入を考えるしずね。おおっと、ねねにとっては死活問題ではないですか。自分の存在意義を失いたくない一心で、冷蔵庫で冷やしてください、無茶な提案してくるの。ほんと、今回はねねの活躍? いや必死さ、大変さが際立って面白かったです。

すごいインパクトある展開、コマがあったんですよね。あの、しずねが眠りやすいようにうちわで風を送ってくれるシーンとか、これ、すごくいい情景だと思うんですけどね、翌日日中に天日で干されちゃったりね! そうか、まくら状態でも暑いのはあかんか。でもって翌晩も徹夜でしずねを扇いでくれて、翌朝のあの酷い状態! 絵のインパクトがすごかったよなあ。

そして朗報といいましょうか、ねねの存在、お母さんにバレちゃったんですね。ほんと、急転直下でハッピーエンドじゃないですか。これでもう堂々と人の姿でいられる。あの、下校したしずねが目撃した、お母さんの手伝いしてるねねの姿ね、すごく仲良くて素敵な感じなの、でも、びっくりよね。なにはともあれ、丸くおさまりました。その幸いな感じ、素晴しいです。

『ニチアサ以外はやってます!』

あかね、ついにスーツアクターとしての第一歩を踏み出すんですね。

博見の指令でアクションの特訓をすることになったあかね。場所は人気のない体育館裏! というんだけど、いろいろ動くのに人の目を気にしなくていいからなのか、更衣室使えないから外で着替えさせる必要があったからなのか。どっちなんだろう。いずれにしても、スカートでアクションしてみせる博見にあかね。やっぱりこれは人のいない場所でやって正解でしたね。

というか、体操着に着替えるという発想はなかったんだ。いや、着替えはいずれ発生するから、わざわざ中間形態を経由する必要なかったってことかな?

しかし驚きといっていいのでしょうか、博見、普通にバク宙できちゃうんですね! 驚くあかねに失礼だなあっていってますけど、普通そんなにほいほいできるもんじゃないと思うんですよね!? いやもう、いきなりなかなかの意外性を見せつけてきて、博見、やってくれました。

今回はアクション回ということで、見せ場も多かったですよね。軽く動いて見せるあかねのアクション、その見映え! いやもう、のびやかでいいですよね。かっこいいというよりも軽快、可愛い、そういう印象が強いわけですが、それが後半でスーツ着込むと雰囲気が違ってくる。

いや、でもちょっといかつい特撮スーツが、できましたバク宙とかいって、ちょこんと中腰になってるの、これはこれで愛嬌あったんですけどね。

スーツを着ると動きが制限される。マスクをかぶると視界が狭くなる。特撮ゆえの大変さ。ただアクションができるだけでは不充分というのが語られたの、特撮についての知識を段階踏んで深めていく、そんな意図が感じられてよかったですよ。実際面をつけると視界が悪くなって、下手すると事故るっていうの、能なんかもそうらしいですよ。柱にぶつかったり舞台から落ちたりするのだそう。だから状況を身体全体で把握する。そうした話。特撮も同じだ!

ええ、のっけからバリバリ動けたあかねだけど、周辺状況把握しきれず博見に一撃見舞ってしまうのは、気の毒だけど面白かったです。

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