2024年6月22日土曜日

『まんがタイムきららMAX』2024年8月号

 『まんがタイムきららMAX』2024年8月号、昨日の続きです。

『わからせろ!ナマイキツネ様』

うわー、ポンポコ姉妹だー! 扉絵を見て色めきたっていたらですよ、肝心の刑部姉妹は困窮に瀕していました。そうか、動画配信のアカウントがBAN。これ、壱与がからんでましたっけ?

ともあれ、窮状にある刑部姉妹にメイド喫茶のクラマ店長からオファーが。コンセプトカフェ、タヌキカフェで働いてほしい。ああ、確かにタヌキは日本独特の動物で、海外では珍獣扱い、結構なレア度だとかいいますね。かくして狙うはインバウンド。と、ここまではいいのだけど、ソフトドリンクで万単位はさすがに無理では!? いやほんと、いくら円が安くなってるとはいえ、強気すぎる値付けではありませんこと!?

しかし今回は桜子も悪い。目を離したら無茶なことしでかすに決まってる壱与をですよ、収入に目がくらんでタヌキに偽装、無理矢理参加させたんですから。しかしキツネタヌキ壱与、なんか仮面の怪盗みたいでかわいいな。はいいとして、どうしても人気が出るのは刑部姉妹。やっぱりヘソまげる壱与ですよ。隙を見て結局暴走してしまって、壱与にわからせ、神社にもわからせ。ええ、でも桜子も悪いのですよ。桜子もコスプレして働くべき案件だったと思いますですよ。

『性別不明な殺し屋さんがカワイすぎる。』

たぁ子とこごみ。どちらがつくしの妹かを賭けての対決がはじまります! って、いやそりゃ実妹のこごみでは!? といった常識的なつっこみは通用しない世界です。とにかくふたり対決して、ジャッジはつくし! って、あの人、こういう勝ち負けとかにびしっと線引きできそうな感じしないんですけど!

しかしこの勝負、想像以上にカオスです。なんてったって、たぁ子にユーリもまるで競技を理解していない! そこに倫がいらん情報横からまぜこんできて、さらなるカオスです! その状況を面白がってる倫がやたら可愛くて、たしかにこういうわあわあしたお祭り感、面白く感じられていいですよ。

今回のイベント、わいわいと盛り上がって、なんかいろいろうやむやのままに進行しちゃった感じですが、そこで倫とこごみが友情育んだりしまして大変よい感じ。あの、変を変と受け入れて、それでもわかりあって、認めあえる、そんな関係。ええ、きっといいお友達になれますよね。

そして最後に勝負の行方。やっぱりつくしさん、全員勝者にしちゃいました! からの、ユーリのキスですよ。おおお、これはまさしく名場面。ゲームならイベントスチルってやつですか!? ほんと、やるときには自分からいくユーリさん。つくし姉さんもびっくりの展開。読者も大満足ですね。

『ラスボスは逃げ出した▽』

この漫画、魔王が無害で姫が有害なの、どうした転倒でありましょうね!? 今回も姫がヤバい魔法を開発。相反する存在を結びつける愛の魔法、なんていうんですが、なんでその掛け声が死ねーですの!?

あまりにあまりなビジュアルも手伝って、いろいろ危険な予感なのですが、この死ね魔法がですよ、街歩きしている魔王と勇者を襲う! いや、ほんと見た目がただ襲ってるだけにしか見えない! 通り魔的というか、突然現れて攻撃しかけてくるヤバい展開にしか見えず、これ姫様でなければお縄なのでは!?

からの魔法が結びつけたふたりが、姫と魔王ではなく勇者と魔王。ああー、より相反する存在としては、姫よりも勇者が魔王には適任でしたか。思いもしないカップリング発生して、姫様お怒りに? と思ったら、ネトラレに開眼!? やっぱりダメだ、この姫様! からのさらにマズい、ヤバげな展開はさんで、結局みんなで酷い目にあうというこの顛末。

なんというか、こういうおしおき的展開はやらかした当人が負うべきものだと思いきや、等しくみんなで食らうというの、これもまた姫の横暴なのでありましょうか。暴走というか災厄そのものともいうべき姫様。誰よりも本来の意味での魔王に近いのがこの人かも。ということは、やっぱり姫様の魔法では姫と魔王は結ばれない運命だったんですよ。

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