『まんがホーム』2024年7月号、一昨日の続きです。
『はなまるゲーセン飯』
田貫くんに春が!? 宮崎明、通称パ宮くんから熱い求愛を受けてしまった田貫くん。園香からも強く支持をされて、ああ、田貫くんはパ宮くんと、園香は樺恋と恋愛すればいいと思います!
でも残念、パ宮くんの言葉が足らなさすぎるための誤解でありました。パ宮が慕うは、サウンドビートプレイヤーとしての田貫。高校生で上位に食い込む実力に惚れ込んでいたところ、なんとあがいんにいる、学校にもいる、住んでるところまで調べた! ああ友達から始めさせてください! って、そうだね、その後、ステップアップしていったらいいね!
このパ宮くん、この漫画一のくせものなのでは!? なんと女装美少年。音ゲー好きの男子と遊べるのが嬉しいと思った田貫を、その容姿でもって惑わすというんですね。えらくかわいい休日のパ宮。田貫の神プレイに好きゲージ溜めまくって、かと思ったら普通に音ゲーについて話しあったりと、ああ、いい友人関係築けそうですね。
かくして田貫からも友人申請が出て、いいですねこのふたりの関係性! ええ、ここからさらに発展していくのもいいと思います!
『うちの秘書さま』
夏が近づくと気になるのが二の腕! でもダイエットは進まず、結果長袖を着続けている七瀬です。別にそんなに気にすることないと思うんだけどなあ、と思う私は、知らずはじめ、山田サイド、男子側思考の持ち主だったんだなあ! でもお宝発言する山田は、やっぱりちょっといろいろタガが外れた困ったボーイであります。
今回の七瀬のチャレンジが次々失敗していくところ。ダイエットメニューをおかわり。田中さんの仕事の手伝い後にまたおかわり。ウォーキングマシンは置き場所がなくて断念。と、ぜんぜんなかなかはかどらないわけですが、そんな七瀬のゆきついたのが、夜中の廊下ウォーキング!
ああ、いいじゃありませんか。しかもこのウォーキング、メイドさんも参加するんですね。仲間がたくさんいたら挫折もしにくいだろうし、よかったじゃないですか、七瀬さん。とか思ったら、まさかのそんな落ち!?
いやもうびっくりしました。ほんと、夏の風物詩描いてこんな引っくり返ししかけてくるなんて、油断していたから見事にひっかかりました。
『座敷童子あんこ』
あんこにも羞恥心があったのか!? 夏用着物がない。それで仕立てにいこうというのだけど、その時の格好、いつもの部屋着? ステテコ肌着に腹巻で外出しちゃって狼狽。そうか、その格好が恥ずかしい、人が見て笑われて恥ずかしいという感覚、あったんだ。幸太じゃないけど、あまりにも自然体だから、家でも外でも、いつもこうなんだと思うようになってしまっていました。
幸太のおさがりを着て着物の店にいったあんこ。そのおさがりでもういいのでは? と思うけど、あんこには着物に対するこだわりがあるんでしょう。いろんな生地を見せられて、最後がまさかのミミズ。で、それで迷うの?
いや、江戸時代の着物とか、骸骨柄とかあったっていうじゃありませんか。だからミミズだってオケラだって、アリといえばアリなのかも? いや、ないよね……。幸太に相談してみたら、即断でミミズはなしになって、でもそれがまさかの雪女に贈られることに! ああ、雪女よ試練じゃのう。
雪女があんこと同じ感性だったらよいけれど……。それはともかく、新しい着物をなかなかおろせないあんこ。この気持ちよくわかります。新しいものって嬉しいけれど、なんだか温存しがちですよね。すごくよくわかる気持ちでした。でも王子様待ってたら、一生着られないと思います。
- 『まんがホーム』第38巻第7号(2024年7月号)
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