2020年4月1日水曜日

キャプテンスタッグ CAPTAIN STAG UG-3035 [ココット 10cm]

 以前、愛用の小鍋の取っ手がとれてしまったっていってましたね。結局その後、一年間、取っ手のないままに使い続けて今にいたるのですが、先月くらいにちょっと縁を欠けさせてしまいまして、そこから蒸気が抜けるようになってしまったのでした。さあ、困った。最初はなんとか欠けた部分を補修しようと思ったのですが、やっぱり直火にかけるもの、また口に入れるものを調理する道具だから、知識もないのにおいそれといじれない。金継ぎだよってアドバイスもあったんだけど、いやいや、そんなの価格面で折りあわないよ! そうして考えて、考えて、以前チェックしていたキャプテンスタッグの鉄製ココット、こいつをもう買っちまおう。買ってしまったのでした。

このココット、シーズニング(カラ焼き)不要とありまして、食器用洗剤で洗って植物油を塗ればもう調理可能になるという、その手軽さがありがたい。最初は、休みの日に届くようにして、一日かけて焼いて油塗ってをやらんといかんかなって思っていたのが、一気にハードル下がったおかげで、到着したその日に使いはじめることができたのですね。

さっそく洗って軽く火にかけて、そしてオリーブ油を塗ります。熱がさめる間に運動をすませて、そして試してみましたよ。

初日は以前使っていた陶器のものと同じ火加減で焼いてみました。中火で3分。火をとめてからまた3分ほど蒸らすのですが、これ、火にかけて2分くらいからちょっと焦げてるみたいな匂いしてきて、あ、これはいかんかも知らん! ちょっと焦りながらも、まずは試しと我慢して待ってみました。

思ったほど焦げてない! というか、パリッとした感じ、目玉焼きの白身のはじっこの焦げたところみたいな感じでしたよ。白身はきれいに鍋肌からはずれて、こびりついたりはまったくありません。ただ、やっぱりちょっとしっかり火が通っていて、もう少し火は弱くていいのかも。焦げた白身も、スプーンではちょっと切りにくいときています。

ということで、二日目は若干弱めの中火で調理してみました。

ふっくらもっちり、おいしくできました!

もうちょっと黄身が半熟でもいいんですけど、これは蒸らし時間で調整可能でしょう。ともあれ、鉄製のココットでちゃんとおいしく卵が調理できることが判明。これはいいですよ。白身もほぼ焦げておらず、鍋肌からきれいにはがれるのは前日に同じです。

このココットは鉄の鋳物なので、油断すると錆びるそうです。なので使用後は水いれて軽くわかして、きれいにしてから、軽く焼いて水分をとばし、オリーブ油を塗って乾燥させる。

めんどくさい!

けれどこれできれいに使えて長持ちするのなら、少々面倒でもちゃんと手入れしていこうと思います。しかし、これが千円ちょっと。コストパフォーマンスいいよね!

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