2020年4月13日月曜日

『まんがタイムきらら』2020年5月号

 『まんがタイムきらら』2020年5月号、昨日の続きです。

『なないろコラボレイト』

面白くなってきましたよ。

互いにリスペクトしあっていて、けれど互いにそう思ってるとは知らずにいた同人サークル主同士の交流を描くんですけど、まさかちょっとしたすれ違いの果てにあんな酷い噂が立つだなんて! まったく予想もしない展開に驚くふたりですが、でもこれもいいきっかけになるんじゃないかって思われまして、といいますのも、今回のいろいろで、もうふたりともに、互いに相手のファンだってことわかったわけで、この噂を否定するには、ふたり一緒に合同誌でも作れば万全じゃん!

というか、そのための策略だよな、これ。ブルースロープ、深青の友人がですよ、なにか後押しでもとかいって、悪い笑みを浮べてたじゃん。これ、悪い噂を立てて、後にはひけない状況に追いやって、それでヴァーミル、朱莉と交流せざるを得ないようにしたってわけじゃん。うひー、劇薬だ! これで仲違いとかになったらどうするん!?

ともあれ、ふたりともに知ったこの噂。次回、なんらかの動きは期待できそう。いい方向に向かうといいですね。

『みらいちゃんねる』

ミライとユキ、ふたりのユニットの初ライブが決まったんですね。ユニット名はユキミライ。わりとストレート。いや、まあ、こんな感じの方がいいのかな? ゆいかおりってユニットもあったもんな。

ユニット名に納得いってないユキの抵抗がおかしかったです。抵抗するのはいいんだけど、トリ成分への過剰なこだわり。いや、はたしてその成分、誰が求めているというのか。ほんと、ある意味独創的。そして今回後半の心を鍛えるトレーニング、それでホラー鑑賞しようっていうのもまた独創的アイデア。うん、しかも自滅行為っていうのがおかしい。だって、好きなんかなって思うじゃん。ミライから好きなのか聞かれた時のあの表情、絶望が透けて見えるような目じゃないですか。

このふたりのやりとりも面白かったです。地獄のくだりとかさ、あとユキのツッコミ。変に勢いあって、それで表情豊かといったらいいのかな、あのリアクションのバラエティ。面白いし可愛いし、ほんといいキャラクターしていたと思います。でもって、最後の落ちね、あれがまたよかったじゃないですか。今回、ユキミライはふたり負け。勝者は姉と叔母かも知れませんね。

My Private D☆V

『ハルメタルドールズ』のカコベンです。

いや、なに、これ、素晴しい。ポイント端的に拾いますと「スカートの下にジャージを履いている女の子」。そして描かれているのが、ブレザー制服、首にはマフラー。そしてスカート下にジャージ! 素晴しいと思う。マフラーに巻かれた長い髪が上にはみ出して膨らんでるの、あれも可愛いよね、とか思ったら、それもちゃんと計算の上。「マフラーしまい髪」っていうのか!

イラストの女の子、上がり眉、若干のつり目、なんかきっぱりしゃっきりしてる、そんな印象のある女の子なんですが、この子が寒さ防止という実用一点張りでジャージ投入してくるという、そのかまわなさ、揺るぎなさ、求める結果に向けての躊躇しなさを評価したい。ええ、いいD☆Vポイント、そしてその描写であると心底思わされたのです。

『ハルメタルドールズ』にもジャージ娘がいますよって宣伝もあって、こんなのって描かれてるそのイラスト、ちょっと簡易で、けどその雰囲気、性格、いろいろよく押し出してて、これもまた可愛かったです。ええ同じジャージ履いてる娘でもいろんなバリエーションが出てきます。その可能性の幅見せてくださったMPD☆V。大変よいものでした。

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