『まんがタイム』2018年11月号、一昨日の続きです。
『ウレ漫とガケ漫』。神木と白井、一緒に公園にいって、なにをするのかというとブランコの資料撮影。職質を怖れる白井と、なんら頓着しない神木、いいコントラストですよ。さらに加えて、ブランコこいでるおっさんと、それを写真に撮る女子高生。なんともあやしい情景ですが、自分にいいきかせるみたいにしてる白井がほんとおかしいです。さて、今回のメイン、この後なのか。このブランコ撮影が原因で白井の眼鏡、壊れてしまった。それで神木が弁償してくれるっていうんですが、眼鏡店内で一気にスイッチ入る神木が最高でした。メガネキャラ、お好きですか? あるいは一定の人気が見込めるんですか? とはいえ、この子の場合は眼鏡男子を想定してますよね。と思ったら、ラストで神木が眼鏡かけてるのね、コマごとに眼鏡が変わるの、素晴しかったですよね。ほんと、4コマ目かなあ。ほんと、白井の疑問も含めて、いい味わいあるラストでした。
『となりのレトロガール』。今回はバイトを探します。時代の違い、しっかり押し出してきますね。アルバイト情報誌が無料、って、そうか、昔は売ってたんだ。応募は公衆電話で、向こうさんもびっくり。でもって丸文字ですよ。椎子側のギャップあれば、椎子から見たギャップというのもあって、まんが喫茶の様子、それに馴染めなかったりね。そうか、まんが喫茶って利用したことないけど、こんな感じなんだ。椎子の考えたのって、きっと昔ながらの喫茶店に漫画読み放題がついてくるみたいなイメージだったんだろうなあ。結局椎子が働くことになる喫茶店というの、これがまさかの昔自分がバイトしてた店に落ち着くことになるんですが、マスター、年いっちゃいましたねえ。その変化がちょっとショックだったり、そして以前働いてた時のバイト代を受け取りそこねてること判明して歯噛みしたりといったもろもろ、本当に面白かったです。しかし、この客層がうさんくさい店というのも、なんだか微妙ですよね。なぜ潰れないのか不思議な店みたいなポジションに見えてきちゃいますよね。
『見上げればいつも妹が。』。秋だからかな? 運動がテーマですよ。というか、ツブテ君、運動不足。肩凝りがひどいっていうんですが、うん、実は自分もそう。運動しないとなあ、そう思いながらもなかなか実行できないんですよね。というのが、ツブテの同僚まじえての会話にてばっちり語られるのがおかしかった。大杉さんもね、トレーニング動画を探して、見たらやった気分になります。って、あかんやん! でもなんかわかる。あきませんなあ。今回は遥が一枚上手でしたよね。どうやったらツブテがやる気になるか、継続するか、もう見事に把握してる。運動はじめるのに兄の協力が必要とアピールして、そしてスタンプカードに押すハンコは兄。こんな工夫でやる気出ちゃうツブテもおかしいんだけど、これにさらなる工夫があるってんだからすごい。できなかった日はスタンプなしじゃないんだ。弟スタンプを押すんだ。そうなったらもうツブテは続けざるを得ない。なんとしても兄スタンプを集めなければって、ほんと、ツブテの性格把握してきっちり運動させる手腕。見事でしたよ。
- 『まんがタイム』第38巻第11号(2018年11月号)
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