『まんがタイムきららMAX』2018年11月号、発売されました。表紙は『きんいろモザイク』、しの、カレン、陽子の三人で、アリス思わせる格好しているんですね。おそろいのドレス愛らしく、そして皆の周囲にはちんまりと小さくなったアリス、綾、穂乃花がいるんですが、おなじドレス着て、頭にはうさ耳! 背景に舞うトランプ、うさぎと、見事に不思議の国。アリスがアリスやってないっていうのが面白いです。
『ぽたりんぐ!』。あの、いかにも重そうな自転車、ゴテゴテついてるパーツはずしちゃったんだ! もったいない! あの時分の自転車、フレームからしてもう重いから、ライトやらなんやらはずしたところで、そうそう変わんないよ! というか、あれ、お父さんの思い出のコレクションだったのでは? さて、今日は雨の日、というので自転車の出番はない、かと思ったら、瑠美は平気で自転車乗ってくるのね。いや、カッパを着ようよ! 雨でびっしょびしょ。服も透けてるからって、千多留、ジャージ貸してあげてと、面倒見のいい子ですね。今回は、瑠美の姉、純美登場なのですね。生徒会に入ってる。美人で真面目でしっかりしてそうで優しい? そんなお姉さんに憧れる千多留だけど、そうか、瑠美いわく裏があるのか。瑠美の家は自転車屋をやっていて、ごっちゃりたくさんの自転車の居並ぶ店の奥、油まみれになりながら自転車に話しかけている女子ひとり。あの手この手で千多留に自転車の魅力伝えようとするこの人、なるほど、純美なのですね。千多留、まるで気づいてないっていうの、あれ面白かったです。きっと純美なんだろうな、そう思いながらも、いや違う人では? そう思ったりしましたからね。
『旅する海とアトリエ』、ゲストです、一挙2話掲載。海外に向かう機内、最初は緊張してた和装のお嬢さんが、機内食、でもってビールで一気にテンション上げていくの、なんか面白かったです。この人、七瀬海。自分のルーツ探しの旅というの、結構シリアスな内容になっていくのかな? 目的地はポルトガルはリスボン。そこで出会った女の子、安藤りえと一緒にリスボンの街を回ることになるんですが、街並み、景色に、交通や食べ物といった土地の情報いろいろ紹介されるの、ちょっとした旅案内になっていていいですね。後半では、海の旅の目的が明確にされて、はやくに亡くした両親のつけてくれた海という名前、そして両親とともに幼い自分の写った写真、その写真の撮られた場所、海辺の風景を探しているのだっていうんですね。そうか、それがヨーロッパなのか。海を求めて、次はスペイン、次々と国を、街を渡っていく。なにかロマンがありますね。それはいいんですが、海をテーマにしながら、次は内陸の街、マドリードなのか。食べ物しか調べてない海のおっちょこちょい、見事に炸裂していますね。
『ネット上の恋人がネナベだったんですが!?』、ゲストです。SNS上のアバターチャットで付き合っている相手、ええと、キャラの背後みたいな表現するんだ。その背後とオフで会うことになった女の子、ほたる。相手は年上の男の子、そう思ったら、ふわふわの女の子がきてしまいました、っていうんですね。ええ、まさにタイトルにあるとおり。しかも、アバターチャットでは、ほたるも男の子やってるんだ。エリアスの背後、れみなとの会話。れみながいろいろ慣れているというか、わかっている感じがしますよね。アバターチャットの背後はだいたい女の子だとかね、うん、あんまり男はアバターチャットとかしない感じするもんなあ。とまあ、こんな具合に出会って、最初はショック受けてたほたるも、れみなにうまいことまるめこまれて、ネット上ではBLカップル、オフだと百合カップルになってしまうんでしょうか。
『ましろぱれっと』、ゲストです。美大の合格発表。自分の番号を探すも見つからず、つまるところ落ちてしまった主人公、小谷サイカ。画家になりたい、その一心だったんだけど、自分には才能がないのかも知れない。そういって落ち込むサイコに声をかけてくれたお姉さん、この人も同じく落ちたんだ。しかも、今年はってことは、2浪確定かあ。ここからはたしてどうするか。違う大学にいくか、あるいは浪人してでも夢を追うか。サイカをお茶に誘ってくれたお姉さん、ユリ。それで喫茶店にいってみれば、ひとり先に待ってて、この人、イツキも落ちたのか。さらに続いてやってきたカナ、この人も落ちたのか……。美術予備校に通ってなお厳しい美大受験。サイカはそうした受験勉強できてなかったというのだけど、こうして仲間に恵まれて、夢をあきらめないと決めたわけですけど、これはつまりユリたちと同じ予備校に通う、そんな展開になろうというのかな?
- 『まんがタイムきららMAX』第15巻第11号(2018年11月号)
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