2017年1月25日水曜日

『まんがタイムスペシャル』2017年3月号

『まんがタイムスペシャル』2017年3月号、先日の続きです。

『ローカル女子の遠吠え』は静岡の気候についてなんですが、そうか、静岡は温暖な印象がありますが、地域によるんですね。りん子、まさかの風邪。雲春も風邪。で、仕事にならないと課長がこぼすんですが、桐島がうかれてるのか! お茶に対する過信、これ面白いんですが、昔はというか、うちでもこんな感じでしたよ。風邪の時は、水だけよりもお茶のほうがいいとか。お茶でうがいとか、やってました。静岡独特の単語、雪見遠足とかあるんですね。でも地域性がある。ああ、静岡ったら大きいものなあ。一様にはいかんですよね。男どもの誰に看病されたいかという話。雲春が終始クールというか、全然乗り気でないのがおかしくって、無感動なのかなんなのか。このテンション低めがいいですよ。

『お役所忍務のススメ』、冬の原付です! あー、あれ、寒いよねえ。しのぶ、この子が原付で通勤してる。まだ自動車の免許とれてなくて、というんですが、原付は原付で嫌いじゃない。その理由が、忍者っぽいっていうのがね、よくわからないよ! でも、季節のよい頃は原付、気持ちいいんですよね。原付は体の延長、対して車は感覚が薄くて怖い。うん、これはよくわかるわ。でも現実的には、原付の方がなにかあったときに被害が大きいんですよね。怖い、これも怖いわ。課長が語る、慣れの怖さ。おっしゃるとおりですよ。でもって冬の寒さ! そう、つらい! めちゃつらいんだよ! 話の最後にね、しのぶが好きだという原付のナンバープレート。ああ、これ、なんか楽しいよねえ! 自分も、これ、好きですよ。うちの市ではやってないんですけどね。

『まちがいだらけの恋愛道場』。これ、マサスケの事故っぷりをおそるおそる眺める、そんな感じの漫画でありますよ。勘違い男、マサスケ。バレンタイン、3人から本命のチョコレートもらった、そう思い込んでいて、ホワイトデーにものすごいお返ししました、そんな話。うおお、怖ろしい、怖ろしい。なにが怖ろしいって、それが仮に本命だったとしても、やっぱこの男はやめとこう、そうなりかねないってところですよ。日頃のお礼を本命と勘違い。なんてことのないコミュニケーションの延長、そいつを勘違い。そして営業、こいつを勘違い。10円チョコに3万のお返しとか、おおおお、おそろしい。また自分の弾き語り贈るとかもね、おそろしいよ……。本当、大事故。でも、この事故を招いたのは、女子ふたり(?)がマサスケのバレンタイン時点での報告を聞いてなかった、アドバイスしなかったのも原因、みたいに思ったんだけど、よく考えたらマサスケがアドバイスなんて聞くはずなかった……。ええ、これらは避けえぬ事故だったんでしょうなあ。

メェ〜探偵フワロ』、今回はフワロ氏、事業家の顔を見せてくれるんですが、いつぞやのチラシ、なんでもご相談くださいというのを見て、やってきた人がいるんですね。ケーキ屋さん。娘が独立、同じくケーキ屋をやったんだけど、どうにもはやらない。どうしたらいいのかっていうんですが、最初は乗り気でなかったフワロ氏、娘が美人と見れば俄然やる気を見せて、というかやっぱりセクハラ案件だよ! 今回は、お嬢さんのお店、あまりに問題ありだったわけですけれど、フワロ氏のコンサル、事業に対する手腕、確かだって思わせられて、しかしなぜこうした手腕、能力が探偵業に活かされない!? ともあれ、実は有能なフワロ氏。たまにこうしてその片鱗を見るの面白い。今回も楽しませていただきましたよ。

  • 『まんがタイムスペシャル』第26巻第3号(2017年3月号)

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