2017年1月24日火曜日

『まんがタイムきららフォワード』2017年3月号

 『まんがタイムきららフォワード』2017年3月号、発売されました。表紙は『ゆるキャン△』。アニメ化決定の報とともに登場でありますよ。これは高原? リンになでしこ、空を見上げる? こちらを仰ぎ見るその様子、口元には白い息、寒い季節、冬キャンプにいざこれからという準備万端な彼女らの様子、わくわくとさせるものあって、アニメ化のニュースもあいまって、これは気持ちが浮き立ちます。

ゆるキャン△』、順調にキャンプの準備が整っていく、のでありますが、とりあえずいいたい。先生が反則や……。ものすごいイビキかいて寝てて、リンの回想、あのお姉さんだったとは。思い出す面影が酷いんですよ。さいわい今回は、なでしこのはからいで顔が隠されて、って、毛布を頭からかけて包んだら息できないよ! もう、この時点で笑って笑って、しかもここで刺客投入でしょう。ちくわ! わんこ! 大盛り上がり! あー、面白い。ほんま面白い。これ、キャンプの魅力、いろんな道具があって、それがどんな風に使われて、どんなことを可能にするのか、その解説、実践が魅力的。皆がそれぞれに、ちょっといい道具っての持ってるのだなあ。いいなあ、いいなあっていってる、それがほんと、そ、そんなにいいのん!? ちょっと試してみたい! なんて気にさせられる。すごい影響力あるんよねえ。そして、ちくわとなでしこ、ふたりに続く子供達! うおおー、めっちゃ楽しそう。ほんと、たまらんわ。グビ姉、ろくでなし。素晴しい景色。そしてSUKIYAKI! ああ、見どころいっぱいやわ。もう、たまらんの。あ、そうそう、ブロックベーコン買って切って焼いて食べたよ!

『あんハピ♪』、体育祭のふたり組での競技でビンゴ。はなこたちは5人組、どうしてもひとり余りが出てしまう……。という、ここに、ここに、チモシーの中身! 椿が、椿が参加ですよ。しかも椿からきた。内気なこの子、なかなか思うことをいいだせない。それを受けて、さっきまでネガティブにネガティブを重ねていたぼたんが、協力して欲しいって、こちらからお願いして、ああ、やさしい人たちだ。今回、いつもとは違う組を作りましたね。はなことレン、ヒバリと響を組にして、この組み合わせの妙、またなにか新たな魅力を生み出しそうですよ。ぶつかりあいながらも、協調路線を意識するヒバリ、響組。競技を、趣向を楽しもうとするはなこに、それを受けいれるレンのコンビもいいですよね。そしてマイペース、ぼたんと椿。こうした試練が彼女らの距離を縮め、より仲を深めることになるのでしょうか。今回はあまり目立たなかった椿、この子の活躍する、その瞬間、心待ちですよ。

『Maiden's Flight』、ゲストです。前後編。飛行機の事故でトラウマを抱える女の子。高所は苦手、けれど飛行機自体は嫌いではないようで、ラジコン、グライダーの競技にも参加する、そんな子が主役の鵬乗叶。父の操縦する航空機の事故で、家族を失ってしまった彼女は、階段、すべり台程度の高さでさえ恐怖を感じてしまう、そんななのに、航空機の開発者、三羽知与にその才能を見出され、ソーラープレーンでの世界一周無着陸飛行のパイロットに選出されるですね。他国の計画を出し抜きたい。時期もそうなら、パイロットの若さにおいても同様。世界最年少もゲットだぜ! それで、カナの恐怖症をなんとかして、空の魅力をふたたび知らせようという試みの数々、描かれたのですね。チヨの策略あたって飛ぶことを決意したカナ。はたしてこの子の決意、それは実るのか。ですが、これ、出し抜くつもりで出し抜かれた。こちらは3日後にでも出発せねば、というその計画にカナが乗れない理由。ライセンスとかなんかなのかな? どうした解決を見るか、後編が楽しみですね。

『とどろきファンファーレ』、これ、ちょっとすごいよ。なんというか、やけくそ? 競馬の漫画なんですけどね、ほら馬がパドックにずらっと並んで歩いたりするところ、コピー&ペーストだ!!! って、台詞で書くなよ! いや、実際コピー&ペーストなんですけどさ。全体に緩い漫画です。競馬場に女ふたりでいく。姉が結構なろくでなし。妹はビギナーズラックで100万円勝ったことがある。そこに競馬場で出会った女の子が加わり、この3人組での競馬場紹介。どんな食べ物があるかっていうのさ、ミートソース、オムライス、オムライスで、最後にまた同じミートソースが返ってくるって、あれ、なんかこの漫画おかしいぞ? このへんから感じはじめて、いやね、競馬の知識、いろいろ情報教えてくれたりもするんだけど、どう考えてもそれを起点としたおかしな言動、挙動の方がメインで、しかもそれがだんだん無茶になってくるのがすごい。普通に考えたらあかんと思いますよ。だって、雑なんだもん。でも、それがやけにはまって、めちゃくちゃ面白かった。ええ、やりようだなあ、そう思いましたよ。

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