2016年12月19日月曜日

『まんがタイムきららMAX』2017年2月号

『まんがタイムきららMAX』2017年2月号、発売されました。表紙は『ステラのまほう』。珠輝と水葉のふたり、これはいったいどういうシチュエーションなのでしょうか。珠輝の手にはタブレットのスタイラス。これは絵を描いている途中なのでしょうか。目にハートが入って、ちょっと赤面。なにか、素敵おじさまなど妄想なさってる? そんな珠輝の後ろから、ちょいと頬を指でつついてる水葉もなにやらおかしな感じ。ゆるんでる珠輝にクールな水葉、いい対照でありますよ。

『りみっつ♪』、ゲストです。清水リカは女の子に好かれたい。目指すはハーレム。しかし、モテるのは男の子からばかりで、女の子からはというと、むしろ嫌われているという。なぜか? って、いや、いけすかない子だよこの子! 自分の可愛さに自信満々。美少女の私が男子にモテるのは当たり前。なんていってるからだよ、女子受け悪いのは! 女の子に好かれるのは、隣のクラスの赤木さんみたいな女の子。スポーツできて、クールに見せて優しいという。リカ、自分のこと、愛想よすぎるとかいってるの、即座に幼なじみにして主人公? の森川ユリが、リカちゃん愛想よかったっけ? にこにこしてるけど、この子、結構キツいな! いや、だからこそリカとこうしてつきあえてるのかも知れませんね。最初、男子にモテる清水リカという導入見て、きららMAXで男子モテはめずらしいな! そう思ったんです。けど、やっぱりというべきなのか、路線は外さなかったようで、ええ、まずは赤木さんと仲良くなれたんでしょうか。いけすかない? そう思わせて、そうでもないというの、導入としてはいい感じだったと思います。

『こすもぱわ〜しすた〜めめこ』、ゲストです。なんというか、不思議な雰囲気、けどこれ、慣れてくると面白さがぐっと出てきますね。地球外知的生命体との交流が現実味を帯びつつある世界。しかし藤田むつきは、その宇宙人とすでにコンタクトを果たしていて、見た目は大きいおにぎり? いや、人の姿にもなれるみたいですね。むつきの空腹を察知したら大量のおにぎりを出現させたりと、結構いいやつ。この子、タイトルにあるめめこなのかな? むつきの友達、るりにみずの、みずほがよってたかって可愛くしてみたりと、特段目的があるわけでもない、そんなゆるーいコミュニケーション。それが不思議とおかしくなってくる。いい感触でしたよ。

『ことりステーション』、ゲストです。山口から東京に出てきた女の子、東雲千鶴。学内の放送、お昼の放送かな? それを聞いて放送部に憧れて入部を決意したのだけれど、目標は立派なシティーガール? でも、三鷹翼いわく、放送部はむしろオタクっぽい……。うん、これ事実だと思う。私の通ってた高校でも、放送部はオタクっぽさ強かった。いや、吹奏楽部も似たようなもんだったな……。つうか、文化部ってだいたいがそうなんじゃ? 話が逸れました。放送部、あかん感じでいいですね。部室ではゲームばかりやってる。都古ひばりは、放送部に入って自分の好きな音楽を流したい、わりとちゃんとした動機があるみたいなんですけど、翼は全校朝礼がサボれる。あー。わかるー。そして部長は隣の部屋でお休み中。千鶴も思わず大丈夫かとつっこむ次第。でも、このいい加減さ、悪くない。気にいりましたよ。千鶴の方言キャラ、これもいい感じ。いや、方言、可愛いですよ。方言、もっと打ち出していきましょうよ。また、この絵柄、タッチも悪くないですよ。

『ちきんはぁと』、ゲストです。女の子ふたりがじゃれあってる、そんな感じの漫画です。マコと希。マコが、好きな人ができたとかね、だからもうつきあえないみたいなこといっちゃって、おや、そういう関係? かと思ったら、いや、そういうわけではないのか。ともあれ、マコ、好きな人がいるのは事実。コンビニでバイトしてる……、女の人。さすがだと思いました。ともあれ、なんとかして関係を築きたい。それで希に助けを求めるんだけど、マコが本当にあかんたれで、いや、連絡先を渡すとかわりと難易度高いとは思うんですけど、それにしてもチャレンジする都度、旨塩チキン買ってくることないじゃないか。この、マコのあかんところ、と思えば希にはちょっと強気というかね、その親しい友達への距離感、なかなかリアリティ感じさせて面白かった。この漫画、あっちにこっちに気持ちを揺らしながら、結局は希のもとに帰ってくるマコ。そんな感じなのでしょうか。いや、それも腐れ縁っぽさ感じさせて、悪くないと思います。

  • 『まんがタイムきららMAX』第14巻第2号(2017年2月号)

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