2015年12月21日月曜日

『まんがタイムファミリー』2016年2月号

『まんがタイムファミリー』2016年2月号、先日の続きです。

『役職名はお嫁さん』、めちゃくちゃ面白かった! 時は正月、陽大の父、母がやってきます。メールで美如のことをいびると予告があって、それ見て心底ワクワクしてる美如がですよ、なんかおかしくって、最高ですよね。でもって陽大の母、陽子、この人がまたよくって。険のある表情、いかにも厳しそうと思わせておいて、美如のこと大好きときてる。家事の仕事は完璧。いびれないじゃないのって抱き付いて、もうね、連れて帰りたいくらい。料理も文句なし。美如の性格も熟知していて、ほんと、緩いお母さん。母の味がコンビニとかね、あの笑顔もいかします。この仲良し加減、見ていて微笑ましくって、それになにより面白くって、最高だったと思いますよ。

『宅飲み残念乙女ズ』、これも面白くってですね、そうかあ、社会人となると連日忘年会が続いたりするんだあ。自分は職場の忘年会とか、もう何年も参加していませんよ? もうくたびれはてたグリっちゆみみが、てつ子のもてなしに完全降伏ですよ。いつもなら絶対にそでを通さないてつ子の寝間着とか、地味に酷いこといってますよ! でもって忘年会の困りごと、それがグリっちおかしくて、ゆみみはというと地味に困るパターン。ああ、こういう場にはいたくない。なにいっても角が立ちそう! すっかりやさぐれたふたり、てつ子の料理に陥落。プロポーズとか! その話、断片だけ聞かされて動揺してるバイトくんもいいですよね。

『カフェ・ど・関西』。関西の年越しはうどんです、って、ほんとに!? 京都は蕎麦ですよー。なんか、京都の名物、にしんそばでさ、なんでなんでしょうね。普段はうどんの方がよく食べるんだけど、名物はにしんそば。謎です。関西人はうどん好き。これ、四国は香川のうどんとはまた違って、やわらかいんですよね。あそこまでコシ強くない。でも、そういうのの方が自分は好きですよ。ちょっとくたくたでもいいくらい。鍋焼とかそうですよね。で、朝昼晩うどんとか、あー、これ、炭水化物ばっかしや、そう思ってたら、そら栄養失調にもなります。おかしいなあ。お店で忘年会、鍋をやるっていうの、すき焼き、東京は割り下使うんですよね。うちのすき焼きも関西のなので、肉焼いて、砂糖と醤油入れて、野菜いれて、溶き卵で食べます。割り下のすき焼きとか、どんなだろうと逆に思いますね。でもってちくわぶ。存在だけは知ってるよ! といった具合に、関西の風物描いて楽しいこの漫画。自分は逆に関西以外のこと、ちくわぶとか割り下とかね、そういうのも気になってしまいましたよ。

『かしこみかしこみ』、よかったですよ。小学生たちが自由研究のテーマで迷っています。と、そんなところに様子のおかしいムク。芋ようかんがおいしくっておいしくって、けど食べたらなくなる。それが悩みで、ベストロケーションで食べようって思って、町を歩いていたんですね。でもムク、その芋ようかん、子供たちと分けるんですね。おお、ムク、いい子だなあ! その芋ようかん。満月兎堂の冬の新商品っていうの、奏衣様から教えてもらって、そこからのムクの活躍ですよ。口コミで、芋ようかんの評判、あがるあがる! もう店は大行列で、でもその行列の人達、ムクに順番譲ってくれるんですね。ああー、ムクが楽しみにしてたって知ってるものな。こんな暖かさ、とてもいい。そして冒頭の小学生ふたり、自由研究に材料違えたケーキ作って味くらべ。おお、これもまた充実の自由研究です!

  • 『まんがタイムファミリー』第34巻第2号(2016年2月号)

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