2015年12月9日水曜日

『まんがタイムきらら』2016年1月号

『まんがタイムきらら』2016年1月号、発売されました。表紙は『ゆゆ式』、ゆずこと唯のふたり、雪のちらつく中、ふたりでの帰り道? ゆずこがですね、唯に暖かい缶ココアをね、ほいっと頬に押し当てるみたいにして渡している、その表情、笑顔がですね、とてもいいんですね。ふたりともにカーディガン、ゆずこはピンク、唯はブラウン。マフラーもゆずこはカーディガンに揃えたのかピンク、唯はチェックの紺色と、その色合い、それぞれふたりによく似合っています。しかし、ちょっと驚いた唯の表情。熱っ! ってところでしょうか。驚かせて、そして喜ばせる、ゆずこ、してやったりですよね。いいイラストです。

三者三葉』、びっくりしましたよ。あなどっていた? いや、警戒しすぎていたといったほうがいいかも知れない。いえね、このところ、ずっと進級進級って匂わせていたでしょう。今月だって、もうすぐ2年生って辻小芽が心配している。三者三葉メインメンバーはというと、葉子様、バイト三昧。あ、新ユニフォーム、かっこいいですね。ヒラヒラ葉山ちゃんも可愛いからいいじゃん。そして私服双葉も魅力的。で、ここでもやっぱり進級進級って話になって、ああー、これってやっぱり、ここまで盛り上げたからには、いざ新学期となったら、なんでかやっぱり一年生! え!? どういうこと!? ってやつですか!? ですよね!? ええーっ、違ったー! ほんとに進級しちゃったよ。かくして、三者三葉メンバー、クラスがわかれちゃって、ああ、小芽ちゃん、出番が増えそうで嬉しいです!

箱入りドロップス』、いったん、陽一、雫組からはなれまして、桂木、相ノ木組でありますよ。もうそろそろ、具体的な進路が見えてくる、そんな時期において、どうもどうやら出遅れてしまっている桂木であります。テストの点数悪かった。平均以下。大学進学はおぼろげに思ってはいたけど、具体的には考えてなくて、さてみんなはと聞いてみれば、結構具体的にいろいろ考えてるとわかって、桂木さんダウンです。相ノ木、成績よかったんですね。いい大学狙うらしい。それで、桂木、一緒の大学いきたかったのに、無理になっちゃった。落ち込んで、それでもってちょっと可愛いところ見せて、それでやる気になっちゃうのが相ノ木なのか。ほんと、今回は桂木の駄目なところ、沢山沢山描かれて、まあそれが相ノ木にはいいらしいから、かまわないっちゃあかまわないんだろうけど、でもそんな桂木もやる気見せちゃうんですね。愛ですか? 愛ですね。ほんと、ほのぼの初々しいカップル。なんでしょうね、なんなんでしょうね。

『神様とクインテット』、今回も美少女四コマ誌とは思えぬ絵面満載でありますね。コマを溢れて流れ落ちるよだれにはじまり、さらには口から漏れる呪詛の声。トーコに彼氏疑惑なんだそうですが、まあ、彼氏とかはないわなあ。バイト? なんか用事? そうしたところかななんて思って読んでたら、むしろりんがヤバい。呪詛の声にGPS監視に、そして剥き出しの殺意。行間を読めという表現がありますけど、この漫画こそはコマ間を見るべき漫画であるなあ。そう思わせる展開の、まさしくコマ間の威力、ビジュアルの力にもっていかれた感じでいっぱいです。

チェリーブロッサム!』、三葉が帰っちゃいました。ああ、お見合いをするっていってましたね。けど、これって結局すぐに帰ってくるってやつだよな、とか思ってたら、はやい、あまりにもはやいよ、今回エピソードの最後あたりと思ってたのに、1ページもたないんだ! 大倉山先輩の件、妹沙咲野もちゃんと先輩に面と向かって、思うところを伝えた。大倉山先輩も沙咲野にしっかりと応じた。と、このあたりまではよかったんです。きっと、ひーちゃんあたりでなにかあるのかな。そう思わせるフリがあって、さあ、どうなる。と思ったら、ああ、清火さんが仕掛けてきましたね。身動きのとれない火文先輩。その様子をうかがいにいった、大咲は通されて、ゆうは囚われの身となってしまう! って、すごいな、無茶するな。娘の夫に大咲を、ということなのでしょうけれど、はたしてこのことについて、娘火文はどこまで知っているのか。また最後の、すっかりやつれた火文の姿! ある程度は波乱を予測したけれど、すっかり予想を上回られてしまい、ほんと、これ、どうなるのだろう。

  • 『まんがタイムきらら』第14巻第1号(2016年1月号)

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