2015年12月24日木曜日

『まんがタイムきららフォワード』2016年2月号

 『まんがタイムきららフォワード』2016年2月号、発売されました。表紙は『あんハピ♪』、おみくじひいてるはなことヒバリ。ひいたのは、恋愛みくじ? ものすごいいい笑顔で大凶をこちらに見せてくれているはなこ。結構、神経太いのかも知れないって思わされますよね。すごいよ。『ゆるキャン△』のカットもございますよ。単行本、売れてるかな?

ゆるキャン△』、今回は野クルサイドのお話ですよ。キャンプ場に到着しました。管理人さん、悠々自適って感じだなあ。でもって、いろいろアドバイスしてくれる。というか、キャンプ場利用の注意っていったところでしょうか。そうか、焚き火は丁寧に、なんですね。ウッドキャンドル、この情緒、面白い。って、アルミ線だとこうなるんだ。まあ、なるよね。夜中のリンとなでしこ、メッセージのやりとりして、そしてお互いの夜景を交換しあうっていう、その趣き、とてもよく、あの見開きの夜景、ふたつの違いとその広がり、実によいと思いました。ほんと、ふたり、場所こそ別だけれど、気持ちは近しく、いい友達、いい距離感であるなあ。

『はるかなレシーブ』、なんとか勝ちたい遥とかなた。けれど頼みの策も見透かされて、さあどうする。どうにもできない? そこで遥が考える。かなたから聞かされてきたビーチバレーのセオリー。なら、なぜ成美はそのセオリーにしたがわないのか。かなたではなく遥を狙って打ち込んでくるのか。いや、これ、初心者狙いしてるんだと思ってたんだけど、そうじゃなかったのか。ボールから逃げた。ボールを受けることに心理的抵抗のあるかなたのことを思って、あえて避けてきたんだ。そうした相手の思惑、機微を理解し、それをもとに作戦をたてる遥。その遥にはげまされて、ついに前へ踏み出すかなた。ああ、この漫画は、一度逃げたかなたの再生の物語であったのだと実感させられて、ああ、これはよかった。成美の心残り、それが強く押し出されて、そして遥にかなたのこと託されて、ああ、いい展開でした。青春ですね。

『ピカコン』、ゲストです。妹大好き、そんな姉ぴかりに着せ替え人形みたいにされてる妹とめるは人見知り。姉と同じ学校に入って、姉の所属する被服部に入って、けれど先輩たちに囲まれた時、緊張のあまり声も出せなかった。そんな彼女を夜中に学内のステージに呼び出した姉。なんでなのかと思ったら、妹に衣装着せて、ステージで歌い踊らせる。なるほど、妹、姉の前だとこれだけいろいろできるんだ。アイドルばりに歌って踊って、そしたらそれが被服部メンバーに見られてた。姉の策略だったっていうんですね。妹の苦手を、こうしていろいろ工夫して、うまく克服させてくれた。そんな姉の思いやり、いや、妹自慢? そんな漫画でありましたよ。

『病弱!おひさまライブ』、ゲストです。病弱で入院している夢野夏樹。そんな彼女は、変装してゲリラライブをたびたび行っているっていうんですね。けれど長くはもたない。10分程度の稼働時間というんですね。そんな彼女の秘密を知ってるのは看護師ひとりだけ。何度注意してもアイドルの真似事をやめない夏樹なのだけれど、院長からライブを頼まれてしまって、さあ大変。なんとか乗り切りたい。それを看護師の助けを借りてなんとかしようっていうんですね。って、点滴しながらとか、それは無茶よ! いろいろ無理もある、無茶な漫画なんですが、勢いはありますよね。しかし、それにしても、アイドルもの、今、かなりはやってるんだなあって、ゲスト2本見て思いましたよ。

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