2015年12月13日日曜日

『まんがタイムジャンボ』2016年1月号

『まんがタイムジャンボ』2016年1月号、昨日の続きです。

『でっかいんちょ』、ハイスペックにして万能と思われていた育のまさかの弱点。いや、すでに語られていたように思うのだけど、数学が苦手。なんと4点。他の科目と平均したらなんとか、とかいってますけど、平均点で成績がつくわけじゃないからなあ。数学が赤点なのはまぬがれない。まあ、中学生だから大丈夫なのかな。それで相見に教えてもらうことにする。手厳しい相見なんだけれど、育にはちょうどいい感じですね。でもって、なんかいい雰囲気に、なった? なってないよね? でも、育にはかなり効いてるみたいで、と思ったら、相見も同様か。結構な恋愛状況、押し出されてますよね。

『おやすみモーニング』、このごろよく眠れないんです、って、それ生活の不規則のせいじゃないかな? 杉野エリカ、夜勤明け。それでばぁちゃん食堂に相談して、いいですねえ、そば茶。店主さん、かつての研究いかして、いろいろと作ってくれる。その料理の数々は、自律神経整えるとか催眠効果とか、いろいろいわれはあるみたいなんだけど、でも手のかかったおいしくあたたかいご飯。それがなによりですよね。なるほど、しあわせホルモンと睡眠ホルモンがワンセット。心落ち着けて、気持ちやわらいだら、自然と眠くなるよなあ。実際の効果ともかく、しあわせ、ほんと大切ですね。

『あかり先生の言うとーり!』は、将来の夢を聞きますよ。それで子供たちも将来の夢、もろもろ書いてくれるんですけど、智聡のシビアな悩み! 弁護士、ああ、そういいますね。医者もそうらしいですね。で、政治家とか、かしこすぎる子供も大変だなあ。あかり先生のいたいけさといいましょうか、今回も実によく発揮されていて、子供のころヒーローと結婚したかった。その気持ちいまだにどこか残ってるみたいで、ああ、ヒーロー、今も好きなんだ。熱血のレッド、リーダーシップ感じさせる男性が好みなのでしょうか? 面白かったなあ。けど、こうやっていろいろばたばたしながらも、子供は子供で具体的な進路のこと話し合ったりしてるし、そして先生は自分の職業の本分に立ち返るしで、コミカルなだけじゃなく結構まじめ。そういうところのバランス、いいって思いますよ。

『ペンタブと戦車』、タイムスリップして1939年の前線にやってきてしまった青年里見。彼と戦車兵たちとの交流ものなんですけど、最初、これ、どういう風に転がっていくものかな、みたいに思うところもあったんですが、なんだろう、なんだか面白い、けっこういけそうな予感がしてきていますよ。武田大尉ですよね。里見の持っていた戦車擬人化にすっかりはまってしまって、敵戦車が擬人化されて、それ見てしまったら、惚れてしまった撃てなくなってしまう。なんという純情! そして89式中戦車人形にいれあげて、祝言を挙げられるのか!? 真面目な顔してなにをおっしゃってるのか。そしてさらにチューしようとしてたり、ほんと、この大尉の言動、これがかなり効いていますよ。うん、大尉、いいですよ。

  • 『まんがタイムジャンボ』第22巻第1号(2016年1月号)

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