2018年11月4日日曜日

『まんがホーム』2018年12月号

『まんがホーム』2018年12月号、一昨日の続きです。

『スナックあけみでしかられて』。今回はあけみさんがダウンですね。風邪をひきました。乃里ちゃんの運動会で応援はりきりすぎたからっていうんですが、人がたくさん集まる場所だから、また砂ぼこりが舞ったりするからなおさらだったかも知れませんね。お医者にはかかりました。駅向こうの総合病院にいきました。鈴木先生のところなら近いのにって菜々からいわれてるんですが、ああ、恥ずかしいんだねえ。知りあい、ましてや気になる相手となればねえ。今回、あけみさん、一歩前進って考えていいんでしょうか。風邪ひいても仕事を忘れない。店の冷蔵庫に肉を漬けていたの忘れてた。それで風邪もマシになったしと肉を取りにいったところで鈴木先生と遭遇。なにかあったらと連絡先をもらったんですね。しかし、この人、ちゃんとこれをチャンスとして活かせるのか。なんか、うまく活かせず寝かせてしまいそうな予感がするんですよね。

『座敷童子あんこ』。後半の文化祭エピソード、面白いなあ。幸太に体操着やたて笛あさるなと釘を刺されるあんこ。そこまで酷くないっていってるあんこがおかしかったです。文化祭でも、大和に出会って、幸太の妹ってことにして、皆からいろいろもらってね、食べ物いっぱいのほくほく顔、あれよかったですよ。で、すぐさま太るのか。しかもそれで幸太と一緒にお化け屋敷で大活躍。おかしかったですよ。しかし、大和、大物ですね。見るからにデカくなってるあんこを見て、なんか大きくなった? いやいや、どう見てもめちゃデカくなってるじゃん! ほんと、この鷹揚にして包容力あるところ。さすがの大和さんでした。

『歌詠みもみじ』。もみじも高2。進路調査の時期なのか。皆それぞれに自分の進路を考えて進学先を具体的に決めていく。そんな中、もみじは歌人、俳人なんていう漠然とした、いや、いいかげんなの書いちゃって、先生からお叱りですよ。今回はもみじとマミでしたね。マミの希望もいいかげん。専業主婦希望とかいうのはいいとしても、その相手が石油王だとか大統領だとか、あんまりにあんまりだって先生やっぱり呼び出すんだけど、現実的に考えるようにといって、添削した結果が医者、議員、公務員の嫁。あかん、先生もいいかげんあかん。職業について考えるも、あんまり明るい展望が見えないの、わかる気がします。もみじもマミも憂鬱で、具体的にどんな仕事をやりたい、そういう夢みたいのがないと、想像もネガティブになりがちかもですね。でもって、決まったふたりの進路希望。無難なところに落ち着いたわけですけど、いやまあ、そんなもんですよ。大学で勉強しながら、ゆっくり考えるのがいいんですよ。

『うちの秘書さま』。いろいろほったらかしにして漫画読んでたら、七瀬に取り上げられました。それ、借りてた本だったのか。七瀬さん、返してさしあげて? しかし、はじめ、柔軟でいいですね。クラスの女子から少女漫画貸してもらうんだ。それでヒロインに七瀬を重ねたりして、それでいろいろ動揺したり、こうやって感情移入して読めるのはいいこと、なのかな? 少女漫画の展開に翻弄されて、クールを気取ってみたら反抗期と思われたりね、あと、いろいろ馬鹿なことやったりと、はじめ、全力で漫画を楽しんでますね。それがいいかどうかは別なんだけど。クラスの女子と親しくしてるの七瀬に見られて、七瀬、気にしてくれてる!? と思いきや、思いっきり親心だったりね、でもって最後にははじめがお姫様だっこされたりね、なかなか思うようにいかないはじめの願望、面白かったです。

2018年11月3日土曜日

特に理由はないけど今日は休みます

特に理由はないけど今日は休みます。

2018年11月2日金曜日

『まんがホーム』2018年12月号

 『まんがホーム』2018年12月号、発売されました。これは調べ物がテーマ? 『らいか・デイズ』らいかがノート開いて、取材中? なにか聞き取りしてる、そんな風であるんですね。『けいさつのおにーさん』は手塚先生に質問する学生穂刈くんだー! なんという出来上がったシチュエーション。もう、こういう漫画なんじゃないかって思わせるしっくり感ありますね。『ちっちゃい先輩が可愛すぎる。』は、調べもの? 大量の本運んで大変そうな駒井先輩。『孔明のヨメ。』は孔明、月英夫妻が、秋の野草でしょうか、摘んできたものをふたり調べている、そんな様子であります。

『鬼ムコさんと花ヨメさん』。なんだかわからない展開になってきましたよ。スパイとして送り込まれた小巻だけど、正義を語る夫の言葉に感化されて、すっかり応援側に立っちゃった。その応援っぷりおかしくて、しかも、あんなに妻にそっけなくしていた夫、大和がですよ、妻の危機にあの態度で登場!? いやもう、これ、大和は妻を味方と認めちゃったってことかい? あるいは待機させている仲間の手前、優しい夫を演じているのかい? わからん、わからんのだけど、優しい大和に当惑する小巻もおかしくて、そしてちょっとときめいちゃってという展開、悪くなかったと思いますよ。この後、このままに突き進むのか、あるいは引っくり返すのか、どうなろうと悪くない、そんな展開でしたよ。

『おんなのおしろ』。すごくつかみどころのないエピソード! この人の漫画にはこういう回が結構あって、けれどつかみどころがわからなくともなんだか面白い。人と人のやり取り、関係性の綾、そこにおかしみがあるからなあ。そして今回もまるで意味のないというわけではなく、七海のひととなり、それから彼女の自身を少し振り返る、そんな回になってましたね。というか、あの無神経な元カレと竹本楓、ふたりに共通点を見出して、苦手なタイプってね、いやそうかい!? 似てるかい!? ともあれ、自分ちにやってきそうな勢いの楓を警戒してるところとか面白かった。振り回されるのが苦手で、けれど振り回しそうな人に縁がある? ままならんですなあ。

『ちっちゃい先輩が可愛すぎる。』。今回は皆で夏祭りに参加です。というのですが、これ仕事なのかあ。女性陣は浴衣も華やか、美しく、そして男衆は法被着まして、屋台の準備に忙しく働いています。これ、地域交流が目的なんですね。メニューに自分のアイデアが反映されたこと報告する駒井先輩がやたら可愛かったです。動物型風船に絵を描くサービス。高瀬のネズミが大好評で、これ、子供も喜んでくれてるみたいですね。これはこれでありなんでしょう。面白かったです。忙しいながらも、楽しみながらのちょっとした非日常。学祭を思い出しただなんて高瀬はいってますけど、こういうイベントがいつもとはまた違う、そんな関係を育みそうでいい感じでしたね。

『広島さん、友達になってください』。タミの吸収力を目の当たりにして、自分はまだまだだと落ち込むキミちゃん。そうかあ、この子は自分に地元といえるところがないという、負い目に似た感情を持っているんですね。今は広島に暮らしているけれど、地元民であるとは決していわない。父親の転勤にともなって各地を転々として今にいたる、その生い立ちゆえに地元といえるほどに親しんだ土地を持つことができなかった。またそれゆえに、地元といえる場所に対する憧れが強く、強く育ってしまったんでしょうね。そんなキミちゃんの、ひとり広島探検。楽しくなったり不安になったり、そしてその末に出会ったお店。ああ、キミちゃん、いい表情するねえ。取り扱いの品に、広島、地元に対する愛情を感じて、そして店主と話したこと、それがキミちゃんの今の広島に対する愛を実感させてね、ああ、キミちゃん、もう広島の地元民ですね。気負うことなく、素直に土地への、人への愛を大切に思えばいい。いい話でした。

2018年11月1日木曜日

大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL

 『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』、話題ですね。今日もDirectで発売前最後の情報公開が行なわれて、当然ネットの反応も熱い。Twitter日本のトレンド見ると、スマブラ、桜井さん、#NIntendoDirectJP、パックンフラワー参戦、レックス、ファイター、星のカービィ、ストーリーモードと、上位8/9がスマブラ関連ですから。本当、どれだけの人が楽しみにしているんだろう。と、私もそのひとりではあるんですが、スマブラ自体は未経験なんですね。正直、Switchは『Splatoon』がメインで、それも最近伸び悩んでいるという時に、はたしてスマブラに手を出していいものか。迷ったりしてるんですが、いやあ、Direct見て、これは欲しい、そう思っています。

スマブラ買うのはいいとしましょう。実はコントローラで迷っています。なんかね、ゲームキューブ用コントローラーがまた新しく発売されるでしょう? スマブラやるにはこれが至高、最高、最適だ、そんな声が聞かれるではありませんか。ほんと? そうなの? ちょっと特殊なボタン配置。これがスマブラによいんだっていう話なんですが、反面、これは昔からスマブラやってる人向けの商品であって、新しく始めるような人には現行のコントローラで充分、むしろそっちの方がいいよ、みたいな意見も目にしたりして、どうしたものか……。

ゲームキューブコンを選ぶ理由で面白かったのが、スマブラはとにかくコントローラを酷使するゲームなので、壊してしまっても安く買い替えられるゲームキューブコン一択ってやつでした。そうか、そんなにか。Splatoon用に買ったProコンですが、壊れてはいないものの、スティックまわりのプラ部品がけっこう削れてきてるものなあ。なので思い切ってGCコン、買っちまってもいいかも知れません。

欲しい、買うかも、そう思いながらずるずる今まで決定を遅らせてきた『スマブラ』。なぜなのかっていいますと、『Splatoon 2』が特定のコンビニでDLカード買うとギアがついてくるみたいなのやっていたじゃないですか。『スマブラ』でもやるのかなあ、なんて思って様子見をしていたんです。そうしたら、早期購入特典、あるんですってね。

パックンフラワー参戦!

わけがわからない。ほんと、スマブラがすごいのか、桜井さんがすごいのか、プレイアブルキャラクターでもない、敵方のモブみたいなもんよ? プレイアブルに持ってくる? この予想を外してくる、超えてくるっていうのを、これまでのDirectで私も味わってきて、こうしたサプライズがまたファンに愛される所以になっているのかもなって思わされて、ええ、だったらぜひ自分もその輪に加わってみたい。熱にあてられたってやつでしょうか。ええ、見事にあてられまくっています。

2018年10月31日水曜日

『まんがタイムきららキャラット』2018年12月号

『まんがタイムきららキャラット』2018年12月号、昨日の続きです。

『mono』。このところお出かけ話が多かった『mono』ですが、当初のテーマ、カメラに戻ってきましたね。アクションカムで定点観測をしますよ。その対象は仕事中のハルさん。漫画描いてるところを一ヶ月撮影しますと諒解とっていたのが、これまずいな、被写体、撮られてること忘れちゃってるよ。やばいもの写ったりしたらどうするの!? と思ったら、写ったよ、写っちゃったよやばいもの! いや、ハル本人は、ぐーたらぐーたらしてるところばっかり撮られてて、まあいつもどおり? 特に問題はないのだけど、なんと部屋のすみに髪の長いワンピースの女が! ハルに聞いてもわからないという。これは幽霊なのか!? 霊に詳しいホラー漫画家玄熊虎代にアドバイスを仰いだら御祓いしてくれるという。でもその虎代さんがまたおかしい。ほんと、この漫画、いろいろ駄目な人ばっかりで、いやもう最高ですよ。

『ゆず35歳@中学生やってます』。またまたなんだかおかしなことになってます。創作に打ち込むうめこ。あまりの鬼気迫るその様、なにごとかと思ったら、ライブペインティングイベントで勝ちたいという。優勝商品、穴ビッチおじさんの幻の同人誌が目当て、というんですが、それどういういきさつ!? 穴ビッチおじさん、いわばゆずの人生の汚点であるわけですが、かつて自分の描いた同人誌、それが人手に渡ることを阻止したいと、自身も参加を決めたゆず。その会場での様子、選手入場からもう雰囲気がおかしくって、いや、これ、どういう方面に向かおうとしているの!? その上、勝負の課題、百合に対する反応もおかしくて、ゆずの絵、本当にあかん。とか思ってたら、決勝戦でのうめこの絵、これも大概あかんやつだった。今回、バトルもの風味が効いてて面白く読めたんですが、これでまさか最後にゆずのことを知る人物登場? さらにはずみつけてきそうですね。

『花降り宿のやどかり乙女』。柚がくじ引きで温泉の無料券を当てました。それで皆で温泉にいくっていうんだけど、目的地が玖瀬温泉の桜の湯、徒歩10分ときました。あまりに近所でイベント感薄めかと思いきや、結構な盛り上がりありましたね。九条屋と違うシステム。それでちょっと失敗したり、またお客としてきてるのに普段の仕事の感覚が抜けなかったりね、こういうのは働く人のあるあるなのかも知れません。桜の湯の名前の由来は、桜色のお湯? 鉄分によるものだっていう説明があったりするのも面白い。のぼせた六花の運び方とか、バリエーションつけながら展開していくのもよかったですよ。温泉は日常の延長という彼女らだけど、皆でこうして温泉につかって、ちょっとはしゃいだりなんかして、やっぱり特別なイベント感出ましたね。仕事してる時とは違った、そんなノリ、これがまたよかったです。

2018年10月30日火曜日

『まんがタイムきららキャラット』2018年12月号

『まんがタイムきららキャラット』2018年12月号、先日の続きです。

『RPG不動産』。今回は不動産色弱めだけれど、彼女らが暮らすこの社会について語られて、いや面白いですよ。この世界には魔力を持っている人がいるという前提があって、そしてその魔力を国が徴収する制度がある。税金みたいなもの? でもってなんのため? と思ったら、今回はワープゲート設置のための徴収なのだそう。なんと、交通インフラだ。ゲートが設置されると、人々の往来が多くなって街の発展が見込める。あれだ、高速のインターみたいなやつだ。人の流入が期待されるため、不動産需要も高まるはずと喜ぶルフリアがいい感じ。で、他の皆は誰も興味持ってくれない。この温度差も面白かったです。今回、いろいろ今後の展開に繋がりそうな要素ちりばめられてますよね。交通事業を担当しているのかな? サトナ様配下のセーラとモナ。セーラは基本優秀だけどおっちょこちょいなの? 必要魔力の見積り失敗して震えてるとかね、でもってこのピンチ、どうするんだろうと思ったら、ファーの魔力がなんと10万人分! 冒頭に語られたドラゴン出現のニュースも。そのドラゴンがファーなの? 寝相の悪いファー、もしかしたら夜中、大きなドラゴンになって目撃されちゃってた? などなど、今後を思わせてくれるいろいろ。いやあ、気になりますね。

『精霊さまの難儀な日常』。サラとルカ、精霊会議とかはじめたんですね。成人の試練に関する意見交換したり作戦を話しあったりっていうんですが、なんせ人についてもまだよくいろいろわかってない。なので、ともり、すみののふたりをよくよく観察しようという話になるんですが、観察日記か。それはそれで面白そうだな。でも、全然観察できてないっていうのがまたおかしいんですね。というか、ともりがすごいよな。朝の火山特集、あれたまたまなのかな。それとも意図してなのかな。サラの興味ひくもので、しれっと追跡をかわす。その後も見事に話題を反らす、その手腕。まさかの無洗米! そうか、冒頭の朝ご飯の下ごしらえとか米のとぎ汁召喚とか、ここにつながってくるんかー! この漫画、ともりの腹黒クレバーさが光ってますよ。ほんと、この子、面白い。でもって七夕の笹飾り。夢もロマンもあったもんじゃないともりが最高ですよ。でも、短冊のお願い、そこにこの子の普段は見せない優しい側面見えてね、いやもう、うまい、いい話でした。

『まちカドまぞく』。ご先祖、無茶しすぎ。ウガルル召喚の時に協力した、その見返りが欲しいっていうんです。そこまではいい。大きな、等身大依代を要求するのもいい。しかし、この無理難題に応えられる小倉、すごいなこの人は。無茶というのはこれからですよ。依代の寿命は七日間。このあまりに短い日数で、5000年のうっぷんをはらすっていうんだけど、いくらないんでも無茶。銭湯めぐりは20分。出て即ラーメン食べてホットヨガで胃けいれんって、もうちょっとくつろごうよ。映画も3本連続で、しかも途中でアクションに酔って吐きそうに……。うん、自分の体に応じたメニューにしましょうよ。あまりのあまりに詰め込みすぎたせいで、なにをやっても楽しくない。そんな先祖に、シャミ子、静かなところに旅行にいきましょう。ほんと、最初からこれやってればよかったんだよ! シャミ子、一旦はご先祖に幻滅したのにちゃんとこうしていたわってくれる。いい子ですよね。キャンプ楽しみですよね。

『先パイがお呼びです!』。マヨときなこの関係、なんかいいなあ。テストを目前として勉強を教えてくれる先輩です。数学と英語が苦手というマヨに、英語で数学教えるというきなこ。いやいや、それ、ハイレベルすぎですよ。普通に勉強することになったんですけど、きなこのマイペースさが面白いですね。マヨの手の甲に落書きしちゃったりしてね、で、マヨ、なんか嬉しそうなのもいい。月曜、学校で、最近笛で呼ばれていないことに思い悩むマヨ。悩みすぎだよ! って思うんだけど、掃除中に悩んじゃって動かないからってチリトリ係にされてるあのくだりもおかしくって、マヨ、なんだか愛されてるよね。きなこから呼び出し受けて嬉しくなっちゃうマヨ。なかなか出会えなくてやきもきしちゃうマヨ。その表情、実に魅力的で、そしてきなこの用ですよ、制服なくなっちゃったんだって。で、マヨが自分なら匂いでわかるって、いやほんと、この子、どんだけ先輩のこと好きなのか。ほのぼのとして、ちょっといきすぎがあって、でもそれがいい。なんか、可愛いんですよね。

2018年10月29日月曜日

『まんがタイムオリジナル』2018年12月号

『まんがタイムオリジナル』2018年12月号、先日の続きです。

『コスプレ先生の絵画教室』。今回、面白い趣向なんだけど、いろいろ危険ですよななみさん。いつでもなんでもスケッチしたりクロッキーしたり、絵を描くことが生活に浸透しているななみです。で、その被害にあいやすいのが同居してるまなちゃんで、でもって今回、ななみがユポ紙のスケッチ帳見つけちゃって、水に濡れても描けるってねいっちゃって、風呂の中で描こうとする。あー、ナチュラル裸婦デッサンだ。でも同意とらないと駄目よ!? しかも温泉でスケッチ!? 盗撮よりもマシだけど結構な問題行動じゃない!? と思ったら家族風呂か。よかった。ふたり、のびのびしながらスケッチしたりされたりしてる姿、すごくいい。で、のぼせてるのも面白い。ななみのクロッキーに、まなちゃんがせりふやコメントつけていくの、あれも楽しいなあ。今回のふたりの時間、ふたりの楽しみ、それがとてもよくってね、ほのぼのと嬉しく読んでたら、おー、次回最終回!? まなちゃん、追い出される!? みたいな話になってますけど、いや、違うよね。借りる部屋、両親の部屋よね!? 違うの!?

『カントリー少女は都会をめざす!?』。八重ちゃん、オフですって。マヨネーズ使いきったまま放っとくなよって弟から文句いわれて、買ってきてって。でもお姉ちゃんはオフだからって、髪形がオフだからっていって、つまりは外に出たくない。あのドリル、あれがオンなのか。髪、ふたつに分けて結わえてるだけも可愛いやん。椎奈ちゃんに都会のお姉さんといって憧れられてる。その夢を潰したくないっていうんだけど、ほんと、この子、面白い。しかも、外出に際し、自分とバレないよう、ダサい格好で、地味ジャージでいくっていうのがね、基本的に間違っててすごくいい。おさげ、眼鏡、ジャージ、最高じゃん。でもって、速攻千秋に正体バレしてるのも最高で、いやもう、八重ちゃん、すごくいい。肝心の椎奈もね、八重、防衛には成功したものの、実質負けみたいなもんやで。千秋に八重への厚い信頼を語る椎奈のまっすぐさがつらい。ほんと、この会話を知らずにすんだ八重、ほんとよかった。もし聞いてたらダメージでかすぎて立ち直れなかったかも知れません。

『大奥より愛をこめて』。面白い。ワイド四コマってページ数のわりに薄味になる傾向があると思ってるんですが、この人くらい一コマに情報盛り込んでくれると、全然薄味とか思わない。むしろこれくらい余裕のあるコマの方が密度あがって面白くなるんじゃないかって思えてくるんですね。さて、急遽開かれた御台様を探せ!かくれんぼ大会。上様への説明がめちゃくちゃ面白い。資料まとめて数値、グラフで説得すべくプレゼンしたかと思えば、古典をひもといて今日こそかくれんぼをすべき時と説き伏せる。いや、この日本書紀のくだり、本当なの? 上様の春画やら神がかった女好きとか、わりとがっかりキャラにしておいて、御台様、寧姫のもとにやってきた時の、うわなんかいい男! っていうギャップ。見事でしたよ。蒔乃が御台様のいい理解者になってるの、また御台様からしても蒔乃には本音をいえるというか、自然体でのつきあいができている感出してるのもすごくよくってね、だからラストの上様のあのせりふ。うわー、怖い。これどうなるの!? 基本、愉快を全面に出してる漫画だけど、その奥にあるシリアス、人の気持ちの揺れ動き、結構深々とつっこんできますよね。

2018年10月28日日曜日

『まんがタイムきららフォワード』2018年12月号

『まんがタイムきららフォワード』2018年12月号、先日の続きです。

『おなクラの幽霊さん』。またおかしな状況になってますよ。風紀委員会で、近隣からのクレームが増えているとの通達が。カップルが目に余るというんですが、その通報の行動原理が「ズルい」という、ねたみですかね、これ、おかしいなあ。いや、人間のらしさをよく表していると思います。それで風紀委員長、霜月綾弥ときさらの後輩、柊甘奈。ふたりが動くんですね。というか、甘奈の動きがあやしすぎる。最近、きさらの雰囲気が変わったっていってね、前はもっと堅苦しかったのにって、どうしたんだろうっていって疑って、男の影があるのではないだろうか……。それで綾弥を巻き込んできさらの調査をはじめるっていうの、ほんと、おかしい。純真綾弥と毒舌甘奈の凸凹ペア。どうにも行動原理のわからない甘奈、いかしますよ。でもって、甘奈が綾弥の愛らしさを引き出して、ええ、面白いふたりだと思います。さて、きさら、ふたりに付け回されてること気づけたのはいいとして、うっかり葉一の交際を見逃してることバラしちゃった。さてどうなるんだろう。毒舌の魔の手が葉一にも伸びるのかな。面白いことになってきました。

『夢喰いメリー』。自暴自棄になっている奏。自分のピアノが、いや自分自身が、寄せられる期待に応えられないことを苦にして、いっそ楽になりたいと、白儀のいう楽園に連れていってもらいたいと、銘無しに自分から食われようとしている。そんな彼女を庇って奮闘するメリーと夢路。いや、ふたりが守るのは奏だけじゃないよな。この世界全部を守ろうとしてる。ただ、まず手の届く場所というのがここ、奏のいるここだということなんでしょうなあ。今回のふたりの活躍、目覚しかった。メリーが銘無しをなんとかできるかも。時間を稼いで欲しいといわれた夢路がね、ほんと、きっちりいっただけの活躍して見せてくれるの。次から次へと夢魔たちの力を繰り出して、廊下を封鎖し、攻撃を加え、仲間を守っていく。傷ついても、倒れても、それでも決して足を止めないの、ほんと、夢路らしいと思う。そんな夢路のことを信じている勇魚の腹の座り具合もものすごい。これ、信頼だよなあ。メリーもそう。きっと夢路が約束を守ると信じて、その身を無防備にさらして動じないのだもの。これまでの積み重ねが作り上げた3人の信頼と、友達を、いや自分自身を信じられない奏の姿が強烈なコントラストを生み出して、そして奏の懐に踏み込んでいく碧。タイミング完璧やわ。ふたりの気持ちが通じた、問題が解消した、そのタイミングでメリーが銘無しを送り返す。この鮮かさ。しかも、この廊下だけじゃなく、学校内すべての銘無しを消したのか。この一気に劣勢が引っくり返される感覚、これだよ、『夢喰いメリー』の快感。一気にドンと見せてくれる瞬間、それがひとつ、まだ大団円には遠いけれど、しっかりばっちり打ち込まれてきましたよ。

2018年10月27日土曜日

『まんがタイムきららキャラット』2018年12月号

 『まんがタイムきららキャラット』2018年12月号、発売されました。表紙は『アニマエール』。こはねと虎徹が、黄葉した銀杏の葉に埋もれるみたいにして、空見上げてる。ぱっと明るいこはね、しっとりとした笑みを見せる虎徹、ふたりの個性も際立って、けれどそっと寄り添ってマッチしてるのが不思議、いや、これがこの子たちの近しさ、親しさであろうと思うんですね。天に向けてぐっと伸ばされたポンポンが真ん中にきて、これがいいじゃありませんか。ふたり一緒に手を伸ばしてるんだなあ。ええ、違う個性が寄り添ってチームになる。ふたり、いい関係だなって伝わりますよ。

『アニマエール!』。文化祭当日ですよ。準備の時、あちこちで見掛けた衣装違いのこはね。これ面白いなあ。生き生きしてる。そんなチア部の面々が一緒に展示、出店まわって、それで花和のクラスの舞台見にいって、なんですが、あの客席で応援のスイッチが入ってるこはね! マズい、マズいですよ! この後がすごかった。トンズラ決めたバンドの穴埋めにステージをつとめることになりました。でも30分ももたせられない。それを埋める虎徹のアイデア。おお、ひづめ先生によるエクササイズ。あー、それか、ダイエット要素が虎徹ならではか。集まる観客を巻き込んでのエクササイズ。ひづめのスイッチが入って、いや、これ、マズい! マズいですよ! 観客、ぐったりじゃん! ここからのチアも、観客参加型でいくんですね。ああ、これ楽しそうだ。みんな、ちょっと興味のある、そんなチアを体験してもらうステージ。急造のプログラムでも大丈夫。簡単な動きでも楽しくできる。ああ、うまいじゃないですか。ほんと、この盛り上がっていく感じ、わくわくでしたよ。

『恋する小惑星』。ああ、あお、父の転勤で動揺してるのか。思い悩んじゃって、長風呂しちゃって、体調崩しちゃって……。心配するみら。自分のせいじゃないかっていっちゃって、イノ先輩も自分もいけなかったんじゃないかっていっちゃって、それをきれいにまとめてくれるすず。うん、いい助けあいですね。で、すず、みらにえらいこと入れ知恵して、この自爆するみら、最高でしたよ。その後の、メモ帳取りあうみらとイノ先輩とかも、対話メインになる今回の話、うまく動きをつけて、目にも楽しい、飽きさせない誌面を作っていたと思います。けれど、あおの心配事はなくなっていない。問題はなにも解決していなくて、そんなあおにやんわりと助け船出すイノ先輩ね。ああ、心配しなくてもいいのかな。うまい解決があればいいなあ。お別れとかさみしいよね。

『すわっぷ⇔すわっぷ』。修学旅行の情景ですよ。京都にきました、街に出るさいに着物着てね、ああ、実にはなやか。ゆりと春子、双子のノリっていうやつ、悪くはないよ! うん、あゆも認めるナイスさでした。今回は入れ替わりないのかな? そう思ってたら、お風呂の後に夏子と合流ですよ。マッサージチェア好きという春子。そのよさを伝えるのに入れ替わりを使うんだ。なるほどなあ。体質というか体のコリというか、それで気持ちよさが決まるんだな。ナイス判断だ、面白い。そう思ってたら、問題発生じゃないですか。正直、びっくりしました。春夏の入れ替わり。キスしてるとこを友世に見られて、まさか友世が春子にキス!? でもって春子と入れ替わり!? 春子、夏子間でしか入れ替わりはないものだと思ってた。まさかここで友世参戦!? しかも春子の体のまま駆け出していっちゃって、ああー、ややこしいことになった。これ、どう収拾つけるんだろう。ちょっとした大事件ですよ。

『いっか先生頑張って!』、ゲストです。悪くないですよ。ちょっとゆるい雰囲気の絵。全体にテンポもゆったりめなんですが、このゆったり感、悪くない。あがり症の主人公が塾の講師のバイトに応募した。基本おどおどしてるんだけど、面接では、男の人は怖いので女の子で大人しそうな中学生でお願いします、要望はばっちり伝えられるんだ。この唐突なしっかりさ、面白かった。ここでしっかりつかまえられましたよ。主人公のいっかと、友人ののと。ふたりの対話から心配性ののとの行動、悪くない。でもっていっかと、いっかの教えることになった子、深井新、ふたりの出会いからの展開、これもよかった。名前、にゅうっていうんだ! キャラクターの見せ方、個性の出し方、それがちょっと独特で魅力的だったなって思います。にゅうが塾の階段をのぼるくだり、あれはストーリーを伝えるには不要なコマなんだけれど、あれがあるとないとでにゅうという子の存在感、その雰囲気はまるで違ってくる。そうした見せ方、よかったです。この漫画がもっとこなれたらもっと面白くなるだろう、そんな気持ちと、でもこなれて最近の漫画風にかっちりした誌面になっちゃうと、今のこの雰囲気がなくなってしまうんじゃないか。それを残念に思う気持ちもあって、このよさ、チャーミングさを保ったままぐーっと伸びて欲しい。そんな漫画でありますね。

2018年10月26日金曜日

『まんがタイムオリジナル』2018年12月号

 『まんがタイムオリジナル』2018年12月号、発売されました。表紙は『ラディカル・ホスピタル』、山下さんをメインに、写真の秋? いい笑顔して見せてますけど、これ、写真を撮るから笑ってくださいねってやつですね。服装、秋物、首まわりのレース、おしゃれでいいですね。カメラもまたコンパクトな一眼タイプで、いい感じです。左肩にいる榊先生が、なんかゆるい絵柄で、猫写真? 猫にまとわりつかれてるの面白い。でもって『らいか・デイズ』らいかは、すごいな、これ、8ミリだよ。見事に昭和の雰囲気。でも、今となっては一周まわっておしゃれに見えますね。

『きっと愛され女子になる!』。さゆりがお見合いするっていうんですが、浮かれているのが母と志摩ちゃん。さゆりは嫌々ですよね。お見合い相手について、すごい勢いでリサーチはじめるふたりに対し、常にネガティブを崩さないさゆり。いや、でもそれでいいんじゃないかと思うよ。この漫画がそうなだけなのか、あるいは世間一般がそうなのかはわかんないんだけど、ろくでもない男ばっかりじゃん。今回のお見合い相手だって、さゆりは男性の見立てに自信がないっていってますけどさ、いやいや、切ってオーケー、ばんばん切っていきましょう! みたいな男だったじゃん。さゆりとふたりで話していたあの間も、この作者すごいと思うわ、的確に不快ポイント、不審ポイントを積み上げていくんだもの。この漫画は、男性に縁のないふたりが恋愛に向けて頑張る、いや、それやってるの志摩ちゃんだけか。でも、結果うまくいきそうなの、現状ピンチに見える志摩ちゃんのように思われて、けどほんと、これ、どういう結果になるんだろ。まったく想像つかんですよね、さゆりさんの方なんてとくに。

『スズちゃんでしょ!』。今回は展示会の話。呉服では、これ、結構重要な販売のチャンスらしいですよね。イベント打って、顧客招いて、おみやげ持たせて、食事もさせて、いい気分になったところで帯でも着物でも買ってもらおうというやつ。これ、客の側からすれば、うかうかしてると買わされる、そんな印象があるわけですけど、店の側からしたら、ケーキにおむすびに、それぞれ300人前とかえらい量発注してるわけで、そりゃ小物でもなんでも買ってもらわないことにはたちゆかないよねえ。さすがの大イベントだけあって、動員される人員もすごい。関係会社からも続々やってきて、そのひとりがスズちゃんなわけですが、ほんとあちらへこちらへ大忙し。描かれてるのはスズちゃんばかりだけど、これ、他の皆も同じくらいやってんだろうなあ、と思ってたら、あー、やっぱりお昼食べる暇もないんだって! しかし、こういう呉服の舞台裏見せて、ちゃんと面白いの、すごいですよね。お仕事漫画。見事です。

『おしかけツインテール』。お歳暮のお話。そうか、会社に届いたの、皆でわけたわけね。それで花梨の母がもらってきたの、ビールってわけですか。なんとかごまかしたい母と、きびしく取締りたい娘のあの攻防。ほんと、この家は娘が強いなあ。俊郎、大株主なだけあって、すごいな。庶民的な姿ばかり見てるから忘れがちだけど、高級品がどしどし届く。カタログギフトも、花梨なんて目をまわしそうな勢い。しかし、俊郎、無欲だよねえ。自分はゲームのガチャSSR保証券が一番嬉しいって。なのでカタログギフトは花梨にあげるって、太っ腹だ! こういうところ、なんか俊郎の美点だよなって思いますよ。さて、それで迷って悩んだ花梨の決断。そうか、食品に換えたんだ。大量の米、野菜、他、もろもろが届いて俊郎がヘバるの、おかしいよなあ。ほんと、第一段に続き第二弾と追い討ちかかるところとか、ほのぼのといい話なんだけど、それだけじゃないおかしさありました。

2018年10月25日木曜日

『まんがタイムきららフォワード』2018年12月号

『まんがタイムきららフォワード』2018年12月号、昨日の続きです。

『スローループ』、いいですね。両親の再婚により姉妹となったふたりが、だんだんに仲を深めていく、その過程が生き生き描かれて魅力的だと思います。キャラクターが、その見た目も、そして性格づけもチャーミングで、「新しい」が不吉な言葉って斬新、新学期に尻込みしているひよりと、そんなひよりの手をとって前へ前へ進んでいく小春と、この対照的で、けれど対立的ではないふたりの様子描いたオープニングからもう見事であったと思うのですね。今回は新人物も現れて、吉永恋ちゃん。釣具屋の娘。この子もなんか可愛いよね。また違う感じのキャラ立ちしていて、小春、ひよりにはないシニカル成分含んでる感じですよ。あの目付き、いいですよ。これ、父への気持ちが反映してるのかな? 釣り中毒だって。家族、ずっと振り回されてきたっぽいな。なかなかに強烈なエピソード。そう、名前、あやうく鯉になるところだったんだ……。ひよりが、亡くなった父のこと思い出しながら、思い出の場所に小春を連れていく。そこで差し延べられる手。ああ、ぐっときますね。父との記憶と小春との今が重なりあうその感触。大切な人、父も、そして小春も、この手の描写をもって繋がった、そんな思いがしたのですね。

『なでしこドレミソラ』、最終回でした。文化祭のステージに臨んだ美弥。その演奏ははたしてどのように響いたのか。いわばその答となるやりとりの描かれた今回。ああ、本当にいい描写ではないですか。佐々木里歩の心にあったわだかまり、それがきれいに押し流された。すっきりとした表情で、もう自分の気持ちの底までも見通してそして見付けたその言葉、はっとさせられるような意外さと、けれど彼女らにとってはこれしかなかったと思える、まさにしっくりとくるその様子。実によかった。すとんと収まる、そんなよさがありました。それで、これでめでたしめでたしと思ったら、まだある! さらに重ねて、卒業生のステージにてあわゆきさんの演奏が。しかもこの日のための新曲のタイトルが『美雪』。ああ、それを聞いて美弥には通じたようで、あわゆきさんの鮮烈そのものとしかいいようのない演奏シーンと、それを受け取る美弥のあの表情。もう、これまでの集大成だったと思いました。そして文化祭もいよいよ終わろうとする時の、美弥と陽夜、ふたりのただただ演奏を楽しむその姿。ああ、原点がここにあると思わされて、ここから広がっていったものが、今ここにひとつの着地点を得た。その静謐さ感じさせる時間に、まだこれからも鳴り、響き、広がっていくだろう彼女らの可能性もすべて抱えて豊かに息づく息吹を感じたのでした。本当に美しい情景でした。

『球詠』。強豪校を相手になんとか勝ちの可能性を見出したい。前回までは、追い込まれ、可能性を封じられてきた、そんな描写も多かった、いわば逆境の時間だったのが、今回は、いや前回終盤からといっていいのかな、ふたたび可能性が芽吹き、伸びようとする、変化と躍進の転換点を迎えています。まずは詠深。強直球の印象を刻んだ前回。そして今回はその強直球を組み込んだ配球が打者を捕え、見事アウトに打ち取るというところからスタートです。相手の強打者を敬遠し、勝負できない投手であるかのように思われていた詠深が、そうではない、しっかり勝負し勝てるピッチャーである可能性が示されるのですね。そして次は打者の番。4番を打つ希。高い打率を誇る彼女、そのバックグラウドが語られるあのくだり、ちょっと驚いたのですよ。こういう見せ方もするんだ。意外と思わせるに充分な展開で、そしてまさしく絶好球を捉える希! ああ、これはいったか! 逆転なるのか。ページをめくる指にも力もこもろうというもの。しかし、そこで、まさかのアウト。いやもう、やきもきさせられっぱなしじゃないですか。でも、これが希の転換点だったっていうんですね。さらなる伸びを見せる詠深に、自身の可能性を感じとった希の姿。ああ、これはなにかが起こるぞ。その期待に、もう先が、先が知りたいと気持ちがはやってならないのです。

2018年10月24日水曜日

『まんがタイムきららフォワード』2018年12月号

 『まんがタイムきららフォワード』2018年12月号、発売されました。表紙は『ちょっといっぱい!』。もみじがおでむかえといった感じなのかな? 三角巾でいいのかな? いや、三角じゃあないなこれ。はずしながら現れた、そんなもみじのその姿、動きがあって、また色味もぱっと目を引くような鮮やかさ。素直さ感じさせる表情が、ありのままのこの子のらしさというのを表現している、そんな風に思えます。

『はるかなレシーブ』。あかりが組んだ相手、きっとあいつだ……。そう思ってたあいつ、しょっぱなから登場。そう、舞さんですよ。いいですよね。元気だわ、にぎやかだわ、でもって楽しい。以前の対戦とは違って、悲壮感、勝たねばというプレッシャーがそこまで強くないことと、あかりとの急造ペアゆえのバタバタ感。いや、バタバタはあかり舞だけじゃないですね。はるかクレア組もどこか噛み合っていなくって、ちょこちょことミスしてしまったり。おかげでいい勝負になってるし、またちょっと普段なら見せないような表情もろもろ見えるのが面白かったです。しかし、舞、ポーキーを装備してきましたよ。はるかが成長したように、舞たちも変化していってるんだって、さらにはその場その場の状況を見て動き続ける。これ、はるかの変化をうながすきっかけにもなって、いやあ、面白いですね。変化し伸びゆく、その様。実に魅力的です。さてしかし、舞さん、今回も勝てなかったわけですが、この子、はるかのこと好きすぎですよね。ほんと、いいキャラです。

『ゆるキャン△』。伊豆キャンに向けての準備風景ですよ。先生がリーダーシップ持って皆をまとめていく、その姿! 素敵ー! いやほんと、この人、めちゃくちゃいいですよ。さて、あおいの妹、あかりもキャンプに参加することになりましたよ。なるほど、温泉カピバラが見たい。あれ、人気らしいですよね。今回、車は先生が妹からミニバンを借りるとのこと。でも、そこをあえてリンが原付での参加を希望して、先生はちょっと難色示すけど、なでしこの応援もあって意見が通る。この、それぞれが希望、目標もろもろを出して、話しあって、いろいろ決まっていく、その過程。とてもいいですね。わくわくする、楽しくなってくる。さらに、リンにはおじいちゃんが、なでしこにはお父さんが相談相手になってくれてたりする、そういうのも見えてね、ああ、とてもいい。大きな人の輪がある。とてもいいと思います。

『さよならごはん紀行』、読み切りです。なんと、妹さん死んじゃいましたか。けれど泣けなかった姉、理由は妹の幽霊が足元にすがって泣いていたから、っていうんだけど、ああー、食いしん坊の妹さん、この人の思い残しを一緒にはらす食紀行。まずは京都のラーメンからっていうんですね。しかし、前提がちょっと悲しいの、つらいなあ。最近、人が死ぬとか、そういうのなかなかにしんどくなってきちゃって、最初っから死んでました、ずっと前から幽霊でしたとかなら平気なんだけど。うん、ちょっと妹さんの身の上、読んでてつらいです。京都のラーメン、夜10時から。昼前に京都入りしたものだから、まずは観光。四条に出て、八坂神社から東山経由で清水寺。この観光のくだりで、妹の死について、姉、妹、それぞれの立場で受け入れていく様子が描かれるの、やっぱりしんみりとさせられて、基本明るくて元気な妹だからそれでしんみりも帳消しにされるんだけど、いや、されないよなあ。あの、ラーメンを食べて姿を消した妹を思って、喪失感に打ち拉がれる姉の姿、さすがに痛ましい。いつか笑ってお別れって、ほんと、そんなのできるのかなあ。

『出勤!ログインボーナス』。リムジンでの送り迎え? 朝食も極上のステーキと、朝から贅沢な時間を満喫するお嬢様の姿!? と思ったら、すごいなこれ、自分で用意したログインボーナスなんだ。椿鹿乃。社会人3年目。今朝のログインボーナスのために9万を投資して、思いっきりいいなあ! と思ったら、支払った額にうちのめされてるやん。ログインボーナス、いいアイデアだと思うけど、できる範囲でやらないと持続しないっすよ。このアイデア、いきつけの居酒屋店主、楓山はぎのの発案だったんですね。ぽつりといったログインボーナスという言葉を拾って、自分で自分に実装すればいいって無茶めのアドバイス。それで、ガチャと称して、三題噺よろしく、みっつのキーワード、リムジン、シャトブリ、出張シェフを引っ張り出してきた。いや、いや、それ一度にやるのキツいよ。酔った勢いなのか、鹿乃もよく承諾したな。イベントボーナスを実装してみました。結構楽しいけど出費がキツい。そしてリムジン出勤を後輩に目撃されてしまって……、というところで終わってしまったの、いかにも導入、いかにも続きそうって感じなんですけど、ちょっとこれ、続けてみてはもらえませんかね。後輩とどうなるのか、見てみたいです。

2018年10月23日火曜日

『まんがタイムスペシャル』2018年12月号

『まんがタイムスペシャル』2018年12月号、昨日の続きです。

『コスプレ地味子とカメコ課長』。地味子、紫ノ井さんはすごいよな。普段の地味というその姿も可愛くて、でもってコスプレでもって変身したらあんなにも輝いて可愛い。そんな彼女と課長が飲みにいくっていうんですが、課長もすごいよな、居酒屋にプレゼン装備一式持ち込んだんだ。プロジェクターからスクリーンからばっちりで、ねえ、私物? それ、私物なの? しかもこの居酒屋を選んだの、魔法少女さりかとのコラボグッズ狙い! さすがや、課長。万事、隙というものがない。しかし、自分のことをこんなに絶賛してくれるとか、なかなかない経験よね。しかも、その課長の写真、元ネタ、アニメの見どころをばっちり押さえていて、ファンとしても共感するところ大きいときた。ほんと、万事そつなく、しかも紳士だ。酔い潰れた紫ノ井のこと、とりあえず自分の家で介抱してくれたっていうんだけど、この課長だとなんか安心感あっていいよな。しかも枕元にフィギュア! うん、なんか安心感あるよな。

『吸血鬼さんは無職です。』。うわー、疑問がひとつ決着しましたよ。橙也の隣人、ニーナさんは自称吸血鬼。でも、それを知ってるのは橙也ひとりで、まわりの人は知らない、気にしていない。あたかも普通の人のように暮らしている……、っていうのはニーナさんの嘘で、橙也をからかってるだけなんじゃないの? みたいにずっと思ってた。はたして、はたして、どちらであるのか。嘘か、本当か、その合間の曖昧さにまた面白さを感じていたこの漫画。いやあ、こうしてここではっきりと明確に決着させてくるとは予想外でした。今回、なんかいつもと様子の違うニーナさん。べたべたしないし、顔も少し赤いし、ぼーっとしてるし、元気もないし。橙也のことも若干避けてるんだけど、これ、ニーナも説明したように、血を求める時期であるからなのか、あるいは風邪を移したくないのか、どちらなんだろう。いやあ、まさか本当にニーナさん、鏡に映らないとは……。ここではっきりと吸血鬼であること確定して、けれどそれがために橙也とニーナふたりの誓いがより一層意味を強めるようになったとも感じるのですね。ええ、このふたりの不思議で特別な関係。目が離せないですね。

『ちんまり経理のヒメ先輩』。マユミ先生が挨拶にきます。若林にとっては初対面。マユミなんていうからどんな女性かと思ったら、男性でした。税理士の先生で、ヒメの経理の先生でもあるんだ。ちょっとフェミニンな雰囲気が素敵な人で、ああ、ヒメの母、小枝とは中高の同級生だったのか。双子の姉妹のように仲良しだったのだそう。なんか面白い人だな。どこまで本気で、どこからが冗談なのかさっぱりわからない。この人のこうした関係、思えば痛ましさも感じさせて、親しくしていた友人を亡くしたひとりでもあり、家族ぐるみでつきあいのあったお嬢さんのつらさを同じく感じるひとりでもあって、ひとごとではなかったろうなあ。だからこそと思ってもいいのかも知れないですね。母を亡くしたヒメの、決して手放そうとしなかったもの。その気持ちを尊重して、ヒメの挑戦、複式簿記の勉強につきあってくれた。それで今も親身になってくれている。いくらしっかりしてるといっても、まだまだ幼なさも残るヒメのことを、こうして周囲にいる大人がしっかり見て、サポートしてくれているということ。それが本当によいなあって思えるんですね。

『なごみ先生は職場のお医者さん』。なごみ先生、不調です。山田いわく、弱々しい、なのですが、なんかやたらと色っぽく見えますね。本業の病院での仕事があり、かつ産業医としての仕事も手を抜かないなごみ先生。ふらふらでへろへろで、気を抜くと立ったまま居眠りしてしまうほどにくたびれていて、それではいけないとドリンク剤でブーストして衛生委員会に臨むんですが、いやもう、危険危険、よろしくないですね。今回、余裕をなくしてしまったことで、なごみ先生の素といえばいいのかが見えたのも面白かったですね。そうか、本来は真面目さが先に立って、むしろ堅苦しくさえある、そんなタイプなのかも知れない。話が単調、資料も大量かつわかりにくくて、でもその向こうにある気持ちを汲み取ってくれる人がいるというの知ることとなって、ああ、先生、自分の気持ちに自覚的になっちゃいましたね。しかし、なんだか珍しいパターンのような気が。最近、恋愛状況描く漫画、まんがタイム系列誌にも増えてますけど、主人公側じゃなく相手方が自覚的で、主人公は無自覚でというの。と、ここまで書いて思ったんですが、山田くん、主人公じゃない? あくまで主人公はなごみ先生なのかな? だとしたら、どえらい勘違いしてたことになりますね!

2018年10月22日月曜日

『まんがタイムスペシャル』2018年12月号

 『まんがタイムスペシャル』2018年12月号、発売されました。表紙はもう冬の装いですね。『恋愛ラボ』リコが、コンビニおでんを食べてる、その頬が赤くって、マフラーももふもふ。ええ、冬に暖かい食べ物、いいですね。『ミッドナイトレストラン7 to 7』織作はクレープ食べ歩き。『大家さんは思春期!』チエちゃんは、缶のおしるこを飲んでいて、このチョイス、なかなかにこの子らしさを感じさせるものありますね。

『ローカル女子の遠吠え』。静岡の隣接県について話題が広がりましたよ。山梨とは富士山で争っていて、愛知とは家康を取り合ってる。このあたりは以前から何回も話題になってきてたわけですが、今回は長野に触れられて、こことは県境を賭けて戦ってる。あー、あの綱引き。ちょくちょくニュースになるよね。ええと、信州軍が6万7千連勝したら信州に海が、遠州軍が9万連勝したら諏訪湖が静岡のものに、って、それどえらい気の長い話だなあ! 人類の文明が存続してるかさえ危うい! 今回はこうしたローカルのイベントの話になるのかな? そう思ったら、まさかの山梨、静岡、富士山対決が激化して、なんと、伊豆の人間まで巻き込まれて戦線拡大しとるぞ。巨峰の由来が富士山だったって、はじめて知りましたよ。しかし、この富士山をめぐる争い、あらゆる方向から火種となるもの見つけてくる、その手腕もすさまじいですよね。定番にしてマンネリ感がないというの、すごいことだと思います。

『年上の物理女子は可愛いと思いませんか?』。ロケット大会も終わって、再び日常に帰ってきましたね。といいたいけれど、朝永、なんかじたばたしとるのね。そうか、部長が好きとバレたこと、そんなにショックか。けど、本人にはバレてないからいいじゃないか。って問題でもないのか。花火に誘う決め台詞まで教えてもらえて、あとは実行するだけよ? でも、それができないのが朝永って少年なのだろうなあ。部室にいったら突然のピタゴラ装置。得意気な部長、可愛いな! ルーブ・ゴールドバーグ・マシン。そうでした。そういう名前でしたね。朝永を出迎えるために部長が用意した仕掛け、これ、1時間でできたの!? すごくない!? この仕掛け、位置エネルギーを運動エネルギーに変換する、そうした点からすれば確かに部長の得意分野と思えてきますね。それにしても生き生きとして楽しそうで、巻き込まれる朝永もいつになくやる気で、この頑張り、そして後に襲ってくる虚しさ、実に面白かった。そして炎色反応。ああー、ちょっと迂遠な問い掛けしちゃいましたね。好きですかじゃなくて、見にいきませんかですよ。惜しかった。いや、ここからまだ挽回の目もありそうですよね。

『ワタシを欲しがる河野さん』。河野さん、極まってるなあ。吉山内からお茶に誘われて、まさか自分が入店する可能性を最初から捨てているって、あまりにも、あまりにも普通じゃなさすぎる! でもってナチュラルに店員(女子)を籠絡。危険だ、あまりに危険すぎる。自身の魅力を意識せず、魅惑を振り撒いとる。怖ろしい人じゃあ。自分には可愛いものが似合わない、そう思って遠ざけてる人だけど、人一倍可愛いものが好きで、しっかり下調べもしちゃってるというのがわかる今回。カフェのメニューもそうなら、吉山内を連れ回したショップも、きっと以前からチェック済みだったんだろうなあ。しかし、吉山内、可愛い。そんな可愛い吉山内にきっと似合うといわれたバレッタ、浮かれもせずにスルーかと思ったら、ああ、ちゃんとその気持ち、受け取ってくれてるじゃあん。で、吉山内が魅了されて、ほんと、河野さんの罪ですね、これは。

『ソクバクムスメ』。わお、娘ちゃん、ヤバい雰囲気。誘われた飲みも断わって、家路を急ぐお父さん。家ではムスメが待っている、というんだけど、このムスメの父への懐きっぷり、好きっぷり、尋常ではなく、あの胸にデカいハートの描かれたシャツも、まさに父へのアピールか! 若干、ヤンデレ入ってる? そんな雰囲気もあって、この危うさったら。絵の雰囲気、ちょっと昔風っていったら悪いんだけど、最近の萌えとかそっち方面のタッチじゃないのが、逆にこのムスメちゃんのもろもろ、生々しく感じさせて、いやあ、結構な大威力でした。可愛いんだけど、ちょっと怖さもにじんでいますよ。

2018年10月21日日曜日

『まんがタイムきららMAX』2018年12月号

『まんがタイムきららMAX』2018年12月号、昨日の続きです。

『ももいろジャンキー』。美耶が学校を休んでる。先日の海での失敗、それを引き摺ってるのかも。心配してはながお見舞いにいくという、その描写、実によかった。気にするんですね、重いと思われたらどうしようって。それで床をゴロゴロ転がってるんだけど、ももが酷い。新しいブタおどり!? って。もう、お姉ちゃんのことブタブタゆうたら、また怒らはりますよ? 美耶の緊張すると表情が怖くなっちゃうの、お父さん譲りなんですね。今回はそんな美耶の可愛いところがこれでもかって描かれて、パパって呼んでるとか、ももからちゅーされて熱出そうになったりね、でもってはなお手製のエプロンもらって、ああ、あの笑顔ですよ。さっそくエプロン着てみせて、ついてるパペットでお話してみせて、それがきっかけではなのこと名前で呼ぶようになるって、おお、急展開! ふたりの距離、一気に縮まった感がありますね。ええ、とてもいいですね。

『初恋*れーるとりっぷ』。鉄道部のお話。部員は3人、顧問がひとり。けど、顧問が部長を自称する。見た目にも違和感ないのがさすがですよね。今回取り上げられた、もぎたてスイーツ列車フルーティアふくしま、これ実在する列車なんですね。チケットはとれなかったから、イメージして作ったケーキで気分を味わいましょう。なるほどなあ! 部室から出なくても、全国鉄道旅気分が味わえるってえ寸法だ! これ、部室でこじんまりと鉄道気分を楽しんだり、また長期休暇には実際の鉄道旅に出たりと、同じ鉄道でもバリエーション持って展開できそうでいいですね。また、鉄道が苦手というそら。この子の苦手克服にかかる猶予も確保できる。いい感じだと思います。さて、部員もちゃんと揃って、部活動も軌道にのって、といった風に見せて、最初の関門きましたね。部員数が足りません。しかも猶予は明日! いきなりの廃部の危機。スムーズな走り出しとはいかなかったわけですね。

『どうして私が美術家に!?』。進級にあたり、専攻を決める必要があるっていうのですね。アートとデザイン。それぞれ専攻を選択していくわけだけれど、そうするとクラスも違ってしまう。高校生くらいだと、なかなかに重要ごとって感じだったりするのかも知れませんね。でも、みんな、先のこと考えてしっかり決めていくものなあ。きっとこの子らもそうなんだろうなあ。とか思ってたら、桃音と黄奈子の人任せ! いきなり途方に暮れてるのがおかしかったです。紫苑はアートとばっちり決めてるんですね。蒼もアート。すいにゃんはデザイン。おお、ちゃんと考えてる! と思ったら、漠然とした憧れで決めてるみたいな人もあって、でもしゃあないよなあ。大学とかでもそんなもんだったりするもんね。高校生だったらなおさらですわ。アートとデザインについて、先生に質問にいくくだりとかもいいですね。実際に上級生の活動見て、イメージを明確にしていく。アートやデザインについて、その役割、機能などが見えてくるの、読者としてもなにか目の前が明るくなるようで、よかったなって思います。そして決まった桃音と黄奈子の進路。さらに黄奈子の直近の課題、問題も提示されて、いやもうノンストップ。次へ次へと背を押される感があっていいですね。

『魔法少女のカレイなる余生』。おお、最終回目前ですか。学内に現れたドラゴンを前に、ここは私たちに任せて試験にいって、しじまを送り出そうとする元魔法少女たちですよ。うおお、これは、ずっといいとこなしできた彼女らのかっこいいところがついに見られるってことですか!? 期待したら、いや、ちょっと待って、そのダラダラ流れる冷汗、脂汗はなんですか? しかし、元魔法少女たち、元というだけあって、本当にその能力失われているんですね。なんとか抗おうと頑張るも、防戦一方、むしろ打つ手なしで追い込まれてしまって、それでまさかここに助けに入るのがしじまであるとは、これまた予想外でした。ここでかっこいいところ見せてくれるの、しじまだったんですね。歌流れそうって、ほんと、見せ場中の見せ場ってやつか。いかにも最終決戦といった大技見せてくれて、しかもここでななほしの真価がわかるというのもまたよかったと思います。