『まんがタイムきららフォワード』2026年11月号、先日の続きです。
『しゅがー・みーつ・がーる!』
美都の家にお泊まりした甘那。いよいよこれから夜の部、というときにかかってきた美都の母からの電話。ぜひ甘那と話がしたいという。この申し出を断るなんてできない。緊張しながら電話に向かう甘那。まさかのビデオ通話で、ことさらに緊張するはめになるんですね。
美都のお母上。フレンドリーで優しい人。ソフトな話し方に甘那の緊張もやわらいだかと思ったのだけど、娘がぜひとも招きたいといったお嬢さんのこと、気になってらっしゃるのね、甘那は美都のことどう思っているのか。結構、核心に迫る質問? ずっと一緒にいたいという甘那の答に、責任を持てるかと問う、ということは、ただ仲のいいお友達というだけではないと気づいていらっしゃる!?
甘那、お母上の御眼鏡にかなったみたいですね。ソフトに見せて、実は昔ヤンチャしてたというお母様、お父様の手綱も握っていらっしゃる? お父上にも甘那との関係、了承させて、これはもうふたりはハッピーエンドなの!?
夜、これから眠ろうというときに、ふたりの思い出話。それが未来への展望に切り替わっていくのが、とてもよかった。このふたりのこれから、どんな将来が待つのか、それはわからないながらも、きっとずっと一緒。それを思わせる描写にぎゅっと掴まれた思いがしたのでした。
『はれのひけのひ ~はんなり女将大内さん~』
もうじき夏も終わるという宵のころ。仕事終わりにお酒を楽しもうという女将さんです。居酒屋へと繰り出すのですが、このお店、実際にあるんですね。居酒屋というより、造り酒屋直営のお酒提供するレストランみたいな雰囲気。ちょっとおしゃれにお酒を楽しめるといった風情が素敵です。
女将さん、蔵元から届けられるお酒を所望。お酒にあう小鉢がみっつついて、けど女将さん、小鉢に辿り着くまでにグラス空にしちゃったよ。それくらい飲みやすい。すっきりとしたお酒なんでしょうね。
お酒を楽しんで、そして店員さんとの会話も楽しんで、そのくだりでこのところ話題のSNSについて触れられる。萌映がきて、SNSの方向性が変わった。ずっとちゃんとせなあかんと思ってきたのが、萌映の発案がきっかけで、くだけた、親近感感じさせるものに変化していった。女将さんの素が出るようになった。しかも、あの変顔、SNSに出るとは思ってなかったのが公開されて、もうこうなったらなんも恥ずかしあらへんと、気持ちが一気に変化したというの。
驚きは驚きでも、いろいろなにかが軽くなった、そんな風に見えたのですね。
京都という土地に、自由を感じていた萌映だけど、萌映自身が京都の老舗に新しい風を吹き込んでもいるのですね。そうしたふたりのヒロインの、それぞれの視点から見えるもの、感じさせるものが、つながりを持ちながらもそれぞれ違いもあって、その対比、新鮮でありました。
- 『まんがタイムきららフォワード』第20巻第11号(2026年11月号)
『まんがタイムきららフォワード』2026年11月号、
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