2022年1月14日金曜日

『まんがタイムきらら』2022年2月号

 『まんがタイムきらら』2022年2月号、昨日の続きです。

『きもちわるいから君がすき』

思いを寄せている司を家に呼んだ依子。宿題を口実にしたのだけど、ネットで得たおっさんの少年時代を懐かしむネタ、鉄板の対戦ゲームってのを真に受けて、そのレゲーに片足突っ込んでる対戦ゲーム持ち出してくるんですね。

対戦に勝つと相手に好きなことを命令できる。それを聞いて、俄然やる気になる司よ。下心丸出しなんだけど、依子、事前に準備してきたか! ばっちりトレーニングしてたおかげで連戦連勝。司に次から次へと命令するってんですが、その命令っていうのがちょっと謎。

「おかえりなさい」っていってほしい? なんで? 司を家族と見立てたいのかな? 続く言葉も「いただきます」、「おやすみなさい」、「がんばりなさい」。日常の言葉ばっかりで、これ、どういう意図なんだろう。

その意図するところが判明するラスト、これはしてやられました! 録音しておくまではなんとなく推測してたけど、それをスマートスピーカーに仕込むんだ! さらにスピーカーの名前を「司さん」にすることで、擬似的な対話を可能にする! この発想、やるなあ! すっかり感心してしまいました。依子の発想力とそれを実現する行動力。好きを原動力にした依子ならではのものですよね。私を見捨てるその日までとか、リスト最後のフレーズ「きもちわるい」とか、なんともいえない味わいもまたこの子のらしさなのでしょう。その依子のワールドに一気に引きずり込まれた、そんな感のあるエピソードでした。

『推しごとびより』

カラフルリウムにファンが! ももかのライブにいった先で、話しかけてきた女の子。ももかちゃんのファン!? 心町が一気にテンショントップに持っていく、その瞬発力が実にいい。でも、その勘違いのおかげで、その子、一番の推しという心町と図らず両手握手ではないですか! 知らぬ間にファンサービスしちゃってましたよ、心町。

しかし自分たちにファンがついていることを微妙に信じられない心町となる。涙流しながら頬をつねりあうほどなのかい? でもって、そのファンの子、語る語る。心町の推しもさることながら、なるの推しが心町ということも完全に把握されていて、というか、カラフルリウムの魅力ってメンバーが自分の推し優先で勝手してるところなの!? その危うさがために目が離せない!? 放っておけないってことですか!?

聞けば聞くほど微妙な気分になってる心町、なるもめちゃくちゃ面白かったです。

しかしこうしてファンがついて、次の目標が見えてきたカラフルリウム。ファンへの思いや共感を糧に動こう、皆を引っ張っていく心町がよくて、また心町についていこうと負けじ動きはじめる仲間もよかったと思ったんですね。刺激を受けて発想すればすぐさま動き出すところ。これこそはカラフルリウムのよさで強みだと思うんですね。

My Private D☆V

『蜂も刺さずばうたれまい』のるりえです。

D☆Vポイントは非常にシンプル。「セーラー服にはパーカーを羽織らせよう」。

おお、わかる気がしますよ。この絵でいえば、足元なんかもポイントなのかも知れません。セーラー服でかっちりキメたら、足元はやっぱりローファーだろうと思ったら、これがスニーカー。そのいうならばミスマッチ。かっちりしたところに破調を加えてくる妙味。それがセーラー服にパーカー、なんだと思ったんですね。

全体がかっちりとおさまってるのも美しい。けれどそこにあえて加えられるまるで反対の要素、着崩しなんかもそうでしょう、このパーカーなんかもそうなのでしょう、その塩梅が適切ならば、はっとするようなよさをフォーマル、カジュアルの双方から引き出してくれる。

あるいはまた、ぴしっと張った気持ちに綻んで見える気負わない自然さ、飾らなさなんかが刺さってくるようにも思われて、ええ、大変によいものだと思います。

2022年1月13日木曜日

『まんがタイムきらら』2022年2月号

 『まんがタイムきらら』2022年2月号、昨日の続きです。

『ほぐして癒衣さん』

お疲れの癒衣さん。いつものお礼? なにかしてあげたいと夏鈴がマッサージをしますよと自ら打って出た。けれどまるで凝りのない癒衣さん。あー、マッサージ必要なかったかなと思ったら、癒衣さん、気持ちよくて? 眠っちゃったんですね。

そこからのいろいろ。自分のセーター脱いでかけてあげたり、夏鈴、結構な献身ではないですか。寝入る癒衣さんに見惚れたりしてみて、でもってまさかのよだれ! 自分の服にたれる! というので、さっと指でぬぐってみたのが癒衣さんの誤解を誘ってしまうこの展開。いやもうめちゃくちゃ面白かった。

私の口に触れたやわらかいもの。夏鈴に、私の口にチュウしたかい? いやしてませんよ!! の流れは本当に最高だったと思います。いつもわりかし余裕の癒衣さんがこんなにも狼狽!? レアケースで、これってそれだけ夏鈴がですよ、この人に大きく働きかける、それだけのウエイトあるんだなってわからせてくれた。ええ、癒衣さんにとっての夏鈴の存在、ただならぬ大きさがあるようですよ。

『ぎんしお少々』

すずが聞くまほろの過去。高校生の時分、写真同好会に所属したいた時の思い出。小金さつきと一緒に、先輩たちと一緒に、いろんなものを写真に収め、それを楽しんでいた。けれどフォトコンテストに入選してしまったことでいろいろが変わってしまう。選ばれたことで、コンテストとかに向かない性格だったことがわかってしまった。先輩たちが卒業してからは写真を撮らなくなってしまい、打ち込んだのは変なカメラ。そしてゆきついたのがトイカメラ。

まともに撮ろうとしてもろくに写らない、信頼性がとにかく低い。そんなカメラを偏愛しているの、なんとなく理由がわかってきたように思います。誰かに評価されるとか、あまつさえ賞が与えられるとか、そういうラインには繋がりようのない写真を撮りたい、そういう写りをこそ愛している。まほろの感性にこれほどマッチする道具もなかったっていうことなんですね。

今回は、そんなまほろの傾向と、そして悔い。それがいっぺんに語られて、それに対するすずの共感。かつてまほろに感じたこと、そして今の話を聞いて思ったこと。それがうまく重なって、はっと気づかされること、確かにあったみたいなんですね。

そしてもゆるの側では、方向性を決めあぐねているもゆるを、うまいことサポートしてくれるしろ。ええ、こちらはこちらで、いろいろ迷って悩んで、試して、動いて、その先に自分の傾向など見えてきたらいいですね。ええ、わからないから面白い。少しずつでもわかっていくからより面白い。そうした様子を見ている自分もわくわくさせられます。

『そらコミュニケーション』

強制送還の憂き目にあうソラたち。これでも減刑されてるんですよとの先生いやさ宇宙警察のはからいがありがたい。けれどソラとテンペスタは宿題3年分課されちゃってるのか。これ、キビしいなあ! でも罪からすれば随分とやさしい。前途ある青少年の健やかな育成と更生を目的とした温情ある措置と感じさせてくれました。

別れはつらい。けれどソラは、両親の帰還でせんりが嬉しそうにしている、それでもう満足しているんですね。あくまでもせんりのために寄り添ってきた。そうしたソラの気持ちのよくわかるくだりであったと思います。

さてこれが今生の別れとなりましょうか。せんりの心には寂しさ、悲しさが残ってしまっていて、けれどそんなある日、ソラたちが大挙してやってきたっていうんですよ。

これ、大丈夫? また罪に問われたりしない? アトリアがいってましたけど、執行猶予中だったのでは!? いろいろもろもろ心配させてくれるわけですが、この来訪、考えてみれば生身のソラ、ないしはソラ本人がはじめてこの星に降り立った瞬間であるわけですよね。

これまではヒューマノイドボディでの経験だったのが、これからは直にせんりたちとの暮らしを経験していくことになるわけですね。新しい感覚、新しい実感を通してふたたびこの世界を知っていくソラの毎日、それはまた楽しいものになりそうですね。

2022年1月12日水曜日

『まんがタイムきらら』2022年2月号

 『まんがタイムきらら』2022年2月号、昨日の続きです。

『それでは、ステキなセッションを。』

てんちゃんのガチャから出てくる不思議なアイテム、ピックの力でベースを見事に弾きこなし、評価も急上昇中の是沢芽依。演奏が評価され、さらにはサポートの仕事も次々舞い込んで、いいことづくめにも思える状況ではあるんですが、これ、マズくない? だって、ガチャで引くピックの供給が途絶えたら、ミラクルプレイも無理になるんだよ? 今は仕事のギャラで賄えているそうですが、ちょっとでも沼れば資金ショートして破綻しない? ほんとに大丈夫?

いやもう、ハラハラの綱渡り状況。実力以上の下駄を履かせてもらった状態で名前が売れてしまって、これ、はやくピック頼りでない、地の力も伸ばしていかないとほんと危ないと思う。いやいや、剣呑剣呑。一読者ながら、芽依の将来に不安を覚えてならないです。

さて、そんな芽依にちょっとした試練ですよ。シンガーのなつみのサポートを終えた後のこと。ピックの力で万全のはずだったというのに、歌いづらかったとの感想を貰ってしまった。

これ、ピックの力は万能ではないってことなんだろうな。ピックで演奏の力は上がっても、歌い手に寄り添い支える演奏になるかどうかはプレイヤーである芽依次第ってことなんでしょうね。よくいえば、伸び伸びと、思うままに弾いている芽依。でもそれでは駄目なのかも知れないと、はじめての壁にぶつかる、そんな状況。ああ、これは成長の機会ですよ、芽依。頑張って乗り越えるのですよ。

『えるくえすと! ~勇者エルヴィーラは現実世界に転移しました~』

ましろの誕生日を祝うため、スタッフ総出でサプライズのパーティを準備しますよ! 店を飾りつけ、そしてエルとルチアは予約していたケーキを受け取るため洋菓子店までおつかいに出ます。

これね、なにかその道々でトラブルとか起こっちゃうのかな!? ケーキ引っくり返しちゃったりするのかな!? ちょっと心配したのですが、ごめんよエルヴィーラ、そんな失敗をするようなエルではありませんでしたね。

お休みながらも店に顔を出すましろ。その誕生日を皆で祝って、しあわせな時間を過ごして、ええ、とてもいい情景が描かれていました。

そして少し気になることが。エルヴィーラを知る女性が登場。ケーキ屋から帰るエルを見て、それがエルヴィーラと気づいたこの人。元のゲームを知る存在!? あるいはただのプレイヤーにとどまらない!? 店内をうかがっていたものの、ましろに話しかけられて今日は去ってしまいましたが、いずれまた登場の機会もあるでしょう。その時にどんなことが明らかになるのか。気になりますよね。

気になるといえば、ましろに贈られた花束に、花とともに飾られていた恐竜の折り紙! ああ、こはるが折ったものとは違ってふにゃふにゃなんだけど、それってつまりは! ええ、頑張って折ってくれた、それが嬉しい贈り物です。

『むすんで、つないで。』

霊が見えるという白百合のいたずら。あまりに本当らしいものだから、あの苺さえも狼狽させる。すごいよ! こうかはばつぐんだ!

そんな白百合が察知したもの。異形!? あるいはこの世のものではない!? いえいえ、七色でした。子供軍団を避けそこねた七色の四苦八苦コミュニケーション。ちょっと相手が悪いとはいえ、それにしても七色、敗色濃厚すぎでは? でも、そんな七色も珍しく張りあいましたよ。つなぐを呼び捨てにする花ノ子に、自分も呼び捨てにしてるとアピール。いやいや、ちょっと大人気ないかも知れないけど、こうして少しでも我を出そうとするの、七色にはいい傾向なのでは? なんて思いましたよ。

しかし、ひたすらに素直な花ノ子、可愛い。あたふたしちゃう七色も可愛い。人は可愛いものなんですね。それも、この子たちが、それぞれに伸び伸びと、懸命に、今を生きてるからかも知れませんね。いや、そんな大げさな話じゃない? うん、かも知れないけど、今をまさに生きてる様子、それが眩しいって思ってしまうのは本気なんですよ。

そしてつなぐですよ。クリスマスにバイト入れちゃった! しかも本人、なんら苦にしていない。それどころか、ひとりだと無為に過ごしてしまうからちょうどいいとか思ってる。

で、クラスの友達からパーティーしようって思ってたのに予定いれちゃったの!? ちょっと責められちゃうんね。七色も家族との予定があって……。と、こうした基本ぼっちなふたり、それぞれのズレた常識、これ、なんか妙な共感あって、ラストのつなぐと七色の様子にニヤニヤしてしまいました。

2022年1月11日火曜日

『まんがタイムきらら』2022年2月号

 『まんがタイムきらら』2022年2月号、先日の続きです。

『けいおん!Shuffle』

めちゃくちゃ面白いですね。久々の3年生組。部室にひとり残された夏音が1年生の蘭花と鉢合わせするっていうんですが、すごいな、ふたりともにものすごい人見知り。目もあわせられない。なんとか対話を試みようとするも、ふたりともに撃沈。プルプル震えながら小動物のように固まっちゃってるっていうんですね。

そんなふたりを見兼ねて、なんとか介入しようとした莉子を押し止めたのがリサ。人見知り克服のチャンスだ! っていうんですが、絶対面白がってるよね!

そこからのふたりの様子ですよ。うろうろからはじまって、なんとかベースで間を持たせようとするも、一発目からボン! 大丈夫かなと思ったら、ああ、蘭花、夏音のベースに引かれて、そうしたらもう全部解決。すらすらと言葉が出てきて、ふたり見事に意気投合。打ち解けるまでは長いけど、一旦気を許したらそれまでが嘘みたいに仲良くなれるタイプだ、ふたりとも!

しかしそれでリサと莉子が叱られるの、面白い。ええ、蘭花も夏音も、旧知の友人にはいうべきことしっかりいえますよ。でも蘭花、泣いちゃってるね! うん、緊張解けて感情押し止められなくなっちゃったんだね。可愛いよなあ、この子。

『スロウスタート』

この漫画がはじまった頃、こうした展開のくること、まったく予想だにしていませんでした。誰にもいえない秘密がため、ずっと苦しんでいた花名。しかしその問題さえクリアしてしまえば、あとは可能性は広がるばかり? ええ、まさかこの子がね、生徒会の一員になる日がこようとは!

これまで生徒会のお手伝いをしてきて、ついに冠が次の会長に立候補。その申し入れが無事受諾されて、あとは生徒たちから承認されれば晴れて生徒会長になれるというんですね。

それで冠を筆頭に、皆が生徒会の役職につくことになって、綴や果実も当然参加することになって、ああ、関係の輪が本当に広がりましたよね。花名は書記ですか。それぞれがそれぞれに向いた役割をこなせるといいですね。

しかし、たまてと果実、ふたりの交流、ここに趣味の一致など感じられて、そこにたまてがんんんん〜? ってなってるとかね、この子たちの関係、まだまだ奥に広がりないしありそうで面白そうですよ。とりあえずまずはたまてと果実あたりが深掘りされるといいなあ、なんて思っております。

『星屑テレパス』

倒れてしまった海果。38度3分の熱で寝込んでいるのですが、そんな彼女を見舞いに駆けつけたロケット研究同好会の面々! でも、あまりの勢いが災い? いや、瞬の人相? 妹ちゃんからばしっと立ち入り拒否されてしまって、ああ、お姉ちゃんのことほんとに大切にしてるのね! いい子ですよね、本当。

さて、皆のお見舞いの情景ですよ。ユウ、そんなに飛びついて、宇宙エネルギー吸って! っとか、それええのん? あまりの変人ぶりに妹穂波もまぎれもない姉の友人だと納得? どんな姉像お持ちなのか、ちょいと気になりますよね。

瞬も素直になってくれて、これもまたとてもよかった。瞬に答える海果の表情も素晴しい。いろいろあったけれど、それら乗り越えて、以前よりも一層にその関係を強固なものにしましたね。その笑顔には、相手に向けた親愛や理解、そしてなによりも信頼が感じられるように思われて、本当に素敵な表情でしたよ。

さて、熱に浮かされ悪夢を見る海果。ひとり灼熱の砂漠をさまよっていたかと思えば、その果てに出会ったユウからはおでこぱしーを拒絶されて、絶望に暮れている。そんな海果が、夢現のあわいにユウにささやいた言葉、それが見事にユウを居抜いて、ああ、ユウさん、えらいこと赤面なさって大変!

ええ、ユウと海果、このふたりの繋がりこそが今回の最山場でありました。ふたりの出会いから始まったともいえるこの物語。中心には、ふたりの思いの相互に引きあい満ちる潮汐の模様があって、なお濃密なのです。

2022年1月10日月曜日

『まんがタイム』2022年2月号

 『まんがタイム』2022年2月号、先日の続きです。

『瀬戸際女優!白石さん』

役作りでウエイトを増やした白石。その後戻らないんだ! いや、無理して絞ると体にも悪いもんなあ。とはいえ、来月には別作品の撮影が始まる。なんとかしないと。

そんな時に真島から誘われたパーティ。減量中だからと断わったけど、交流メインといわれて承諾。でも、料理も酒も一級品が出るといわれて軽くキレてる白石。うん、こういうちょい煽りみたいなの、真島はうまいですよね。

パーティ会場で出会った巨匠級の監督、南野。白石、覚えてもらえてて感激するんですが、それに加えて続く撮影で演じる役を聞かれて、それだと減量の必要がないとアドバイスを受ける。こうした交流があり、助言があり、そして気づけるものがあり。白石と真島の関係もさることながら、こうして白石が刺激を受けて幅を広げていく様子が見ていてとても魅力的と感じたエピソードでした。

しかし、次回、やっぱり白石、増量状態のままなんでしょうか。ちょっと楽しみです。

『秘密のお姉さん養成ノート』

ぽっちゃりの真骨頂だ! 紀ノ川さんの美肌に触れて心捕われる蛍ですよ。これで今回の素敵なお姉さん研究のテーマが決定。美肌だっていうんですが、蛍みたいに若いうちはそこまで意識せんでもいいのでは? 実際、睡眠ばっちりでツヤ肌じゃないですかあなた。

主任の美肌に向けた投資、それがすごい、というか大変だなあ大人って。そして藤先生と盛り上がる紀ノ川さんのむっちり美肌トーク。お稽古全コースを終えてなお、蛍と語りたいから引き続いて会いたいというの。おおう、そんなにもなの!? むっちりフレンドだな。ほんと、お姉さんの素敵ポイント探求というより、このふたりに関しては自分の好きなポイント追求って感じが強かった気がします。

藤先生とのおつきあい継続ってことは、この好きポイント追求、より深くなっていくんでしょうね。はたして自分についていけるだろうか。振り切られないよう頑張りますよ。

『午前0時のおねだりごはん』

むっちり3連続じゃないですか!

太ってしまった牛喰さん。正月太りってやつですか。制服がパツンパツンじゃないですか。見た目にギリギリ感出ちゃってて、ファスナー飛んじゃいそう! いや、実際仕事中、ビリッといっちゃって、いやもう大変。これ、米沢も目をそらすほど! 気を使われてしまいましたねえ。

ダイエット決意した牛喰。米沢から朝のランニングに誘われて、ええ、嬉しそう。これ、なんとしてもやせないといけませんね。といいたいけど、無理して減量は駄目ですよ。消費カロリー増やしつつ、摂取カロリーを徐々に減らしていかないと。一気にやせると体に悪いですよ?

ということで、今回はおねだりごはんというよりも自分向けのメニュー探求でしたね。ローカロリーでボリュームも満足させるメニューを作って、ええ、こうやって無理せずダイエットできたらいいですね。あとは結果がついてくるだけ? 米沢からのシール帳。これも頑張りの後押しになってくれそうです。

『良倉先生の承認欲求』

なんだ、今回は異色な展開だ! 古岩に迫る美少年ですよ。2年D組一美ジュン。女子からの視線奪いまくりのナルシスト系美少年。そんな彼が古岩にご執心。いったいなぜ? と思ったら、SNSがらみだったんですか。

先日、古岩が開設したSNSアカウント。そこで公開されている写真を見て、自分もそんな写真を撮りたいと教えを乞いにきた。おお、いいじゃないですか、と思ったら、全然写真のジャンルが違うのね!? 古岩は風景、ジュンは自撮り。いや、自撮りという以上に本格的なセルフポートレートだ。

ジュン、モデルをやってるんですね。さすが良倉といっていいのか、ジュンの活動もちゃんと把握してる。でもって、かつて古岩がSNSでやらかした失敗、雑に批判をぶつけてしまった相手、それがジュンだったんだ! でも、ジュンにとってはあの批判は嬉しかった? なんか罵られてゾクゾクとかいってますけど、若干不器用でついついキツい口調になりがちな古岩とは相性よさそうな感じですよ? ほら、凡人以下とかいっちゃって、それでジュンくんゾクゾク!

いやもうすごいキャラクター出てきました。

ジュン、準レギュラーとして今後も出てくるのかな? とか思っていたら、見事写真部に入部することになって、おお、レギュラーではないですか。インパクトある個性、良倉を超えるフォロワー数、SNSの人気者で強大な発信力を持つなど、まさしくこれまでになかったキャラクターですよ。今後、ジュンの存在が写真部にそして良倉にどんな影響を与えるか、どんな騒動を巻き起こすか、こいつぁ目が離せない! 古岩との仲にも興味津々でありますよ。

2022年1月9日日曜日

『まんがタウン』2022年2月号

 『まんがタウン』2022年2月号、先日の続きです。

『食欲しか勝たん!』

今回はこころんが許された話! 新年元日初詣、瞬くシグナルの3人で神様に願うこと。みかみーもたんなるもグループの活躍や自分たちの成長を願っていて、そんな中こころんはというと、おせちのことしか考えていない! ああ、よだれよだれ。アイドルがどうとかじゃなく、妙齢のお嬢さんが晴着でよだれはあきませんよ。晴着についたら大変ですよ?

さて、いつも見るもの聞くものが食べ物に変換されてしまうこころん。池の鯉を見れば田作りを連想するし、手首に巻く数珠を見たら黒豆を思い浮かべちゃってね、ええ、相変わらずなんですね。

でもさ、おせち料理の食べ物は、それぞれみんな縁起ものでしょう? 田作りは豊作を祈願して、黒豆はまめに働く。神社で連想したそれら、全部仕事に関係するものだったわけですよ。こころんが家でおせちを堪能してた時も、自分のことをバチ当たりだなんて思ってくよくよしてたら、お母さんが縁起がいいっていってくれるでしょう? こうして、少しずつでもこころんが自分の個性を認められて、食欲含めていろいろを前向きに考えられるようになったらなおさら運が開けそう。そんなこと思わせてくれる、いい正月だったと思うのですね。

そしてこころん、今回最後に食べたの、これはブリですかね? 出世魚ですね。ええ、この子が大きく成長すること、それを祈願する思いなどあったのかも知れませんね。見事成長して、その出世した姿、見せてほしいものだって思いましたよ。

『兎なりのウサギさん』

相変わらずマイペースなウサギのみたらし! エサ入れをガシャンガシャンやってエサを要求するんだ! これ、大変だな。逆にいえば、エサ入れをガシャガシャやると食べ物が用意されること、ちゃんと学習してるんですね。ウサギ、結構頭脳派だな。

今回はみたらしにかじるオモチャを与えます。かじるための柱みたいな木のオモチャがあるんだ。フェンスもかじり用があるのん? でもってわらトンネル。中に入るためのものだけど、みたらしは丁寧にフチから、そして本体をかじっていって、これ、大変だなあ。次から次に供給しないと、あっという間にかじり切られてしまいますね。

今回判明したこと。青枝に毎日くるよう働きかける紅詩ですよ。これ、特に意図なくいってるのではなく、好きな子がじゃんじゃん家にきてほしい、そんな気持ちからだったんですね! 青枝と紅詩の気持ち、それぞれ一方通行だったというわけですか。でも、いずれうまいこと気持ちと気持ちがマッチするといいですね。それまでは、みたらしがふたりの仲を取り持つ、いやウサギ本人はなんの意図もないんですけど、それぞれ紅詩も青枝も、みたらしをダシにあう機会を増やせるといいですね。

『あの世で猫になる』

ほんと、予想できない展開してくるなあ! だんだんタマの姿が見えるようになってきていた朝倉マコ。これ、いつか猫じゃないってバレちゃうのでは!? とか思っていたらですよ、怪しい霊媒師が現れて、ヤバい霊がいますよ、騙されていますよって、こういう外部からの介入とか、まったく予想もなにもなかったもんだから、すげえな、展開が一足飛びじゃないですか。

しかしこの霊媒師。いきなりやってきてどうこういうのもヤバいけど、部屋の特定してくるのもまたヤバい。悪質なストーカー認定されて、思いっきりタマが追い払おうとするんだけど、霊媒師にも朝倉にもまるで通じてないなあ。

霊媒、わりと本物っぽいんですよね。少なくともタマの姿はしっかり見えている。だから猫っぽい行動してると聞かされて思いっきり引いちゃってるの、これはおかしかった。でもって霊媒がタマに御札を貼りつけたらですよ、姿がしっかり見えるようになっちゃって、あああ、バレた。しっかりバレた。

でも、ここでどうしようと朝倉が困ったの、霊が猫じゃない、こんなのと暮らしたくない、じゃなくて、湯あがり下着生活が終わってしまうってことだったんですね。そうか、照れちゃった。

この事態、いずれくると予想されていたタマの身バレですよ、どう乗り越えるのかな、そう思ったら、さすがやな悪徳不動産大島、見事に適当なこといって朝倉も、さらには霊媒の三原も丸め込んでしまった。この漫画で一番ヤバいのは大島だよなあ。詐欺師のオーラを感じる。でもこれでタマと大島の暮らし、新しいフェイズに進めますね。一安心、そしてより一層に楽しみです。

『ママはパートマスター』

たまにこうして掲載されるとなんか嬉しい『ママはパートマスター』。超人的な活躍をしてしまうパートマスター麻冬さん。イカダで漂流していても、パート急募を謳えば海の中から現れる、それが麻冬さん。

普通の人ではできないレベルで仕事をこなす、その姿勢は顧客からも信頼を得て、地元の名産名所にもなりうるほど。時にやりすぎ、時にミラクル。そして娘の夏季とのほのぼの生活もあたたかみあって、見ると笑えて安心できる。そんなよさあるんですよね。

2022年1月8日土曜日

『まんがタイムきらら』2022年2月号

 『まんがタイムきらら』2022年2月号、発売されました。表紙は『奥さまは新妻ちゃん』。新妻ちゃんがメインで、その周囲を今年の干支、寅にちなんだ虎コスチュームを着た面々が、ちんまり取り囲んでおりますよ。しかし一口に虎コスチュームといっても、それぞれに個性が違っていて面白い。パーカーがあったかと思えば和装まであるのね。これ、みんなポーズついてますから正面からの見た目、よくわからないところもあるんですけど、ひととおり正面から見たらどんな風なのかとか、ちょっと興味出ますよね。実に可愛い格好です。

今月は新規ゲストが3本です。

『甘く溶けたら完成です』

宮嶋美羽が目を覚ましたら、そこは見知らぬ部屋。目の前には小さな女の子がいて、いったいどういうことだろう。その子がいうには、ふたりなかよくおうちにいるようにとの手紙があったっていうんだけど、ということは母の友人とか親戚とか?

いやいや、美羽さん、素直に信じすぎでは? 家から出ようとしたらそのちびっ子にとめられる。テレビを見ようとしてもテレビがつかない。携帯電話も圏外で、この家、完全に外界から隔離されている!? まさか、世界にはこの一室だけが残されて、一歩外に出ればなにもない虚空が広がっている、みたいなことになってたり!? はしていないみたいです。

しかし若干怖ろしい話ですよ。この小さな子が、ペットを飼いたい、その一心で学校帰りの美羽をかどかわしたんだ! どこかぼんやりしている美羽。その美しさ? 可愛さがちびっ子に見初められた理由? 暗示なのか催眠なのか、自室に美羽を連れ帰り、外界との接点を断って、そして見事に囲い込む。

おおお、怖ろしい。でも、この作者、春日沙生らしい世界観だと思います。ゆるい、やわらかなお姉さんと、アンファン・テリブル、早熟で大人顔負けに頭の回る小さな女の子。その見た目からは想像できない関係性、その転倒感、ここにこそ作者の持ち味があるのですね。

『ぐーたら魔王のドキドキ世界滅亡計画』

大好きなゲーム、その続編が出るというのでフラゲ目当てに学校サボって買いに走ってみたら、なんの因果か異世界に召喚されてしまってさあ大変。ああ、これ、そのゲーム、『プリンセスクエスト2』の世界に転生してしまったってやつね? と思ったら、うーん、どうもそうじゃないみたい。知らぬ世界に召喚された。しかもそこでやらされることが魔王というから輪をかけて大変。なんと、1年で寿命が尽きます。その前に世界を滅ぼしてくださいときた。

これ、世界を滅ぼしたら帰れるってことでいいのかな? だとしたら死に物狂いで世界を滅ぼさなくちゃ! 実際、魔王に担がれたその子、笹木のの、は魔王としての才能にあふれているみたいだし、頑張ればなんとかなる!?

と思いきや、この世界にはゲーム機がない、ということは折角入手した『プリクエ2』も遊べない。いくら才能があろうと心の栄養が摂取できないでは、魔王のの、活躍以前の問題!? いやもう、これからが思いやられる、そんな導入でありますよ。

『学校帰りのエトランゼ』

入学式の初日に発熱、学校を休まざるを得なくなった清洲飛鳥の不幸。なにしろそこから風邪をこじらせて、3週間休みっぱなし。学校に出れば、クラスの人間関係はもう完全にできあがってしまっていて、飛鳥の立ち入る隙もなし。

期待していた、楽しみにしていた高校生活なのに、のっけから閉ざされてしまった、そんな気持ちになってしまったというのですね。

そんな飛鳥、傷心に背を押されるようにして、電車に運ばれるまま鎌倉までいってしまった。眼前に広がるは、夕日に照らされた海。美しさに心奪われるも、すぐさまひとりぼっちの寂しさにとらわれてしまって、けれどそんな飛鳥に意外な出会い。同じ制服の、同じ学年の子と、知らぬ海にて知り合い、話す機会を得たのです。

こうして話して、そして一緒に眺めた海は、さっきまでの寂しい海ではなくなって、より広く、大きな世界に触れられる、そんな景色になっていました。気持ちが変わったんだね。閉じてしまっていた心が、気持ちが、その子と知りあったことをきっかけに、一度に開いたのだね。

少しのきっかけででも世界はがらりと姿を変えてしまう。そうした描写、はっとさせてくれるものありましたよ。そしてこの子が学校にいる、再びあえる機会もあろう、そう思えれば、あんなにも孤独だった学校も、また違う印象をもって飛鳥を迎えてくれることにもなるのでしょう。

2022年1月7日金曜日

『まんがタイム』2022年2月号

 『まんがタイム』2022年2月号、発売されました。表紙は『おとぼけ部長代理』。季節は春? いちご狩りにていちごを食べる部長代理がメインです。籠いっぱいに集めたいちごからひとつつまんで食べているのは『この契約は恋まで届きますか?』の八千代。ワンピースもとてもよくお似合いです。『六畳一間の憑き物石』こいしは、スカートにつんだいちごを集めまして、それでジャンプなんてするもんだから、飛び散ってますよ、いちご! で、『花丸町の花むすび』花子はというと、いちごの着ぐるみ!? しかも体は全身タイツ!? いやもう、ひとり色物系なんですけど、いいんですか花子さん!? めっちゃいい笑顔してるので、きっとこれでいいのだと思います。

『大家さんは思春期!』

チエの夏休みの宿題。最後に残った自由研究を新学期直前までかけて仕上げたっていうんですね。1年も2年も食べものに関するテーマ。だったら3年も食べものにしようということで、そうめんレシピの探求したっていうんですか。

お中元でやたら増えるそうめんをなんとかして消費したい。最初のうちは普通にゆでて普通にめんつゆで食べてたのが、徐々に飽きる。なのでまずは具材を工夫して、さらにはアレンジの幅を広げていってというんですが、これ、食べたくなるな。特にのり巻き。そうめんののり巻きはどっかの郷土料理であったような気もする。なかなか口にする機会のない料理で、きっとおいしいと思うんだよなあ。

実際、今回のチエのレシピ、そうめんとチーズのガレットとか、あとはそうめんを衣にした揚げ物、絶対おいしいと思う。そんな料理が次々出てくるものだから、夜に読むもんじゃないな! 想像したらおなか減ってくる! いやもう、危険なエピソードでした。

しかしわからないのが、そうめんで飽きるっていうの。ここまでアレンジしてもなお飽きるっていうの、ほんとに飽きるものなの? 毎日うどん、毎日そうめんでも平気なんだけどなあ。『らいか・デイズ』らいかにとってのサンマが、私にとってのそうめんなのです。

そうめん続きでやせたんじゃないかと期待したのに逆に太っていたというの、これ、ご飯をたくさん食べたからってのもあるかもですけど、そもそもそうめんのカロリーがあるんだろうと思うんですよね。そうめんって作る時に油を塗るから結構ハイカロリーっていうじゃないですか。だからきっと米とそうめん、ダブルでいってたんだと思います。ハイカロリーはちょっといけませんね。そうめんもほどほどがよさそうです。

『テレパス皆葉と読めない彼女』

澄花との縁がきっかけで、クラスの女子とも話す機会ができた皆葉。これまでは女子を苦手としていた皆葉だけど、今はこうして普通に話せるようになりました。これまでいろいろ気負っていた、まあ人の気持ちが読めるとかね、それが心苦しいとかね、そういうのがあったにしてもさ、人とのつきあいにおいて穏やかな気持ちで向きあえるようになったというの、澄花たちと過ごした時間が皆葉を変えたってことなのでしょうね。

そして、澄花に思いを寄せる生徒がいると知った皆葉。動揺して、けれど妨害するのは違う。この、澄花の意思やその関係性を大切にしようとする気持ち、これは皆葉の美点だと思いましたよ。自分の勝手で澄花の世界に手をつっこみたくないという気持ちと、澄花を誰にもとられたくない気持ちの間で苦しむ皆葉。ああ、彼はこうして人の心の機微を、自身の体験をもって知っていくんだな。こうして悩んで、そして澄花の答に安心して、そうしたいろいろが皆葉という人を育てていっている。これはとてもさいわいなことだと思うのです。

『茨城ってどこにあるんですか?』

落ち込んでいる多恵を元気づけようと、いばらきフラワーパークへと繰り出した多恵、森戸、鈴子の3人。まずはスカイサイクルに乗ろうというんですが、待って? その乗り物、スカート、あかんことない!?

フラワーパーク、乗り物とかのアトラクションあり、ひょうたんでランタン作れるアトリエありと、いろんなアクティビティがあるんですね。しかしそこで森戸が動揺しまくるっていうのね。多恵のランタン、まさかのハートマーク! 多恵、誰かに恋でもしているの!? って、森戸がなかなか見せない表情していて、どれだけショックだったんだろう。しかもそのマーク、クローバーの葉なの! 多恵さん、罪つくりですねえ。

そして今回の見せ場ですよ。森戸のマジックで、パークのイルミネーションが点灯! いや、点灯時刻にあわせてそれっぽいポーズをとってみただけなんですが、こんなの私のキャラじゃないと恥ずかしさにもだえる森戸と、ありがとうと喜びいっぱいに抱きついてくる多恵に逆に驚かされてる森戸と、ああ、なんて素晴しいんだろう。普段見られない森戸がたくさん見られた回でした。

多恵のこと心配してたんだぞっていう森戸もね、めちゃくちゃ美しかったじゃないですか。今回は多恵と森戸の友情、そいつが実に素敵で輝いていました。しかし多恵、実機でレトロゲームやってるんですね。兄貴のゲーム機なのかな? こうしたところも意外性です。

『この契約は恋まで届きますか?』

八千代さんに家事をしてもらうかわりに手芸を教えることになった野田。そこには恋愛的ななにかがあるわけではなく、とにかくビジネスライクな関係? 野田はあわよくば進展をなんて思ってますけど、八千代の方は少なくともそうした気持ちはないように見えますよね。

さて、そんな関係だというのに、今回はなんと八千代が野田の部屋で風呂を使うというんですよ。なるほど、買い出しからの帰り道、水溜りの水を車がはねちらかして、それを八千代が浴びてしまったというのですね。風邪をひいたら大変だ、というので風呂なのだそうですが、風呂あがりに着る服っていうのが、まさかの野田のお手製! しかも、もとはぬいぐるみにと思って作ってたやつだったのか。

これ、大変よいのではないでしょうか。せっかくだから八千代さんに差し上げておしまいなさい。

今回、ちょっと嬉しい? ハプニングがあったかと思えば、職場にて、八千代の上司から野田と八千代ふたり一緒に歩いているところを見たのだが、ふたりはおつきあいしてるの? などと詮索される羽目に! ああ、前回の目撃者、あれ、総務部部長の佐倉だったというのですね。

しかし、いくら部下とはいえプライベートを詮索するのはいかがなものでしょうか、部長。部内の親睦を図るもいつも素っ気なく断わる八千代をなんとかしたい。その一心からの行動と考えていいのかな? 今回は八千代の機転で難を逃がれましたが、それでも部長、なんか嗅ぎつけていますね。これ、八千代とふたりだと絶対進展しそうにない関係を牽引する、そんな役割担わされそうな予感がしますよ。

2022年1月6日木曜日

『まんがホーム』2022年2月号

 『まんがホーム』2022年2月号、一昨日の続きです。

『オレの愛で世界がヤバい』

万丈のことが好きになったのではないか。自分の心変わりが我がことながらショックなんですね、結衣。徐々に万丈に傾きつつある結衣の恋心だけど、当の万丈はそのことに気づいておらず、結衣の恋の成就に向けて結衣のことを好きになろうとしてくれている。この一途さ? 間違いなく無私の親切心ですよね。こんな気持ち向けられたら、ただでさえ傾きつつある気持ちもより一層に高まろうというものですよ。

でも、今回のラスト。結衣が自覚する自身の恋心。月形と一緒に登校する知子を見て湧き上がる嫉妬心、そのあまりの強さに自分の気持ちをはっきりと認識させられることになったのですが、ああ、これ、万丈が結衣のことを好きになるとどうなるか、いよいよわからなくなってきましたね。

しかし今回描かれた、好きという気持ちのままならなさ、掴みどころのなさ。自分のことながら、時に揺れ動き、時にわからなくなる。そんなふわふわとして、けれど苛烈に感情を突き動かす、そんな恋の有り様。実に見どころだなあと思わされました。

『スナックあけみでしかられて』

あけみさん、えらいこと嘆いてます。なにごと? と思ったら、ああ、鈴木先生と映画にいったまではいいのだけど、思いっきり寝ちゃったんだ。それで鼻の穴見られたっていうんだけど、そこが問題なんだ。なんともいえん。いいじゃん、鼻の穴くらい。誰でもひとつやふたつ開いてるものだよ?

お正月の初詣が発端だったんですね。ふたりで初詣にいったはいいけど、神社が混んでて、しかたがないからと映画にいきました。寝たら寝ちゃったで、素直にいっちゃったらいいじゃない! と思うけど、好きな人相手だとなかなかそうもいかないんだろうなあ。ちょっと見栄を張りたい、そんな感じにも思えますよね。

そうしたあけみの純情? なんか愛らしいよね。ひととおり初々しさみたいなのを楽しんだ後は、あけみ4DX体験がやってくる。ああ、映画によっては飲食無理よね。というか、飲み物、しかもホットはお断りされてなかった? ゆるーく動くタイプの映画だったらいいけど、アクションものとかだったら、ほんとえらいことになるよ。あけみの選択は、そこまで激しい映画ではなかったみたいですね。楽しめたみたいでなにより。ああ、こういうの見ると、またちょっと映画館にいきたいなあとそんな気持ちにもなったりしましたよ。

そして鈴木先生の映画の真実。ああー、鈴木先生も寝ちゃってましたか。素直に謝ってきた先生。ええ、やっぱり素直が一番ですよ。ふたり素直になれて、また一緒に映画にいくことになった。ええ、リベンジマッチはうまくいくといいですね。

『歌詠みもみじ』

もみじたち、スキーにいきました。皆、ウェアに気合いいれてきてるんだけど、もみじはというと母のお下がりでちょっと時代遅れ。そうか、レンタルを勧められるほどか。いや、でも、これはこれで可愛いのでは? あるいは、ブーツあたりの性能、安全性とかも考慮すると、最新のギアをレンタル一択かも知れませんね。

しかし面白い。のっけからまりなの説教。雪合戦とかは地元でやれって、この人、こういうところめちゃくちゃ真面目というかストイック気質ですよね。しかもまりなのボード、名前入りじゃん! 気合いはいってるよね。スノボのまりあもスキーの宇賀神もめちゃくちゃうまくて、対しもみじは初心者も初心者。こんだけレベル差があると一緒に遊ぶのもちょっと難しそう。

今回のスキー旅行。なかなかにままならない自然、天候みたいなのも描いて、ちょっと気の毒、でも吹雪で外に出られなくても、友達と一緒なら楽しい。そんな様子は微笑ましくて、これはこれでちょっとした思い出になりそうですね。

『うちの秘書さま』

七瀬の自宅訪問! 母に買い物を頼まれたという七瀬に連れられて、はじめが七瀬の家にいくことになるんですが、完全な荷物持ち! 頭数だっていうんですから大変です。しかも商店街を歩くと、店の人が七瀬に声をかけてくる。はじめを見て、新しい子分? って、いや、ちょっと待って? 七瀬って以前は子分を従えてたりしたんですか?

いよいよ七瀬の謎は深まるばかりです。

でも今回は、そんな七瀬の謎、少し解明されましたよね。謎というよりも過去というべきかな? 七瀬の部屋には、総隊長の刺繍を背負った特攻服が今なお飾られていて、七瀬曰く自分への戒めなんだそうですが、ど、どういう戒め? しかもアルバムには、さらしを胸に巻いた若き日の七瀬の写真が!? いや、これ七瀬の母なの? いやもう、さっきの特攻服、母のものなのか、それとも七瀬のものなのか……。七瀬のものだよね? でもって、舎弟を率いていたんだよね?

なるほど人に歴史ありです。

そんなかつては荒ぶっていたかも知れない母娘が、今やこたつにあたりながらみかん食べてるんですよ。あの情景、なんともいえない味がありました。七瀬の庶民感、すごくいいですよね。

2022年1月5日水曜日

『まんがタウン』2022年2月号

 『まんがタウン』2022年2月号、発売されました。表紙は『新クレヨンしんちゃん』。両手でピースをしているしんのすけ、これは2022年、2と2で22を表しているのでしょうね。というわけで新年を祝ってめでたい表紙? またきたる4月22日に公開される『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』、それを押し出したカットもありますよ。そして新連載『ねこ上司といぬ部下くん』 、上司の根古さんのカットもございます。

今月は新連載が1本です。

『ねこ上司といぬ部下くん』

ペット用品を扱う会社にて営業として日々頑張っている乾健太郎。そんな彼に熱い視線を注いでいるのが商品開発部の根古宮子。いったいなにかと思ったら、乾に用があった模様。見つめられる理由を知りたくて話しかけるも答は得られず、ちらりちらりと振り返りながら乾をどこかに連れていきたそうな素振り。

会議室の片付けに乾の手を借りたかったというのですが、課長曰く根古さんは伝えるのが下手。うん、下手にもほどがあるよ!

根古が乾の手を借りたかったの、会議室の片付けだけでなく、商品開発のヒント、作ったおもちゃの具合を確かめたかったからというのもあるっぽいですね。ともあれ、乾、根古に気にいられているのでしょうか。ぎゅっと手をつかまれて、これから一緒にいてもらえない?

って、これは誤解しちゃう展開では!? いや、誤解ではない? いずれにしても、いろいろ挙動が謎の人。そんな根古とのつきあいのはじまり。これは恋愛的なアレなのか。とりあえず根古の振る舞いあれこれ、猫のそれなんだろうなあ。なるほど、わかりづらいのも納得です。

『押しかけギャルの中村さん』

中村、毎日をエンジョイしている? 意味深な起こし方を実践してみて、驚いた秋山にふっとばされてみたり、でもそれも楽しんでるの、よかった。陽気なお嬢さんですよ。

そんな中村、今朝はよほど頑張ったようで、味噌汁作ってくれていて、しかも秋山が好きというなめこ汁。若奥さん気分なんだ! わーお、意味深。でもサプライズで味噌汁作ったもんだから、ご飯が炊けてない以前に米さえなくって、なのでトーストに目玉焼き、味噌汁という和洋折衷? ミスマッチ朝食になってしまいました。

確認を怠ったなあ、中村よ。でも味噌汁にパンをひたして食べると意外とおいしかったりする。

中村のリベンジ、豚肉の生姜焼きを作るというの。この人、料理が得意なのかな? いや、普通の日常のご飯ならちゃんと作れるよ、そういう感じなのかな? と思ったら、そこそこできるけど、わりかし苦手な方っぽい? 油はねで火傷、って、それくらい放置でよくない? よくないのか。けど、それでまさか頭っから水を浴びることになろうとは。そして秋山、なんの気なしに触れてしまったその部位は……。いや、中村が気にしてないっぽいからセーフか、と思ったらアウトでした。そうか、やっぱりあかんかったか。

今回、中村が頑張りたかったその理由。居候させてもらってるんだからせめて役に立ちたかったっていうんですね。うん、いじらしい。けど料理は秋山のほうが上手なのか。なので、なんとか中村の料理チャレンジを押し止めようとした結果、めちゃくちゃ喜ばせる一言が気づかぬままに発せられていたっていうのね。ええ、その喜びが翌朝のなめこの量に反映されてるの、この子の素直な気持ちの発露感じられて、いやもう、よかったです。

『猫またはごはんを。』

サチ、発熱しました。それでフクがいろいろ世話を焼いてくれるんですが、猫には人の風邪はうつらないから大丈夫なのかな? 熱のせいでいろいろポンコツになっているサチをとにかく寝させて、それで冷蔵庫にあるものでさっと作ってみたのが、ホットコーラ! コーラ味の飴湯なんだ。なんか面白そう。糖分がたくさんとれるから、風邪ひいて弱ってる時とかには、手っ取り早くカロリーを摂取できていいかも知れませんね。

ドイツなんかだとホットビールがあるそうですよ。ビールは液体のパンなんだそうです。だからコーラのかわりに、サチが飲もうとしていたビールを使えば、いい感じにアルコールも飛んで飲みやすく栄養にもなる、そんな飲み物になったかも知れません。

しかし、フク、いいですよね。暖かいコーラでとりあえず暖がとれたサチ、そのまま寝ようとするところを、歯磨きして薬飲むようちゃんと注意してくれる。しかも添い寝までしてくれるといういたれりつくせり。まるで小さなお母ちゃんみたいですね。フクがいればサチも安心と思えます。

『新婚のいろはさん』

ジョギング中に雨に降られてしまったはじめといろは。クツの中、ガボガボ! 引っくり返して溜まった水をざーっと流すんですが、はじめのクツは大きくてたっぷり入ってていいなー! って、いろはさん、なんでも楽しむな! そんなことを羨ましく思う人っているんだー! みたいな気持ちになりましたよ。

作中の季節は夏、いわゆるゲリラ豪雨に降られたんですね。濡れねずみになって気持ちも弱ってしまったのかな? はじめがネガティブ思考に取り憑かれてしまってて、それをうまいことポジティブ方向に引き上げてくれるいろは、ああ、いい人と結婚しましたね、はじめさん。

飄々としてとらえどころなく、けれどどこかしっかり地に足をつけている。そんな印象のあるはじめですが、それは表に現れるはじめの姿に過ぎなくて、その奥には今回見せたようなくよくよしがちな本音があったりするのかも知れませんね。そんなはじめの二面性と、そしてネガティブをとにかくポジティブ方面に切り替えようと働きかけてくれるいろはと、今回は夫婦ふたりの支えあい? ともに暮らし、ともに生きる上で大切な、そんなあり方の一旦を見ることができたように思います。

いろいろ結果的に、すごいもの見られた。このふたりの様子、それもまたすごいものなのかと思います。

2022年1月4日火曜日

『まんがホーム』2022年2月号

 『まんがホーム』2022年2月号、発売されました。表紙は『らいか・デイズ』らいかが力強く鏡開きをしています。鏡開きは、包丁とか使わずに、木槌で叩いて割るのが本来というか、縁起の意味で重要らしいですよね。ということで、小槌でガツンと叩いて、見事に粉砕です。というか、これ、相当大変では!? 『孔明のヨメ。』は七草粥? もうお正月も終わりゆく、そんな雰囲気。『ヲトメは義母に恋してる』鈴と寿々ふたりが食べてるの、おでんですね! 『ラブアマ』柴田と社長は、なんだろう、あんまん? いや、なんか焼き饅頭みたいなの食べてますね。

『孔明のヨメ。』

周瑜、孔明を若干警戒しつつも、有能そうだから使い倒してやろうと、その才を活用しまくろうとするところ。好き嫌いとかじゃなく、その能力でもって人を使おうという思惑が見てとれて、ああ、本当に有能な指揮官なのでは!?

しかし、今回語られたこと、孔明が想像以上に危険な綱渡りをしてきたというのが明確になって、最悪首をとられる展開まであったというのですか。ひとつ誤ると死にかねん状況下であれだけ大胆に動いていたの、孔明という人の図太さ、胆力をうかがわせてくれた瞬間であったと思います。

さて、呉との同盟なって一安心の状況ではありますが、孔明の乗る船にまさかの侵入者!? これ、バレたの、月英でよかったよな! あまりに怪しい出で立ち、これ、普通の兵士に見つかってたら即成敗の状況では!? ともあれ、その不審者の正体ですよ。まさかの孫権の妹! ってことは、いわゆる孫尚香か! 正史にてはほぼ語られていない謎の人。はたしていかなる人物として描かれることになるのか、いかにふくらませられるかが楽しみでありますね。

『天国のススメ!』

太一を訪ねてやってきた不審者。あまりの見た目に、こいつぁ人じゃねえな。妖怪か霊か、その類だな。と決めつけていたら、なんとまあ人でした。しかもアイドル。園原奏なるお嬢さん。そのあまりの美しさに母も祖母も見事にやられて、けど太一は草間と十子で耐性できてるのか。そうか、十子、相当な美少女であるのだな。

霊障に悩まされている、お祓いしても改善しない、ということで頼みの綱、太一に助けを求めたというんですね。右手に負傷、さらには二の腕に酒よこせとのメッセージまで浮かびあがって、さあこれはいかなることか。その解決への道のりがめちゃくちゃスムーズなの、もう驚きやしないけれど、さすがの太一ですよね。

奏とマネージャー、ふたりして酒樽を担いで山を登る。番組の企画で登った山、心霊のなんのと大騒ぎした時に、お稲荷様のお社を壊してしまっていたというのですか。なるほど、神の怒りを買っていた。ゆえにお祓いでは解決せず、こうしてきちんとお詫びするほかなかったというのですね。

しかし太一、思わぬところで思わぬ人と思わぬ繋がりができてしまいました。これ、今後もなんか出てきそうな気がしますよ。なんか面白い準レギュラー枠におさまりそうな気がします。

『座敷童子あんこ』

あんこの昔の話。まだ居着く家を見つけられていなかったあんこが出会った相手。おにぎりを恵んでくれた、いや勝手にあんこが盗み食いしただけなんだけど、その相手、幸之助とのやりとりもろもろが、もう昔からあんこはあんこだったんだなって思わせてくれるもので、大変に面白かったです。

基本、ごろごろ寝てるばかりで、食べることに関しては数人前。ほんと、今と全然変わらない。と思ったら、昔は結構ちゃんと家を豊かにしていたんだ! 幸之助の作る笠を売りに町に出て、しかもきっちり売り切ってる! 半ば押し売り、脅し売りだっていうんですが、だとしてもきちんと売れてるのはすごいことで、どかんとはいかないけれど、じわじわ家を栄えさせてきてたんだ! 今よりもちゃんとしてる!

あんこが大食なので、家が豊かになってもトントンくらいに落ち着いたっていうんですが、それでも家屋敷とかはよくなってるわけだから、これでも充分以上ですよ。

さて、当時はまだあんこではなかったあんこ。なんとまあ大福丸って呼ばれていたんだ。女の子扱いされてませんがな。しかも幸之助、幸太の先祖というの、これはあんことの縁を感じさせてくれますよね。まさしく良縁ってやつ、太い絆を感じさせられます。

『俺と式神の主従契約』

式神の六合に懐かれてしまって困っている優一。この困った式神のこと、人には知られたくない、とりわけもえちゃんにはバレたくないっていうんですが、どうにも式神の六合、いろいろいたらない? いやまだ力が充分に回復してないから、やる気にいろいろついてこないってことなのかな? なんとか役に立とうと頑張ってくれてるんですけど、今のところあまり活躍できてないんですよね。

さて、優一の大ピンチですよ。体調悪そうだったからと、もえちゃんが家まで訪ねてきてくれた。しかも悪いことに、もえちゃんについてなんかヤバそうなのが侵入してきちゃってたっていうんですね。もえちゃん狙い? このままではもえちゃんの身が危ないっていう時に、六合が助けてくれましてね、おお、かっこいい! これまでのしくじりもろもろ、一気に大挽回じゃないですか! と見直したと思ったら、この加減を知らない式神、力を使い切っちゃってるし!

この漫画の方向性、見えてきましたね。霊に親和性がある? そんな優一の心霊がらみのトラブル、困りごとに、若干おっちょこちょい気味の六合が役立ってくれる、そんなコメディになりそうですよ。霊で困ってる優一と、霊を祓える六合と、いいコンビになれそうに思います。

しかし、そのたびに六合が力使い果たしてぶっ倒れたりしたら大変ですね。ええ、優一さん、はやく、はやく六合さんに身体の一部を、体液を! 注ぎ込んでさしあげて!

2022年1月3日月曜日

『まんがタイムきららキャラット』2022年2月号

 『まんがタイムきららキャラット』2022年2月号、昨日の続きです。

『しずねちゃんは今日も眠れない』

しずね、なんだかいろいろいい感じにまわっていますよね。あかりとも順調に親交を深め、さらにはクラスの子とも接点ができてきた。友達のよさを知るところからさらに一歩踏み出して、友人の輪を広げていく。また違う個性の友人との関係を築いていく、そういうフェイズに移行しつつあるのかも知れませんね。

でも、ものごとがうまく運んでいると、なにかしら悪いこと起こるのがしずねです。ええ、案の定なの? あかりと一緒に買ったお揃いのキーホルダー、マスコット部分がとれてなくなっちゃってる!

驚愕のしずね! 狼狽しまくって、でもあかりには話せない。もうなくしたの!? 友達失格だ! みたいになること怖れてるんですが、いやいやそれは考えすぎだと思うよ? だってうっかりとかなにかがあったわけでもないじゃん。仮にうっかりがあったとしても、きっとあかりはそんなことで怒ったりしないよ!? とはいえ、いろいろ不安が先に立っちゃうんだろうなあ。

そこからのしずねがいろいろあかん感じで、前半のうきうき浮かれている様子とは打って変わって、焦点定まらぬ目で廊下をさまよい、教室にては机の下をただただ探している。茫然自失の様相ですよ。あかりが話しかけても反応しない。嫌われた!? 今度はあかりが疑心暗鬼に捕われちゃって、ああああ、これどうなるの!? こんなので友情壊れたりしたら嫌だよ!?

とか思っていたら、ののがナイスアドバイスですよ。しずねもあかりも、どこかしら弱気なところがあって、それをうまくねねやののがサポートしてくれてるのがすごくいい。しずねの側でも、しずねがすっかり打ちひしがれてしまったところを、ねねがわずかな希望を手繰ってくれて、問題解決してくれたじゃないですか。あの、思いもしないところからぽろりと出てきたマスコット! またも驚愕のしずねですよ!

いやもう、この安堵の広がっていく様、実によかった。しずねたちの様子こそは描かれないものの、きっとほっとしてるんだろうなあってわかる。そしてあかりもね、すっかり安心して、ああ、いい笑顔ですよ。それにしずねのこともよくわかってくれている。そんなあかりを見守るののの表情もまたよくて、ええ、この円満な様子、ほっとさせられますね。

2022年1月2日日曜日

『まんがタイムきららキャラット』2022年2月号

 『まんがタイムきららキャラット』2022年2月号、先日の続きです。

『ササエルの中には誰もいない』

笹かまぼこだけでなく鯨ベーコンにも妖精いるのか! って、それ妖精なのか!? 鯨ベーコンが名産の天河市、その市公認のキャラクターがクジベェくん。例のご当地キャラマニアの稲井に連れられて小依も特設ショップにきたんだけど、なんとまあ、姉の計らいでササエルとの突発コラボが実現してしまうっていうんですね。

しかしこれ、いきなりケンカ売ってどうするんですか、小依。ブッ飛ばすぞコラー!! って、実に穏やかじゃない。いやまあ、姉も悪いよ、姉も。まずは向こうさんに小依を引きあわせて、どんな具合に入っていきましょうとか打ちあわせしときませんと。とにかくぶっつけ本番、まさしく飛び込みで参戦して、アウェイの地で完全に不審人物扱い。しかも司会のお姉さんが勝負を引き受けちゃうから大変だ!

唐突な相撲対決もアレなんですが、ずっとオロオロしているクジベェがめちゃくちゃ可愛いのな。でもって相撲、本気で勝ちにいくササエル、実におとなげない! まあ、子供だもんな。というか、自分で自分のこと子供っていってるけど、それええのんか? あんた、高校生やろ? 背丈低いの気にしてへんかった?

これね、クジベェの中身、女性がやってましたというんですけど、実際ゆるキャラ、ご当地キャラの中身って女性が多かったりするらしいですよね。背丈のある男性だと、着ぐるみがめちゃくちゃゴツくなっちゃって、威圧感出ちゃう。それを避けるために女性が入ってるんですよって、以前着ぐるみの付き添いの人に教えてもらいました。

というのはいいとして、いずれまたクジベェとも、またその中身のお姉さんとも再会できそうな予感させるラスト、実にいい。あのちょい落ち込んでる中身のお姉さんも微笑ましくて可愛かったです、背中しか見えてませんけど。

『ニチアサ以外はやってます!』

おお、特撮研の皆が作ったPV、『オン・ユア・ゲイズ予告編』の公開ですよ。四コマのフォーマットを踏襲しながらも、四コマ的な流れよりストーリーの展開をより強く押し出してくるこの描写。よかったのでは!? あえてコマの線を引かず、時間の経過を感じさせるべく2コマ連結してみたり、迫力出すために大きくどんとスペース確保して見せるなど、これ、見せ方の工夫、漫画の表現としても面白い。通常の世界を描く際にはコマ線を引いて、対しフィクション世界ではコマをなくして、描かれている世界が違うことを意識させる、表現の中の描写だということの強調も見事だった。また、その特殊な見せ方がフィクション世界の異質さをより一層に感じさせて、素晴しかった。

でもって、勝負を持ち掛けた先生、見事にしてやられましたね! タチバナ先生。なぜ特撮研を目の敵にするのか。その動機や背景にまで迫ってみせる後半の展開。なんとまあ、案の定というべきか、特撮研OG! しかも第1期生。後輩たちの頑張りを暖かく見守ろうとか、そういう気持ちが皆無なのすごいよね! しかも見事に負けを認めずに、ここは私の特撮研じゃない、私の居場所のない部室が許せない、だから圧力かけて自分の影響下に置くんだって、や、厄介極まりない……。いやほんと、面倒なキャラクター、どうあしらえばいいんだろう、と思ったら、ここで黒歴史映像の出番がくるんだ!

これ、一件落着と考えていいのかい!? 映像しっかり仕上げて、頑張り認められてハッピーエンドの流れを期待させながら、実際には若き日の恥ずかしい映像でもって屈服させる! いやもう、びっくりの展開見せましたよ。でも、黒歴史っていうけど、なかなか悪くないんじゃないでしょうか。生き生きとして楽しそうな表情いろいろ。開き直ったら楽しい、そんな映像の数々なのでは? とはいうものの、教師となった今、それを公開されるのはたまらないってところなのかも知れませんね。

けれどそれこそ、顧問が生徒たちに無理難題持ち掛けて、しかも駄々こねること考えたら、昔の映像なんて全然恥ずかしくないですよ。ほんと、土下座の1ページ前、それこそが最悪の黒歴史でしたよ、先生。

『あやしびと』

おおう、最終回。果たして、別れ別れとなったアヤとみぞれたち、再会はなるのか。

そう思いながら読み進めていたものですから、驚いた、彼女らの取り組みこそは描かれたものの、ふたつの世界を行き来する手段、未だ見つけることはできていないんですね。妖人サイドではサトリ校長の所属する組織への関与も視野に入れつつ、また違う可能性も模索。アヤサイドでは、オカルト研究部にて異世界がらみのいろいろ探っているという。一口にいえば、両者ともにわずかな可能性に賭けようと、日々自分にできることをコツコツこなしている。

この先に、再び出会える日がくるなら、それこそ喜ばしいことだと思うんですね。

世界を行き来する可能性、妖人サイドが実績も含めてかなり有望なわけですが、オカルト部部長の曾祖母があやしびとについてかつて話していた。ああ、アヤ以外にも妖人の世界を知る人間はいたんだ! もしかしたら部長は、曾祖母から聞かされた不思議な話がきっかけとなって、オカルトに興味を持つようになったのかも知れませんね。そしてこの情報が再会の可能性を開いてくれたらどんなにかいいだろう。などと思っています。

しかし、本当にこれで終わりなのかなあ。単行本最終巻に描き下ろしでもあれば、せめて再会の場面を描いたひとコマでもあれば、そう願っています。

2022年1月1日土曜日

『まんがタイムきららフォワード』2022年2月号

 『まんがタイムきららフォワード』2022年2月号、先日の続きです。

『アネモネは熱を帯びる』

とにかく凪紗の茉白あしらいが下手だなあという印象の強い回でしたよ。もうすぐ夏休み、どこかに遊びにいきたいという茉白に、夏期講習があるから遊ばないよとバッサリ。さらに、海にいきたいという要望もバッサリ。なんらか妥協策を提示するとかもないんだ!

海にいきたいイコール炎天下水着着て海に入る、だったりするのかな? だとしたらさすがに凪紗の心配もわかろうものだけれど、ただ海を見るだけでも海だよ? 自分の都合があるのはわかる、けれどどこかしら茉白の要望も受け入れないことには、それこそ全拒否じゃあ、さすがに茉白も収まらんですよ。

なんて思ってたら、さすがの茉白も怒っちゃいましたか。ケンカになってしまいました。

でもこれがきっかけで、凪紗の進路、それが決まりつつあるようなんですね。茉白の体調と折りあって、いろいろできるようになるにはどうしたらいいか。いろいろ調べて、対策考えようとして、けれど今の自分には限界がある……。

で、それを茉白に伝える言葉がそれなの!? びっくりしたよ。なんであやふやに茉白そのものが無理みたいないいかたになるのですかあなた!

ちゃんと誤解が解けてよかった、なんですけれど、ほんと凪紗、コミュニケーションにいろいろ問題ありすぎていろいろ心配してしまいますよ。でもとりあえず茉白の要望、海にいきたいというの、実現させるべく動いてくれたのはよかった。そして茉白のために医学部受験を考えているようで、ええ、凪紗、やるとなったらガチですね。

『最果てのともだち』

ちょっと尋常でない展開になってしまいましたよ。林間学校でクラスの皆と宿泊施設に泊まります。それでアサヒ、さっそくクラスの子らから排斥されていて、ああ、キツいなあ。この子、ほんと、食器の後片付けの時、ユウにいわれたように嫌な時は嫌だとちゃんといった方がいい。この場合は、クラスの子らにどうこうじゃなくて、親なり学校なりに、登校しないぞ、林間学校なんかもってのほかだ! が正解ですよね。でもこうして林間学校に参加しちゃって、そうなればもうしんどいことばっかりじゃん。ええ、今回はつらい展開てんこもりでした。

しかし、霊や怪異が見えるユウ。この子からしても、アサヒと一緒にいるサキが見えない。いや、違うか、サキはここについてこれていないんだ。でもアサヒがサキと話していたの、あれはイマジナリーサキと捉えていいのか、あるいはまた違う現象なのか。いずれにしても、これ、キーになりそうな描写ですよね。

そして今回のラスト、アサヒの決断。これ、アサヒどうなるんだろう。本当にこの子が死んだりはないと思うんですよ。でもただなにもありませんでしたで終わるようなことは絶対にないとも思うから、ああ、きっとなにかが起こる、それも結構大きなことが起こる、そんな予感がしてならんのです。

『ねことちよ』

折り紙で遊んでいるねこですよ。頑張って作ったクジラなのに、まきが横から手を加えちゃって、ああー、ねこがすねちゃいましたよ。この時のちよとふみの反応が面白かった。余裕があって、子供を見守ることのできる大人の態度といったらいいのかな。まきはそのへん、まだまだねこ寄りの子供っぽさありますよね。

さて、そんな微笑ましい情景描かれた今回ですが、なんか気になる描写もいくつかあって、ちよのアルバム、その後ろの方に綴じられた折り紙を見て、まきがいうんですよ。これ、なんの動物? って、いや、猫じゃろ? どう見ても猫じゃろ?

これ、小さな子にねこなんて名前がつけられてる不自然というか違和感に対する答というかなんかなのかな。この世界って猫という動物が存在しないとか、あるいは猫という動物がねこに見えてて、動物としての猫の姿をしていないとか、なんとかかんとか。

でもって、今回ラストで、ねこが見てる折り紙の本をそっと指さす手、あれは誰の手なんだろう。また、なにをねこに伝えようとしているのだろう。

不穏? 不穏なの? この思いもしない雰囲気に、どういう反応示すべきなのか、ちょいと戸惑っておりますよ。

2021年12月31日金曜日

2021年劇場で見た映画

2021年も暮れようとしています。さて、今年も例年にならい、2021年に見た映画をリストにしてみようと思ったのですが、リストにしてリストの様相を呈さない状況に……。昨年の視聴本数4本をさらに下回り、今年はたった1本! どれもこれも新型コロナのせい、といいたいけれど、直接的な要因ではないですね。映画館に足を運ぶという習慣が途切れてしまった。気になる映画はいくつもあったというのに、実際配信を待って見たというのもいくつかあって、感染症への恐怖から本格的な出不精に状況はシフトしてしまったことを感じています。

見た順です。

  1. ATMOS 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ

見た順もなにもあったもんじゃないよ! 1本しか見てないんじゃん!

ハサウェイを見にいこうと思ったのは、市街地でのMS戦について触れたtweetが興味を引いたからなんですね。なんだったかなあ、詳細にはもう思い出せないんだけど、巨大兵器が戦闘をすることで生じる被害の大きさが生々しい、そういった感じの感想でした。

これまでザクがマシンガンを撃ったら巨大な薬莢がバラバラと落ちてきて、みたいな描写は見たことありましたけど、それがビーム兵器だったらどうなのか。荷電粒子の飛沫、溶けた装甲? が飛び散ったかと思えば、それを浴びて燃え出す樹々。火の海になった市街地を逃げ惑う人たち。そうした描写がすごかったというの聞いて、なぬ、それは見ておきたい。

かくして劇場で見た『閃光のハサウェイ』。確かに印象的で、これ、何度か重ねて見たらもっとなにかよくわかったりするかな。配信にもきているから、ちょっと機会を見て見直してみたいなあと思いながら、時間がただただ過ぎていっています。