2016年1月30日土曜日

『まんがタイムきららキャラット』2016年3月号

『まんがタイムきららキャラット』2016年3月号、一昨日の続きです。

すわっぷ⇔すわっぷ』、夏子、春子宅訪問です。勉強しにいったんですけどね、どうもそういう風にはならなくて、というか、春子の母! 春子の目は母ゆずり! 性格もか! という、この母可愛くて、よいなあ。春子の一族。妹ちゃんもすごくいいです。さて、勉強しにやってきた夏子だけど、主に春子のせいで勉強はかどらず、はたしてこれであゆとの対決、勝てるのだろうか。240人中202位、って、これ駄目なんじゃないかな、そう思っていたら、あゆ、そうとう悪いじゃん! ほんと、夏子も思わずつっこむレベル。しかし、諦めるつもりのないあゆ、今後も夏子に絡んでくるそうですが、直接春子にアプローチした方がいいんじゃないかなあ。目的見失ってますよね、この子。ああ、そうそう、夏子との入れ替わりでまたもやショック受けてる春子ですが、どうか自信持ってほしい。ええ、美徳なのです。

『かすたむめいど!』、ついに漫画の祭典、マンケ当日ですね。マサキから注意事項もろもろ聞かされて、すっかり恐怖にとりつかれてしまったユウ様。のっけからすごいマイナススタートですよ。しかし面白かった。マンケというけれど、実際にはコミケネタというわけで、作家それぞれの視点が見えて面白い。今回はすれ違い通信とかね、ええ、これ、すごいらしいですよね。地方のイベントでしか経験していませんけど、ほんと、次々きて、すげえ! ってなりましたよ。今回、これは! と思ったのは、確定申告とかね、それからユウ様トイレの裏技。うん、これ、いい。大変によかった。そういうのあるんだ! と、恥じいるユウ様。着眼点のよさと、キャラクター性をうまく活かした、その双方からポイント高いと思わされました。ユウ様の列整理、これも面白く、そして同人活動の意義とか、搬出についてとか、そうかあ、搬出も大変なんだ! 大変に楽しく読むことのできたエピソードでした。

『ゆーま!』、この人を食った感じ、いいですね。UMA研究部、部室を獲得しました。増築とか地下室とか無茶なこといってるのがいると思えば、地下から顔を出してるやつもいて、あ、こいつか、後にUMAレーダーに引っかかってるやつ。レーダーの反応をうけて、互いに相手のことUMA扱いしてる3人がおかしくて、そして御本人の登場。これ、UMAの人よりも、部員の方が手つけられない感じですよね。後半のSNSのくだり、あれがおかしかったです。めっちゃバッシングされてる!! SNSって怖いんだなあ! しかし、高橋さん、この人、どういう受け取り方したらよいものか。ええ、人を食った漫画だと思いますよ。

『ばーどすとらいく!』、ああ、状況が動きます。地球侵略のため、地球人類を調査してきたクル。彼女がクロとともに、総統からの説明を受けるんですが、ここで知らされる総統の真意。侵略が目的でなく、地球人類が共存可能な存在であるか、その可能性を探っていた。クロの活動により、共存可能な存在と判断された。それで、地球人とダジョン星人との橋渡しが芽吹あいさに託されて、ああ、これどうなるんだ。次回グランドフィナーレ!? かと思ったら、どうもそうではないみたい。終わるのか、次の段階へのステップなのか。わからんのだけど、この動きに心動かされるものありました。あいさのね、あの表情がね、なんだろう、強く訴えるものあったんですね。

  • 『まんがタイムきららキャラット』第12巻第3号(2016年3月号)

2016年1月29日金曜日

『まんがタイムオリジナル』2016年3月号

『まんがタイムオリジナル』2016年3月号、発売されています。一昨日発売だったんですが、ちょっとしたアクシデントで購入できず、今日にまでずれこみました。さて、表紙は『ラディカル・ホスピタル』山下さんが元気に雪遊び、榊先生の雪だるま作ってVサイン。いい笑顔です! 後ろの師長雪だるま手にしてる榊先生もいい味出してます。他には雪玉持ち上げた『小森さんは断れない!』小森さんに、一緒にらいか雪だるまを作る『らいか・デイズ』らいかと竹田。この、皆のほのぼの感、いいですよ。

『秘書の仕事じゃありません』、部下くんが秘書に抗議ですよ。自分じゃなくて、別の掃除機使ってるって。ええ、こうやって部下ちゃん、活発に動くと、なんか楽しいですね。掃除機にせよ花柄の服でお飾りにせよ、自分の仕事全うしようとするその姿勢、素晴しいものあります。落ちてたクリップ差し出してくれるところなんてとてもいい。けど、この部下について、その存在のシュールさとでもいいましょうか、いろいろ含めて、その問題の大本はあの博士であるな、そう思わせるところたくさん描かれて、いやもう、ほんと、博士の発想、おかしい。けど、最後のローテク改造、あれはなんかいいですね。ちょっと可愛いじゃないですか。

『スズちゃんでしょ!』、姪と映画にいきます。って、そこまでする!? ってくらい、念入りに下準備するスズちゃんです。いや、ちょっと頑張りすぎじゃないかって思うかも知れないけど、例えばこれが自分でも、映画館を下見して、アクセスやトイレの場所、フードメニューの確認だけですませとくと思う。いやね、姪とはいえ人様の子供預かってなにかあったらって思うじゃない。だからスズちゃんの気持ちもちょっとわかるんです。自分も以前、小学生を映画に連れていくかどうかって話になった時、慣れてる映画館ならともかく、慣れてないところなら下見必要だなって思ったし、来場者プレゼントに前売り特典、子供が欲しがるいろいろ、なにがあるか、どうすれば確実か云々、調べたもの。けど、スズさん、座席の場所に関しては、その映画が何番スクリーンで上映されるか、それがわからないと確定はできませんことよ? ほんと、大きさも、中央席が何番かも、全然違ってくるから。単純に席数を半分に割ったらそこが中央ってわけじゃないから。まあ、たいていは席順割る2で中央になりますけどね。今回、スズさん、弟に引かれて、友人に引かれて、散々ですけどさ、子供は好きなアニメにせよなんにせよ、ほんとによく知ってるし、わかってるから、スズちゃんみたいな伯母のいる梨乃はしあわせだなって思います。うん、スズちゃんの気持ちはよくわかるよー。

『美軍師張良』、ゲストです。面白かった。張良子房という人を描いていく漫画なのですが、この人、全然知らなかった。三国志? と思ったら、もっと古くて、劉邦の時代なんですね。驚きの美形。名門貴族の御曹司にして、ものすごく利発なお子さん、って、なんだよ、完璧超人かよー。そんな彼の子供時分の話。街に出たい、そのための試みいろいろ、最初、壁に穴とか強引だなあ! と思ったら、どんどん巧みになって、その穴さえもオトリにするなど、ほんと、こういう知略というか、悪くない。楽しい。また、士毅がですね、スパイとして教育されてしまってるなどなど、ほんと、このやりすぎ感がまた悪くない。これ、本当に知らない話なので、この先がどうなるのか、どう転がるのか、さっぱりわからず、だからすごく先が楽しみ。読ませる漫画と思います。

『ゆらゆら薬局プラリネ』、なんと山内、インフルエンザに罹患です。薬局だから、体調にリスクを抱える人がくる場所だから、出てきちゃいけない。それをわかっている山内に、しっかりきっちり出てこないよう釘を指す上司にと、こういうのはとてもいいなあ。社長がね、すごい上司っぽいだろ、かっこいいだろってえらく盛り上がってるわけですけど、人前ではちゃらんぽらんを演じて、けど人の目のないところでも、しっかり部下に負担かけないよう動いてるとかね、今回は武蔵野社長の評価がばんばんあがる回でした。それと、山内氏、ちょっと弱ってるくらいがちょうどいい人なのかも知れませんね。その素直な感謝とか、素敵じゃないですか!

  • 『まんがタイムオリジナル』第35巻第3号(2016年3月号)

2016年1月28日木曜日

『まんがタイムきららキャラット』2016年3月号

『まんがタイムきららキャラット』2016年3月号、発売されました。表紙、いいですね! 『NEW GAME!』、青葉とゆん、ふたりそろって、なんだろう、この可愛いの。ちょっとお揃い、けど細部はちまちま違っていて、ジャケットがお洒落、ブラウスもお洒落。ゆんが蝶ネクタイなら青葉はネクタイ、ベストもニットだったり前ボタンだったり、スカートのチェックも、ベストのチェックも、それぞれ違って、けどふたりあわせて調和する、そんなマッチングが素晴しい。これ、ほんと、可愛いなあ。眼鏡も素敵ですよ! 本編で眼鏡で可愛さ半減とかおっしゃってる人いますけど、なんのなんの、3倍増しってやつですから!

ブレンド・S』、新しいバイトさん、入りましたよ。って、いきなり大泣きって、いろいろ困った子っぽいですね。神崎ひでり。苺香いわく、お人形さんのようで可愛いという、その人。どうにも感情をあらわにしがちな子。僕っ子。可愛い僕のアピールに余念のない、ちょっとウザい系キャラクター。お客さんにも人気っぽいです。でも、これ、男だな……。そう思ったら、いやはや、正解でした。これ、ある程度予測できるようになってましたよね。この人、店長を意地でもって攻略しちゃう? 頑張れ! がんがんいこうぜ! しかしほんと、見た目と中身にギャップありなスタッフ、いい感じに揃ってますね。麻冬さんは、素敵なお姉様だと思います。

まちカドまぞく』、面白かった。もうすぐ期末テスト。というので、ももとシャミ子、テストの点数で競い合います! もも、すごいですね。体力無双、勉強も相当じゃないですか。シャミ子もよく挑もうと思ったものだ。いや、もう、シャミ子、普通だもんな、というか、結構頑張ってない? 私の高校時分よりもずっと好成績よ? 今回はシャミ先のメソポタミア、エジプト時代の回想などもあって、それがまた面白い。シャミ先の、魔族らしい振る舞い、シャミ子に悪いことさせようと吹き込むところとかもね、いや、もう、よかった。でも、シャミ子、ももの真摯な言葉に打たれて、ばっちり正々堂々、曲がったことはいたしません。またその時の言葉がご先祖を感激させたりしてさ、ほんと、みんないい子たちばかりだよ! というか、シャミ先すごいな。全教科いけるのか。ももに認められたいシャミ子もまた可愛くて、ほんと、不器用可愛い彼女らの交流。実によかったです。ところで、みかんさんはどうだったんだろう? ダブり?

Aチャンネル』、突発かくれんぼ。ユー子のネガティブ思考、とてもいい。掃除用具入れをしっかり片付けちゃうとか、そういうのもとてもいい。けど、るんちゃんが素晴しい。ナギを見つけるそのくだり。おお、君は名探偵か! ウィッグと化粧で変装してるナギも可愛いなあ。お父さんに写真を送ってさしあげたい。そしてトオルの隠れ方! おお、これも見事。るんと戦ってきた、その経験が彼女をここまでに育てたのかも知れませんね。今回は、トオルのちょっと寂しく思ってたその気持ちが言葉で示されて、そういうのも意外で面白かったです。

『あんじぇりっく・ましぇり』、ゲストです。面白かったですよ。運の悪い女の子、けどものすごく人気でというこの子の名前は間宮麻友里さん。まゆりの友達、山中真央は元気な女の子で、そんなふたりと友達になりたいという月影灰音。お金持ちのお嬢さんみたいなんですが、ものすごい札束持ってたりして、しかもボールに当たってぶったおれて、強盗殺人事件!? これ、面白かったなあ。先生はシスター。シスターエレナ、まゆりのこと可愛いからとどんどん許しちゃうのおかしくて、そして手が触れたら鼻血出しちゃう……。個性的、いろいろ振り切れたお嬢さんたち、それだけでも面白いなって思っていたんですが、なんとまさか、皆、それぞれに妖怪だったり吸血鬼だったり、そしてまゆりは天使なのか! アンジェリック! この人でない4人が、それぞれに見なかったことにしようっていうラストの、なんだろう、気持ちがすとんと冷めるようなところ、これもおかしかったです。

『黒髪巫女とマリアウィッチ』、ゲストです。おお、奇麗な絵! 美原頼子は神社の娘。黒髪緋袴、素敵な巫女さんなんですが、実は西洋の魔女に憧れている。そんな彼女が近所にやってきた魔女の娘と知り合って、ところがこの魔女子さん、奇麗な金髪オッドアイ、なのに日本の文化に憧れて、なるほど、双方それぞれないものねだり、隣の芝は青いとばかりに、相手の文化に憧れを抱いているんですね。この関係、悪くないと思います。そして魔女の娘、マリア・ノーザンライト、この子の魔法、染色の魔法でもって、素敵な柄のマントを作る。頼子のマリアを可愛くプロデュースする、みたいなところも悪くなかったです。

  • 『まんがタイムきららキャラット』第12巻第3号(2016年3月号)

2016年1月27日水曜日

雑誌の供給

いつもなら『まんがタイムオリジナル』でもってなにか書いているところですが、雑誌の取り置きお願いしている書店が閉まっていたため購入できず、よって今日は感想お休みです。

いつものように書店にいくと、シャッターがおりている。店内も電気がついておらず、けれどこないだ、『フォワード』を買いにいった時は、普通に営業していたし、アルバイト募集の張り紙もあった。これはどういうことなのだろうと、茫然、店の前をうろうろしていたら、後からきた親子ふたりづれも、同じように驚いたように店の前に立ちすくんでいた。

ええ、たいていこういう場合、都合により早仕舞いとか、店先になにかしら挨拶があったりするものですけれど、それがまったくなかったのですね。申し訳ないのだけれど、まさか夜逃げか!? いや、ここの社長は別に収入があるはずだから、そうそうそういったこともあるまい。などなど考えて、今日かぎりの臨時の休業ならいいのだけれど、違ったら困るなあ。いや、本当に、雑誌を継続的に買うというの、それだけのことがこんなに面倒になる日が目前に迫ろうとは、かつては思いもしないことでした。

だいたいにして書店が少ない。私の住んでいる町には、私鉄とJRの駅があって、その周辺には書店が7店舗くらいあった。過去の話ですよ? それぞれに特色というか、置いてるものの傾向が違って、高校生の時分はそうそう京都にも大阪にも出ていけないでしょう。だから、目当ての本を探して、いろいろ書店をめぐったりしたものでした。けれど、今はもうそんなの無理です。デフレが悪いんですかね。あるいはAmazonをはじめとするネット書店のせいですかね。書店はひとつ減り、ふたつ減り、今や2店舗しかないというのですから、もう本当になんでこんなことにと思わないではおられない。もし今利用している書店がなくなったら、ちょっと本を買おうにも、いやまあ10分も歩いたらいいんですけど、その10分が面倒じゃないですか。家とまったく逆方向ですからね。このちょっとの手間が、雑誌を買って読むという、長く続けてきた習慣を途絶えさせるのではないか。なんてことを心配しています。

通販で買うにしても、310円の雑誌を買うのに、送料はいくらになる? コストがかかりすぎるようだと、やっぱり買ってられないよなあ、なんてことになるわけで、私の、もう何年になるんだろう、四コマ道楽も、こうして供給を断たれることで終了するのだろうなと思わされるできごとでした。

なお、帰宅して家人に、いつもの書店のシャッターが閉まっとったよ、と報告したところ、昼間には営業していたとの話。ということは、店じまいではなく臨時の早仕舞いと考えてよいのかな。いずれにしても、明日、『まんがタイムきららキャラット』を買いにいけばわかることです。

2016年1月26日火曜日

『まんがタイムきららフォワード』2016年3月号

『まんがタイムきららフォワード』2016年3月号、昨日の続きです。

『怪獣の飼育委員』、このゆったりとした雰囲気の漫画。好きでしたよ。最終回、野菜泥棒を捕まえようと見張っていたら、その犯人が空飛ぶ怪獣だった。ものを食べない怪獣が野菜を盗むのはなぜか? いろいろもろもろの理由が明らかになるのと、コトと月子の問題の解消、それらが並行して展開して、この相互理解、素直になること、そうしたテーマの率直に伝えられるところなど、この漫画のよいところであるなあと、あらためて思わされたんですね。素直な漫画。そうしたところ、気にいっていたんですね。

『ルイは友を呼ぶ』、急展開だ! Eクラスに現れた女子2名。Dクラスに落ちたというふたりなのですが、ソフィアとクララ、考えるところがある。いやもうね、この角の美醜によってランク分けされるという、その制度、社会への反抗を画策する、いわば急進派だというのですね。Eクラスメンバーとの対話、これが結構スリリングでいかしました。散々これまでツノの美醜で差別してきたのが、自分たちが差別される側になってようやく制度の歪さに気づいた、ネルのその指摘の的確さ、実にいい。この漫画は、もともとから、差別を内包した社会を舞台として、いつかその差別の克服などあるんじゃないかと思ってきたわけですが、ここにソフィアたち急進派を登場させることで、描かれる社会とその理不尽に対峙する彼女らのありかた、際立ってきたと感じます。Eクラスの彼女らがね、自分たちの内面の問題をほぼ解決している、乗り越えている、それがあるからこその、急進派との決別、その説得力に繋ったのだと思っています。

そこテストにでます!』、数馬とかえでの件、解決といいますか、次のステージに進みましたね。これ、数馬はすぐに受け入れるのかどうなのか。というか、なぜそこで受け入れない。とやきもきしていたわけですが、数馬には数馬のプランがあった。かえでに見合う、そんな人間になって、そして告白しようという、その決意があるがため、かえでの告白にほいほい乗れなくて、けれど自分の考えてきたことをかえでに告げることで、ええ、応えるわけですよ。この漫画に描かれる恋愛の、気持ちの、そうしたもろもろは、ついつい考えすぎてしまう、そうした子らの、一種不器用な関係の構築を表して、ああこうした態度こそは青春ないし思春期の時期に特有の、青さ、若さ、そして苦さに発するものなのであるのかも知れないなあ、なんて思わされるのです。

2016年1月25日月曜日

『まんがタイムきららフォワード』2016年3月号

『まんがタイムきららフォワード』2016年3月号、一昨日の続きです。

『はるかなレシーブ』、夏休み終わって、いよいよ学校編。はるか、転校先で、さすがにビーチバレー部はないだろう、とか思ってたら、お、あるんだ。金髪のお嬢さんがトスの練習してる。誘われて部室にいったら、そこにはかなたの姿がありました。ああ、そりゃそうだよな。それが自然だよな。はるかの出会ったお嬢さん、名前はクレア。その双子の妹は眼鏡の真面目そうなお嬢さんで、こちらはエミリ。トーマス・恵美理にトーマス・紅愛。おお、漢字もあるんだ。クレア、エミリ組、チームの名前はエクレア。はるかとかなたのチームははるかな。面白いな。この二組で、とりあえず試合してみよう。はるかとクレアの性格、うまいことマッチして、ほんと、すごい相性よさそうですよね。とりあえずの試合でもって、新登場人物の個性もうまく表現して、そしてそこにビーチバレーのルールやそれぞれの得意など見せる。ちょっと試合の運び、追うの大変なんですけどね。情報量、多いですよね。

『手と手を合わせて』、さち、オーナーがベッドの下になにか隠しているところ見ちゃって、それがすごく気になって、というんですね。雪葉とモニカ、皆で興味津々で、探ってみよう! その話し合いの、だんだんに画角が広角に移行していく表現がなんかおかしくて、というか、誰もとめないんだ! オーナーの部屋の鍵を入手するための策略ともいえない稚拙なチャレンジ。けど、この隠せなさ、わざとらしさ、これがさちのチャームポイントなのでしょう。あるいは憎めなさ。今回は、プライバシーを暴く! という、お客じゃなくてオーナー相手だから大丈夫? 結構アウトじゃない? ってぎりぎりを突いてる話ですけど、さちの駄目さ、モニカ、雪葉のちょろさ、そうしたものがあるから免責されてる、微笑ましく読めるってところあって、いやもう、マブダチ隊員の活躍には、すっかりやられましたよ。オーナー、一枚も二枚も上手でした、そういう話だったんだけど、結果的に、さちの望んでいたもの、家族のような暖かさに辿りついた、そういうのんはですね、やっぱりなんかよいなあって思うんですよね。

2016年1月24日日曜日

『まんがタイムスペシャル』2016年3月号

『まんがタイムスペシャル』2016年3月号、一昨日の続きです。

『うぶコメ!』、ヒロタカ先輩、面白いなあ。ついにつばさの策が効果を発揮しはじめた!? かなでが、ヒロタカに相談を持ち掛けたんですね。いよいよか、すごく悪い顔して笑って、いやもう、どうなるのか。ハラハラさせやがるぜ。でも、全然そんなことありませんでした。この漫画のよさなんだと思いますよ。誰もが見事にお人好しで、そのやりとり、どんなにシリアスっぽい様子見せられても、最後には全部ひっくりかえって和気あいあい。今回もそうでした。ヒロタカ氏、結構ちょろいよ! 力斗の体育会系コミュニケーション、先輩先輩とたてて、持ち上げてと、それですっかりほだされて、気持ち大きくなって、先輩風ふかしちゃって、大失敗! いや、もう、面白いわ。ほんと、みんなお人好しです。

『BONSAIガール!』、ももこと竹林マネージャー、デートですよ。バレンタインにチョコレートを渡そう。けれどももこもマネージャーも14日休みで、じゃあとデートに誘わせる。柏原、佐倉をダシに使ってマネージャー誘い出して、いやあ、マネージャー、佐倉がからむと心配でしかたなくなるんですね。デートの場所が全日本盆栽展ってのがらしいですよね。ももこの私服も可愛くて、ふたりの会話は盆栽一色。と、ここでまさかマネージャーとその父親との関係、それが明らかになるとは思いませんでした。ずっと秘密のまま? いや、いつかバレるとは思ってたんですが、それがこのタイミングとは思いませんでした。でも、これ、マネージャーにとっては痛手でも、ももこにはそうでもないんでなくて? この状況の変転、はたしていかなる結果となりますか。

『同姓同盟』、面白いですよ。優しい方のイトウユウキ、この子にラブレター渡すと、恋愛云々では発展しないけど、イラスト交換や写真交換でやりとりが続くとかなんとかで知られて、ほんと、不思議なお嬢さん。そんな希、勇の反応を見て、自分のこと気にしてくれてるんじゃ? すごくわくわくしてるのね。もう勇のこと好きで好きでしかたないんでしょう。勇ましい方の気持ちの聞き取り、これもおかしくて、勇ましい方なんていわれてるからマイナスイメージあるんじゃないのか? 優しい方とか優秀なとかいわれてるから、希は得してるんじゃないか、モテるんじゃないかって、そういってる勇のモテへの渇望、それも全部希に負けたくない一心っていうのがね、もう、ほんと、勇も希のこと好きで好きでしゃあないんじゃん。ねえ、ほんと、ふたり、不思議な関係ですよ。素直になりたまえよ。

メェ〜探偵フワロ』、ああ、フワロ氏! なんと出奔しちゃった。アーサーもミスレモンも慣れたもので、すぐに帰ってくるだろう、そう思ってるんですが、フワロ氏、結構シリアスなんじゃないの! でも、それでいつかのニワトリ、泥棒の彼とたまたま出会って、意気投合ではないけれど、いや、意気投合なのか? 一緒に喫茶店いって、話して、なんかアドバイスもらってって、仲よいなあ。めちゃくちゃ面白い。フワロ氏、レモンさんの小説の成功、あとレモンさんのひいおばあちゃんかな、そういうのんが全部ダメージになって積み重なって、ああ、探偵の夢も小説の夢も、全然花がつかない、実もならない。才能は実業にこそあって、そうした自分の夢を叶える方向にはさっぱりだったんだなあ。これ、なんという残酷なのだろう。才能と希望は違うのだ。夢と適性は違うのだ。もうね、泣ける。ほんと、フワロ氏、すっかりやけになって、けれどそれでも結構人望があるんですよね。まあ今回は空振りだったんですけどさ。これからが本当の独りだ。フワロ氏、泣けたよ。もう、なんだろう、この味わい。この胸に沁みる情感。もう、本当、素晴しかったです。

  • 『まんがタイムスペシャル』第25巻第3号(2016年3月号)

2016年1月23日土曜日

『まんがタイムきららフォワード』2016年3月号

 『まんがタイムきららフォワード』2016年3月号、発売されました。表紙は『がっこうぐらし!』、学園生活部の面々、びしっと指を空向けて指したりしましてね、おお、かっこいいじゃんよ! その指差しポーズにも、それぞれの人となり、個性を感じさせて、そういうところがとてもいい。皆の着ているコートも実にいいですね。そして『あんハピ♪』のTVアニメ放送を告知するカット、『鬼が出るか蛇が出るか』のカットもございます。

『鬼が出るか蛇が出るか』、カラーですよ。なんだろう、扉絵、ばーんと一枚、井月悠理でありますよ。壺を小脇にかかえて、なにか舐めている。ブスじゃ! ブスじゃ! 扇げ! 扇げ! ではないっぽいんですけど、でも甘味ではあるようですね。本編素晴しかった。悠理が優をつれてババチャマに会いにいこうと誘う。断られる。しろに持ち込む。しろ、ハンモック! 超可愛い! しろ、ほんと、いいよなあ。年少なんだけれど、ちょっと達観したところあって、悠理はバカとかいわれてますけど、ほんと、そういう風にしか悠理のよさを表現できないしろの不器用さなんかも愛おしい。さて、ババチャマふたりとも、今回は調子に乗りすぎて、優と悠理に試練を課します。そのノリノリ、めちゃくちゃ面白くって、悠理は悠理で真に受けて、すごい悲壮感でもって試練に向かうんだけど、そこでですよ、ずっと俺の顔だけ見てろ、って、なにそのBL主人公っぽい優の顔! 吊り橋効果だなんだいって、ルート作るのに夢中になってたババチャマ、しろが突っ込みを忘れるレベルで、もうね、最高じゃない? でもって悠理! ああ、順調にババチャマの策にはまってますやん!

夢喰いメリー』、ずいぶん確信に迫ったんじゃなくて? キョウの勇魚にいう二回目の意味。十年前、ジャングルジムから落ちた勇魚を助けたのは誰だったのか。それがキョウ。勇魚の記憶では夢路。しかし夢路はそのことを覚えておらず、覚えているのはキョウの側。この記憶の齟齬、チグハグがあって、そしてメリー、夢路サイドです。夢魔との戦い、窮地に陥ったところに現れたジョンたち。ジョンがいう、夢路はかつて夢魔の器であったことがあるという。これは、キョウがその夢魔だったということ? いや、どうなのだろう。エルクレスと夢路の関係も謎だった。キョウも謎。謎ばかり。ほんと、少しずつ、いろいろが見えてきて、けれどその先はいまだ見えず。その情報開示のコントロール、見事にやられっぱなしですよ。

ゆるキャン△』、キャンプを終えて、その旅の情景など思い出しているリンですよ。そのしみじみとした情景、とてもよく、そして鞄から取り出したのは、なんとなく渡されるまま持ってきてしまったコンパクト焚き火グリル。うおお、面白いなあ。買っちった。リンのその満足げなること! そして斉藤と一緒に妄想する野外焼き肉。ああ、面白い。夢が広がる! うん、こういうの面白いなあ。ちんまりとした焚き火で、ちんまりとしたひとり焼き肉。この漫画にいうキャンプっていうのは、仲間でわーっといって、ファイヤー囲んで、みたいなのじゃない、ほんとに自分ひとりとか、友人がいても少数とかの、こじんまりキャンプ。その楽しさ、面白さ、実に心地よく伝わってきます。そしてリンの悩みごと。なでしこへのお土産。はたして、いかにして渡すべきか。そう思っていたら、図書室の一画に倒れこんでいて、なでしこ、やばいな、この子! お土産渡したら喜んでくれて、それ見てちょっと微笑むリンの口元。いいな! とてもいいな! なんだろう、ひとりが好き、静かでいたい、そんなリンだけど、人が嫌いなわけじゃないよ、なでしこが、友達が喜ぶ姿見るのはむしろ好きだよ。そういったことが見てとれて、ああ、ほんと、実にいい。で、なでしこ、ぐいぐいきますね、今週の土日、焼き肉キャンプすることに決まったっぽい! はや! すごくはやいな! なでしこ、すごいよ、この子の行動力!

『スーパーあゆかちゃん』、読み切りですよ。作者は井上かーく。『JOB&JOY』の人! これは期待される! そう思っていたら、ええ、面白かった。のっけから驚きの展開。軽くドアをノックした、と思いきや、見事にドア、全壊。全開じゃなくて全壊。兄貴、怒るんですけど、このドアを壊した妹、あゆかはスーパーパワーの持ち主。生まれた時からそうだったらしい。このあゆかちゃん、学校でも友達が寄ろうとしない。危ないから! そんなあゆかのこと心配している兄だけれど、この人はこの人で、とんでもなく不運で、あやうく命を落としかねない、そんな体験はこれまでにもたくさんあって、そして今回、降り注ぐ鉄骨! ああ、走馬灯はじまった! あゆかがそれを助けてくれるというの、この妹の純真さというか、いたいけさというか、ちょっと子供っぽいというか、そういうのがね、この兄貴を助けてくれた、その場面に見事に効果的に発揮されてましたよね。ちょっと不注意かも知れない。そんな妹の、真っ直ぐな気持ち、それがね、なんだかすごく頼もしく思えたわけですよ。

2016年1月22日金曜日

『まんがタイムスペシャル』2016年3月号

『まんがタイムスペシャル』2016年3月号、発売されました。表紙は『恋愛ラボ』、リコがですね、すごく真剣な顔してチョコレート作っていますよ。マキの、微妙なイラストの入ったレシピメモ見ながらですね、頑張って湯煎してる。うん、これ、できがどうなるかはわからないけど、いい結果出せるといいですね。『だけど温田さんはひとりでデキない』は、温田さんがチョコレートで彫刻してますよ。ああ、よかった。仏像じゃない。温田さん、自分の顔、彫ってるんですね。そして『ローカル女子の遠吠え』りん子さんは、さりげなく富士山チョコレート。ああ、よかった。仏像を彫るりん子さんはいなかったんだ。って、仏像彫るのは違うヒロインでした。

『光れ!メシスタント』、中辻さんお悩み中。そうかあ、この人はポジティブに考えるの苦手なたちなんだな。そんな中辻に担当の編集者がついて、それはそれは嬉しいこと。そう思っていたのだけれど、次々と入る直しに、またいろいろとわからなくなってしまう。ああ、難しいものだなあ。自分のやりたいこと、描きたいものだけじゃあ駄目なんだ。先生からは、「自分の描きたいものを描く」から「読者に向けて描く」にシフトチェンジするということ教えられて、プロには必要なこと、ああ、なるほどなあ。落ち込んでる中辻はなんだかすごく素直で、そんな中辻をはげますのは光の料理とその人のよさ。うん、よかったじゃん。うん、まわりにいい仲間がいて、中辻さん、ほんとによかったじゃん。ところで、中辻さんはいつだって可愛かったと思うんだよ。思うんだよ。

『課長と私のおかず道』、どんどん面白くなってきてますね。南条課長のキャラクター、それがだんだん掴めてくる。ずっと厳しいばかりの人だと思っていた保志。けどそうじゃないとわかってきた。課長のいとこである橘にさそわれて、お宅訪問。そこに現れた課長の目的とは、ああ、アスパラガスなのね。和風ダシがアスパラガスにあうという話。それを実践でもって教えてくれる。その過程でね、意外や冗談いうのがわかったりね、真顔なんだけれど、そして保志の提案をしれっと自分の手柄みたいにいっちゃって、それつっこまれて、目をそらして、いいなあ、南条課長! わかりにくい人かも知れない。けれどちょっとずつでもわかっていけば、また違った面も見えてくる。そういうのがね、なんだかいいなって思ったんですよ。

なり×ゆきリビング』はお昼の話。佐藤さんはお弁当持って外に出ます。篠峰さんは、同僚女子と一緒に休憩室で食べます。お弁当作ったのは篠峰さんで、けどいつも一緒にいるわけじゃないっていう、その距離感、面白い。どんどん仲がよくなっていくふたり。けれどべったりじゃない。それぞれが、それぞれの場所、スタイルを持って、大切にしていて、それを無用に侵害しない、そうした風がね、大人の関係とはこうあるのがとてもよい、みたいに思われて、ほんと、読んでいて、すごく魅力的と感じるんですね。佐藤さんはデパート屋上で食事。竹内さんもひとりで食事する系女子。一緒に暮らしてる佐藤、篠峰のふたりがね、お昼に外でたまたまばったり出会って、なんかすごくいい笑顔。ああ、なんだろう、この距離感。すごいね、もうぐっときますね。

『まちがいだらけの恋愛道場』、新作です。どんな話だろう、あ、コマ割り漫画だ、みたいに思って読み出して、あ、あの映画のヒロインに感情移入しすぎちゃうヒロインの漫画の人だ! うん、面白かったですよ。女子仲間との恋愛談義についていけない女子がある。男連中との恋愛話にどうにもノれない男がいる。ふたりともに、地団駄踏んだり壁殴ったりして気持ちリセットしたりして、なんだもう物騒だな。ともあれ知り合い、思いがけず出会って、ここから恋がはじまる!? なんてことはないのであって、この感触、素晴しいな。というか、お互いに評価しあうその言葉が酷いよ! この、人の恋愛話にノれないふたりが、自分の知識でもって互いに助けあおうという無茶話。いや、もう、酷い。そのエピソード、酷い。ほんと、ドメスティックプリンって! もう、これ、残念ヒロインがどうも好きらしい私には、びしびしきますよ。

  • 『まんがタイムスペシャル』第25巻第3号(2016年3月号)

2016年1月21日木曜日

『まんがタイムきららMAX』2016年3月号

『まんがタイムきららMAX』2016年3月号、一昨日の続きです。

『ペンにまします神サマの』、突然の展開に、なんだこれはー! ただ学校にいったってだけの話じゃなかったのかー! 驚かされたわけですが、面白かったですよ。唐突な転換。宇宙空間に教室だけ飛ばされた? と思わせて、そうじゃない証拠をちょっとずつ見つけていっているというのね、すごいな、優秀だな。他の生徒は黙々と自習していて、ああ、これ、正常性バイアスってやつだ……。猫屋敷のピンチ、これが状況をよりスリリングにしていて、いやもう、ほんと、ペットボトルが希望。我らが主人公寿実には、委員長がぐっと踏み込んで、手なんか握っちゃって、うおお、これ、どういうこと!? と思わせたところで、一気に状況が改善する。面白かった。猫屋敷さんもドンマイ! ほんと、これしかしどうなるのだろう。学校編、まだ続いちゃう?

『はんどすたんど!』、とてもいい感じ。体操クラブにやってきて、いきなり卑屈な部員面々ですよ。優秀という子、小野寺あやちゃん、なんだかふわふわで可愛い子。いい感じに、まざりこんできて、ああ、楽しい。というか、ななみ、それはいろいろ反則でゲスよ。この子がやれば、なんでもおかしいのがずるいなあ。先生の秘密も判明。そして、先生あまねの姉、ことねコーチ、おお、結構優秀で、ちょっとのアドバイスでななみが蹴上がりを成功させる。いちごもね逆上がりを成功させて、待って、それにしてもその叫び声はないんじゃないか? これ、Dokidoki☆VisualきららMAXだよ!? 体操に向く体形の話とかも出てきて、ああ、ひなたが落ち込んでしまったんですが、ホルキナとか長身だったけど、すごくいけてたよ! そんなこと思ってたら、ひなたが段違い平行棒にチャレンジ。うん、いいね、なんかこれだって思ったんですよ。

『ぱぺっとコール!』は、和樹先輩が風邪。かじゅちゃんおバカなのに…おかしいですね、って、確かにヒドい! 栞の暴走おかしくて、かと思えば千冬の発想もいろいろおかしくて、いいですね。で、皆でお見舞いですよ。って、完全防備! 栞のそれは意味があるのん!? ほとりのお見舞いに見せる意気込み、和樹も戸惑うレベル、って、カエルの人形!? 栞は栞でやりたい放題、君、本当に見舞いにきたのか? いやもうおかしくて、そう思っていたら、和樹と千冬、ふたりの会話。なぜ人形劇をするようになったか、そして千冬の気持ち……。ここというところに、いい場面。決まってましたよね、ばっちりでしたよ。

『すくりぞ!』、どんどん面白くなってくって感じありますよ。にゅう先輩が部室にて、誰もいないと思ってモンスターだのダンジョンだのっていってたら、リンにそれを聞かれてた! それからのふたりのやりとり、仲間に…しますか? いいえ。あれは面白かった。枕バシーンッもよかったです。今回のテーマはカプセルホテル、とはいうものの、それで掘り下げるとか、そういうわけでもないんですけど、居場所を奪われていくにゅうの鬱屈、イライラ、その気持ちはよくわかる。早くもよおさないかな云々のくだりの駄目さ、にゅうの危機感、これも見事に決まってました。最後にはね、リンとにゅう、うまくうちとけてね、これはよかった。あと、ツバキヤマ。ああ、もう、この人は! ほんと、いい感じに小さな世界を広げていっていますよ。

ハナイロ』、クライマックスですよ。陽からの電話。いち子の家にいったら、そこはもぬけのから。突然の引っ越し、いったいなにがあったのでしょうか? 陽のもとに茉乃花、沙里、うるみが駆け付けて、しかし魔法を使えば、魔法がばれれば、彼女らの試験は失格になる。そうした局面において、まずは茉乃花がこっそりと、自分の花魔法、予言でもっていち子の消息を追う。そしてついには、陽の前で、沙里が伝言の魔法を使って……。これ、正念場ですよね、クライマックスですよ。陽といち子、そして三人の友情、それを大切にしたいがために、自分たちの試験をふいにするかも知れない行為に及んで、ああ、これからどうなる!? なにごともなければいい、しあわせな結末に向かって欲しい。そういう思わないではおられなかったんです。ところで、いち子の引っ越し、これは大山鳴動の予感がしますよ。

  • 『まんがタイムきららMAX』第13巻第3号(2016年3月号)

2016年1月20日水曜日

『まんがタイムファミリー』2016年3月号

『まんがタイムファミリー』2016年3月号、先日の続きです。

『軍神ちゃんとよばないで』。村上義清、いいですね。武田に追われて、上杉に助けを求めてきた。槍をよく使うことで知られる村上義清がきたと知って駆け付ける柿崎がおかしい。ほんと、勝手に四天王とかいってるし、外交問題になるとかいわれてるし、しかもなぜかオネエの義清に妙に気にいられてしまって……。義清と謙信、あ、もう虎千代じゃないんだ、謙信の会話もおかしくて、女の子です、わっかるー! アタシもよ。すごい! しびれる! ほんとにこの人がどうだったのかは知らんけど、信じちゃうよ? いいのかい? そして次回は川中島? おおう、なんか話が進んでいくなあ。結構大きな戦なんじゃないんですか?

ダ・ヴィンチ系女子高生』はボッティチェリの話の続きですよ。クロナカの考える芸術や芸術家というもの、それがまったく違っていて、見事に裏切られる。ああ、そうですよね、我々現代人がいう芸術なる概念は主に19世紀にできあがっていったもので、このルネサンスの頃にはまだそうした考えは存在しない。それが見事に説明されて、工房仕事とはいかなるものか、なるほど、カリスマ美容師に例えるとわかりやすくなるのか……。鋳物の裸エプロン! これ、嬉しくない! 天才と凡人の話、ボッティチェリのあの表情なんてね、相当な鬱屈、苦悩がありそうです。そう思っていたら、レオナルドの側ではまた違う悲劇があるって話になって、いやいや、サンドロ、それ誤解だから。ところで、クロナカがレオナルドの弟子になる!? みたいなことクロナカが思ってますけど、それは、それはないと思うんだけどなあ!

『役職名はお嫁さん』、めちゃくちゃ面白いですよ。獅子本先輩が美如に相談があるという。恋人にバレンタインのチョコレートを、っていうんだけど、その男がどうにもこうにも酷い! ものすごい顔してる男性陣がおかしくて、いやおかしくないな、なんとかしないと大変なことになりそうですよ。チョコレートを作ろうという時の、何で犬野までここにいるの!? 俺の家だからだよ!!! このやりとり、めちゃくちゃ面白かった。ここからの犬野のツッコミ、それがほんと見事でして、そして獅子本撃沈。もうね、最高だったと思います。獅子本、おかしな人ですけど、なんだか憎めなくって、そして見事な自爆系。すごいキャラクターに仕上がってると思いましたよ。

『かしこみかしこみ』、チョコレート好きの男性は、バレンタインデーがちょっと苦手。この時期は売り場に入りづらい、というので山椒に買い物を頼むんですね。なるほど、山椒、お酒に酔うと人に変化しちゃうのか! それでナツメに気づいてもらえなくて、ちょっとショックうけてるのが、なるほど、いろいろいい感じじゃないですか。山椒、人にばけたら男の子。けど、それでもナツメには男の子とは気づいてもらえないのかな。というか、ばけてるんだから、男も女も自在なんだろうな。友チョコを交換します。それ聞いて、男も普通にチョコレート買えるようになるかと喜んでる件の男性、あれがよかったですよ。そして奏衣様、義理チョコでないチョコレートと聞いて思うところあった模様。でも友チョコ。うん、奏衣様、複雑ですね。

  • 『まんがタイムファミリー』第34巻第3号(2016年3月号)

2016年1月19日火曜日

『まんがタイムきららMAX』2016年3月号

『まんがタイムきららMAX』2016年3月号、発売されました。表紙は『ステラのまほう』、主要メンバー4人がドット絵イラスト抱えてまして、そして背後にはTVアニメ化決定! の文字であります。これ、すごく控えめだなあ! ぱっと見て気づかないよ! 『ステラのまほう』に関しては、いろいろそれと思わせる動きなどうすうす感じていたものですから、テレビアニメ化も意外ではないですよね。そうかあ、やっぱりそうだったんだな、みたいな感じに受け止めて、ええ、どういうものになるか楽しみでありますね。

『こみっくがーるず』、よいですね。成長をテーマにしたエピソード。かおすちゃん、ひとり成長していないと気にやんでいて、あのくじけっぷりもおかしかったんですが、お母さんですよ、かおすちゃんのお母さん。そっくり! けど背は高いのね。お母さん、かおすちゃんのこと、親だというのにかおす先生って呼んでいて、変わった人だなあ。そう思っていたんだけど、その母が娘を薫子ちゃん、名前で呼ぶそのくだり、ああ、これは胸に迫るものありました。母は母として娘の頑張りを応援し、そうでありながら、娘の苦しむ姿を見れば、その苦しみから娘を救おうとする。その両面の母の心がよくよく描かれて、そして頑張ることを選ぶ薫子、いやさかおすのその決心もまたよくよく伝わって、ほんと、これ、いい話だよ。これ、小さなエピソードだけど、描かれていることは大きい。そう思わされるものありました。

いちごの入ったソーダ水』、ああ! 桔梗サマ! 今回もなんとお美しい! その桔梗様がですよ、制服にお向けになるまなざし、その真摯なることったら! そうか、正しく着てこそ制服のデザインが映える。わかる! 100%の魅力が引き出される。わかる! ついでにいうと私は着るより見る方が好き。って、だんだんあやしくなってきたぞ! 憧れの花泉月には、ちゃんと制服を着てほしい!! って、あなた月の魅力に制服の魅力をかけあわせようとなさってるのね! いかしました。素晴しかった。似合ってません! の一喝。見事でした。素敵でした。内心ではうろたえて、けれど決してそうとはさとられない。ちょっと不憫かもしれない桔梗様。ああ、桔梗さま。桔梗様ったら、桔梗さまです!

『どうして私が美術科に!?』、ゲストです。間違えて高校美術科に入ってしまった女の子。って、どうやったら間違えられるんだ!? ほら、受験で実技とかあるじゃない? って思ってたら、ちゃんと受けてしまってたのか。なるほど、実技の点数低くとも、学科でもって入学する。そういうこともあるのか。難しいな。酒井桃音。どうやら実技面で問題あるらしく、って、そらしゃあないよな、居残りしてたら、同じく居残り組、竹内黄奈子と知り合って、ああ、黄奈子も美術科に入りたくて入ったわけじゃないのか。って、間違えたわけではないのね……。桃音の間違えて入ったくだり、実におかしくて、そして描く絵がメルヘンチック。描いてる時の顔がね、一緒にメルヘン寄りになるってのがおかしくって、ほんと、この美術に向いてるのか向いてないのかわからん女子ふたりの今後、実におかしいことになりそう。この新天地で、新しい可能性、見出せるといいですよね。

『シンデレラはまだ子供』、ゲストです。おお、沙藤しおさん。おお、いいじゃないですか。最初に語られるシンデレラの話。私たちはシンデレラを大切にする家族になりましょう。って、義理の妹ができるのか。つまりお母さん、再婚? と思ったら、パパ、どうしちまったのか。再婚早々亡くなっちゃったのか、あるいはパパが亡くなったからその娘ルナを引き取ることになったのか。前者っぽいんだけど、このあたりははっきりとは描かれていません。ルナのですね、新しい家族に馴染めない感じ、そこにぐいぐいいく姉ふたりに母、そのやりとりがよかったのですよ。そりゃまあ、ぐいぐいこられて迷惑だし? いろいろかまわれるのもうっとうしいし? そう思いながらも、その言葉は決して拒絶しているばかりでない。そういうの感じさせるバランス、よく表現されて、ただ単純なツンデレのパターンから一歩抜けている、そういうところを感じさせるものありました。姉は、長女が生徒会長、次女はアイドル。無茶なこという次女すずねのこと、ぎゃんぎゃん怒るルナの言葉に、結構はげましとでもいいましょうか、そういうニュアンスがあるとかね、自然な感じで見せるその心情、それがよかったんですね。

『アルエない大発迷』、ゲストです。なかなかいい感じではないですか。楽しく読んで、くすりと笑う。そうしたおかしみ、そうしたくすぐりがとてもいい。学生にして発明家、アルエの夢は、コーラの海で泳ぎたい。いやいや、それ、ベタベタになりそうでやだなあ。ともあれ、夢を叶えるために作ったのが、コーラパラダイス。無限にコーラを排出する、って、すごいな。これで飲料メーカーはじめたら大儲けじゃん。けれどフウリにとめられる。大掛かりすぎるだろうと、ドリンクメーカーでいいだろうと。そうしてできあがってきたのが、人型ドリンクメーカービタンさん。これも無限ジュースメーカーなのか。無限、好きだな。授業をさぼる周辺のくだり、意外とチョロいフウリ、ビタンさん壊れて伏線見事に回収する、などなどね、しっかりうまいこと組み立てられていて、ふたり、いや三人か、そのやりとりも面白く、楽しく読めましたよ。

  • 『まんがタイムきららMAX』第13巻第3号(2016年3月号)

2016年1月18日月曜日

『まんがタイムきららミラク』2016年3月号

『まんがタイムきららミラク』2016年3月号、一昨日の続きです。

ビビッド・モンスターズ・クロニクル』、赤音が風邪ひいちゃいました。学校を休んで、ちょっとしんどそう。けど、この子、すごいな。普通に授業を受けていても遅れてしまう私が一日も寝ていたら! って、それ、すごくしんどそうな状況。もう、毎日が追い詰められてる、そんな状況。風邪ひいても、必死に自習する。泣けるなあ。ほんと、健気なこの子の頑張り見てるとね、ほんと、なんとかしてあげたくなる。きっとお母さんもそうなんだと思う。風邪なのにゲームするの? のくだりなんか、もうね、どうしたらいいのか。本当なのよ……。ああ! もうね! 赤音を、赤音さんを甘やかしてあげたい……。ちょっとビビモンにログインして、そこでのやりとりもとてもよくって、ああ鈴木先生いやチェリさんからの杖のプレゼント。赤音、嬉しかったろうなあ。ほんと、自然と感謝の気持ちが溢れてて、そしてあのセリフでしょう。もうね、泣けるよね。赤音よう、ほんとよかったなあ。今回、キャロラインとヒカリはゲーム中で出会わず、なるほど、出会うと風邪ひいて云々って話になりそうですもんね。なるほど、偶然のはからいです。

『かんきつパンチ!』、柚の可能性がいろいろ開けていってますね。なるほど、姉、蜜柑以外の体にも入れることが実証されました。他にも柚、瞬間移動できたりして、そんな柚がひとり校内を散策している時に見つけてしまったもの。図書室にあったヘッドフォンとポータブルプレーヤー、そして自習ノート。なにやってもそつなくこなす蛍さんですよ、なんとこの人、誰にも見せない側面があった。実は不器用、人の十倍頑張らないとついていけない。って、いやいや、赤音さんもだけどさ、その努力できる、こつこつ頑張れるというのは才能だから、卑下するものではないよ。誰にも見せたくない、そんなところを柚に見られて、けど恥ずかしいことなんてない、はげまされて、ああ、ふたり、距離が縮まりましたね。ほんと、蛍、ちょっとの弱点がこの人の魅力をより引き出したのかも知れません。でも、ほんと、不器用たって、うさぎとかめのたとえもあるぞ、頑張れる、継続できるというのは、なによりも優れた才能だと思うのですよ。

『カラフル・マキアート! — 魔法少女は戦わない。』、面白いことになってきました。昨日、掃除の最中に出会った人のこと、なんだかいろいろ気になって、いったいなにものなのだろう。そう思っていたら、ちゃんと向こうさんからきてくれました。変身してた姿しか見せてないから、変身前だと気付いてもらえない。さらには、みのりがこの子のこと気にしていたからと、栞、さっそく排除にかかる。素晴しいな栞さん。危機管理ってやつだ。赤峰花乃香、この子も不器用そうな子だなあ。みのりに用があるのは、みのりがカラフル・マキアートのリーダーだと思ってた。理由? ピンクだから。なんてこった! 地味にダメージ受けてる部長がおかしくて、そしてこのどさくさでみのりがリーダーやらされることになって、ほんと、なんだろう、このへんてこコミュニケーション。部長が方針を決める。リーダーは音頭をとるだけ、って、お飾りじゃん! ほんと、個性的な子ばかり集まって、どうなるものかでありますよ。

『しましまライオン』、おお、新しい登場人物が元シマウマのまこのこと狙っていますよ。いったいなぜ? カツアゲ? 違いました。なるほど、元動物の子なのですね。灰島えりな、元ハイエナというこの子、動物時代にライオンにはずいぶん煮え湯を飲まされてきた。取った獲物は横取りされ、ってところ、なるほど、ハイエナスカベンジャー説をはなれ、ハイエナハンター説でありますね。そう、ハイエナは意外や自分でも狩りをする。長く信じられてきたように、ライオンたちのおこぼれを貰う、というのは誤りらしいんですよね。むしろ、ライオンがハイエナの獲物を力で横取りしたりしているという話。ええ、そりゃえりなも動物時代の鬱憤がたまっているわけです。えりな、可愛い子ですよね。ライオンいおんはかっこいい系お嬢さん。ハイエナえりなは可愛い系お嬢さん。弱気のまこにとっては、怖い肉食動物かも知れないけれど、ちょっとあかんたれで不器用で、負けず嫌いで、ほんと悪くない。いいキャラクター揃えてきたなあって心底思わされましたよ。

  • 『まんがタイムきららミラク』第5巻第3号(2016年3月号)

2016年1月17日日曜日

『まんがタイムファミリー』2016年3月号

『まんがタイムファミリー』2016年3月号、発売されました。表紙は『大家さんは思春期!』、チエちゃんメインで、バレンタインデーですね、チョコレート作りの真っ最中。これはケーキですかね。苺飾りまして、そして、ええと、これなんだ、猫? 描いてるの。『牧場OL』野花南もチョコレート持って、ああ、この表情いいなあ。なんかたくらんでるっぽくって素敵です。『宅飲み残念乙女ズ』3人もチョコレートですよ、って食ってる! あ、ウイスキーとあわせてる! もう、ほんと、自分が飲むのがメイン、本当にこの人たちらしいバレンタインデーです。

『あまてる!』は温泉会ですよ。あんまり寒いから温泉に入りたい。女子高生の会話なのか? 温泉町ではこれで普通なのかも知れない。椿の家は温泉旅館。というわけで、空いた部屋を貸してくれることになった。おお、旅館にお泊まりって、なんとゴージャス。しかも食事もお着き菓子も8人分。椿の母、神様が見えてるのか。見えてる人と見えてない人、その反応の違いなど、いい感じでしたね。お風呂に入って髪形が変わると、雰囲気も全然違います。あのストレートひまわりがいい感じでした。若さがあるのかないのかわからない女子高生たち。旅館の好意は神様への供物、ほんと、この展開いいなあ。そして町のよさ、それを考えている舞。その気持ちが報われることになるといいなあって思いますよ。

『カラフルぶらぱん』、復帰です。もうすぐバレンタインデー、というので女の子の恋を応援しますよ。まずは苺。作谷のことが好き、というんだけど、どうにも伝わらない。子供なりにいろいろ頑張ってるのだけど、なんせ作谷氏、あれだものなあ。サヨに対する態度見て、すごい顔してる苺がナイスでした。そしてエリですよ。サヨのことが好き。本気のチョコレート作ってきて、もう、この人のいじらしさ。アキはめんどくさがってますけどさ、いいパス出しましたよね。エリのことは応援したい。そしてアキも。この子の恋心、確かに間違いなく育ってるんですね。

『カフェ・ど・関西』、今回は奈良の子、ほまれにスポットライトです。バレンタインデー、チョコレートを兄と父から期待されてつらいというんですね。家族は家族愛が深い。へー、そうなんだ。京都住まいですけど、奈良とはほぼ接点がないから、このへんよくわからない。ほんと、鹿とか大仏とか、そんなレベルなのですよ。だから、そうなのか、そうなのかと読んで、というか、娯楽が少ないからってのがグサッと刺さりましたよ。梅田みこの素直さ、ストレートさ、これはやっぱりいいですね。ほまれの家族の様子、これもよかったですよ。

『牧場OL』、いいですよ。南、帰省です! お土産は新巻鮭と行者ニンニク。都会につけばコンビニがある。なんでもないことがしあわせとか、ほんと、地味に面白いです。母からやたら心配されてたり、父からマタギみたいだぞっていわれたり、こういうのもおかしくて、けど弟からはうとまれました。いや、南が駄目よ。嬉しいんだろうなあ。いろいろかまっちゃって、いや、かまってもらいたいのか。しつこくしすぎてさ、しかも朝5時に突撃! あかんよ、南さん。いや、めっちゃ可愛いんやけどさ。友達とのやりとりも面白くって、いいぞ、もっとやれやれ! と思ったけど、全然その方面には進展しませんでした。南と糸魚沢の会話、南の反応がおかしくて、陰謀ってや! でもそれが弟の態度を改めさせる。このデコボココミュニケーション。実におかしかったです。

  • 『まんがタイムファミリー』第34巻第3号(2016年3月号)

2016年1月16日土曜日

『まんがタイムきららミラク』2016年3月号

『まんがタイムきららミラク』2016年3月号、発売されました。表紙は『城下町のダンデライオン』、お、買い物袋を手にした茜様の前におわすその美しい、控えめなお嬢さんはどなたでありましょう。いや、茜様の方が素敵だということはわかっているんです! でも、この方、茜様の庶民的、普通のお嬢さんっぽい雰囲気に対し、実にえらそ、いや、高貴でありまして、ええ、新しい登場人物ですよ。今回から登場! であります。

城下町のダンデライオン』、お城の情景からスタートです。朝の食事はベッドにメイドが運んできます。ミルクが少しぬるいといえば、すぐに新しいものをお持ちいたします。この方、アンジェリカ・W・ローゼ。おお、正真正銘のお姫様。兄、アルヴィン・R・ローゼが時期国王? と、そのあたりはいいとして、あまりに世間知らずなお姫様に、庶民の生活をしなさいとの父からのお達し。それはいいんだけど、その庶民の暮らしって、桜田家逗留なのか。桜田家、王族なのに……。アンジェリカはアカネと仲良し。そうか、もう葵は大学進学して、家を出たんでしたね。その部屋を奪い合う光と遥。光はひとり部屋が欲しい。遥は、年頃の男女同室を気にしている。やんごとなきアンジェリカ姫、この方の生活、はたして庶民のそれに馴染むのかどうか。初日はとりあえず駄目そうですね。茜姫に本を読ませるとか、ほんとそれ駄目よ!

うらら迷路帖』、これは見事ですよ。九番占になるための試験。チーム棗屋はバラバラになって、時間は残り15分。もう駄目だ! あの小梅が気弱になって、もう駄目だ、諦めかけたところに、ノノ、紺のふたりが、かつて千矢に励まされた言葉思い出して、諦めないで頑張ろう、ああ、離ればなれになっていても、この4人はチームなのだな、そう思わされたところに主役登場。かつてない占いの冴え、その才能の開花を見せ付けて、罠また罠の迷路を駆け抜ける! ああ、ほんと、この展開、見事です。試練がある、それが仲間の、友達の気持ちを強く結び付けて、そしてついには障壁を乗り越えさせる。扉の開いた瞬間、その情景の一気に広がるその見せ方の贅沢なこと。ああ、素晴しいよ、よくよく頑張りました。よくよく力をあわせて、試練を乗り越えました。ぐっとくる、そんな一連の物語。最高にリッチな体験になりました。

『季原さんちはコンビニ』、ゲストです。季原柚夏さんは、今日からコンビニで働くことになりました。で、そのコンビニ、オーナーが柚夏のお母さんなんですね。店長は姉、冬葵。もうひとり妹がいて、彩桜春と書いていろは。このコンビニ一家のお嬢さんの初仕事。一緒に働くのは、クラスメイトの雨宮さん。先輩と呼ばれて戸惑う。これまであまり交流もったことないふたりが、バイトをきっかけにだんだん仲を深めていく。そうした相手には、ちょっと個性的な人、西倉さんや古賀さんがあって——、そういう話になりそうです。しかし、バックルームの扉が家に繋っている。これ、面白いなあ。って、柚夏、家の扉開けっぱなしとか! いろいろあかんそうなところが期待させますよね。

『Model Maker!』、ゲストです。自室にひきこもって、ネトゲしたりアニメ見たりの生活送ってるっぽい女の子、梨乃。ご飯はお母さんが部屋まで届けてくれていたれりつくせり、と思ったら、なんとメインのおかずが美少女フィギュア! なにごと! ああ、友達弥生が一緒に学校にいこうと誘い出すためにフィギュアをよこしたんですね。これ、いいかもと思ったこと、ひとつめ。梨乃はひきこもりじゃないんだ。通信教育コースを選択、つまり登校しなくていい。けど、母いわく、どうせなら一緒に通えばいいのに。弥生も、毎日道に迷って遅刻してしまうからと、梨乃の登校を歓迎。って、不安な子だな、いろいろ。フィギュアは学校で先輩にもらった。抱き枕ももらった。なんだそれ、ということで、梨乃、その先輩に文句いいにいくって学校についてきてくれるんですね。あの耳つきパーカー、可愛いなあ。模型部、魔法少女のコスプレしてる女の子と激写してるやばそうな先輩。ああ、写真とってる方が梨乃の訊ね人ですね。常識人っぽいけどいろいろ丸めこまれやすい雛。いろいろあかんそうな花。そして部員の琴子です。琴子、いかすなあ。この登場、見事なインパクト。塗装中だから、エアブラシ使うから、顔面覆うマスク使ってるんですね。うん、健康のためには重要です。でも、見た目が激烈に悪い! キャラクターをうまく見せて、それぞれの個性を際立たせてくれるから、この子はこういう性格なのか、いろいろ面白いななどなど、引き付けられるところあります。弥生の嫉妬とかもね、ズサーッて、見た目がもうすでにあかん。すげーわがままだなお前。ほんと、こんな子とは予想してなかった。瞬間接着剤で傷口塞がなきゃの花も最高で、我々の業界では常識ですよ? って、いやそれは正しいんだけど、ほんと、あの絵面! 酷すぎる! この漫画、期待の一本だと思いますよ。是非ともに続きを読みたい、そう思わせるものありますよ。

  • 『まんがタイムきららミラク』第5巻第3号(2016年3月号)