『まんがタイムきららフォワード』2016年3月号、一昨日の続きです。
『はるかなレシーブ』、夏休み終わって、いよいよ学校編。はるか、転校先で、さすがにビーチバレー部はないだろう、とか思ってたら、お、あるんだ。金髪のお嬢さんがトスの練習してる。誘われて部室にいったら、そこにはかなたの姿がありました。ああ、そりゃそうだよな。それが自然だよな。はるかの出会ったお嬢さん、名前はクレア。その双子の妹は眼鏡の真面目そうなお嬢さんで、こちらはエミリ。トーマス・恵美理にトーマス・紅愛。おお、漢字もあるんだ。クレア、エミリ組、チームの名前はエクレア。はるかとかなたのチームははるかな。面白いな。この二組で、とりあえず試合してみよう。はるかとクレアの性格、うまいことマッチして、ほんと、すごい相性よさそうですよね。とりあえずの試合でもって、新登場人物の個性もうまく表現して、そしてそこにビーチバレーのルールやそれぞれの得意など見せる。ちょっと試合の運び、追うの大変なんですけどね。情報量、多いですよね。
『手と手を合わせて』、さち、オーナーがベッドの下になにか隠しているところ見ちゃって、それがすごく気になって、というんですね。雪葉とモニカ、皆で興味津々で、探ってみよう! その話し合いの、だんだんに画角が広角に移行していく表現がなんかおかしくて、というか、誰もとめないんだ! オーナーの部屋の鍵を入手するための策略ともいえない稚拙なチャレンジ。けど、この隠せなさ、わざとらしさ、これがさちのチャームポイントなのでしょう。あるいは憎めなさ。今回は、プライバシーを暴く! という、お客じゃなくてオーナー相手だから大丈夫? 結構アウトじゃない? ってぎりぎりを突いてる話ですけど、さちの駄目さ、モニカ、雪葉のちょろさ、そうしたものがあるから免責されてる、微笑ましく読めるってところあって、いやもう、マブダチ隊員の活躍には、すっかりやられましたよ。オーナー、一枚も二枚も上手でした、そういう話だったんだけど、結果的に、さちの望んでいたもの、家族のような暖かさに辿りついた、そういうのんはですね、やっぱりなんかよいなあって思うんですよね。
- 『まんがタイムきららフォワード』第10巻第3号(2016年3月号)
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