2016年1月11日月曜日

『まんがタイムきらら』2016年2月号

『まんがタイムきらら』2016年2月号、昨日の続きです。

『担当編集ボツ子さん』、最強の登場人物が、どうやら妹に決定、みたいな感じですよ。刺子さん、来訪。いつものボンデージじゃないんですね。可愛い服装。そうそう、妹まなと一緒に買い物にいった、その時に服も選んだりしてましたよね。それが見事にこうして結実して、めちゃくちゃ可愛いな。兄が警戒するレベル。そこから家にあがるまで、ただそれだけでも麗しい刺子の所作。素晴しい。今回は妹と遊ぶためにきた。というんですが、ボツのフラゲとかあって、え? ボツのフラゲ? なんか斬新だ。刺子が田中兄のことを好いている、そのことが妹にもバレてて、普通を装おうとしている刺子素晴しく、そして兄をポカポカ叩きにいく妹、これもとてもよくて、ほんと、面白いことになってきましたね。兄には編集として接する刺子。そうした態度にこもるもろもろ、なんか魅力ですよね。

『はなまるすまいる』、おお、いい感じじゃありませんか。リリア様の思い出。うららにとって、リリア様とは、優しく愛おしい母であり、そして同時に、決して自分はそうあれないというコンプレックスの源でもある。そうしたうららの懊悩、それがひなとの会話に漏れいでて、うららはさらなる自己嫌悪。対しひなは、うららに対して失礼をはたらいたと自分を責めていて、そんなふたりの関係の修復される、その過程、そろいろいろ、しみじみと心に沁みる。とても素敵なものでありました。うららもひなも、母をはやくに亡くしていて、そんなふたりが素直になって、自分の母自慢しあってギャーギャーしてるコマの微笑ましいこと。ほんと、ふたりは主従の関係でありながら、同時に友達でもあるのかも知れませんね。

『きらきらスタディ』、扉のいいんちょー、可愛いな。あ、眼鏡がいつもとちょっと違って、おしゃれな感じ! さて本編、明後日の模試を前に勉強しないと、そういっていたら、なんと、まれーちゃんの様子が違う。眼鏡かけて、キリッとしてて、いや、ちょっとなんかよくできた小学生みたいだぞ。ともあれ、勉強もちゃんとしてる。身だしなみもちゃんとしてる。なにがあったのか!? 風邪だかなんだか熱を出してしまっていて、おや、原因不明の発熱、ゆえに知恵熱でいいかってことになったのか。正しい知恵熱の解説、さすがはいいんちょー。いいんちょー、なにが面白かったって、出来のいい真零を見て、自分のことからかってるんじゃないか? どういうつもりか聞いてくるっ!! なんか可愛かったのですよ。明後日の模試を前に皆で合宿をしましょう。各自がそれぞれ役割担って、楽しい合宿をしようと準備する。その情景もとてもよかったです。乙十葉のくだり、よかったですよ。

『サクランボッチ』、桜がほんと面白い。兄が心配してくれてるんですけどさ、その心配がほぼほぼ的中してる。友達ってなんだろう。その定義に悩み、その曖昧さに苦悩し、調べれば調べるほどにわからなくなると、その目からはどんどん光が消えていって、ついには好意の返報性……。君、学者になれ、学者に。翌日お昼のお弁当、一緒に食べないかといってもらえて、そこからのぎこちない会話がね、いやあ、なんだろう、ちょっと気持ちはわかるんだよ。考えすぎだよ、そういうのは簡単だけど、考えなしだと失敗するだろう? うん、気持ち、わかるんですよ。放課後の、ぼっち連中との会話でも、超能力、なにが欲しい? というお題に、上手なコミュニケーション能力でしょうか。ああ、桜にとって、それは超能力なのか。うん、皆で揃ってわかる。うん、私もわかるんですよ。

  • 『まんがタイムきらら』第14巻第2号(2016年2月号)

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