2022年9月14日水曜日

みんなでナンプレ

『みんなでナンプレ』、危険なゲームですよこれ。

来年3月でNintendo 3DSのソフトダウンロード販売が終了するというので、駆け込みでよさそうなゲームを探しては買っているのですが、いまのところ、これだ! っていうのはなかなか見つかってなくてですね、なので、これだ! というのをご存じの方はどうぞ教えてくださいますと助かります。というのはいいとして、つい先日、サマーセールの対象になっていたのがこのゲーム『みんなでナンプレ』でした。ナンプレ、ということでどういうゲームかは説明不要ですよね。ええ、ナンプレ、数独、マス目に入った数字を頼りに1から9までの数字を埋めていく、あのゲームです。

500円が250円でした。全然期待しないで買った、というか、そもそも頭を使うのは面倒くさいし疲れるので、パズル系のゲームってあんま好きじゃないんですよ。

なのになぜ買ったのかというと、これを買う数日前に100円のセール対象を十数本立て続けに買ったら、不正利用を疑われてカードがロックされてしまいましてね! カード会社とやりとりして解除されたかどうか確認するのにちょうどよかったのがこのタイトルだった。

ほんとになんで買ったのかわからんような買い方をしています。

でもね、これがもう危険すぎる。

問題数がイージー、ノーマル、ハード300問ずつ、そこにベリーハードが100問加わって、全部で1000問あるというのですが、なんせ初心者ですからね、まずはイージーから遊んでみるじゃないですか。ちょっと手間取るものの、こつこつやってれば解けるくらいの難易度。クリア条件にしたがって風船がみっつ飾られるのですが、パズルをクリアでひとつ、10分以内にクリアでひとつ、そしてヒントを使わずにクリアでひとつ。まだイージーだからか、クリアとノーヒントで風船ふたつは固いのですが、最後の10分以内、これが結構大変。最初のうちは15分くらいかかってしまって、いやあ、こうなるともうムキになりますよね。

ええ、やめられんのです。

慣れないうちは仕方がないと、風船ふたつでいいからクリアしていって、20問クリアしたところで最初にもどって風船埋めを開始しました。問題との相性もあるのでしょう、調子がいいと初見で10分かけずにクリアできるものもあったのですが、苦手なタイプだと何度繰り返しても10分を超えてしまって、続けて挑戦したり、気分を入れ替えるべく違う問題に取り組んだりしながら、いやあ、なんとか20問すべてを風船みっつにすることができました。

で、まずはこれを300問やるわけね?

ナンプレ、面白いですよね。人気があるのがよくわかります。問題によってクリア方法が違ってるのが面白くて、地道に埋めていくにしても、9マスのグループから埋めさせるものあれば、列を完成させていくものがあるなど、こういう趣向の違いを感じさせるのがパズル製作者の腕の見せどころなのでしょうね。

またハードとの相性もいいと思います。3DSというかDSの特性であるタッチスクリーン。これのおかげで、直感的に遊べるのが嬉しい。最近のゲームは説明書がついてないじゃないですか。なので最初に説明書を読む文化を失ってしまっていてですね、遊びながら覚えるみたいになって久しいのですが、それでも充分遊べます。

この説明書がなくてもタッチで遊べる、直感的にさわれるというDSの強みが生かされているの、いいと思います。ゲームに触れてこなかった層でもきっと問題なく遊べたんじゃないかなあ。こうした受け入れる間口の広さを考えると、ナンプレのようなメジャーなパズルとDS系ハードの相性のよさを感じさせられて、ああ、DS、3DSは本当にいいハード、名機だったなあと実感させられるのでした。

ナンプレの危険なのはプレイ時間もそうで、イージーだったらだいたい10分前後と非常にお手頃。ん、ちょっと時間があいてるな。みたいな時にちょっとさわれる、遊べる、そしてやめられない!

いやもう危険なゲームです。ほんと、500円で半年遊べそう。

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