2022年9月2日金曜日

『まんがホーム』2022年10月号

 『まんがホーム』2022年10月号、発売されました。表紙は『らいか・デイズ』。芸術の秋、音楽の秋でしょう。ちょこんと座ってオカリナを吹くらいかがメインで登場です。『先輩に推されて仕事になりません!』は瀬谷の指揮で花村が鍵盤ハーモニカを吹いてるのですが、どうにもうまくあわせられないようですね! ふたりそれぞれに違うセーラースタイルが素敵です。『孔明のヨメ。』孔明、月英夫妻は横笛に月琴。と思ったけど、月琴にしては竿が長いな! これ、当時の楽器なのでしょうか。かも知れませんね。

今月は新規ゲストが2本です。

『カワイイだけでは飼えません ~さくらば動物病院カルテ~』

唐突に職を失い公園でひとり途方に暮れるキョースケ。しかしこの人、すごいな。公園の猫総取り? 大量の猫に取り巻かれてたかられて、そんな彼を驚かせた突然の物音。不安に思いつつもくさむらを確かめてみたら、デブい猫ちゃんがばったり倒れていたというんですね。

まだあたたかい! 生きてる!

からの即座に行動に移すキョースケ。夜中に開いてる動物病院を探して奔走するのですが、いやいや、待って待って、動物の治療費は高いよ!? 職を失った、しかもろくに金も持ってなさそうじゃないですか。仮に診てもらえたとしても、今度はキョースケが干上がっちゃうよ!

と常識的な判断は彼にはないようで、次々病院の戸を叩いては袖にされ、それでも諦めずに辿り着いたのがさくらば動物病院。翌朝リニューアルオープンというこの病院を、なかば無理矢理に開けさせて診てもらって、というのですが、その猫ちゃん、もしかしてただ寝てただけ? いや、どうもそれだけではない模様。首もとの意味深な星形模様。キョースケの記憶にうっすらと残る猫の記憶。などなど、困ったキョースケを助けるために、星の世界から戻ってきてくれたかつての愛猫なのですか!?

ともあれ、こうしてさくらば動物病院と知りあうに至ったキョースケ。うってつけといっていいのか、丁度スタッフ募集中。院長はちょっと厳しくて、それとどこかしら変わり者っぽいんですが、こうしてふたり一緒に病院を切り盛りすることになる!?

そうした導入ともいえる今回。まずは前提、しっかり作りあげてきましたね。

『ヲタサーの姫は30歳』

職を失った桃栗あんず。なんかゲスト掲載、主人公が揃いも揃って不景気だな。ともあれ、あんず29歳は離職をきっかけに学びなおそうと大学入学。いいじゃありませんか! 大学というのは、学びたいと思った人が思った時に飛び込んでいける、そんな場所であってほしい。

あんずは周囲の学生よりも10歳近く年上で、ちょっと気後れもある模様。しかしそんなあんずを迎え入れたばかりか姫と持ち上げてくれる油谷青年。アイドル研究会の中心的人物? アイドル好きが高じて、自分で衣装を作るようになってしまった。しかもかなりの凝り性なのか、相当デキがいい模様。しかも小柄なあんずにばっちりフィットというのですから、あんず氏はこの研究会に入るべくして入ったってやつなんでしょうね。

しかし相当なミスリードを食らってしまいましたよ。油谷氏が、衣装を着てくれる女子がいなかったと嘆いていたのですが、そうか、てことは女子はあんず氏ひとりか。と思ったそれが早合点。うわー、女子、いるんじゃんか。ボブカットの似合う雪氏。そうか、油谷氏がいってた衣装を着てくれない女子か、この人!

年齢を偽っているあんず氏。その秘密に気づきながらも、黙ってくれるという雪氏。あんずの描いたイラスト、少し昔のアニメ、それが取り持った縁なのですな。(そのアニメが)好きなんですか? (そのアニメが)好きだよ。からの百合妄想に発展して、油谷氏、この世の春でありますか!?

しかし、あんず氏、ちょべりぐはさすがに29歳アラサーにしてもちょっと上の語彙では!? いやもうほんと、放っておいたら勝手に年齢バレしそうな危ういあんず氏です。

0 件のコメント: