2019年12月23日月曜日

『まんがタイムきららMAX』2020年2月号

『まんがタイムきららMAX』2020年2月号、昨日の続きです。

『私を球場に連れてって!』

今回、めちゃくちゃいい話でしたよ。それに面白かった。

身体測定、体重を気にするタマ。ご飯抜いてきたりと無茶するんだけど、測定終わってからのタマ、なにかしら食べてんのな。そらやせるわけないんだけど、現実から目を背けたり、けどどうしても太ってる事実、デブという言葉にやたらひっかかったり、ほんと大変。そんなタマに加えて、身長気にしてるファル子に猫子。みんなそれなりにコンプレックス持ったりしてるけど、野球はいろんな体格あっても活躍できる余地があるんだっていう話で締めるの。素晴しかった。

レオナがなんだかかっこいいんですよね。いっぱいツッコまれてましたけど、でも今回、なんだかんだいってみんな前向きになってるんですよね。悩んだけれど最後には明かるく終わる。素敵な展開だったと思います。いや、タマはひとりちょっと違う感じでしたけど。

途中の遺伝のくだりで、抗弁する猫子が可愛かったですよ。この子、利発ですよね。

『ハルメタルドールズ』

おお、バンド名が決まりましたね。

前回の野外演奏。大成功とはいってるけど、なんかチズは心に深い傷を負っちゃってますよ……? 

バンドのメンバー、皆も結構やる気なのかな、マコトは練習頑張ってるみたいだし、うまくやっていけそうな雰囲気がありますね。さらに軽音部部長がですよ、すっかりチズに心奪われちゃってるし!

さて、バンドの当面の目標、決まった感じですか? 部長が持ってきてくれたCLASHELL HEAVY LANDなるイベントのチラシ。部長はこいつのせいでメタルが嫌いになったんだそうですけど、かなめはじめ皆やる気になって、いいなあ楽しそう。その影でひとり諦めてるチズも可憐でした。

バンド名を決めるくだり、キラキラソワソワしてるチズ、いいですよね。ファンシー? 甘々? なセンスが炸裂してますけど、部長の助けもあってハルメタルドールズで決着。マコトのアイデア、チズの希望も入ってるってところがなおよかったって思います。

『ななどなどなど』

日の射す窓辺で皆で勉強している情景、これ素敵ですね! とか思ってたら、本編はそんないいもんじゃなかった。

赤点とったらななどは交換? 小町は小町で順位貼り出されたら沽券にかかわる。

もう、ふたり追い込まれちゃって、しかも悪いことに、ふたりともに出来が悪い。床に転がってぎゃあぎゃあわめいてる小町、可愛いなあ。で、悪いことばっかり考えるのな。

小町、カンニングを発案。ななど、そんなとこに希望を見出しちゃいかん。

泣きつくななどの可愛いさ。あまりの悪状況に顔色失うるるに萌、ふたりの様子も素敵でした。

今回、あまりのピンチだからか、皆、表情も豊かに動くし、そして人間性? よーく現れて、この子たちの個性、愛らしさ、もう見事に溢れかえっていました。小町の成長を喜ぶばあやさんも最高。小町の真実を知ったばあやさんの、自身を責めるかのような言葉、そのシリアスさには、お嬢様のこと親身に思う気持ちがよく感じとれて、そしてななど、小町に心配してもらえてたって知ってあんなに嬉しそうに!

この、人の気持ちの暖かさよ。人を思って、思われて、それが嬉しい。ななどの奮起がね、もうなんか泣けてきちゃいますよ。

そして結果。ななどは赤点回避。お嬢様はあかんかったぽいなあ……。でも、プライドは守られましたね。あとはコツコツ勉強して、プライドに見合う成績とれるよう頑張りましょう。お嬢様のこと、応援しています。

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