2017年11月15日水曜日

ブルボン フェットチーネグミ

 なんか、気に入ってるみたいですよ。フェットチーネグミ。ぺったんこのフェットチーネ状グミだからフェットチーネグミ、なのでしょう。職場の近くのコンビニにあって、ついつい欲しくなってしまうという罠のようなお菓子です。小さな袋に50gはいって、袋の口にチャックがついているので、ちょっとつまんで残りは後でというのもやりやすい。100円。消費税入れて108円。なんとなく買うにもいい価格で、ええ、なんとなく買ってしまってます。これね、疲れてる時に欲しくなるんですよね。パッケージにもある、きゅんとすっぱい! そのすっぱさを求めてしまってるみたいなんですね。

すっぱいのは、すっぱいパウダーのためだそうですよ。すっぱいパウダーってなんなのか。成分表見ても酸味料とあるだけでなんなのかはわからないんだけど、まあクエン酸かなんかなんだろうなあ。このすっぱさが、くたびれてる時には効くんですね。パウダーが表面に付着しているから、口にいれてすぐこのすっぱさがくる。次いでグミを噛んでフルーツの味が広がる。ほどほどの噛みごたえと、しつこくない甘さがちょうどいいんでしょうね。おやつとしてつまむのにうってつけです。

このグミ、ついついフルーツ系を選んでしまうんですが、ピーチとグレープ、ちょっとはなれた売り場にゆずがあるの今日気づいたところなんですが、他にコーラやソーダといったのもあって、けどついついピーチかグレープを買ってしまう。それはきっと、酸味との相性を優先してるんだろうなあ。疲れてる時には甘いもの、それからすっぱいもの。その両方を一度にとれて、かつ弾力のある噛みごたえ。このまとまりが気にいってるのだと思います。

とはいえ、私は顎に問題があるので、グミ食べすぎると顎関節症が出るから、あんまりたくさん頻繁に食べてはいけないと思うんですよ。でもまあ、買っちゃうんですけどね。

2017年11月14日火曜日

『まんがタイムきらら』2017年12月号

『まんがタイムきらら』2017年12月号、一昨日の続きです。

『されど蜜月』。2話目も面白いです。愛と一緒に学食にいくことになってしまったケイ。あのネガティブな想像。他の子たちのささやきかと思いきや! ってあの表現、うまいですね。この子の考えすぎなところ、よく出ててよかったですよ。食堂でも面白い。不良ぶっている愛だけど、不良を理解してるわけではない。不良ならやきそばパンだろうって、そんな常識知らない! で、声が小さくてやきそばで注文が通ってしまうというあかんっぽさ。実によかったです。またやきそばを食べようという時も、あ、マスクとったら可愛い。あちって、可愛い。と思ったら、まさかふーふーして酸欠で倒れるとか、予想を超える展開でした。でもこの子ね、ケイにいろいろバレちゃってね、でもそれで結果ケイにここまで食い込めたわけで、というか、いくときはグイグイいく子だな、あいぼん。ともあれ、ケイと普通に話せる仲になった。でもってマスク禁止。ええ、うまい具合に間違いが正されて、私もほっとしましたよ。ええ、普通にしてたらいいんですよ。きっとこの学校ではうまくいきますよ。

『オリーブ! — Believe, “Olive”?』。そうかあ、次回で最終回なのですね。空に現れた巨大なクジラ。さて、こいつをどうしよう。千歳がですね、なんと人前で魔法を隠さなかった! 軽音部に知られちゃったわけだけど、大丈夫だって、ええ、彼女ら、新たな局面に踏み出そうというわけですね。空飛ぶクジラも、オリーブのパフォーマンスということで処理しました。って、すごいパフォーマンスだな! けど、こうして誤魔化し続けるのではなくて、だんだんと魔法のこと、魔法使いのこと、知っていってもらおうと方向転換したというのですね。ああ、魔法の世界とこちらの世界、それが一部の人が知るだけでなく、広く知られることとなり、さらには交流なども増えていくのだろう。世界が、世の中が、人の意識が変わりますね。わくわくする千歳の気持ち、すごくわかる。ええ、これ、最後の最後に、すごく魅力的な展開持ってきましたね。最終回で描かれるのはなにか、楽しみになる展開ですね。

『ハッピーセピア』。みなみとかえでの関係。ちゃんとふたたび結ばれましたね。みなみにとって、かえでがいつしか気になる相手になっていたということもあれば、かえでにとって、この時代の、高校生のみなみも大切と思うようになっていた。このかえでの気持ちの変化、これにははっとさせられました。この時代のみなみのこと、いずれ帰る未来のみなみのかつての姿として見るのではなく、ひとりの人として向きあおうとする、これは本当に正しいことだと思わされたのですね。大人のみなみの悔いを晴らすために友達になるのではない。高校生のみなみが大切な人になっているのだという変化に、この時を超えた出会いの意味が、価値があったと思わされたのでした。そして最後にね、この時代のかえでのことが皆に知られてしまって、このややこしさ! ええ、ほんと、ちょっとした混乱要素ですね。これ、どういうかたちで収束するんだろう。みたいなこと考えるだけでも楽しくなる。面白い想像の種がまかれて、いい読後感。いい最終回になったと思います。

『おかわりシンデレラ』。もこ、元シンデレラを押しつけられるのが嫌で、学校さぼっちゃったか。いや、でも、まあそうだよな。お前はシンデレラだなんて、知らないこと求められても困りますわね。でも、それで家まで魔法使いと王子がくるとかね、あのピンポン連打とシンデレラ連呼。もこの、押し売りよりひどいという言葉、うん、大変だなあもこ。掃除、家事が苦手というもこ。適当に誤魔化してみたりね、わりとしたたかでいい感じ。でもって、継母+姉ズの彼女が掃除させられちゃってるというのね、やっぱりこうして、かつての役割りにしばられたみたいな前提ながらも、全然役割りどおりにことが運ばないというのがいいと思います。王子の肖像写真を即ゴミにしてしまうもことかね、シンデレラを押しつけるな、思ってることちゃんといえたところとかもね、よかったと思いますよ。全然通じてないんですけどさ! 前途多難ながらも、もこはもこで、今の自分らしさ、地を出していくのがよい感じと思えるエピソードでした。

  • 『まんがタイムきらら』第15巻第12号(2017年12月号)

2017年11月13日月曜日

『まんがタイムジャンボ』2017年12月号

『まんがタイムジャンボ』2017年12月号、先日の続きです。

『大漁ガールズ』。今回は水族館なんですね。ハルキはどの魚を見ても釣りや食に繋げてしまって、趣に欠ける子だなあ! と思うんだけど、そうでした、この人ははじめっからこんな感じでした。ハルキに雪子に栄子。それぞれの好みが見え隠れするのが面白くって、とりわけ栄子ですよね。ちっこいのが好きなんだ。ペンギンについていったり、ハルキの趣味につきあわずクラゲに夢中だったり、ね、これよかった。アカメにまつわるくだりもおかしかった。私の本能を刺激するモノ、ハルキがそういえば、栄子と雪子、そろってトイレを指差すとかね。でもってハルキの、いつかアカメを釣ってみたいという憧れに、ゲームで釣れるよって。ああ、この栄子のクールさ。というか、根本的に釣りに興味ないよね、この子! ほんと、この温度差もいい感じ。それでいて、3人、いい仲間になってますよね。

『偏食女子は恋でおなかを満たしたい』。この漫画、どんどんいい感じになっていきますね。平岡から特訓を受けているアキ。グリーンピースに挑戦中というのですが、がんばります! いい笑顔! でもこれ口ばっかりで、どうしてもグリーンピースご飯食べられなくて足踏みしてるアキに痺れをきらせた今野が無理矢理食べさせようっというのね、あれおかしかった。グリーンピースが苦手な理由、なるほどパサパサしてるから。パサパサ? と思ってしまった自分は、平岡同様しあわせな食に恵まれてきたのかも知れませんね。パサパサしているグリーンピースは冷凍とか缶詰のものなんだって。そうか、旬のものを炊き込むと甘くてふっくらしているとのこと。そうだよな。グリーンピースってそうだよな。今回、かくして見事にアキ、グリーンピースを克服して、そしてアキの偏食の背景もうっすらと見えてきた。そうかあ。この漫画、単純に偏食が酷いって話にとどまらない広がり持ちそうですよね。その可能性にひかれます。

『けいさつのおにーさん』。今回はおねーさんだ。百瀬さんが出会った花屋の青年。そうか、イケメンでしたか。あるいはすなわち好みでしたか。食事中にぼーっとしちゃったり、いろいろ思い悩んだりしてね、なんかいいですね。これも青春なのか? それで花を買ってみたりして、あー、うきうきなさってる。よろしいなあ。しあわせそうに浮かれてるおねえさん、素敵でありますよ。そしてこのふたり、なんだかちょっとすれちがい。花屋のお兄さん、織井くん、清楚なお嬢さんが好きだっていうの聞いて、あー、百瀬さん、自分じゃないんだって思っちゃったんだ。でも織井くんのいうそのイメージってまさに百瀬さんだっていうの、今のところ気づいたのは手塚さんだけなのかな? 手塚さんが見守ってくれてるなら、もう大丈夫な感じがしますよね。しかし、恋を恋と意識してない、そんなあいまいな思い。もどかしいながらも、ほのぼのとしたよさがありますね。

『あの日の海と16歳の夏休み』。今回もいい話でした。アザミさんの店が休みというので、こちらにきてくれました。さきの友達。柚月。手のかからない髪形にしてくださいという、その理由が切実! 親孝行するんだって。母ひとりで私と弟を育ててくれていて、という母の苦労の原因にネットワークビジネスでやらかすっていうのがあって、うわあ、これ、つらいなあ。これ、もうかるからっていって引き込まれちゃったんだ。つらいなあ。ともあれ、母に恩返しするまでおしゃれは二の次というこの子。いろいろがさきと比較されて、ああー、柚月は通学の時間にも勉強してるんだ。かたやさきはというと、寝てますけどなにか? いいなあ。うん、自分も寝てます。以前は本読んでたんだけどなあ。店長さんがね、あんまり勉強してなかったことを後悔していますっていうの、これ、切実だ。美容師には化学の知識が必要だからって、セミナー通ったりしてるんだ。でも、仕事するなら常に勉強というのは確かですよね。そして柚月の新しい髪形です。ああ、これは素敵です。もともとも可愛かったけど、こうして綺麗に整えられた髪形の、よりまとまって落ち着いた雰囲気がとても魅力的。ええ、こうしてカットで見た目を変えるだけでなく、その先にある気持ち、意識も変化する。フレッシュになる。そうしたところにこの漫画のよさを感じます。

  • 『まんがタイムジャンボ』第23巻第12号(2017年12月号)

2017年11月12日日曜日

シン・ゴジラ

 テレビで『シン・ゴジラ』をやってまして、つい見ちゃいました。見入っちゃいましたね、大河ドラマとの合わせ技で夜のまとまった時間をほぼ全消費してしまって、ちょっとあれやこれやいろいろやるというのは無理な感じ。なのでもう簡単に、ざっと雑感だけ書いてしまおうと思うんですが、ほんとに簡単にいうと、やっぱすごいなあ、面白いなあ、に収束してしまう。私はこの映画、映画館で見てたんですよ。はじめての4DXで見た映画になったのですが、『シン・ゴジラ』に関しては、特に4DXでなくとも充分楽しめたのではないかな、そんな印象も持っています。意外と静的な映像が多いといったらいいでしょうかね。自分が劇中において、起こっている事象を体験するというよりも、今この国の首都において起こっている異常災害を、メディアを通じ見守っている、そんな感触があったといいましょうか。あるいはこの感想は、ここ数年の災害にまつわる経験がそう思わせているのかも知れません。

しかしそれにしても、去年は映画がものすごかったですね。とりわけアニメとか特撮とかがそうで、まずもって『シン・ゴジラ』で度肝を抜かれたと思ったら、続いて『君の名は。』が爆発的な大ヒット。それでさすがに終わりかと思いきや、いよいよ年が暮れるというその目前に封切られた『この世界の片隅に』。おそろしいことに、この映画、1年たってもまだ劇場にかかってますからね。アニメ、特撮といった、いっちゃあ悪いですが、あまり映画のメインストリームではない、そんな印象さえあるジャンルがこうも立て続けにヒットして、しかもいずれも評価が高くて、なんて一年だったのだろう。ちょっと尋常とはいいがたい。さらに加えていえば、その三作、どれもどこかに先の震災にまつわる傷、それを抱えているように感じられたのも印象的でした。いや、それは映画がではなく、見てる私が、だったのかも知れませんけれども。

『シン・ゴジラ』、私をとらえた描写、それはもういくつもいくつもあったのですが、なかでもひとつ選べといわれたら、もうね、ありきたりなんですけどね、首都を壊滅させたシーン、あれですよ。ゴジラが吐くビーム、あれがおそろしく印象的で、こわいとかすごいとか、そういうのもう全部すっとんでいっちゃって、ただただ圧倒されてしまいました。ここまで圧倒的な、もう駄目だ、どうしようもないという諦めに似た感情が、映像の美やその音響の鋭さによって意味を剥ぎ取られてしまって、起こっていることをまるで空白そのものになった自身がその身体の全面でもって、ただただ投射されるままに受けていた。ただ生起する現象を、またひとつの現象にほかならない私が、ごうごうと風を受けて揺れるに似たありようでもって、あぶりだされていた。なんともいえない感覚であったことを今も覚えています。

今回のテレビ放送は途中にCMが入るから、インターバルができて、一息つくことができて、だいぶ楽に見ることができましたね。映画館だと、当然ですけど全部が一続きでしょう。濁流のような情報の流れに、あっぷあっぷしながらとにかく食らい付いていくような映画でした。けどその圧倒される感覚があったからこその『シン・ゴジラ』でもあったなあ。大きなスクリーンに、巨大な、それこそこれまで見たこともないような異形の生物がその巨体を揺らしながら迫ってくる。テレビじゃ残念ながらそこまでの迫力、まるで向こうからのしかかってくるような、はないですからね。ええ、可能なら映画館で見たい映画のひとつだと思いましたよ。

ですがね、今回のテレビ放送。いつもなら早々に寝てしまううちの年寄がですよ、頭っから最後まで、もう食い入るように見てました。最初は途中で寝るつもりだったらしい。ところが、そうもいかなくなったらしい。圧倒されたんでしょうか。CMの間もまるで固定されたみたいに席を立つこともせず、ただただ見入ってました。あんな父親見るのはじめてかも知れん。『シン・ゴジラ』のスポンサー、破格の効果でしたよ。提供の甲斐があったってもんですよ。それくらいに人を引き付け、釘付けにする。すさまじい映画だと改めて感じさせられました。

2017年11月11日土曜日

『まんがタイムきらら』2017年12月号

『まんがタイムきらら』2017年12月号、一昨日の続きです。

三者三葉』。いよいよ文化祭ですよ。いや、もう、実にいい。魔女っぽい格好した双葉にガツーンとやられたと思ったら、続けざまに猫耳葉山ちゃんとかね、素晴しいわ。ふたりとも、めちゃくちゃ愛らしい。さて、それぞれのクラスの企画、素朴ながらもちゃんとしていて、この実際に則している感、すごいなって思いますよ。双葉のクラスのスタンプラリー、小芽が一箇所目のスタンプを担当するんですが、あのつぎはぎのオバケ。あれもまた可愛くって、でね、クイズが間違えてたせいで誰もこない。あの待ちぼうけのオバケ、そわそわしてるのね、もう最高に可愛かった。動作が、動作がいいよね。そしてにゃんだふるカフェ。300円で飲み物とカップケーキ or クッキー。このお菓子は秘密の花園の提供なんですが、猫をかたどったその愛らしさに、西山、葉山ともに冷静を失ってしまっている。これも実によかった。と思ったら、双葉、カフェにきて、肉うどんを御所望か! このマイペースすぎる彼女。しおーんってなってるその表情、これいいですねえ。で、薗部が光と遭遇。ああ、これ、ただじゃすまない。えらいことになる予感がしますよ。

『みゃーこせんせぇ』。今回、骨格模型とのからみだけだ。ホネが、助手をやってるその給金はいただけないのかと。それ聞いて取り乱す先生がおかしくって、そうだよなあ、個人の収入からちゃんとした給金出せないよなあ。そんなにもらってそうに見えないもの。で、骨格模型に新事実。そうか、食事、必要ないんだ。って、そら骨格模型は食べなくっても大丈夫よ、骨格模型にご飯あげてるとかいわれたら、大丈夫? ってなりそうなもんですが、いやいや、やっぱりこれ、よっぽどの異常事態ですよね。だって用意したら食べるんだもの。このホネの、見た目は可愛いのに相当まともじゃないというの押し出してくるの、ずるいですよ。めちゃくちゃおかしい。今回は細胞を若々しくする薬なる怪しげなもの飲まされて、ダメージ受けたら小さくなりましたって、スーパーなマリオじゃないんですから。でもってそこから絵的にアブナイ。ぴょんぴょんとか、なんという挑発。ほんと、こうした挑発の果てに、その中身、骨格をガツンと見せつけてくるという。実に容赦のないキャラクターですよ。

『ぽんこつヒーローアイリーン』。ああ、これ、素晴しいなあ。カラーだよ。扉に魔法少女が4人、揃い踏み。素晴しいなあ。と思ったら、本編はいったらばブーブー、ブーイングする子供達がね、ねえ、あなたたちひどい顔よ? ラブリーメロンにひきいられてのヒーロー活動。すっかり飽きちゃってるんだ。ゴミ拾いのトング、火ばさみをね、魔法のスティックみたく工夫してくれてたりね、メロン、細かいところまで頑張って工夫してくれてるのにね。そんなメロンにそそがれる、ラブリーメロンガチ勢の視線とかおかしかった。そうでした、ラブリーメロンは彼女のオリジナルじゃなかったんでした。今回、そんなメロンとアイリーン、ふたりが不審者扱いされちゃうっていうのね。いや、まあ、不審者だけどもさ。警察のお姉さんに呼び止められちゃって、それがチビふたりが転んで鼻血出しちゃってる時だから、ビジュアル的にもヤバい。アイリーンひとりがね、日本社会の常識がない子ですから、ちょっと温度差があって、言動がマジすぎるのがおかしくって、で、マジ魔法少女のアイリーンが警察のお姉さんにころんと簡単に確保されてしまうとか、弱いのねアイリーン! でも、このおまわりさんんにチビふたりが抗議してくれて、って、千夏の母かー! ちゃんと話聞いてもらえて、ふたりとも放免されてめでたしなんだけど、不審者扱いされてることに冷汗かいてるメロンとか、このシビアな感触。読んでるこちらまでヒヤヒヤさせられるものあって、だからこそ、こうした町のささやかなヒーロー活動をもって、この子たちの評価、高くなっていってくれると嬉しいんだけどなあ。ほんと、アメリカとか、こういうセルフリアルヒーローがいて、町の治安に役立ってるとか、そういう話あるけど、そういう風に彼女らも評価されたらいいのになあって、ほんと、思わされるんですよ。

『おとめサキュバス』、ほんと面白い。キュリアがやる気を出しましたよ。そうか、地球の雑誌でもって、男性を籠絡するためのスキル、身につけようとしてるんですが、ああー、悲しいくらいに才能がない。セクシーポーズのはずが、まるで棒立ち。ばぁぁん! って、ほんと可愛いなあ。ルナがやると、それらしくセクシ〜な感じになりますのにね、いや、いやいや、全然虚しく思うことなんかないですよ? で、キュリアが試してみると、あらあら、強そうに! って、それ、なんか変身とかしそうよ。大魔神みたいな感じでさ。ウインクのくだりも最高で、><。ああ、もう、可愛いなあ。通学途中で遭遇したヴェロルもいいですよ。ばぁん! 本当に素敵! ほぼ棒立ち! ほんと、ふたりとも、サキュバスとしての素養に欠けるというか、いやまあ、向き不向き、得意不得意ってのはあるものなあ! ほんとなら、種族で決められたあり方以外の道を選べればいいんだよなあ。で、キュリアが涼香に骨抜きにされるっていうのね、そうだよ、キュリアもこっち方面で頑張ればいいんじゃないかな!? わからないけど!

  • 『まんがタイムきらら』第15巻第12号(2017年12月号)

2017年11月10日金曜日

『まんがタイムジャンボ』2017年12月号

『まんがタイムジャンボ』2017年12月号、発売されました。表紙は、お、これは給食ですね。『レーカン!』天海さんが割烹着きましてね、トレイに給食乗せて配膳しているところでしょうか。パン、シチューにサラダ、そして牛乳? かと思いきや、これみかんジュース? 給食の常識が変わってますよ! 『銭湯の女神さま』恵も給食。この人の場合、これ、普段の昼食か。カレーがこれでもかと山盛りになってるのがいかしますね。『偏食女子は恋でおなかを満たしたい』は、今野、平岡にはさまれて、苦手なピーマン? に涙目になってる田盛アキ。ある意味、この人の通常運転でありますね。

『おにいちゃんと呼ばないで』。前回購入したエプロン。大活躍ですよ。調理実習。肉じゃが、浅漬け、ごはん、お味噌汁を作りますというんですが、おお、地味ですね。意外や楽しみにしているお嬢様たちですが、ああ、包丁に不安がある。そうした中、心が大活躍してみせて、ああ、普段から料理をしているから。先生からはお母様がしっかりしてるのねなんていわれてますが、全然そうじゃないっていうのは承知のとおり。でも、いえ母はしっかりしてませんとはいえませんわねえ。調理においてリーダーシップとって、心、すっかりクラスの皆、班の皆と打ち解けて、ああ、仲良くなっていけそうですね。いい機会が得られてよかったですね。

『おひとり女子高生が憑依されました』。トイシキの新作です。山海美冬はぼっちの高校1年生。ナレーションが孤高、誇り高きとよさげな言葉を使うたびに、ぼっちですと訂正する美冬のつらそうなこと! これ、先祖の魂というちんまいのが、美冬のこの有り様を見兼ねてやってきた。先祖の自分が力添えすることで、美冬の苦境を好転させようというわけですね。しかしちんまいご先祖を見て、執拗に虫扱いし続ける美冬も、結構なキャラクターでありますよ。そしてご先祖が美冬に憑依。でも、これ、ほんとに o先祖信頼してよいのか!? というか、あやういセリフを大声で! ほんと、美冬のままでもご先祖憑依しても、なんかあやういのがこの子っぽいですね。

『ペンタブと戦車』。ああ、里見青年、現代に戻ってきたの!? 銃撃を受けて戻ってきた現代日本は第三次世界大戦の真っ只中。ああ、里見の介入が歴史を変えてしまったのか、あるいは里見のもろもろ関係なしにこうなる運命だったのか……、なんて思ってたら、なんだよ、里見の夢かよ! 里見、無事現実に戻ってきて、いや、無事ではないな。弾あたってるからな。しかし、この戦場、のっけからニコ中尉のペースでもって動いていたわけですが、ここから日本軍の巻き返しがあるのだろうか。頼みとなるのは、ソ連軍が撤退を準備しているという情報。それを受けての武田大尉の突貫からの一斉攻撃。はたしてこの策、どうなるか。そう思ってたら、あああ、ソ連軍うわ手だ。ニコ中尉がうまいのか? 敵の欺瞞作戦にはまってしまった武田大尉は、89式とその乗員たちはどうなるのか。ほんと、戦場に自身の価値を問わんとするかの彼らの戦い、その行方。勝ち負けとかではとどまらぬところに興味は向かって、ええ、これ、どう決着を見せるのか、穏かではおられませんね。

『姫神様は半人前』。ゲストです。縁結びの神社において、祀られているのは見た目にも幼ない姫神様。願を掛ける迷える乙女の願いを叶えようと張り切ってくれるのはいいのだけど、どうにも裏目に出るみたい。それで神社の娘、お嬢にしかられるっていうんだから、神様、形無しだあ。神様、代替りしてるんですね。先代の後を継いでこの春に神様になったばかり。お嬢は先代から孫娘を見守るよう頼まれた。でもそれでお母さんみたいになってるのがね、ちょっと面白い。というか、お嬢、小学生なのにしっかりしすぎだよ。ああ、神社の経営の苦しさ、これがこの子をここまでに育てあげたのか。宮司である父も、娘の前には形無しですよ。この漫画、まだまだいたらないながらも、健気に神社を守り立てよう。姫神様も未熟ながらも張り切って、そんなところにお嬢の厳しくするどいツッコミが差し挟まれてくる。このふたりのテンポがあったりはずれたり、その緩急がいいですね。

  • 『まんがタイムジャンボ』第23巻第12号(2017年12月号)

2017年11月9日木曜日

『まんがタイムきらら』2017年12月号

『まんがタイムきらら』2017年12月号、発売されました。表紙は『スロウスタート』。花名と万年さんが一緒に秋の装いですよ。しかし、ふたりともにこういう雰囲気、なんか珍しい気がします。ウエストを絞ったスカートは、ふたりのほっそりとした魅力押し出して、かと思えば万年さんは豊かな胸も強調されて、しかも肩! 肩が出てる! レアだ! こんな万年さん、本編じゃそうそう見られないよ! ふたり本を手にしていて、なるほど読書の秋でしょう。舞い散る銀杏の黄葉にまじって、本のしおり、冠のイラストの! が散っているのもキュートです。

『まいにちハロウィン!』、ゲストです。元気な転校生、上田うるふと、その子の面倒見るよう頼まれた、責任感強い紗久翁ラン。距離を置きたがるランと、ぐいぐい近づいていこうとするうるふの齟齬。そこでのやりとりが結構クールで、ラン、いい感じですね。でも、決してなんでもできる子じゃない。クラス委員の責任感でよくシステムのわかってない学食でも、うるふのために頑張ろうとするところ健気で、でも不器用なのはしようがないよねえ。この性格のまったく違うふたり。こうやって親しくなっていくのかな。また、ランの秘密、クラスの子からランたんと呼ばれていて、ああなるほど、ウェアウルフとジャック・オ・ランタン。きっとこの子と一緒なら、毎日がお祭り騒ぎ、毎日がハロウィンのようになるでしょう。そのわあっと明るく楽しい情景、一話でしっかり見せてくれてましたね。

『はつこい教室』、ゲストです。小学6年生のいちか。そうか、勉強苦手なんだ。もうすぐ中学にあがるから、いい機会という感じかな? 友達のるなに誘われて学習塾を見学することになりました。これね、いちかのお母さんがいちかのこと、とりわけその学力、心配してるんだなっていうのがわかる。るなと友達みたいになってて、塾に引きずっていってね、なんてことSNSでるなにお願いしてる。おかしい。るなの交流の範囲も謎ですよね。塾にいってみれば、和久利先生、背が高くって、でもって目付きが悪くって、怖い! すっかり後ろ向きになってしまったいちかが、地理のプリントをするその途中でね、先生から日本地図の覚え方、都道府県の形とかね、わかりやすくしようって工夫してくれてる、そうしたところからちょっと打ち解けていくんですね。この塾に通ってる子供たち、やたらフリーダムなのも、和久利先生が決して怖くなってことわかってるからなんでしょうね。そしていちかもわかってしまった。一緒に頑張れるといいですね、あの時に、すっきりした表情してたいちか。これがよかったって思ったんですよ。

『奥さまは新妻ちゃん』、ゲストです。おお、なんか珍しい感じかも。新婚の夫婦ふたりの情景描いた漫画なんですね。賃貸マンションに引っ越してきたところからはじまる、ふたりの生活。妻は新妻ちゃん、夫は旦那くんでだーくん。ふたり一緒に暮らすの、これがはじめてになるんですね。相手のスタイルに生活をあわせていったり、得意なことを分担したり、慣れないながらも互いに歩みよっていこうという姿がいいですよ。しかし、相手の下着、知らない姿にドキドキしたりハラハラしたり、誤解も含めてね、こういうわかってないところから広がる想像、妄想、その他もろもろ。あまりにふたりともに純情すぎない!? みたいにも思うけど、だからこその面白さがあったと思います。あと徹底して表情が描かれないだーくんのポジション。ええと、つまり主人公ポジション!? ともあれ、この描写のおかげで新妻ちゃんがフォーカスされてる感、強くなってますよね。

My Private D☆V、『恋する小惑星』のQuroです。嬉しいなあ。さて、今回のD☆Vポイントは、ルームウェア、だそうですよ。パジャマとはちょっと違うふわっとしたかわいさ。イラストも女の子ふたりが背中あわせにベッドに座って、互いに相手を若干意識しつつも、もう気取ったり格好つけたりはしない、そんな気の置けなさが感じとれて悪くない。手前の子は暖かい飲み物、マグカップで飲んでいるところ。奥の子はスマートフォン見ながら歯磨きしてるのかな? ともあれふたり、実はちょっと相手のこと気にしているっていうのがわかる、そんな距離感もチャーミングなイラストであります。

  • 『まんがタイムきらら』第15巻第12号(2017年12月号)

2017年11月8日水曜日

『まんがタイム』2017年12月号

『まんがタイム』2017年12月号、昨日の続きです。

『さわらせてっ!あみかさん』。今さらだけど、沙織がやばい。皆で食事にいくというのを楽しみにして、4時間前から待機。なのにあみかがこないと、勝手にどんどんネガティブになっていく……。あかん。この人、なんか病んでる気配がするよ!? 今回は、旅行にいけなかったまひろのための食事会みたいな話だったのに、肝心のあみかは沙織と妹にばっちり確保されて、ああ、まひろが悔しそうだ。しかし、あみかさん、大人気。女子3人から取り合われているかと思えば、シフォン先生もダンス教室に入って欲しいと、ものすごい張り切ったステージ見せてくれるのね。で、ここでもやっぱり沙織のマニアックさが光って、ああ、全員振り落としたか。まひろはもちろんのこと、ほぼ同好の士といっていい妹までも引いちゃって、もうどうしようもないなあ、この人。さて、今回のラストですよ。二の腕タッフタッフ祭、これを見て、通り過がりのバス子が参加したいと思っているぞ! 危ない! すごく危ないぞ! ああ、あみかさんの魅惑の肉がいけないのですか!?

『ボンジュール!仲居さん』。とてもいいですよ。年末年始の繁忙期を前にして、束の間の休み、そう思いきや、おお、大掃除でありますか。畳を浮かせて風を入れたりするんですね。こうした仕事の合間に、サラのこの宿にきた時のこと思い出語りしたりね、それから教えてもらった仕事のことも。いろいろを経験して、吸収してきたサラの様子、感慨深いなと思っていたら、ああ、朋香にとってもそうなのか。もう一人前なんじゃないか、康弘からもそういわれて、朋香、まさか涙ぐんでしまう。仕事に慣れて、新たな発想を加えていくサラの成長と、そして咄嗟の状況にしっかりと対応していく朋香と、それぞれに持ち味、強みが違う。このそれぞれのよさで支え合う、そんなふたりの関係、とてもよかったです。来年もよろしくネのくだりもね、しっとりとして、とても素敵。ふたり、ただの友人というにはより深いなにかのある、そんな関係になっていますよね。

『おかわり自転車』。広島旅行、大久野島にいきます。へー、こんな島があるんだ。うさぎいっぱい。コトコにレイも興味津々で、いやもう、こんな状況見せられたら、ふたりでなくともうわあすごいって思いますよ。今回はミトの甥っ子、マサも参加します。この子も自転車漫画『サイクリスト魂』のファンなのか。コトコと意気投合して、ほんとコトコはサイ魂となるとテンションあがりますね。自転車に速さを求めるマサに速さだけじゃない自転車の魅力を伝えるミト、そしてコトコがよかったです。ゆっくりと走る、その過程に見ること、聞くこと、その豊かさに触れる自転車旅でありましたね。ええ、こういう楽しみ、大変いいと思います。そして食の楽しみも! そうか、たこが名物なんだ。たこ飯はともかく、たこ天カレーなんてのもあるんだ。面白いなあ。こうしていろいろな楽しさに触れていく皆の様子、マサもね、コトコから伝えられたその楽しさ、ばっちり理解したみたいですね。

『友ちゃん!』。いよいよ踏み出すんでしょうか、友ちゃん。修と一緒にクリスマスを過ごしたい。だから告白だーっ! っていうんですが、ああ、それでもなかなか勇気が出ない。はたから見てたら、もう楽勝のはずなんですけど、当事者としてはそうはいかないんだろうなあ。帰り道で告白する、時間まだあるから大丈夫、いろいろ理由をつけながらもずるずると告白を先のばしにする友ちゃん。いちいちつっこんで、それからなぐさめてくれる優がいいお友達ですよね。告白すると考えただけで体が熱くなるという友ちゃん。まさかのインフルエンザとか、しかも修もインフルとか、この間の悪さ! なかなか友ちゃんの思うような展開にならないの、気の毒なんだけど、その時々にアップダウンする友の様子が本当に愛らしい。ええ、この子、ほんと可愛いんですね。

  • 『まんがタイム』第37巻第12号(2017年12月号)

2017年11月7日火曜日

『まんがタイム』2017年12月号

『まんがタイム』2017年12月号、発売されました。表紙は『おとぼけ部長代理』をメインに、運動の秋? 卓球がテーマでありますね。メインの部長代理の他には『まりあ17』まりあ、『あわらせてっ!あみかさん』あみか、そして『見上げればいつも妹が。』遥がそれぞれにユニフォーム着て、ピンポンに興じていて、サーブの瞬間あり、ボールを受けようとするところありと、バリエーションある動きが誌面にリズム与えていて、いい感じです。

『瀬戸際女優!白石さん』。白石さん、見事主演を勝ち取りましたね。教師役というのだけど、知的で清楚でぴったりだ、そんな評価の裏には、ろくに学校いってなかった過去の姿があるという。ああ、暴走とかなさってたのね……。今回の白石さんは、恋のなんのというのに慣れていない、それで右往左往してしまう姿がおかしくて、対して高校生の相手役の方がずっと堂々としてるというそのミスマッチがおかしいんですね。撮影期間中、つきあいませんか。そんな申し出、役作りと考えて受けてみて、でもそれでもはや介護って、どんだけなんだ白石さん。しかもマネージャーが警戒する警戒する、このドタバタ、実によかったです。そして白石さん、恋愛の予行演習のなんのという話にドギマギしながら、しまいには説教されるっていうのがね、ほんとこの人の人柄表しておかしかったんですね。

『北斎のむすめ。』。ゲストですね、特別編ですよ。江戸から離れた島での出来事。ばあばのもとですくすく育つタカなる女の子。日に焼けて真っ黒で、やんちゃで男の子みたいで、そんな子のほのぼのとした日常かと思いきや、ああ、ばあばはもうずいぶん年で、足腰もおぼつかなくなりつつあって、でもタカはそんなばあばのことが大好きで……。だからこそ、タカとばあばの別れ、切なさ感じさせて、しかし、この話題、どこに流れつくのだろう。そう思っていたら、ああ、これは高尾の子供時分の話であったか。ばあばが亡くなって、身寄りのないタカには遊廓にいくより道がなかったんだなあ。でも、ばあばのあかぎれだらけ、傷だらけの手、それを思えばくじけることなく働ける。ええ、やっぱり少し切なくて、だからこそでしょうか、最後のお栄とのやり取りね、友達だっていってるの。普段、思ったことを言葉にしない高尾の本音。こんなかたちで知れるという。意外で、けれど知ることのできて嬉しく思える、そんなエピソードでした。

『ウレ漫とガケ漫』。ゲストでしょうか。なるほど、タイトルは売れっ子女子高生×崖っぷち中年。新進気鋭の女子高生漫画家のもとで、新しい風を受けて、新しい境地を目指す漫画家といった感じでありますね。しかし、これ、きびしい話ですよね。白井聡司朗。連載をふたつ抱える作家なのだけれど、新人作家のヘルプにいってくれないか。頼まれていってみたらばさあ大変。向こうにはベテランアシスタントと伝わっていて、ああ、これ、編集部の騙し討ちじゃないっすか。よく怒らなかったな、白井さん! 神木茜。まず資料その他の整理整頓からはじまって、そして実際に絵を描いていくことになるんだけど、リテイクの嵐。それはそうと、神木茜。まだ若いっていうのに、リテイク出す際の注文、明確だ。内心ムカムカしながらも、ちゃんと指示受けて、要求されていること咀嚼して、応えていくところ。白井という人の生真面目さと、漫画に向き合う姿勢というのが感じられていいですね。ちょっといい人すぎる感もあるけれど、でもそれでこの人の新しい世界が広がるのだとしたら面白い。というか、編集者さん、まだアシスタントとして通わせるつもりなんだ。むごい、むごすぎるよ!

『はこいり良品』。しおりさんのところに、読書部の後輩がやってきましたよ。相談があるという。部の活気がないという。その部長は、あれもやりたい、こういうのもやってみたい、熱意があふれているタイプで、対して他の部員は楽な部活であることをさいわいと、ダラダラしているんだ。この話、ここから社会一般の話題に一気に広がるのが面白いですね。こうした熱意の差、温度差はどんな組織にもあるよ。例えば自治会。PTA役員もそうなら趣味のサークル。他にも他にも……。じいちゃんの、なんなら人生そのものもそうかもって発言。そこまで広げるんだ! ショック受けてる部長さんがよかったですね。この温度差というの、相対的なものに過ぎないんだよっていう決着も面白かったですよ。市内の書評クラブを紹介されたんだけど、ここに入ってみればこの部長さんの方が温度低い側に入っちゃう! そうか、感動するほどよかったか。部長の感動とそれを受けて反省した部員たち、これらは部長へのちょっとしたご褒美みたいな感じですね。むしろ本題は、青春の頃、熱意持って取り組むことのできた、そうしたことへの憧憬、懐かしさにこそあったように思えます。そうした時期を振り返る大人と、まさにそうした時期にある青年たちの対比。またその青年側にも、熱意ある側とあんまりない側の対比もあってね、多様なあり方がいりまじって面白い。ええ、こうした温度差ってのも面白いのだと思いましたよ。

  • 『まんがタイム』第37巻第12号(2017年12月号)

2017年11月6日月曜日

バトル360 ~空母エンタープライズの戦い~

 アズールレーン』が人気です。なんとなくその存在は以前から知っていて、その日本版がはじまったことも知っていたのですが、これ以上ゲームを増やせるか! そう思って、あえて近づかないようにしていたのですが、結局はじめてしまいました。ああ、だったらもう日本版を知った時点ではじめときゃよかった。出遅れたせいで入手できなかったものいくつかあって、ああ、なくってもいいっちゃいいけどさ、残念だよな。こんなのばっかりだ。さて、『アズールレーン』は艦船擬人化もの。『艦これ』が第二次世界大戦時の日本艦艇をメインに扱っているのに対し、『アズールレーン』は連合国も枢軸国も対象としていて、そのバリエーションが魅力となっている。ええ、海外艦好きにも嬉しいゲームになっているのではないかと思うんですね。

『アズールレーン』、アズレンでは各艦ごとに特殊スキルを持っていて、それが当たれば尋常じゃない強さを発揮することもあって、もちろん攻略においても重要。プレイヤー同士で交戦、ランク付けされる演習においても重要。いろいろと有効な組み合わせが模索されている模様です。演習では、自身の艦隊をどう編成するかも大切なのですが、より以上に気をつけるべきは対戦相手の編成。前衛後衛ひとりずつとか、ぱっと見簡単に勝てそうに見えるのに、実際に戦ってみると異様に強い。そんな編成があるから難儀です。危険視されている組み合わせはいくつかあるのですが、赤信号編成のひとつが空母エンタープライズ。これ、単艦でも強さを発揮して、事前予測で優勢と見えた艦隊でも一気に持っていかれてしまう、そんなポテンシャルがあるっていうからおそろしい。では、そんな尋常でない強さを見せるエンタープライズってどんな空母だったのでしょう。

以前、Huluで第二次大戦におけるエンタープライズの戦いの軌跡を追ったドキュメンタリーを見たことがありまして、久しぶりに確認してみたら、ああ、よかった。今もちゃんと見られますね。『バトル360』。ヒストリーチャンネルのドキュメンタリー。空母の戦いは、海上の艦船だけでなく、空は航空機、海中からは潜水艦に狙われて、まさしく全周360°に及ぶということを表したタイトルですね。自分は戦争もののドキュメンタリー見るのが好きで、これまでもいろいろ見てきたんですが、アメリカ側の視点で作られたものはあまりよく知らないな。ということで見たのですが、いやあ、加賀に急降下爆撃、続いて赤城が炎上みたいなのを見ると、さすがに少々複雑な気分になる。でもあの戦いはアメリカにとっても困難な、苦しいものであったのだ。そういうことを知ることのできる、よいドキュメンタリーであると思っています。

このドキュメンタリーのよいところは、ただ空母エンタープライズの軌跡を追うだけでなく、どういう兵器でもってどういう戦いをしたか、日米の艦船や搭載火器、航空機の特性を紹介し、急降下爆撃はどのようにしたか、雷撃機はどういう行動をしたかなどの説明もあって、あの時代の海戦全般に興味のある人には満足いくものになっているのではないかと思います。その説明は、CGを駆使したグラフィカルなもので、また当時の映像なども織り交ぜて、非常にわかりやすい。インタビューパートでは、史家や軍関係者だけでなく、まさにエンタープライズに乗り込みあの戦争を戦った当人にまで聞き取りが及び、実際の戦いにおいて見たもの、感じたこと、そして帰らなかった戦友への思いなど、その情感はたっぷりとして、胸に迫るものあるのですね。あるいはそれは情が移るということでもあって、ああ、心境は複雑です。対する相手は日本軍、それこそ私に連なる遠い誰かであったかも知れないというのに、エンタープライズの危機ともなれば、敵艦船の排除されたことにほっとする気持ちも沸こうという。ええ、ほんと複雑なのですね。

ですが、ドキュメンタリーとしては面白い。これに併せて『決断』を見たりなんかすると、双方の思惑、互いに違う視点で見たものをおもんぱかれてよいかも知れません。『決断』はちょっと内容が古い、戦史の研究が進んでなかった時代のものかも知れませんけど、あるいは戦時を実際に知る人も多かった時代です。心情たるやむしろ鮮かかも知れません。

Hulu

Wikipedia

英語版BD/DVD (日本語なし)

2017年11月5日日曜日

『まんがタウン』2017年12月号

『まんがタウン』2017年12月号、昨日の続きです。

『ちこはゲーセン一番星!』。本当に面白い。今回は他の店の偵察をちこが提案して、チーフと河合さんとの3人でお出かけです。大きなショッピングモールの、これまた大きなゲームコーナー。ウチにはないマシン! ウチにはない景品! チーフがめちゃ凹んでるのがおかしかったです。しかし、偵察のはずが、ついつい普通に楽しんでしまってというのね、これ、よかったなあ。そして、いつぞやのお客さんと遭遇! 先月登場の彼女ですよ。ほんと可愛い。再登場嬉しい。ちこからからかわれて、本気にしちゃって、泣きそうになってというのね、ほんと素直でいい子だなあ。この子、眼鏡のキャラ集めてるんだ。なるほどなあ。保津淳海。ほんと、この人、こうやって親しくなれてよかったですね。このままお客さん代表でいるのか、あるいは店側の人間になるのか。どちらでもいい感じ。ええ、キャラクターのバリエーションも出て、とてもいい感じですよ。

『中年マンガ家ですが介護ヘルパー続けてます』。重い話でした。患者さんのスイッチを押してしまってからの展開。ああ、これはショックですよ。ものすごい勢いで確保されて、拘束される。その只事でない雰囲気は、もう漫画として見てるだけでもショックなんですから、実際その場に立ちあっていたら、それこそもう茫然と立ち尽すほかない、そんなことになろうというのもわかります。このショックがね、後を引いて、悪夢を見るようになってしまったというの、それも2ヶ月もなのか。これ、つらいなあ。精神科の病棟の、いろいろな過去、いろいろなバックグラウンドを持った人達に接して作者の考えたこと、思ったこと、それは人のありよう、存在の意味にさえ踏み込む問いとなって、そしてこの職場から離れることを決断されたのですね。これ、つらいわ。これ、胸に迫るわ。ほんと、つらくて、悲しくて、なんだろう、人の力、人の心というものに触れて揺れる気持ちに戸惑って、胸苦しいです。

『俺の生徒は神メイド』。ほう、文化祭。定番の学校イベントですね。学校行事が苦手な知世子にとっては過ごしづらい季節です。そう思ってたら、ああ、夏川もそうなんだ。ギャルっぽい見た目から敬遠されがちで、だから居場所がないんだ。つらいね、夏川も。そんな彼女らのこと思って、というかちょこるんのことしか考えてないよね、先生? 文化祭でなにをするかというの、まさかのメイド喫茶を提案。あの一斉に生徒が引くところ、おかしかったなあ。知世子はすごい勢いで吹いてるし、おかしくなったんじゃないかとあやしまれる始末。しまいには、私を社会的にマッサツするつもりですか! この先生の思惑と知世子の気持ちがまるで通じあっていないところ。知世子が不安で不安でネガティブになってしまって、あそこまで感情を出してしまうところ。悪くなかったなあ。先生は知世子をメイドにしようと思ってるんじゃないっていうの聞いて、これなら自分にも居場所が、役立つことのできる局面があるのではないか。知世子はそう思えたのだろうか。その胸中、今はまだ計り知れないですね。

『あいたま』。リサ、めちゃくちゃおかしい。新曲出した。売り上げ負けた。そんな彼女が、スポンサーの娘に取り入ろうと行動開始するんですけど、ここでもあいの存在が影を落とす! って、どんだけ怖れられてるの、あいさん。ともあれ、バニラとリサの接触。これ、きっとよくないぞ、一触即発だぞ、そう思ってたらですよ、だってのっけから、ひよこのとなりにいた毒虫呼ばわりですよ!? でも、まさかふたり打ち解ける。ひよこちゃんLOVE Tシャツ、これに食いつくんだ、リサ! というか、バニラ、そんなの制服の下に着込んでるの!? 常備!? 常備なの!? しかもリサ、ひよことの共演他、自慢をはじめたら、今度はバニラが食いつくっていうね。おかしい。もう、最高だと思う。ファン同士でしゃべるのって楽しいとかいい出しちゃってる。リサもそうだし、バニラもそうで、ふたり同じ話題で話せる、その喜びに溢れてるのがすごくよかったですよ。というか、バニラ、はやくリサに会いたいばかりに掃除に打ち込むほどなのか! リサの側では、自分のCDの売り上げ、ずっと気にしていたそれを、友人糸子がそそいでくれて、報われて、だからこそ余計にまっさら気持ちでバニラのもとに向かおうと思えたのかもって思えて、ええ、ふたりいい友達になれそうで、これ、よかったですよ。

  • 『まんがタウン』第18巻第12号(2017年12月号)

2017年11月4日土曜日

『まんがタウン』2017年12月号

『まんがタウン』2017年12月号、発売されました。表紙は『新婚のいろはさん』。単行本、売れてるみたいですね。いやあ、いいことですよ。さて、表紙のふたり、カレーを作ろうとしているところですね。いろはさんはカゴに盛られた野菜、そしてピーラー持って、これから下ごしらえしますよといった風。後ろにいる始君はカレールーとらっきょうのビンを持っていて、あ、カレー、甘口だ! いやあ、甘いのはふたりの雰囲気だけじゃあないんですね! 他にもいろいろ告知カットが並んでいます。『メタボリックダーリン』の新連載告知カット、これ異彩を放って大インパクトですね!

『メタボリックダーリン』、新連載です。3年間、海外に修行にいっていたパティシエのミツル先輩。ようやく帰国した! というので、ナミ、空港まで迎えにいったらですよ、見事にラージな体形になって帰ってきたっていうんですね。いやしかしなにがおかしいって、体形、輪郭こそはよりビッグになったものの、イケメン顔パーツはそのまんま。ナミが確認するときに、手指で先輩の顔、頬まわりをスっと隠すっていうのが、ほんとおかしくって、なによりシュールで、別のコマでもね、あんまり顔のサイズがでかいから、その中央にちょこんとある顔パーツまわり、輪郭描きわすれたのかな? みたいになってるんですね。いや、もう、驚きのデザインです。しかし、この先輩の変わりっぷり。ナミの恋心は冷めたのかな? みたいに思ったけれど、おお、戸惑いこそすれ大丈夫だ。むしろ先輩の方が不安に思ってたのか。むしろ自分の気持ちが疑われたこと、それがナミにとってショックだったのか。内容としてはコメディですね。ちょっと現実ばなれした展開も面白く読めて、これは実に期待されますよ。

『新婚のいろはさん』、2本立てです。しっかし面白い。いろはさん、方言。結婚したこと、友達に報告してるっていう、それが始に交友関係の狭さを語らせるための導入になってるんですね。故郷を離れて、友達とも離れてのふたり暮らし。ふたりのゆったりと過ごす日常に、始の不安、負い目が影を落とすのね。しかし、そこでの会話が素晴しい。最初に真摯な本音を語らせて、次いであのロマンティックなセリフでしょう? あの眼差し! もう最高! と思わせて、めくった次のページがすごいの。ほんと、おかしい、面白い、可愛い、最高に最高を重ねてきたよ! いやもうすごい。で、続く2本目はもっとカジュアルな展開して見せて、宝くじを買う始。当たったら億ですよ! ギャンブルとか興味ない始だけど、宝くじには夢を見ちゃうっていう。でも億当たったらどうするって聞かれて、ローン完済、残りは貯金! わかるー! いやもうほんと面白い。その後、続く会話もね、コミカルでちょっといちゃいちゃで、本当にいい距離感。見事な塩梅ですよ。

『ようこそ!スマイリーバーガーへ』。今回、店長メインなんだ。明日はお休み、どうしますか? ってたまこに聞かれて、たくさん寝たいです。店長の休日、朝寝して、クーラーセットして、そうした端々に店でのたまこたちの会話が思い出されるのが不思議と面白い。で、その会話に影響されるのかなって思ってたら、途中完全無視とかね。午後は洗車して、猫とたわむれて、この人、見た目怖いけど猫とは仲良くするんだ。いいね! バーにいったらマスターとわりとざっくばらんな会話して見せて、こういう関係もあるんだね。こうした店長の日常。これ見ると、この人が、あの愛想悪さにもかかわらず結構親しまれている、その理由がわかるように感じました。いいエピソードでありましたね。

『恋するヤンキーガール』。今回、ものすごい。体育祭で大活躍、皆からも好意的に迎えられて、よかったじゃん! 中でもぐいぐいくるのがランとルリですよ。一緒に遊びに誘ってくれてね、そうしたらナデシコもついてきたんだけど、もうこれからのいろいろ、素晴しかった。カラフルな洋服がいっぱいのお店に連れていかれたアヤメ、ナデシコが、ふたりモノクロだっていう、そのインパクトもすごいんだけど、ルリのミニスカート攻撃からアヤメを守ろうとしたナデシコがやられてしまった! ランちゃんコーデ。うおお、なんだこれ、めちゃくちゃ可愛いぞ。このコマだけで充分価値があった……。そう思っていたらですよ、アヤメちゃんにルリの魔の手が迫る! ああー、これもまた素晴しいな。もう最高だと思う。で、このおめかしでナギとのデートなんでしょう!? ああ、たまんないですね。もうどんなことになろうというのか。わくわくがとまりませんな!

  • 『まんがタウン』第18巻第12号(2017年12月号)

2017年11月3日金曜日

『まんがホーム』2017年12月号

『まんがホーム』2017年12月号、昨日の続きです。

『座敷童子あんこ』。座敷童子が太った、って、それだけのネタっちゃあネタなんですけど、そこからの展開。減量しようとして挫折したり、あんこの自己像がやたら理想的すぎたり、そうしたあんこのキャラクター、図々しかったりするとこね、ほんと面白い。そもそも太った理由、妖力を使ってないからなんだ。ということは、座敷童子として福を呼ぶのサボってるんだ! 困った人だなあ、というか妖怪か。ちょっと頑張ってみたら、当選したことのないコンサートのチケットが当たった。でもやせたようには見えない。というか、お母さんからのお礼のごちそうでむしろ太る。運動をしてみるも、どうも身が入らないからと、幸太に鬼ごっこ提案して断わられるその理由、あー、確かに女の子追い回してるのは不審そのものだよなあ。あんこが太ってしまったの、本人の問題もあるだろうけど、幸太はじめ、この家の人が欲望でギラギラしてるタイプじゃないっていうのもあるのかも知れませんね。この自然体。それがまたいいんですけどね。

『うちの秘書さま』。また面白い人が出てきましたよ。はじめの暮らす屋敷の庭を手入れしている人。東條家専属庭師というのですが、庭木を動物のかたちにトリムしてみたり、という中に、はじめの顔をかたどったのがまじるのか! はじめ曰く、気持ち悪い。うん、わかる。でもメイドには好評なんだ。というか、この人たち、はじめがらみとなると、なんでも喜ぶもんな。でもって、庭師さん。若い女性らしい。それ聞いて、一回くらい挨拶しなくちゃなといったはじめのことね、冷たい目で見つめる秘書にメイドが実によかったです。しかし、庭師さん、本当に会えない。忍者か? 忍者なのか? 姿を見せず、落ち葉でもって意思疎通をはかる。ほんと、なにものなのか。でも心優しい人のようで、落ち込むはじめを見て近づいてきたかと思ったら、七瀬の乱暴者! その粗暴な発想に怖れをなして逃げたじゃない! でもこの庭師さんが最後には出てくる。その理由も面白かったです。ええ、どんな人かはわからなかったけど、はじめ、ちゃんと挨拶できそうですね。

『歌詠みもみじ』。修学旅行編、続きですね。今回は京都にいきますよ、っていうんだけど、そうか、みんな夜更かししておしゃべりしてたか。ふらふらやん、と思ったら、先生はもっとコンディション酷いのか! 京都を訪れてからのいろいろ、これ、なるほど! って思わされること多くて面白かった。チェーン店のコーヒーショップが京都仕様で、ついつい入ってしまって、いつもどおりの食事とか面白い。でもって、道案内を外国人に頼む、その判断の確かさっていうの。おー、こういうことあるのかい!? 面白かった。もみじの八ツ橋もいい感じ。家族用今食べる用自分用。どんだけ食べるのか、君。帰りの新幹線の様子、これ、実にいい。この子らの充分に楽しんできた、そういうのがうかがえるようでいいですよね。ええ、最後のキーホルダーまで、なるほど、そうか、いい感じの連続。いいエピソードでした。

『マチ姉さんの妄想アワー』。おお、トシが学芸会の劇で主役ですよ。それはいいんだけど、姉さんがとりあえず酷い。いや、いつもどおりか! シンデレラをやるんだ! すなわち女装。その理由もアレなんですが、最後の女装してみての感想、あれいいなあ。ほんと、この子、いい子だしかしこいし素晴しい。打ちひしがれる兄たちもナイスでした。さて本編ですよ。やっぱり面白い! ツルの恩返しのシリーズ。ああー、現代人的常識で判断するとこうなるわけか! いやほんと、正体不明の女が、こうもグイグイ積極的にくるとか、きっと裏になにかある! そんな危機判断。これ、結構妥当なもので、そうかあって納得させられて、それだけにおかしかったです。大きなツヅラ、小さなツヅラのスズメもめちゃくちゃ面白いし、おむすびころりんの怒るお婆さん、これもクスって笑ってしまう。カチカチ山のタヌキとウサギも、お爺さんは許しても、具体的に被害にあってるお婆さんはそうもいかないってのが地味におかしい。ほんと、どれもこれも見事な発想の連続で、実に楽しく面白かったです。

  • 『まんがホーム』第31巻第12号(2017年12月号)

2017年11月2日木曜日

『まんがホーム』2017年12月号

『まんがホーム』2017年12月号、発売されました。表紙は芸術の秋ですね。『らいか・デイズ』らいかが、手にパレット、そして絵筆を持って、いかにも画家らしいポーズをとってくれています。『スナックあけみでしかられて』あけみさんは、こちらは読書の秋なのかな。ちょっといつもと違う雰囲気。手には本。眼鏡も素敵ですね。『孔明ヨメ。』月英は、リスに木の実をあげていますよ。そして『転生したら蘭丸でした』の掲載告知カットもございます。

『スズちゃんでしょ!』。今回、余裕のあるスズちゃんですよ。遊んでて大丈夫? 梨乃ちゃんから心配されて、大丈夫ヒマ。でも、それって仕事ないわけだから、本当は大丈夫じゃないんだよなあ。今回、スズちゃんの珍しい表情見られましたよね。梨乃ちゃんから競争といわれて、本気出さないと負けそう、そう思って本気出したのに負けてしまった……。負けた理由探して、思いついた理由が即座に無効になるあのショック! ほんと、なかなか見ない表情見せてくれましたよ。低学年の子供にかけっこで負けた。それで悩んじゃったのか、頑張って歩いてみたりして、そうしたらくたびれて、なにもかもがどうでもよくなるとかね、もういろんなものに持久力がなくなってるんだなあスズちゃん。しかも後日筋肉痛で湿布くさくなってというのね。ほんと、ちょっとしたことで右往左往。でもそんなところが人間味あって、結構リアルな感情、不安なんかも顔覗かせたりするでしょう? ぐいぐいくるんですよね。

『孔明のヨメ。』。孔明に月英、ふたりともに、ものすごく優秀だな! 徐兄に頼まれて、新野の農業問題に対応するふたり。ものすごい勢いで目処をたてて、しかも月英の仕事の丁寧なこと! 世が世なら、一角の人物としてより大きな仕事を成したりしたのかもなあ、なんて思わされましたよ。しかし、今回、これでおさまらない。そうでした。夏侯惇が新野に向けて兵を出していたのでした。その動きを、農業問題の現場を見にいった孔明が察知して、しかもそれ、地平線の向こうに立つ砂けむりでもってですよ。砂けむりの動きから兵の数までも推測して、即座に徐兄に報告。それはいいんだけど、劉備サイドに攻められる心当たりがあるっていうんだから物騒だな、おい! しかし、戦を忌避する孔明、月英ふたり。対しノリノリの張飛。これ、どのような展開が描かれるのか。今のところ孔明は壁の向こうですけど、関係したりするのかな。

『マツ係長は女ヲタ』。もう、べらぼうに面白いな。これ、前回のウメ君が目撃した喫茶店での会話、マツ係長サイドの描写ですよね。通勤の電車で出会うドルヲタの男性。喫茶店でも力強く意気投合して、この様子見ていたお姉さんがふたりをカップルと勘違いしてるんですけど、最終的にはあまりのテンションの高さに呆気にとられるほどっていうね。ふたりの会話、なぜしろたん推しになったかから深みを見せはじめて、あ、これヤバい。大丈夫なのかあの子からの、僕が支えてあげなきゃルート、これ自分もヤバい。ああ、しろたんが実際にいなくってよかった。でもって、この男性の会社、すごい。しろたんセンター発表を受けて、仕事が手につかない。そんな彼に上司が、休めば良いじゃん。かっこいい! 趣味優先の職場。みんな、それぞれに違う方面へのオタクなんだ。めちゃくちゃ面白い。対してマツ係長はウメ君にしか開示してないもんな。で、そのウメ君のこと。ウメ君はマツ係長のことを気にしてるんだと思うよ? っていうんですが、ふたりともに、ドルヲタの資質を見ちゃうんだ! もうめっちゃくちゃに面白い。しろたんの水着仕事に抵抗感じる気持ちわかるよ。よこしまな目で見たくないんだよね! いやもう、これ最高と思ってたら、うおお、なんとふたり、ネットですでに知りあっていたーっ! ほんと、なんだろうねえ、このテンション。ものすごい威力でした。ものすごい駆動力でした。

『週末親子』。母と父の再婚をもくろむユカですが、父、どうもその気にはならないようだなあ。ともあれ、父と娘のコミュニケーションですよ。今回、いつにもまして父にエンジンがかかって、面白かったですね。そうか、そこまでか、寿司の力。まだ父としての自分のあり方を確立できていないこの父が、大家夫妻の介入と、バトミントン、ダブルスで勝てたら寿司をおごってやる、これだけで、がばっとやる気出しちゃう。しかもハイタッチまで! 今回、ユカにとっては本当にいい一日でしたよね。父と一緒にスポーツに取り組んで、その後は一緒に食事してでしょう。距離も縮まった。ほめてももらえた。ほんと、大快挙でありましたよ。

  • 『まんがホーム』第31巻第12号(2017年12月号)

2017年11月1日水曜日

『まんがタイムきららキャラット』2017年12月号

『まんがタイムきららキャラット』2017年12月号、一昨日の続きです。

『ふじょ子とユリ子』はSNSの話でした。ふじょ子がひとり黙々とスマートフォン手に、なにか打っている。メール? 私の他に友達が!? 焦るユリ子ですけど、友達どころか恋人とかゆうてますよ、この子。ユリ子、短文SNSやったことなかったのだけど、ふじょ子との距離を縮めるために開始してみるというの、健気ですよね。しかし、岡本さんに教えてもらえるのはいいけど、散々遊ばれちゃってるのがおかしくて、でもってふじょ子ですよ、ああー、そうか、コミュニケーション重視じゃないんだこの子。自分のキャラ妄想を延々書き連ねるタイブのユーザーなんだ。今回は、岡本さんのバリューの高さ、それが再確認されて、でもふたりの中では本名ではない岡本さんのまま、その扱いの雑さ! 酷いんだけど、なんというか、安定ですよね。安定といえば、ユリ子のその後もそうで、ええ、まるで自分の興味に沿わないタイムラインができてしまった。ほんと切ない展開です。

『はやしたてまつり♪』。これ、よかったなあ。月に頼まれて一緒に買い物に出たふうですよ。相談があるって。いわおに酷いこといってたことを詫びたい。そのためになにか贈り物をしたいというんですけど、月のあんまりの外しっぷりと、そしてふうの頼りになること! ちんまりして、なんか可愛さばかりが前に出てくる子だけど、年長者である、それだけにいろいろによく気がついて、アドバイスなんかも適切で、ほんと頼りになるお姉さんでした。焦ってる月がですね、高いかんざしを買おうと意地になってしまってる。その焦りを受け止めて、話を聞いて、アドアバイスして、ええ、ほんと月はふうに頼れてよかったなあ。ふうのアドバイス受けて泣いちゃってる月。頑なに強張ってた気持ちが緩んだんだなあ。そして贈り物、お餅に落ち着いて、ええ、これくらいじゃないと貰う方も困りますよ。で、この贈り物でいわおが泣く。よかったですね。これでわだかまりなしですね。そしてふうにもねお礼のお餅。月、素直じゃないけど、この子、本当にいい子なんですね。

『トモダチヅクリ』。ああ、さすがだな静。麻乃が足をひねったこと気づいてたんだ。それでね、無理しちゃいけないって。劇の主役だからといって無理しようとする麻乃を抑えて、ああ、静も頑張ってますよ。麻乃の代役として練習に参加するんだ。あの、髪形を麻乃と一緒にしてるのとかね、ちょっと面白かったですけど、麻乃にこの案を告げた時の様子もね、ああ、もしかして泣いちゃってるの!? なんて思ったら、すごいドヤ顔! いいわ、この子、いいわ。読めないわ。可愛いわ。でもって、結構な策士なのかも知れません。麻乃が練習を休むというのでクラスの皆に謝罪する。そのケガだってクラスの子を庇ってのものだったのに。これがきっと麻乃の印象をよくするはずだ。ええ、本当にそのとおりだったんですね。というか、あまりにハンサムな麻乃に庇われた子が恋しそうになってるじゃん! この麻乃のクラスに溶け込む作戦、どうなりますかね。文化祭当日、本番、どうなりますかね。足は万全じゃないっていうのが不安要素。うまくいってくれるといいなあって、この子たちの頑張り、健気さ思うと、願わんばかりの気持ちになりますよ。

『疾風ういんどみる!』。風鳴ヨット部、聖風と合同で夏の合宿するんですね。しかしそれでつむじが調子を崩しちゃう? どうしたんだろう。ふーこと一緒にヨットに乗って、自分がフォローしないと、そう思ってたのに、ふーこ、すっかりちゃんと自分の役割理解して、クルーとしての仕事をこなすまでに成長していた。ああ、ふーこがひとり歩み出していることに、つむじ、なにか距離を感じてしまったのでしょうか。思い悩んで、ポカばかりして、ほんと、どうしたんだろう。夜も眠れないようで、ひとりベランダで海を眺めていて……、そんなつむじにふーこ、声をかけたんですね。つむじのふーこに伝えたいこと。それっていったいなんなのだろう。次回で最終回。きっと悪くはならないだろう。そんな予感こそあれ、つむじの思っていること、それが切実すぎたりしなければいいなあ。この子たちのためになるものであって欲しいなあ。なんて思っています。

  • 『まんがタイムきららキャラット』第13巻第12号(2017年12月号)