2024年10月17日木曜日

今日は休みます

今日は休みます。

2024年10月16日水曜日

ほのみぶれいくっ!

 待ちに待ったこのとき! いつか値引きされることがあるのだろうか。そう思いながら待ち続けて、ついに第1巻が半額に! ずっと読み返したかったあのエピソードをふたたび! と思い購入した第1巻に続き、勢いで値引きされていない第2巻も購入。未見の初期エピソードから一気に読み進めて、そして気づいたのです。読みたかったエピソード、収録されてないーっ! いやびっくりしました。新参の読者であることは自覚していましたが、それにしても新参! 結構前に読んだと思っていたエピソード。サブスクで読める過去1年分のバックナンバーから消えて久しいエピソード。まだ単行本に収録されていなかったんですね。

なので、第3巻を待たねばなりません。第1巻発行が2019年10月。2巻が2022年3月だから、およそ2年半のひらき。ということはそろそろ第3巻出ますのん? いやもうはやく出てほしい。というか、2巻が出たのついこのあいだだった気がしてたんですが、そうかもう2年たってるのか。

この漫画、高校漫研に所属する4人の女子高生たちが、なんやかんやしてるところを描いて楽しい、いわゆる日常系に区分されるタイプの漫画であります。とはいえ、ちょっと個性的というか、なかなか日常にはいなさそうな子もいるんですけど、しかも冒頭はじまったときよりも、その個性が際立っていっていませんか? とか思っていたら、第50話のコメントでほのみの変化についてKill子がぼやいていました。

そうか、やっぱり相当に変化してたんだ!

第1巻を読んでいたとき、いくらなんでも鈴木が酷い目にあいすぎじゃない!? 雑誌で読んでたら気づかなかったけど、さすがに鈴木が不憫になってくるな。なんて思ったんですよ。でもさらに読み進んでわかりました。気づかなかったんじゃなくて、被害担当が冒頭では鈴木であることが実際多かった。ところが徐々に、というかわりと最初からなんですけど、Kill子が被害担当することも増えていって、まれに文花、さらにまれにほのみ、みたいな感じでしょうか。で、被害担当する方がかわいげというか持ち味というかが際立って、おいしいなってのも実感されるようになってきたのでした。

いや、だってね、だいたいがKill子目当てで読むようになってたんですけど、単行本でKill子が大変な目にあったりして、そうしたら表情がより豊かになっていくでしょう? もう魅力的でならないの。雑誌だけで読んでたときより、ずっと好きになった。そもそもがかわいいKill子ですけども、登場するごと、コマに描かれるごとに、かわいい……、って嘆息するほどに好きになってしまいました。

これ、たまたま私はKill子が好みだったってことで、鈴木が好きな人なら鈴木が、文花がそうなら文花がより好きになるのだと思う。まとめて読む、続きで読むことで、彼女たちの個性や関係がより把握されて、そうなればあとは一直線じゃないですか。かわいいわ、おもしろいわ、楽しいわで、もう転がるようにとりこになっていく。いやもう、こんなてきめんにハマるとは思いませんでした。

私はどうも被害担当する子のほうが好みであるようです。

一番はKill子、続いて鈴木、それから鈴木、そして文花、ほのみと続きます。

ほんと、表情豊かなKill子がかわいい。たまらん。もっと見ていたい!

だからはやく第3巻が出てほしいんです!

2024年10月15日火曜日

今日は休みます

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2024年10月14日月曜日

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2024年10月13日日曜日

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2024年10月12日土曜日

『まんがタイムきらら』2024年11月号

 『まんがタイムきらら』2024年11月号、昨日の続きです。

『きもちわるいから君がすき』

依子、これはちょっとしたピンチでは? 司が大好き、それが高じていろいろヤバい仕掛けを自宅に施していた依子。本来ならばそれは依子ひとりの秘密で、誰にもバレることがないはずだった。依子ひとりが司を満喫する、それだけで充足するはずのものだった。

ところが、司の作った雪だるまを失ったことをきっかけにして、依子の心が揺らいでしまった。司の雪だるまがそうだったように、いずれ司も失ってしまう。暗い未来を予測して、気力をなくしてしまった依子が学校を休んでしまったことで、依子の部屋に司が訊ねてきてしまう。

困った。このままでは、この部屋の司ギミックを知られてしまう。なんとかやり過ごさないといけない。ドキドキハラハラの面会から、うまくいけた? と思わせての、司ボイスラッシュ!

依子、ついに知られてしまった。もしかしたら、一番知られてはいけない相手に知られてしまった。どうなるのか、どうするのか。司はどんな反応を見せるのか。これが依子にとってしあわせな結末に結びつくならよいけれど、波乱? 混乱? 不幸なことになったりするのではないか。

依子ともども、ドギマギの状況に置かれてしまいました。

『キミはあくまでも。』

エクールカとヴェネルの出会い。かつてタコだった頃のエクールカが描かれて、人の言葉を解すようになったことから怖れられ、その怖れが悪魔エクールカを生み出し、そして怖れが弱まるとともに力を失っていったエクールカの命の危機を助けてくれたのがヴェネルだった。

誰かと知りあいたい、わかりあいたい、そう願い続けていた彼女に、はじめて歩みよってくれたのがヴェネル。ヴェネルに会いたい、傍にありたい、そうした願いがエクールカに人の姿を与えて、そして今のヴェネルとの暮らしに繋がった。

望みはもう叶った。消えてしまってもかまわない、そう考えるエクールカと、ずっとヴェネルとともにありたいと願う気持ちの相克。その答を自らは出せないエクールカに、ヴェネルがいうんです。

契約をしよう。

エクールカとともに過ごすこれからを選んだヴェネル、この決断の引き起こす結果やいかに。この物語もいよいよ終わりを迎えようとしています。

My Private D☆V

『色んな女の子とキスをしていたら、百合キスに目覚めてしまいました…。』のbetockです。

D☆Vポイントは、「夕陽が差す教室でカーテンに隠れて…」。そして描かれるのは、カーテンの向こうにいる制服姿の女子ふたり。手と手をとって、向きあって、そして近づく顔と顔。身を寄せあうほどに近づいたふたり、向かいあう片側のおとがいに手がそっと触れて、ともに紅潮する頬と頬でありますよ。

女子と女子が恋愛をしたその先にあるものを予感させる一瞬の情景。まさにこれが作者の世界。これまでとこれからが交差する、そんな場面でありました。

2024年10月11日金曜日

『まんがタイムきらら』2024年11月号

 『まんがタイムきらら』2024年11月号、昨日の続きです。

『ばくちぬぎ』

生徒会に問題行動を見られてしまったミクル。その足で賭博部にまで踏み込まれれば、そこでもまた問題行動が! 破廉恥な活動は許されない! かくして廃部がいいわたされるのだけど、ミクルの携帯からは写真がこっそり消去され、廃部させるための証拠がなくなってしまった。

しかし驚いたのですけど、賭博で部の存続を決めようというのはいいとして、その前提となる脱衣ギャンブル。これ、生徒会にバレてなかったの!? 脱衣ギャンブルやってるというの知られた時点で、普通なら万事休すじゃない? でも、あまりの異常事態だからか、生徒会、なんだかいいくるめられちゃって、ギャンブルに参加させられることになってしまいました。

これ、普通に考えるとギャンブルに持ち込むことで賭博部の一歩リードなんですよね。でも生徒会もなかなかに手強い。ゲームソフトでのギャンブルとはいえ、いろいろ詳しい? 駆け引きも上手? それどころか、事前の仕込みが勝負を分けた! まさか賭博部側に不運を呼び込む体質持ちを潜り込ませているだなんて!

でも、この種明かしが生徒会に土をつけさせることになるのでしょうか。生徒会の一員なら仲間外れはよくないと、こういう口八丁にしてやられるのは、生徒会の弱点ですよね。

次回、ミクル vs 美天。この戦いの行方やいかに! ミクルが勝ったら、決着はどうつけるんでしょう!?

『かみねぐしまい』

ここのところ、ツギノの弱点、見られたくない、知られたくないところがいろいろ露呈しちゃうなあ! 今回もそう。神様の願いを叶える課題を進めるために、ほこちゃんを呼ぼうという。ツギノ大好きなほこちゃんですから、ツギノが誘えばほいほい乗ってくるわけですけど、そこにはまさかのツギノが不在。神様とふたりで遊べってなことになってしまって、少し不満顔です。

けれどここからの展開ですよ。最初はツギノとの関係を進めるのに神様の力は頼らない、自分でがんばってみるといっていたツギノが、意味もわからず神様がいったことに誘惑されて、ツギノの秘密を見てみたい! ころっと神様の力を借りちゃうんです。

ふたりして潜入したツギノの部屋。さあなにが始まるかと思ったら、ツギノさん、メタルを聴きなさる!? まわりに誰もいないと思ってるからこその、絶叫するかのような歌唱の披露に、神様はひっくりかえり、ほこちゃんはメロメロになる!

いやもう面白かった。知られたくなかった秘密をこうして知られてしまって、ツギノ、なんてもいうこと聞くからこの趣味は黙ってていただけませんか! 平身低頭ってやつですよ!

これ、ほこちゃんにとってはボーナスステージなのか、あるいは望ましくない展開だったのか。いずれにしても、なにかしらのアクション起こさねばならないようですよ、ほこちゃん。

『ほぐして、癒衣さん。』

癒衣が自分のことを好きだと知ってしまった夏鈴。癒衣を相手にどう振る舞ったらいいかわからなくなって、ぎくしゃくしちゃってるわけですが、そんな夏鈴に試練のときが!

癒衣、発熱につき、校了日を新人のクマちゃんと乗り越えなくてはならなくなりました! 今こそ、この数日の不調を帳消しにすべく、またこれまでの成長を見せるチャンス? ここでいいところを見せられれば、癒衣を安心させられて、夏鈴の名誉も挽回だ。

なんてこと思ったのに、状況かなりよろしくなくて、どうなる夏鈴。ここで討ち死にするしかないというのですか! というときに現れる3人の影。これはちょっと予想外の展開見せそうですよ。

2024年10月10日木曜日

『まんがタイムきらら』2024年11月号

 『まんがタイムきらら』2024年11月号、昨日の続きです。

『魔女まじょS-WITCH』

予想外の展開を見せました! だって、最初はまなが満月町の先輩町魔女たちと顔合わせ。個性的な魔女たちと、ちょっとおちょくられたりして楽しいひととき。これも新米町魔女の通過儀礼なんですよ、みたいなほのぼのエピソードと思っていたらですよ、終盤の展開にすっかり驚かされて、いやー、こんなシリアスな雰囲気出してくるとはまったくもって予想外。意表を突かれたのでした。

さて、この町の魔女たち。薬師間チトセはずいぶんとちゃんとした人だなあ、頼りになりそう! と思わせて、実はデザインセンスが壊滅的とか。いたずら好きなあやめ様。忍者か魔女かわからない風守あやめ、見た目が実態とかけはなれてて謎すぎる! とか、ここだけで楽しかったところに、もうひとりの謎の町魔女登場。

敵対する!? それに、気になる月町一族というのは!? 本当、どかんと気になる爆弾を置いていかれた気分ですよ。

『ほうかごバスケット』

バスケットボールをがんばるけいたち。初心者組と経験者組の感覚の違いがおもしろくて、というか経験者ふたり、親目線じゃありませんか。ほのぼのしてるなあ、と思っていたら、バスケットボールになにを求めているか。その目標の話となって、けいが一歩ひいてしまいました。

るりはダンクがしたい。あかりは青春を取り戻したい。ところがけいは、本気になれるものを探したいという本当の気持ちを皆に告げることができなくて、なぜだろう、自問自答して落ち込みかけてしまうのでした。

そんなけいを引き上げるつばさ。これまで自分が、バスケとどのように関わってきたか。バスケは好き、けれど人間関係、チーム内での立ち位置は簡単なものではなかったことをけいに話し、もうバスケをやめようと思っていた。それを引き止めてくれたのはけいだったんだと、あのときの自分の気持ちを伝えてくれたんですね。

こうしてそれぞれが持つバスケへの思いを明らかにしていった彼女たち。さあ次のステップは、ということで試合に出ることに決めました。やる気を見せる子あり、もはや緊張する子あり、いろいろな反応見せますが、なんにしても皆のバスケはこれから。いよいよ自分のバスケを目指して歩きはじめる、そのときがきましたね。

『スロウスタート』

花名は運動が苦手! 冠と一緒にゴールしたかと思ったら、なんと周回遅れでもう一周! すっかりやさぐれてしまって、人が違ってしまったように荒れちゃうんです。

実際、こんな花名、見たことない! びっくりしてたらですよ、果実が修学旅行先、北海道というので喜んじゃって、報告にきてくれた。冬、北海道、雪上スポーツ! スキーにスノボと果実が浮かれるほどに闇を深くしていく花名ですよ。

ほんと、ここまで沈んだ花名もめずらしい。でも、栄依子の言葉が花名の闇を払ってくれて、ああ、一件落着。ようやくの一安心でした。というか、冠が怯えきっちゃってる!

そしてラストにクリスマスの話題! 皆でクリスマス会? イベントスチルの予感ですね!

2024年10月9日水曜日

『まんがタイムきらら』2024年11月号

 『まんがタイムきらら』2024年11月号、発売されました。表紙は『好都合セミフレンド』。すうなとルカが、黒基調の衣装で登場。けれどお揃いではなく、すうなは貞淑さ感じさせるシスターの格好。対しルカはチャラいイメージのパンツスーツ。頭には、なんと角をつけていますよ。このまったく逆のイメージのスタイルが、しかし不思議とマッチしている。ルカにいいようにされそうなすうな、けれど本当にその見た目どおりなのかはわからない。そんなこと思ってしまうのは、やっぱり本編を知っているからなのでしょうか。初見の人にうかがいたいところです。

今月は新規ゲストが3本です。

『海のみちるごはん』

仕事に向かうはずが電車で寝過ごし、予期せず逗子海岸まできてしまった新人営業職の佐藤みちる。やるべき仕事はすませたので、仮病でもって今日をやりすごそうというのですが、そんな彼女が立ち寄った海の家でのできごと。

料理の腕がからきしで、気持ちはあっても出来がいまいちな料理を出してしまう汐崎こずえとの出会いが、どうやらみちるの人生を変えていきそうな気配です。味は残念、けれど食べる人のことは考えられている、その心意気をくんだ上でのみちるのアレンジ。衝撃的だった料理が、試食したこずえ自身を感動させるおいしさに仕上がるのですね。

これまで、食品開発の現場に立ちたかったみちるが、こうして調理してみて得た実感。その確かな手応えはみちるをして、海の家に転職させることとなるのでしょうか!? いやほんと、これ、みちるにとっての分岐点ですよね。

『ふたへん!!〜双子漫画家とひよっこ編集〜』

新人の編集者、猫手川かりん。ついに担当作家につくとこになったというのですが、その相手が一癖二癖あるタイプ。双子姉妹の漫画家で、原作を担当する二ツ星きらに、作画担当の二ツ星ゆら。個性は違うが、自分の考えは曲げようとしない。似てないようで似ているふたりの間を取り持ちつつ、漫画をよりよいものにしようと奮闘する。そんな漫画なのですね。

しかし、かりん、わりと作家に丸投げだ! 打ち合わせの場で新しいアイデアを出しあおうというときも、自分の意見はまるで出せずにいて、作家ふたりから見放されそうになるところを、ふと思いついたことを独り言した、それが作家にアイデアをもたらすのですね。

それからも、ゆらに膝枕を提供したり、またきらのこといいこいいこして手懐けたりと、最初は心配された関係も、もうすっかり大丈夫そう。この3人での三人四脚的試行錯誤がこれからいろんな名場面を生み出しそうですね。

『東京なでしこラプソディ』

日本舞踊の家元の家に生まれた久世佳華。ゆくゆくは舞台に立つことを夢見るこの子が、家元に命じられ京都の実家を離れて東京の学校に通うことに。ん? なんかおかしいぞ? この時点でそうした感情が頭をよぎったのですが、まあまあ先を読み進めましょう。東京に馴染もうとせず、遠く京都に未練を残す佳華の身辺。その波瀾万丈が描かれようとしています。

というのも、そもそもおかしいぞって思ったポイントですよ。京都に家がある、すなわちそこが一番修行に向いてる地だというのに、なぜ修行名目で東京でひとり暮らしさせられてるの? 疑問に思っていたのですが、その答が今回すぐに明かされる。実家に帰ろうとした佳華に、母からいいわたされる破門の一語。卒業までの面倒は見るが、食費、小遣いは自分でなんとかしなさいと、それはもう見事に突き放されて、あれまあ佳華よ、いったいなぜにそこまで母の不興を買ったというのでしょうか。

そんな佳華のとる道はクラスメイトの神田晶、彼女の誘うバンド活動!? 母を見返す、家を見返す、それが佳華の生きる道? ともあれ他にやれることはなし。晶の誘いに乗るしかないというのでしょうか。

2024年10月8日火曜日

『まんがタイム』2024年11月号

 『まんがタイム』2024年11月号、昨日の続きです。

『スーパー恋愛タイム~現場でドSな彼女は自宅でデレる~』

熱愛報道が発覚したという騒ぎ。リナにもアツシにも関わりなくてよかった、とか思っていたら、なんとリナに影響が! そのアイドルがやる予定だった役をリナが演じることになった。ワリィナ様との二役ですよ。

リナさん、大変だなあと思っていたら、急遽脚本を変更させられた脚本家にこそしわ寄せが! さらに加えてミロもやりたいっていうものだから、またも脚本家が大変に! でも脚本家の犠牲で、リナ、ミロふたりのアイドルユニットが誕生。これは楽しいことになりそうです。

リナ、ちょっと演技に悩んでいるんですね。ワリィナ様と違ってSっ気がないキャラクター。どう演じたらいいかわからない! って、どんな演技の引き出しなんですか! アツシを相手に慣れないブリッ子演技を練習してみたり、それでアツシが得してるのもおかしいんですが、結果的にうまくいきました。そしてこれが、リナの今後を決定づけることになるというのですね。

演技により力をいれようと思ったリナ。エボリューザーの撮影ももう4分の1を残すのみ。この経験を糧に、さらなる飛躍を遂げるのでしょうか。

『黒曜ちゃんと白玉くんの変わった関係』

小太郎と黒曜、高校を無事卒業しました。まさしく動乱ともいえる変化をへてきたふたり。紆余曲折どころではない変遷に、けれどふたりはそれまで以上のむすびつきを得るにいたって、とか思ってたら、高校卒業してすぐ結婚ですか! 気が、気がはやいよ小太郎いやさおとめちゃん!

ここで描かれたふたりの数年後。小さなころからの歩みの先に、こうした関係が成立したのですね。子供と過ごす小太郎のもとに帰ってきたのはゆづる。ああ、まだその姿のままなんですね。変わらない関係という今のふたり。素敵な関係にたどりついてよかったです。

『良倉先生の承認欲求』

良倉先生、モテ期ですか! 良倉に生徒指導補佐がつくことになりました。体育教師の落安先生。若くて厳しそう、と見せかけて、実は気が小さいんですか!? いきなり声が小さいと良倉から喝を入れられてるわけですが、なるほどフラれて自信をなくしてしまった、その失恋を吹っ切るために仕事に打ち込もうと思っての志願。で、その姿勢を良倉に褒められて、すぐさま良倉のこと好きになりはじめる落安。

いいですね、このチョロさ! 良倉先生の後輩には適任では!? とか思ってたら、生徒指導には向いてないかも! 氷高から聞かされたぶんちょー紳士のこと、良倉も好きと聞かされて、スマホ禁止と注意したこと忘れてしまってる! しかもぶんちょー紳士とOLさんのアカウントからコメント返しされて、ここでも好きになっちゃってる!

なるほど、落ち安いから落安。見事陥落してしまいました。

で、なにがおかしいって、このOLさんへのガチ恋を良倉に語るんですよ。横で上枝が面白がってるのもいい。このなんともいえない関係。明戸先生とはまた違う意味で、バレてはいけない相手ですね

  • まんがタイム』第44巻第11号(2024年11月号)

2024年10月7日月曜日

『まんがタイム』2024年11月号

 『まんがタイム』2024年11月号、発売されました。表紙は『おとぼけ部長代理』。テーマは芸術の秋。バイオリンを弾く部長代理をメインにしまして、フルートを吹く『跳べないウサギと神の島』リンコに、ティンパニを叩く『スーパー恋愛タイム』ワリィナ様に扮したリナが続きます。しかしワリィナ様、ティンパニとは意外。ひとり打楽器、ひとり非旋律楽器。でもすごく楽しそうに叩いているのが印象的。部長代理もリンコもまたいい表情していて、楽しそうな秋であります。

『ローカル女子の遠吠え』

有人レジとセルフレジ、さらには半セルフレジと様々なレジのあり方語られて、高齢化が進んでいる地域では有人レジが大人気。反面それはセルフレジが空くということだから、自分みたいなセルフレジ派にはむしろ好都合、なんて思った導入でした。

けれど昔ながらのレジの方が便利だったこともある。そう語るりん子の母。こういわれてみると、なるほどそうかもなあとも思えてくるから不思議です。で、ひととおりレジについて話をしたら、唐突に委員長ペイなるサービスについて語られはじめて、りん子とハッチの委員長、副委員長接待。しかしこれもマニアック。同じマニアックならハッチの方が好みかも。多分一般受けするのはハッチだろうなあ。

今回もいつもどおりといっていいのか、癖のある人たちがこれでもかと描かれまして、いつもなら共感しづらい小畑、この人の配膳ロボのくだり、なんだか親近感を持ってしまって苦笑でした。

『アイドルはお忍びchu♡』

一花と芙蓉のタイムお目見え。まきびしでユニット名を書いてみたり、また煙幕からの早着替えを披露してみたり、自己紹介動画に力を入れているふたりです。

で、これ、最後に種明かしがあったわけですが、結局どこまでが本当でどこからが夢だったのでしょう? 自分が違和感感じたのはてれびの操作をする芙蓉の姿、さらには勝手に円盤を鑑賞するくだりだったのですが、知らぬ間に芙蓉と入れ替わっていた木槿! でもすべては夢でした!

これ、冒頭からまるまる全部が夢かもですね。動画のタイトル、現役忍者がアイドルになってみたというのも、そういや芙蓉が忍者っての明かしてましたっけ? と疑問に思ったらコミックスで復習ですね!

『まほろば小町ハルヒノさん』

奈良オンリーイベント? 飛鳥・奈良時代を中心にした創作の即売会に参加したちあきとハルヒノです。まほろば部の先輩たちとも会うことができたのですが、先輩たちの興味のベクトル、今のまほろば部部員たちとちょっと違ってる!? でも熱量は相当なもの。あのハルヒノさんが押されるレベルというのですか。

イベントを巡るハルヒノたち。あちらこちらで出展者の熱を感じては、全買いしていくハルヒノにびっくりですよ。途中、かりうちという奈良時代のボードゲームを体験したりして、強そうに見せてまるで勝てないハルヒノさん! ほんとこういうところかわいい人(?)です。

そしてラスト。先輩たちの出していたアンソロにR18 BL本! いいですね! でもハルヒノさん、高校生設定だからまだ買えませんね。残念でしたね!

『跳べないウサギと神の島』

テストを前に準備をするリンコたち。教えるのはレオなんですけど、勉強のできそうなツムギ、この人も教わる側だったとは! まさに意外な事実でした。

しかし今回面白かったのは、ツムギの趣味の漫画、その真実がリンコにバレそうになるくだり。そしてないがしろにされる先生でした。ゲームしててうるさがられるのは自業自得でしかたないんですけど、ツムギのナチュラルな先生の指導力否定。その流れ弾、さらに被害大なところがおかしくて、本当先生お気の毒でした。

そして物語の核心に迫ります。レオが先生に、首藤理沙子について聞くのですね。リンコの叔母にあたる人。織子から巫女を継ぐはずだった7年前、祭の最終日に姿を消してしまった。それはつまり死んでしまったということ? 以前リンコが話しかけていた祠の背景が明確にされて、ああこの重さにレオがくじけそうになっています。

昔話と思っていた。しかしそんなになまやさしいものではなかった。さあどうするレオ。状況は厳しさを増しています。

  • まんがタイム』第44巻第11号(2024年11月号)

2024年10月6日日曜日

今日は休みます

今日は休みます。

2024年10月5日土曜日

『押しかけギャルの中村さん』

『押しかけギャルの中村さん』、今月分を読みました。

『押しかけギャルの中村さん』

第52と53話

うわぁ! 許されザル事が起きてしまった!

スノーボードをしようとゲレンデに向かった一行。なかなか滑れなかったカリンもすっかりスノボを楽しめるようになり、怖がりつつもリフトに乗ってより高いコースにチャレンジするなど、ウィンタースポーツを満喫しています。その合間合間に、カリンと秋山の親密さが描かれまして、榎本の助けがなかったら皆にバレバレ!? さらには秋山のカリン独占宣言が飛び出したりと、このスノーボード体験はもどかしいふたり、それぞれの意識を先へと進めるものになりそうだなあと思わせてくれたんですね。

ところが、いい雰囲気感じさせた矢先にですよ、秋山がカリンをかばい、ゲレンデ外にコースアウト! ああ、秋山さん、どうなっちゃうの!?

これね、この状態で待たされた日には、心配でいっぱいになっちゃうよってやつですよ! 53話はじまってすぐのカリンと榎本の会話、その重い言葉のやりとりたるや、カリンにとって秋山がどれほど大切かわかろうというもので、語るも涙ですね! まあ秋山は捻挫ですんだんですけれども!

ここからがすごかった。ハヤトさん、責任を感じて秋山の手をとりしっかと抱きしめる! かと思えば、カリン、後藤も続いて、大変だ、秋山にモテ期がきた。特に後藤兄弟にいたっては、禁断の兄弟三角関係。ああ、これはどうなる。これがもとで仲良し兄弟の関係にヒビが入ってしまったらどうしよう!

というのは置いておいて、カリンと秋山ですよ。カリンが責任を感じちゃって、あれもこれもと秋山のこと手伝いたがるんですね。でもトイレはまずいでしょう。だから食事の世話くらいは素直に受けておこうと思った秋山。なんですが、問題はその後ですよ。なんとお風呂の世話もするという!

いやもう秋山さん大変だ。でもこの水着で入浴介助してくれるの、自分のことなんとも思ってないからだって、秋山、思い込んじゃって、それでちょっと冗談めかして、責任取ってお婿にもらってくれっていったらどうします? なんていっちゃったもんだから大変ですよ。

私、秋山のこと、お婿にもらってあげる!

た、大変なことがおきてしまった!

ここまで進展して、言質もとれて、さあ秋山はどう応える? もう素直に気持ちをお伝えなさいよ。そんな気持ちにさせられる、ふたりの緊迫の瞬間。で、ここから2週間待つっていうんですか!?

2024年10月4日金曜日

『まんがホーム』2024年11月号

 『まんがホーム』2024年11月号、昨日の続きです。

『カワイイだけでは飼えません ~さくらば動物病院カルテ~』

花火を楽しんだ夜。けれどそのときに先生が不吉なことをいっていました。花火に驚いた動物が脱走したりしてないか。その心配があたってしまってさあ大変。さくらば病院がかかりつけの黒田さんちのルルちゃんが、花火の音におびえて逃げてしまった。パニックになって、網戸を倒してそのまま逃走。それで、猫探していますとポスター作って、あちこちに貼らせてもらっているんですね。

こうなるとひとごとじゃないキョウスケです。さっと帰宅したかと思ったら、その後、ルルを探すという。めておを見つけた公園で、猫集会ひらいている野良たちにも聞き込み。そこに現れた田中と名乗る男性と一緒になって猫探しを続けるキョウスケ。まさかの徹夜作業で、見事にルルちゃんを発見! ああ、めでたしめでたしですね!

と思ったら、ここからが切ない。田中さん。猫探しの話を見かけたら探すようにしている。以前、愛猫を脱走させてしまったことがある。それで気持ちがわかるからというのですが、この話の決着が、田中さんのねこちゃん、2年たってまだ帰ってきてないっていうんですか。

この一抹の悲しさ。胸にずどんときますね。

『座敷童子あんこ』

下駄箱の手紙に呼び出されるまま放課後の体育館裏に向かった幸太。朝の占いで恋愛運がいいといわれていた。これは期待できるか!? と思わせておいて、実際出会ってみれば、霊感があるという女子に霊が取り憑いていると指摘される。もちろんこれはあんこのことなんですけど、放課後に除霊にくるという。これ、ここから恋愛に発展するの!? いや、さすがにその期待は無理筋ですよね。

しかし、あんこもいろいろうかつです。幸太の帰宅に、首だけ伸ばしてお出迎え。これ、霊感女子寺岡さんにバレるのも問題だけど、それ以上に幸太の父ちゃんに見られたらどうするの!? 寺岡さん相手には幸太渾身のかばいだても有効そうだけど、父ちゃん相手だとそうはいかないぞ!?

とか思ってたら、本当に父ちゃん出てくるんだもの。しかもしこたまヤバい格好で! いやもうほんと、寺岡さんがどうこうゆうてるレベルじゃない危険度でした。

そして寺岡さんからプレゼント。よかったね、幸太! と思ったら、父ちゃんにあげるのかい! ほんと、幸太は女心がわからない男子ですねえ。

『歌詠みもみじ』

もみじたちの小学校時代のお友達、小南さんが現れた。シャーロック・ホームズ思わせる出で立ちで、まさしく探偵趣味に耽溺している。そんな女の子。

さて、彼女がいうのです。小学校卒業の記念に埋めたタイムカプセルがなくなった。埋め場所はというと、まりなの家が手掛けるジムの建築現場。まりなの家の土地じゃないかと、ここから小南とまりなが丁々発止。小南がなにをいおうとま負けないまりなの迫力ですよ。おお、伊達にご令嬢をやってるわけではないのだなあ。箱入り娘とかじゃない、そんなまりなの気迫が光ります。

さて、タイムカプセルは施工会社のはからいで、当時の担任の先生のもとに届けられていて、無事もみじたちの手に渡りました。カプセルから出てきた手紙やらなんやら、それをわくわくしながら手にする彼女たちが面白くて、千恵の手紙からはこの子が昔からしっかりしてたということうかがえてほのぼの。

そして小南はというと、隠蔽したかった過去! はやすぎた中二病が発掘されて、いやまあ今も似たり寄ったりですよ! さらにそんな小南に恋する長野くん。この恋心は今は昔なのか、あるいは今も変わらずなのか。

時を経て変わるものあれば変わらぬものもある。表向きには変わっても、その根っこは意外やそのままってのもありそうですね。

2024年10月3日木曜日

『まんがホーム』2024年11月号

 『まんがホーム』2024年11月号、昨日の続きです。

『へなちょこお嬢さん世話焼きオネェさん』

洗濯物が乾かない。コインランドリーに繰り出したスミレさん。持ち出した洗濯物のなかに、かつての心の引っ掛かり、買って着てみても似合わなかったかわいい服があって、しんみりと昔を思い出すなどしているのです。

そんな時に見掛けたのがうずちゃん。雨のなか、傘もささずにずぶ濡れで、寒さのあまりガタガタ震えて、とても見過ごしになどできないスミレさんです。声をかけてタオルを渡して、濡れたままじゃあ駄目だとと、思い出のかわいい服を着せてみるんです。

それでわかったこと。とても似合ってかわいいうずちゃん。胸にときめきを感じるスミレさんは、かわいい服を着たいのではなく、かわいく着られているその姿を見るのが楽しい。自分の気持ちに気づくことができたんですね。

自分の楽しみを知ったスミレ。かわいい服が似合うと知ったうず。ふたりともの自分の発見。いいお話でした。

『魔界の愛されCEOは元勇者』

魔王の呪いを解くためにやってきた勇者。信じて身を委ねてみれば、見事呪いは雲散霧消して、不調もなくなった、体中のトゲもなくなった。おおまさしく大団円の気配です。

すべてが満足に決着しようとする状況で、さあどう落着するのかと思わせて、話題になるのは勇者の就活。しかもそれが、魔王城に就職で決着するという。勇者に付き添っていた妖精も、めでたく魔王城に就職。こうして、皆が福利厚生ばっちりのホワイト職場に就職して、まさしくめでたしめでたしでありました。

というか、これまで勇者はやりがい搾取されてる、ブラック企業勤めと描かれてきたの、魔王城での仕事を知ってどんな感想を持つのか。そこが気になってならないのです。

とにかく魔王の呪いがなくなってみんな円満。次回最終回はなにが描かれるのだろう。それもまた楽しみです。

『はなまるゲーセン飯』

皆で芋掘り。手には大きなさつまいも! ということで、今回は東北の秋の風物詩、芋煮についてでありますよ。って、ちょっと待って? 芋煮の芋って里芋じゃないの? と思ったら、ああやっぱりそうですよね。でも家によってはジャガイモだったりさつまいもだったりもするのですか。芋煮、奥が深いですね。

東北人の芋煮にかける意気込み。地方によって味付け他が違うという定番の話題があったと思えば、地元のスーパーでは芋煮会用の大鍋を無料で貸出していたり、って、そんなのあるんだ! いやはやびっくり。どれほど根強いイベントであるか、うかがえる気がします。

そして週末には毎年恒例あがいん芋煮会。宮城の芋煮も山形の芋煮も味わえて、これはなんだか嬉しいなあ。自分とこの芋煮が一番と競いあっていたふたりも和解して、仲よく楽しむ芋煮の時間。とてもいい情景。参加したくなるのでした。

2024年10月2日水曜日

『まんがホーム』2024年11月号

 『まんがホーム』2024年11月号、発売されました。表紙は『孔明のヨメ。』。紅葉の積もる屋外で? ふたり寄り添い本を、『孔明のヨメ。』コミックスを読んでいる孔明、月英のふたりです。かたわらには、本を読むのはいつも楽しいと惹句が踊り、今は秋、読書にふけるにはよい時期がようやくやってきましたね。『はなまるゲーセン飯!!』、『独りじゃない一人暮らし』からも、読書にいそしむ様子が届いておりますよ。

『孔明のヨメ。』

まずは一段落ついたと思っていいのでしょうか。湖南四郡を平定し、公安に帰還。孔明はじめそれぞれにくたびれた体を休めようとしている。そこで描かれた劉備と甘夫人のやりとりの切なさよ。床についた甘夫人を前にして、皆がこの時間を持たせてくれたことを思い、しんみりと自分のしあわせを噛み締める。ここにまた劉備の人柄というものも見えてきたように思われました。

そして新たな戦い? 朝廷に報告する人事、これが波乱を生もうとしています。荊州刺史劉琦もいう、ドキドキするというその内容。どれほどのものなのでしょうか。また周瑜を激怒させるにいたっては、本当にどんな内容、意図なのでしょうか。

孔明のなそうとする策、その全容やいかにであります。

『ガチ恋カウント2.9』

先輩レスラー雷音ルルを怒らせたリコ! と思ったら、この人、心が広い! リコのこと笑顔で許してくれた! と思ったら、いやなんかおかしいぞ!? リコにいわれたこと受け入れ、卑下する、そんな態度に深い闇が見えるがようです!

デビュー以来2年間、一度も自力勝利できてないというのですか。その事実を認めながらも、自分を情けなく思ってもいる。そんなルルの複雑な気持ちを聞かされて、一種空気の読めてない発言をしてしまうリコ。でもそこにはルルを侮るような様子はまったくなく、むしろルルの長所を認め、さらに前に進もうと奮起させるような発破をかけるにいたるのですね。

ここからのルルの行動。素晴しかった。次こそ勝ちたい。そういったルルの、一方的に攻撃を受けながらもくじけない様子。ついに力尽きるかと思われた瞬間の、ファンの声援に気迫取り戻し、一気に逆転しようかとするその動きには、思わず目頭が熱くなりました。

時間切れで惜しくも勝利は逃がしたものの、ルルの勝ちが見えてきたこの一戦。いずれいつかの勝利の時を待ちたい、そう思わせるだけの魅せるプロレスでした。

『うちの秘書さま』

まったく勉強のはかどらないはじめです。なんとかしてやる気を出させようと、あれこれ考える七瀬ですが、どうにも結果が出ない。思い詰めたあまり、はじめの父に一報いれたら、なんと社長が暴走? はじめを留学させるといいだしました。

はじめが留学! ショックを受けるメイドたち。そして七瀬の心配。はじめがいなくなれば、ここにいる皆がバラバラになる。この事実を受けていよいよ本気を出すか、はじめ! と思わせて、まったくそうじゃないところがこの子らしいのかなあ。七瀬に呆れられ、山田にも冷たくツッコまれ、それでもなんとかやる気を出した。

ちょっと打算的なのがアレですけど、結果を出せてよかった。あとは父親に談判するだけ! と思ったら、パパさん、留学の件、忘れてましたか! ともあれ、なにもかもつつがなく。これまでどおりの毎日を過ごせそうで安心ですね。

2024年10月1日火曜日

『まんがタイムきららキャラット』2024年11月号

 『まんがタイムきららキャラット』2024年11月号、昨日の続きです。

『のけもののまち』

ネルの育ての親の写真を見て、自分の祖父だというるいです。なぜここにいたのか。疑問に思うこといっぱいなのですが、この情報からるいが異世界人であることをルフナに確信されてしまう。ネルの育ての親についての情報は、ネルと別れた日を境にまったく得られなくなってた。そうした状況からも、るいの祖父は元の世界に帰還したのではないかと推測されていくのです。

ネルから祖父との別れの日についていろいろ聞き出すのですね。山にいって洞穴を探してみよう。山にいってみれば、匂いを頼りにすたすたと進んでいくネル。こことネルのいう穴に入っていってみれば、その奥にはるいの元いた世界と繋がる扉が! しかもそれは電車のドア。

今すぐ自分の世界に帰れというネル。そこに話を聞いてついてきたマキが現れて、さあるいはどうする、今すぐの帰還を決断するのか。

あと2話で完結だそうです! どうあがこうと、るい、決心のときですか!?

『押しかけ女房、コドモ付き!』

未来から送られてきた雑貨。冷房付き日傘があれば、さらには未来予想図マシンなる流行のおもちゃまで。自分の姿を撮影すると、未来の姿、過去の姿を予想してホログラムで表示してくれる。今でもありますよね、写真を撮って年齢を変更できるみたいなの。それの未来版といったところですね。

さっそくミチで試してみる。穏当な変化に気をよくしてさらに年齢あげてみたら、まさかの予想外な変化を見せて思わずツッコミ。お遊びだから気にしないと、いろいろパターン変えてみたりして、これ確かに面白そうですよね。

しかしこの機械、華子の未来を予想させてみたところ、予期しないエラーを出してしまう。これ、なんらかの伏線だったりするのでしょうか。華子に隠された秘密が!? なんともいえない意味深なシーンでした。

そしてノゾミの未来も見てみます。小さな子の成長、変化に実感させられることあり、と思っていたら実際のノゾミもつかまり立ちをして、ああこういうところにも成長が。

子の成長を喜ぶ、そうしたしあわせ、前進感じさせるエピソード。でも華子のエラーといいラストの華子似の人物といい、どこか不穏な予感させるエピソードでもありました。