2024年10月29日火曜日

『まんがタイムきららキャラット』2024年12月号

 『まんがタイムきららキャラット』2024年12月号、発売されました。表紙は『mono』。秋の味覚ですね。トレイに乗る3種のスイーツ、そこからモンブランをフォークですくいあげている春乃です。しかしこうして見ると、春乃もかわいいですね。背中にしがみついているたいしょうが、またいい味を出しています。スイーツのまわりには、さつきにアン、桜子がちんまいミニキャラとなって、それぞれマイペースに楽しみ見出しているようですよ。

今月は新規ゲストが3本です。

『アイドルノブナ☆ガール』

天正10年、本能寺にて命を落とした織田信長が、現代日本によみがえった。ただよみがえっただけでなく、性別も転換、若い女性となってこの日本に降り立ったのですね。

しかも降り立った場所が場所。アイドルフェスの現場、はじめて見るアイドルのステージにひきつけられた信長。そんな彼女を、道がわからなくなった出演者と勘違いしたアイドルグループ、ヨツボシの笹木りんが控室へと案内したことからはじまるアイドル立志伝。知らぬ令和の世、知らぬ文化、テクノロジーに触れ、それを持ち前の能力でもって吸収していった信長が、りんとともにステージに立つ。

慣れないダンスを即席で身につけるのではなく、持ち前の技、敦盛の舞で観客をひきつける。そして圧倒的なカリスマが満場に火をつけ、熱狂させる。

この時代も場所も飛び越えた信長のアイドルとしての活躍の火蓋が切られた。そして信長を知るものがひとり? ああ、これは仲間を増やし、より力を増していく予兆でありますか。

『ラナナさんは厄介エルフ!』

異世界からエルフが転校してきた! あまりにも唐突で異常なシチュエーションだと思うのですが、この世界ではわりとよくある話なのかな? 戸惑いながらも、受け入れていく生徒たち。なかでもファンタジー好き朝比奈あまねは興味津々で、ぐいぐいとエルフ、ララナに接近していくのでした。

ララナ、パーティから追放されたというのですが、ということは最近はやりの見返し系!? と思いきや、実際ポンコツであるのは間違いないようで、追放の理由もパーティメンバー全員に累を及ぼす呪いのアイテムを身につけてしまったのが原因。このままでは勇者パーティは魔王に勝てない。というので、追放、しかもこちらの世界に流されてしまった。

こちらの世界には呪いを解く方法があるのかもしれない。それを、エルフと知りあいになりたいあまねがサポートしようというのですが、呪いのアイテムに仲間認定されてともに呪いに苦しめられる関係に! けれど乗りかかった船? とばかりに、寄る辺のないララナの面倒をこれからも見ることになりそうなあまねです。

しかしララナの呪いは解けるのか。そしてあまねの未来やいかに。とりあえずはララナはあまねの家に居候することになるんでしょうかね。

『フィギュア製作部活動日誌』

変人の集まりと知られるフィギュア製作部。1年生の茉幸は、汚名をそそぐべくイメージアップ作戦を提示するのですが、なかなか乗り気にならない先輩たち。いや、そうでもないな、自分のやりたいことしかしない先輩たちばかりみたいだけど、やるとなったらやる人じゃないか。文化祭の展示に、部員たちをそれぞれ作りあおうと提案したら、結構なやる気になってくれたんですね。

それから製作に入るまでのいろいろ。水着着せようとしてみたり、趣味のフィギュアに自分の趣味を優先です。これ、先輩たちだけでなく、唯一の常識人と思わせた茉幸も部長ラブに邁進して、結局は似たものたちの集まりであるようなんですね。

そして完成したフィギュアたち。これ、結構ないいできで、すごいな、さすがではありませんか。でもやっぱり常識はずれの行動は変わらなくって、またも職員室に呼び出しです。

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