『まんがタイムきららMAX』2024年12月号、昨日の続きです。
『性別不明な殺し屋さんがカワイすぎる。』
これ、扉絵、プリントシールですね。ピースサインが目つぶしになってるユーリがめちゃくちゃカワイくて、寄り添う昼日中倫がまた美人。
今回は倫に誘われてゲームセンターにいく話なんですね。両替した小銭いっぱいで豪遊するのですが、最初理性があったユーリが、遊んでいるうちにゲーセンの魅力に飲まれていったというのがおかしくて、そうか、ユーリ、楽しかったんですね。
遊んでいる途中の、ゾンビを撃つゲーム、銃器の扱いには長けててもゾンビが怖いというのかわいくて、そしてプリントシールのフラッシュに危険察知して伏せるとか、こうしたはしばしの面白みもとてもよかったです。
しかし今回のラストのユーリの感想。胸に迫りますね。ええ、本当によかった。本当によかったです。
『アイドルビーバック!』
ひよと新生アイビバの4人、邂逅です!
緊張の一瞬! と思わせて、その緊張を速攻で溶かしにかかるあんじゅがすごい。発言するたびに深刻側に引き戻そうとするひよだけど、あんじゅにまったく太刀打ちできてない。あいかわらず全肯定ほめほめマシーンですねっ! に続く、ともこさまの、あんじゅと揉めるの不可能だからあきらめろ発言がとどめを刺して、本当に面白かったです。
しかしこうして憂いがすべて消えさって、変わらず仲間だという気持ちを確認しあったこの流れ、すばらしかった。あんじゅの、ともこの、じうじうの、それぞれのひよを思いやる姿がよければ、続く椿の発言も鮮烈で、ああアイビバは強いな。その強さに触れたからでしょう、ひよの負けないというその決意がまた際立って美しい。
今回はアイドルとして日々をがんばる皆の輝きが、これでもかとあふれていた。そんなエピソードにすっかりまいっています。
『さうのあっ!』
ルミ、冒頭からかわいいなあ! さてルミと過ごす日本の夏。あまりの暑さにへばってしまうフィンランド組ですが、暑くても無理なくできるフィンランドのスポーツ、モルックを皆で遊ぶことになって、自堕落な夏からぐっと動きが出てきましたよ。
12本のスキットルにモルックを投げて倒すスポーツ。倒した本数、あるいは1本だけ倒した場合はスキットルに書かれた数字が点数になる。合計して50点になったら勝利という、ボウリングに似て、点数のあたりはダーツにも似た要素のあるスポーツです。
感覚としてはペタンクやボッチャに似ていますね。最初、ぴったり揃えて立てられているスキットルを見て、どうやってここから1本だけ倒すんだろうと思ったら、投げて倒しているうちに広がっていくのか。というのも面白い。そしてこれならできそうと、あんなにしぶしぶだったこかげがやる気を出していくのが、本当によかった。ええ、学校スポーツってこんな感じでいいと思うんですよ。
チーム分けのトラウマを越え、芹香の知識先行がバレるところとか愛らしくて、そして皆で楽しんだあとはサウノアです。
ここまでのくだりで、勝敗に触れなかったところ、よかったなって思います。勝てれば楽しい、負けても楽しい。一緒に楽しんで親睦を深めていく。それがスポーツのよさなんだと思うんです。
- 『まんがタイムきららMAX』第21巻第12号(2024年12月号)
0 件のコメント:
コメントを投稿