『まんがタイムきらら』2024年11月号、昨日の続きです。
『魔女まじょS-WITCH』
予想外の展開を見せました! だって、最初はまなが満月町の先輩町魔女たちと顔合わせ。個性的な魔女たちと、ちょっとおちょくられたりして楽しいひととき。これも新米町魔女の通過儀礼なんですよ、みたいなほのぼのエピソードと思っていたらですよ、終盤の展開にすっかり驚かされて、いやー、こんなシリアスな雰囲気出してくるとはまったくもって予想外。意表を突かれたのでした。
さて、この町の魔女たち。薬師間チトセはずいぶんとちゃんとした人だなあ、頼りになりそう! と思わせて、実はデザインセンスが壊滅的とか。いたずら好きなあやめ様。忍者か魔女かわからない風守あやめ、見た目が実態とかけはなれてて謎すぎる! とか、ここだけで楽しかったところに、もうひとりの謎の町魔女登場。
敵対する!? それに、気になる月町一族というのは!? 本当、どかんと気になる爆弾を置いていかれた気分ですよ。
『ほうかごバスケット』
バスケットボールをがんばるけいたち。初心者組と経験者組の感覚の違いがおもしろくて、というか経験者ふたり、親目線じゃありませんか。ほのぼのしてるなあ、と思っていたら、バスケットボールになにを求めているか。その目標の話となって、けいが一歩ひいてしまいました。
るりはダンクがしたい。あかりは青春を取り戻したい。ところがけいは、本気になれるものを探したいという本当の気持ちを皆に告げることができなくて、なぜだろう、自問自答して落ち込みかけてしまうのでした。
そんなけいを引き上げるつばさ。これまで自分が、バスケとどのように関わってきたか。バスケは好き、けれど人間関係、チーム内での立ち位置は簡単なものではなかったことをけいに話し、もうバスケをやめようと思っていた。それを引き止めてくれたのはけいだったんだと、あのときの自分の気持ちを伝えてくれたんですね。
こうしてそれぞれが持つバスケへの思いを明らかにしていった彼女たち。さあ次のステップは、ということで試合に出ることに決めました。やる気を見せる子あり、もはや緊張する子あり、いろいろな反応見せますが、なんにしても皆のバスケはこれから。いよいよ自分のバスケを目指して歩きはじめる、そのときがきましたね。
『スロウスタート』
花名は運動が苦手! 冠と一緒にゴールしたかと思ったら、なんと周回遅れでもう一周! すっかりやさぐれてしまって、人が違ってしまったように荒れちゃうんです。
実際、こんな花名、見たことない! びっくりしてたらですよ、果実が修学旅行先、北海道というので喜んじゃって、報告にきてくれた。冬、北海道、雪上スポーツ! スキーにスノボと果実が浮かれるほどに闇を深くしていく花名ですよ。
ほんと、ここまで沈んだ花名もめずらしい。でも、栄依子の言葉が花名の闇を払ってくれて、ああ、一件落着。ようやくの一安心でした。というか、冠が怯えきっちゃってる!
そしてラストにクリスマスの話題! 皆でクリスマス会? イベントスチルの予感ですね!
- 『まんがタイムきらら』第22巻第11号(2024年11月号)
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