2024年10月30日水曜日

『まんがタイムきららキャラット』2024年12月号

 『まんがタイムきららキャラット』2024年12月号、昨日の続きです。

『mono』

理想の座椅子製作、佳境にはいっています。

もうすっかりかたちはできあがり、さあ完成かといえばさにあらず。使ってみてはじめてわかる不具合というのがあるんですね。それらを確認次第ひとつひとつ対策していく。この試行錯誤を楽しいと思えるか、面倒と思ってしまうか、それがDIYに向くかどうかの分かれ目だなあって思いました。

なんだかんだ面倒と思いながらも春乃と華子はアクティブに動いて、問題を解決していくでしょう。ああ、これだよ、自分ができないやつは! そう思えばなるほど自分は完成品を探して妥協したほうがいいユーザーなんだなって思い知りました。

そして完成した座椅子。これでDIY編は完結かなと思ったら、おお、イスズスズコが反応を示しましたよ。車中泊がキーポイント? これはまたなにか大掛かりなものを作成することになったりしそうですか!?

『押しかけ女房、コドモ付き!』

ノゾミが立って歩くようになりました! というので、そろそろ靴を買おうと思います。華子とミライ、ふたりで出掛けるショッピングモール。ベビー服に興味をひかれて、どれがかわいいと思う? せーので指差したら同じのを気にいっていて、この気持ちの一致性。ああ、ふたりの絆など感じちゃいましたよね。

この調子で靴もとんとん拍子で決まるかな? そう思ったらですよ、せーのでまさかの不一致です! これ、予想外でしたよね。で、ノゾミ自身に選んでもらうことにして、と思ったら、こちらも不一致!? 第三の選択肢が示されて、この好みの別れるところ。これもまた皆それぞれの個性なんだなと微笑ましく読みました。

そして最後にちょっとアイスなど食べまして、この和気あいあいとした雰囲気もまたよいものです。と思って読んでたら、ラストに華子からデートしようか発言。しかもノゾミ抜きですか。さあ、これ、どうなりましょうか。なんだか楽しみですね。

『魔法少女は羞恥心で強くなる』

転校生がきましたよ。日向らいむ、通称らいらい? この子、いろいろと型破りで個性を押し出してくるタイプ。明るくハキハキ。堂々として物怖じしない。実に真侑とは正反対のタイプであるんですね。

らいらいにちょっと憧れる真侑です。あんな風に堂々としていたい。それを危ぶむ零とチラ太郎。そしてノクタンはそんな変化の兆しを逃すことなく、らいらいに接触、真侑との仲を深めるよう工作しようというのですね。

ノクタンの策により、真侑との距離を縮めるらいらいです。カラオケにいくことになって、人前で歌なんて恥ずかしくって歌えない! 最初はおどおどしていた真侑がですよ、らいらいと一緒に歌ってるうちに恥ずかしさがなくなっていって、おおあんなにも伸び伸びと楽しんじゃって、よかったね、真侑さん! めっちゃかわいいじゃん!

でも羞恥心が弱まれば、魔法少女としての弱体化を招いてしまう! 今がチャンスと乗り込んでくるノクタン。ああ、真侑のピンチですよ! と思ったら、ノリノリの姿を見られるのはこの上もなく恥ずかしい!

いやもうほんと面白い。実際、この恥ずかしい気持ち、わかりますもんね。わかるからこその真侑への共感、羞恥の度合いも実感される。ええ、いい描写でしたよ。

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