2024年10月16日水曜日

ほのみぶれいくっ!

 待ちに待ったこのとき! いつか値引きされることがあるのだろうか。そう思いながら待ち続けて、ついに第1巻が半額に! ずっと読み返したかったあのエピソードをふたたび! と思い購入した第1巻に続き、勢いで値引きされていない第2巻も購入。未見の初期エピソードから一気に読み進めて、そして気づいたのです。読みたかったエピソード、収録されてないーっ! いやびっくりしました。新参の読者であることは自覚していましたが、それにしても新参! 結構前に読んだと思っていたエピソード。サブスクで読める過去1年分のバックナンバーから消えて久しいエピソード。まだ単行本に収録されていなかったんですね。

なので、第3巻を待たねばなりません。第1巻発行が2019年10月。2巻が2022年3月だから、およそ2年半のひらき。ということはそろそろ第3巻出ますのん? いやもうはやく出てほしい。というか、2巻が出たのついこのあいだだった気がしてたんですが、そうかもう2年たってるのか。

この漫画、高校漫研に所属する4人の女子高生たちが、なんやかんやしてるところを描いて楽しい、いわゆる日常系に区分されるタイプの漫画であります。とはいえ、ちょっと個性的というか、なかなか日常にはいなさそうな子もいるんですけど、しかも冒頭はじまったときよりも、その個性が際立っていっていませんか? とか思っていたら、第50話のコメントでほのみの変化についてKill子がぼやいていました。

そうか、やっぱり相当に変化してたんだ!

第1巻を読んでいたとき、いくらなんでも鈴木が酷い目にあいすぎじゃない!? 雑誌で読んでたら気づかなかったけど、さすがに鈴木が不憫になってくるな。なんて思ったんですよ。でもさらに読み進んでわかりました。気づかなかったんじゃなくて、被害担当が冒頭では鈴木であることが実際多かった。ところが徐々に、というかわりと最初からなんですけど、Kill子が被害担当することも増えていって、まれに文花、さらにまれにほのみ、みたいな感じでしょうか。で、被害担当する方がかわいげというか持ち味というかが際立って、おいしいなってのも実感されるようになってきたのでした。

いや、だってね、だいたいがKill子目当てで読むようになってたんですけど、単行本でKill子が大変な目にあったりして、そうしたら表情がより豊かになっていくでしょう? もう魅力的でならないの。雑誌だけで読んでたときより、ずっと好きになった。そもそもがかわいいKill子ですけども、登場するごと、コマに描かれるごとに、かわいい……、って嘆息するほどに好きになってしまいました。

これ、たまたま私はKill子が好みだったってことで、鈴木が好きな人なら鈴木が、文花がそうなら文花がより好きになるのだと思う。まとめて読む、続きで読むことで、彼女たちの個性や関係がより把握されて、そうなればあとは一直線じゃないですか。かわいいわ、おもしろいわ、楽しいわで、もう転がるようにとりこになっていく。いやもう、こんなてきめんにハマるとは思いませんでした。

私はどうも被害担当する子のほうが好みであるようです。

一番はKill子、続いて鈴木、それから鈴木、そして文花、ほのみと続きます。

ほんと、表情豊かなKill子がかわいい。たまらん。もっと見ていたい!

だからはやく第3巻が出てほしいんです!

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