『まんがタイム』2024年8月号、昨日の続きです。
『ローカル女子の遠吠え』
マジか、りん子さん、ついに富士山に登るのか。ずっと水馬から誘われていた、ちょっとずつ外堀埋められてきた。その苦労がついに花ひらき、こうしてともに富士を望むまでに!
装備もばっちり、事前確認もばっちり。準備運動までして、なお不安の拭えないりん子。これ、この人の基本の性質なんだろうなあ。ハッチからも学生時分のことバラされて、ほんと心配性だなりん子さん。
しかし今回、ハッチのトラウマ話多くって、大丈夫なのか、山登り。山がいけないじゃなくてブラック企業が悪いのはわかってるんだけど、このブラック企業と山との親和性!? まずい。ほんとまずいです。
りん子の初富士山は無理しない方向でいきましょう。頼りになる、なりすぎる? ガイドもいるから、本当に安心して登れますね、とか思ったらガセネタぶちこんでくるのか。手強いな。そしてベテランクライマーが感じる天候の変化? これ、今日は快晴だけど一夜明けたら雨とかあるのかな。それにりん子の体調の変化も気になる。
もしや、これ、頭頂断念も念頭に置いたほうがいい展開かも知れません。
『良倉先生の承認欲求』
雨に濡れる良倉、めっちゃ色男! こら上枝も惚れるわけだよ。
さて、今回のテーマはアジサイですよ。花言葉が、高慢、移り気、冷酷、嘘つき。上枝から、OLを自称してる良倉にピッタリだとかいわれちゃってますけど、SNSのフォロワーにわずかでもネガティブな印象を与えたくないと気をつかう良倉です。すべてはいいねを減らさないためとはいえ、こうした気づかいは大切なことかもしれませんね。
アジサイとその花言葉に翻弄される良倉と、上枝とのトークは続きます。そこに現れる明戸。もうほんとこの人大好き。アジサイそして花言葉というキーワードをもとに良倉のSNSアカ特定を目論むも失敗。さらに良倉の失言から得られたヒント、妙齢の女性??? と疑問を抱きはじめるの。ほんと、これ、どう結びつけたらいいものかさえわからぬ、謎謎謎のキーワードでしたね。
そして最後の星畑との対話です。贈られたアジサイに喜びを感じる良倉。ああ、やっぱりこの人、色男ですよ。上枝も惚れるわけです。
『黒曜ちゃんと白玉くんの変わった関係』
いよいよ佳境なのでありましょう。神様、アコヤ様に会いにいった小太郎。夢の中では女に戻っており、そして目の前にはアコヤ様。アコヤ様に女に戻りたいと懇願するもにべもない答。もう駄目かと思ったら、そこに黒曜が参入。アコヤ様も予想外だった黒曜の闖入でしたが、ここでの会話がもとでいろいろとわかりはじめるのですね。
アコヤ様が小太郎を女子に変化させることができたのは、黒曜の千日参りが与えた力ゆえ。じゃあその力があったら小太郎でなしに黒曜を女子に変えることもこともできたのでは!? と思ったら、今のアコヤ様にはそれだけの力はもうないというのかあ。
黒曜にさんざん文句をいわれて、そして今の自分の立場をもって自己嫌悪におちいったりと、このへんいろいろ神様も大変なわけですが、それでもここにいる3人、わかりあうことができて、そして小太郎からの感謝の言葉ももらえて、ああ、とりあえず今の世代においてはアコヤ様、信頼に信仰を集めることができたようでなによりでした。
そして目覚める黒曜と小太郎。小太郎は女の姿になっていて、ああ、これであとはエピローグ? いよいよラストが近いと感じさせられたのでありました。
- 『まんがタイム』第44巻第8号(2024年8月号)
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