『まんがタイムきらら』2024年8月号、昨日の続きです。
『妄想アカデミズム』
東大受験を決意したゆう。すでに東大合格に向け準備をはじめている未春たちに追いつくことはできるのか!? と思ったら、予想以上に大丈夫そうですね。自己流? マイペースに勉強している未春たちとは違い、得点計画を掲げるゆう。時間あたりの、労力あたりの得点を効率化させるべく、重点を置く科目を見極めていく。こうしたリサーチ、まるで以前から東大受験を志していたかのよう!
いや、実際そうなんでしょうね。はっきりと自分の気持ちを見極められなかったゆうに目覚めをうながした一葉、ナイスアシストでしたね。
と、勉強の話はここまで。ここから露天風呂タイムとかいうのですが、妄想にふける未春! 未春の妄想に飲まれる莉子! いやもうカオスとでもいうべき状況発生して、そして未春は目隠しして入浴するの!? 妄想でカオス、現実でカオス。と、こうもカオスが続いてみれば、夜もやっぱりカオスなの!?
この謎状況。なんともいえないおかしみでした。
『ほぐして、癒衣さん。』
新入社員、熊谷さん。就職フェアでマニィちゃん、いやさ夏鈴に射止められたあの人ですねが入社してきましたよ。
その実力は確かなもの。様子見に夏鈴から渡された仕事をきっちりこなしてみせて、頼りになる新人じゃないですか、といいたいけれど、緊張感がものすごい。なんとかリラックスさせてあげたいと、夏鈴が、そして癒衣が、いろいろアプローチするも失敗。あの自信たっぷりだった癒衣が消沈するところ、おかしかった!
と思ったら、ここでマニィちゃん、いやさ白岡副社長が登場! わあ、副社長大好き。めちゃくちゃかわいいですよね。で、副社長の仕切りで熊谷も緊張をわずかにやわらげることができて、頼りになるなあ副社長! と思ったら、ここは笑うべきところでしたの? あの赤面しちゃう副社長、本当にかわいかったです。副社長大好き。
さて、一緒にお昼にいった3人。マニィちゃんの生みの親が夏鈴と知ってヒートアップする熊谷。ほんと、この情報ひとつで一気に打ち解け、関係性も決まった! いやあ、いい展開、いい描写だったと思います。
しかし好きのベクトルを一身に集める夏鈴ですよ。ここに熊谷というライバルも加わって、どうなる癒衣の恋心!
『しあわせ鳥見んぐ』
岬のもとに、妹四季がやってきました! 勉強を迫る親から逃げてやってきたというのですが、姉は姉で友達づきあいがあるからと、妹の遊びにつきあってくれない! 四季、ピンチ、と思ったら、姉のお友達、四季の心もとらえて、ああ、実に楽しい鳥見になりましたね。
遠く干潟からシギ・チドリ類の映像を送ってくれる翼。一目で興味をひかれた四季の感想が面白い。猛禽専門の岬の写真と違い、ふわふわまんまるでかわいい。すっかりとりこになって、このリモート鳥見、さらに盛り上がるのがすばらかった。
同時に、シギとチドリの行動の違いなども解説されて、こうした鳥の知識も四季には面白かったのかな? 遠くの鳥から、近づいてきた鳥、いろんな見方、いろんな魅力に触れた四季。楽しそうでなにより。また姉妹仲もよろしくて、なによりでした。
- 『まんがタイムきらら』第22巻第8号(2024年8月号)
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