『まんがタイムオリジナル』2021年1月号、一昨日の続きです。
『ネコがOLに見えて困ります』
ミコトくん、ネコを拾っちゃいましたか! 鳴き声で気がついてダンボールを開けてみたら出てきたのはおヒゲの立派な男の子。ミコト、なんの動物が一見してわからないっていうのは大変だよなあ。今こそあのアプリの出番だよ! とは思ったけど、あらら、残念アプリの出番はありませんでした。
ネコちゃんをお風呂にいれて乾かしてみたら、ヒゲに蝶ネクタイ? 不思議な風貌になりましたね。動物が人に見えるとかじゃなくて、なんかの擬人化マスコットみたいになってる。子猫だからこんな感じになるのかな? 成ネコになったらしぶいおじさまになったりするんかな? 成長がちょっと楽しみですね。
ネコ用ミルクを買いに出たミコト。その留守の間に、ケージから子猫を出して、いろいろ世話してくれていたOLさん。このあたりは地域のボス猫やってた経験あってのものなのかな。ともあれこの家では、ミコトも兄貴さんも、それからOLさんも子猫に親身に世話してくれてるの、いいおうちに拾われましたね。最後のミコトの、まずは病院にいってからというその姿勢もまたよかったですよね。
『カントリー少女は都会をめざす!?』
この冬流行ると聞いて買ってもらった服着てる八重ちゃん。なに着ても可愛いねえと思ったけど、実際その服が流行ってるかこの町じゃ実感できない。いったいどこで流行っているのか? 都会じゃないか? じゃあきっと都会では流行ってるはず。その論調がもうおかしいんですよね。
ここからフルーツバスケットに話が飛ぶとはまったくの予想外でした。誰かの属性狙い撃ち! というので、都会に憧れてる人とか猪が走ってるところ見たことある人とか、いや、それわりと君らの町じゃいるんじゃない? と思ったら、亜紀が酷い! この子のこういうの、ほんと面白いよね。しかもそれ姉ちゃんのことか。もうほんと情け容赦がなさすぎて笑いました。
八重の争いの火種シリーズ。最後に出てきた目玉焼きにしょうゆというの、これもわりと論争になるのでは? いや、なんか社会ではそんな風になってるっぽいこというじゃないですか。でもなんで目玉焼きの味付けで争いになるかまったくわからない。というので、この話題でまるで荒れないこの子たちの関係、とても素敵でありました。
『とびだせT.O.Z』
都大会に臨む兄を見守る妹、マナですよ。母のはからいもあって兄貴は絶好調? でも、あまりに雰囲気が違いすぎて本人かどうか疑問が出る始末。そこまで違う!? いや、まあ、違うよな……。
今回おかしかったの、選手のふたつ名ですよ。有力選手にはふたつ名がつく。しかもそれが名誉だというんですけど、みたらしの亀田とか名誉なの!? 遅刻の記録よ!? さらには男子のそれ、ニップレスだワキかくしだ、その上にリバースでしょう? それ、名誉なの!? 本当に? 本人、喜んでる?
このふたつ名、兄貴もしっかり認識してるのがおかしいですよね。ニップレスにワキ、さすがに速い……、ってこれシリアスなシーンと思っていいんですよね? で、本人申告の痛みの伝道師。これが今大会でいい成績出した兄貴のふたつ名になっていくんだけど、略されてイタデンの阿部。いや、それ、いたずら電話してる不届きものみたいよ? ほんとにそれでいいの? マナも困惑してますけど、ほんと、これ、困惑よ?
ともあれ、兄貴、関東大会進出! あとワードマスター浅葉も。なんか個性強いのばっかり残るなあ。個性の強さが選手としての強さなのかもなあ。いやもう、リバース桐山、いろいろ心配になります。連戦したら体もたなくない?
『大奥より愛をこめて』
間者の疑惑から囚われの身となった蒔乃。大奥からの逃亡を果たして、今や追われる身。はたして逃げきれるのかいなかという局面で、まさかの上様マジック! ロシアからの帰国をはたした光太夫を軟禁状態から強引に連れ出して、一緒に飲みつつ語らっているっていうんですね。いやあ、まあ、これで蒔乃との再会が遠くなったわけですけれど、でもまさかこんなところから蒔乃の放免がなるとは、まったくもって予想のほか。いやもう上様マジックでしたわ。
蒔乃の、これまでの働き、それがいったいなんのためだったのか。その目的も理由もはっきり明かされました。光太夫に思いを寄せている蒔乃。しかし光太夫はまったくわかっていなくて! というのですが、これわかってて素知らぬふりをしているのか、あるいは本当にわかっていなのか。後者のように思われて、いつになくシリアスの度合いを深める蒔乃です。
次回、最終回。蒔乃の思い、どんな決着を見せるのでしょうね。
- 『まんがタイムオリジナル』第40巻第1号(2021年1月号)
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