2020年11月18日水曜日

Real VR Fishing

 Real VR Fishing』の話題は昨日でしまいにするといったな。あれは嘘だ。

いや、昨日の記事を書いてる時点では本当にそれでしまいにするつもりだったんです。ですがちょっと状況が違ってしまいまして、それはですね、昨日の夜半、寝る前にちょっとだけと思って釣りに出たらですね、釣れてしまったんですよ。釣れない釣れないといっていたアイツ。このゲームにおけるラスボス的存在。そう、サメが釣れたのですよーっ! うひょー、マジかよー。いずれ釣れるとは思っていけたけど、それが今日とは御釈迦様でも気がつくめえ。いやもう、かかってから釣り上げるまでの時間、緊張しっぱなしの全集中。長男だから頑張れた。

和名ではイタチザメですが英語ではタイガーシャーク。イタチとトラではイメージ的に大違い。だってね、イタチザメって聞いたら、それこそネコザメみたいなの想像しちゃうじゃないですか。小動物的といいますか、小型でチマチマ魚食ってるみたいなイメージで、イタチかあ迫力ねえなあ、とか思ってたら、これがもう大間違い。調べてみたらですね、ホオジロザメに次いで人に危害を加えているサメなのだそうでして、文句なし、嘘偽りなしの人食いザメ。悪食でなんでも食べるってんで、漁業者にも迷惑、そもそも存在が危険。結構ヤバいやつだったんですね。

その歯が鋭いのか、ウミガメだってバリバリいくそうですぜ。それでパドリングしてるサーファーが、海面を泳いでいるウミガメと誤認されて襲われたりするそうでして、うひー、こえー。

そんなののトロフィー報酬がアクアリウムを彩るウミガメってのはちょっと皮肉だよなあ!

せっかく釣りゲーについて書いたので、思ってることをもうちょっとだけ。

釣りゲーって、もうこれでやめようと思いながらも、ついついまたルアーを投げ込んでしまうじゃないですか。これって、絶対ギャンブル的な要素が釣りゲームにはあるからだと思うんです。

釣りゲームは、まずなにがかかるかわからない。ここでギャンブル、別のいいかたすればガチャ的な要素が発生していて、レアな魚種を釣りたい、より大きなものを釣りたいという欲求に対し、具体的にできることはまずなくて、とにかく抽選回数を増やすしかないという状況がギャンブル性を持っているというんですね。

レアもの出ろー、でかいのかかれー、と念じながらキャストして、かかった時点の手応えで大物かどうかがわかるでしょう? 大物だったら、うわー! 当たったーっ! って脳内物質が出る。

そしてここで大物を取り込むという要素が加わる。大物であればあるほど取り込むのが難しくなる。釣り上げさえすればそこでサイズは確定するわけですが、仮に取り逃しでもすれば、もしかしたら逃がしたアレは自己ベストサイズだったのではないか? だってこのオレ様が逃がしちまうほどなんだぜ? ああー、釣り上げられさえしていればなあ! と思って、また投げるんですよ。

このタイトルの場合、エキスパートにすると本当にかかるまで、魚影が見えるまで、それがなんなのかわかりません。ノーマルやハードだと、どこになにがいるかっての、それなりにわかるからギャンブル感は薄まるんですけど、エキスパートはもう全然面白さが違うっていうの、このギャンブル感のあるなしもあるんじゃないかと思ってます。

今目の前に広がる漁場に当たり(レアや大物)がいるかどうかさえわからないところに向けてキャストし、抽選を繰り返すことで当たりの有無を確認していく。

でもって、サメなんですが、こいつはハズれ当たりと思っていたところに突如現れてランクアップしてくれる存在であるわけでしょう。そらもう脳内物質も出るってわけですよ。しかも取り込みが難しい。こいつさえ上げてやれば! そう思って必死にファイトする。

ああ、これだな、釣りにハマるということは……。

この、当たる! ということ、それが釣りゲームの本質なのだと思います。

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