2020年7月2日木曜日

『まんがホーム』2020年8月号

 『まんがホーム』2020年8月号、発売されました。表紙は『らいか・デイズ』らいかがメイン。夏の情景、水着姿で登場。これは学校のプールの授業ですね。頭の上にはビート板。これ、ただ運んでるだけなのか、あるいは日傘がわりにしてるのか。ちょっとしたところに表情、感情みたいのが生じるものと感じます。『孔明のヨメ。』月英は白いワンピース。手持ちのカゴには桃でしょうか。夏の装い。しかし、普段のこの人とは全然違う雰囲気。面白いです。『天国のススメ!』は太一、麦、ふたりで昆虫採集? 『2年B組オネェ先生』は、ええと、これ、プールの授業とかじゃないな。なんというか、なにやってもやたらゴージャスに見える、そんな宗次郎、フルパワーですね。

『ちくちく推して』

アイドル好きのお嬢さん? ライブに揃いの参戦服で臨むというのですが、そうか、こういうの参戦服っていうんですね。友人たちと揃いの服を仕立てて、というんですが、生地から作ったですって!? これ、特注品なのか。だとしたらえらいこと張り込んだんじゃないのかな。

主人公は新人漫画家で、なかなかネームも通らない、そんな苦境にあるわけですが、服作る才能の方があるんじゃないかと妹にいわれて、でも漫画家の方を否定されたからヘコんでる。まあ、そうだよね。

姉はファッションオタってやつなんでしょうか。自分のこれという一着を無造作に妹に着られるわ、その上汚されるわと散々な目にあってて、これ、胸が痛むな。妹が天真爛漫とかじゃなく無神経に見えるので、より姉が可哀そうに見える。で、この時の喧嘩が原因で家出、転がりこんだ友人の家でアイドルにハマって今にいたる。

これ、つまるところ、姉、アイドルにハマり、服づくりに開眼する、そんな話になるってことなんでしょうか。タイトルに「ちくちく」とあるところからしても、針仕事メインになっていく話なんですよね。実際、この姉のいろいろ見るに、服飾に精出す方がしあわせになりそうに見えました。

『孔明のヨメ。』

樊城を出て南下する劉備軍。その後には新野や樊城の民が続いて、大変なことに。さすがの劉備も困ってるわけですが、さあこうなったらとにかく落ち着く場所を得ないことにははじまらない。孔明は襄陽をとれといいますが、劉備は首を縦にふらない。それどころか、途中民を受け入れてほしいと寄った襄陽城でのいざこざ。よほど蔡瑁と蔡夫人に人望がないのか、民どころか劉琮の側近までも劉備の一向に加わって、なおさらすごい大群に。これ、どう収拾つくというのだろう。

というか、曹操軍の追撃に民も随分な被害を受けたと思うんですけど、そのあたりがどう描かれるかが気になります。それと阿斗のくだりなどもどうなるのか。などなど、ここからの展開、見せ場でもありピンチでもあり、描かれようによっては相当なことになるので、この漫画での解釈、どのエピソードがどのように拾われるかなど、興味が尽きないです。

『恋はリベンジのあとで』

石田の恋人、佐倉。石田が浮気をしてるのではないかと不審に思っていて、それとなくうかがったら石田が不機嫌になった……。ああ、こないだの専務の覚えめでたからずの接待話だね。泉ばっかり専務にウケて、自分はさっぱりふるわなかった。でも、それがいくらショックだったとしても、恋人に不機嫌ぶつけちゃうんだ石田くん。うーん、佐倉さんよ、悪いことはいわんからその男はやめた方がいいんじゃないかな。婚前でそうなら結婚してからはもっと悪くなると思うよ? パートナーの不安をろくに受け止められない、すぐに感情的になる、うん、器が小さいよ。その男はやめた方がいいと思うんだ?

バリバリ石田の株が下がってしまいました。

専務からの吾亦紅、泉へのお礼の品だっていうんですが、使い走りといやあそうかも知れないけど、専務のお気に入りとのパイプになってると思えばそれでいいじゃあありませんか。ともあれ、これがきっかけで話しがちゃんとできて石田と佐倉、仲なおりできたみたいでなによりですけど、でも感情的に怒鳴る男は嫌だなあ!

うん、やっぱり石田の株は下がるのでした。

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