2018年1月17日水曜日

『まんがタイムファミリー』2018年3月号

『まんがタイムファミリー』2018年3月号、発売されました。表紙はスケート? ウィンタースポーツがテーマ。『大家さんは思春期!』チエちゃんは、フィギュアスケートの衣装着て、今まさに滑走前の準備中といった様子。『シロクマはシェーカーを振れません』。花はカーリングやってるんですが、隣りで転んだの? つっぷして滑ってるシロクマいい味出してますよね。

『おしかけツインテール』。まさか前回からそのまんま続くとは思いもしてませんでした。まさに花梨が帰ってきたその夜のこと。大人ふたりが正座させられて、いや、足くずしていいといわれてるけど、あまりの花梨おそろしさに、それさえできんというのか。いや、それでも俊郎は関係ないこと想像して、まじめに聞いちゃあいませんよね。さすがだ。大掃除と片付けをします。でも、この家、いいよね。でかいし、蔵とかあったりするから、不要だからと捨てなくていい。当面使わないものがあれば、蔵に移してしまえばいいというのは、本当に理想的環境だと思います。いいなあ、なぜうちには蔵がないのか。これ、蔵の以前の持ち主の所蔵品がカオスというの。なんでそんなものが? というものから、多彩多様な趣味の品までと、これ、結構掘り出しものがあるんじゃ? この多方面への興味について俊郎がいうの、なんかいいですね。優柔不断とかいわれちゃうけど、それでも多方面に興味が広がるのは悪くない。でもって、蔵から出てくるお宝! うん、これ、整理の醍醐味ってやつですね! というか、屋敷も広いんだから、趣味の部屋、作っちまいましょうぜ。

『妹のおシゴトは時給2000円』。よっし、衣々子、強引に環境のリセットに成功したぞ。ミエ子が口走ってしまったということ、記憶もあいまいで、なにをいったかとか覚えてないんだ。反面、そのあたりよく覚えてるのが只野のやつで、おお、これは兄妹ごっこからまた違った関係を意識しちゃったりするのかい? なんて思ったら、おおう、只野、重症やな。ツンデレのデレだけではものたりないとみえる……。この一家のおかしなドタバタ健在ながら、妹ミエ子に向ける只野の思い、これまでのものから少しずつ変化しているのは確かなようで、ああ、父に向けられた嫉妬! これ、重大な変化であることは間違いないっぽいですね。

『広島さん、友達になってください』。キミちゃんのお母さん、なんかこのごろ変だっていうの、そうか、娘の恋模様など知りたいとお思いか。いや、そっとしておいてあげようよ! というか、キミちゃん、まだそんな感じないんですけどね。もうすぐバレンタインデーだからというので、キミちゃんがというよりお母さんが舞い上がっちゃってる感じ。このギャップ! 母からしたら、娘のそうした恋心など、いろいろ夢見ちゃったりするものなんでしょうか。しかしキミちゃん、このほがらかさ。恋とかなんとか、チョコレートあげる相手がどうこうとか、もうまったくこれと意識したものなくってね、すごくニュートラル。すごくほのぼのとしたその様子、見ていてとても安心できる、なんかほだされて、こちらも笑顔になってしまうようなよさがあったんですが、おお、豹変してしもうた! どうしたの? どうしたのキミちゃん? って、友チョコかー! 憧れだったのかー! これね、ほんとよかった。お母さんも憑き物落ちたみたいになっとる。でもって、秋中、真理もね、あんまりに初々しいキミちゃんの様子に赤面しちゃって、照れちゃって、いいねえ、この友人たち! もう、ほんと、ほのぼの。いい話でした。それと、鬼武先輩。結構な扱い! まさか出てくるのがガムテープとは、しかも学校の備品とは、思いもしなかったですよね!

  • 『まんがタイムファミリー』第36巻第3号(2018年3月号)

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